JPS6235227Y2 - - Google Patents

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JPS6235227Y2
JPS6235227Y2 JP8764080U JP8764080U JPS6235227Y2 JP S6235227 Y2 JPS6235227 Y2 JP S6235227Y2 JP 8764080 U JP8764080 U JP 8764080U JP 8764080 U JP8764080 U JP 8764080U JP S6235227 Y2 JPS6235227 Y2 JP S6235227Y2
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JP
Japan
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lever
contactor
iron plate
movable iron
blocking
Prior art date
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JP8764080U
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English (en)
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JPS5716115U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2台の接触器を用い、一方が「入」の
時に絶対に他方が「入」にならないようにする、
同時投入阻止用の機械的鎖錠装置に関するもので
ある。
従来のこのような機械的相互鎖錠装置は、接触
器の主接点の開閉をつかさどる主軸自身の動作を
お互に妨げるのが一般的であつた。しかしなが
ら、この主軸は主要点の開閉に直接関係している
ため、開閉時のトルクは非常に大きい。したがつ
て、鎖錠装置は万一動作したときこの大きいトル
クに打ち勝つために充分な強度を持つ必要があ
り、寸法、重量共に大形にならざるを得なかつ
た。
本考案はこの欠点を除くためになされたもので
大きいトルクを直接鎖錠しないでよい構造とした
ものであり、以下一実施例につき図面によつて説
明する。第1図はその全体組立状態を示す側面図
であり、第2図は接触器を鎖錠する阻止金具回り
を示す斜視図である。本実施例においては接触器
として真空接触器AおよびBを用い、それぞれ台
枠18上に上下2段に取り付けられた鎖錠装置支
え板16Aおよび16B上に固定されている。以
下各部の符号に対して上側接触器に関してはA
を、下側接触器に関してはBを付すものとする。
接触器の開閉によつて回転する主軸2Aおよび2
Bに連結されたレバー3Aおよび3Bにはその先
端にピンを介してロツド6Bおよび6Aが支承さ
れ、ロツド6Bおよび6Aの先端には長穴を持つ
たレバー10Bおよび10Aが取り付けられてい
る。接触器AおよびBを固定する2枚一組の鎖錠
装置支え板16Aおよび16Bのそれぞれの間に
配設され回転可能に支承される軸13Aおよび1
3Bに一端を固定されたレバー8Aおよび8Bの
他端には前記レバー10Aおよび10Bの長穴を
それぞれ貫通するピン9Aおよび9Bが取着され
ており、また接触器の側板1Aおよび1Bに取り
付けられたバネ掛け4Aおよび4Bとの間にそれ
ぞれ設けられたバネ5Aおよび5Bによつてレバ
ー8Aおよび8Bは上方へ引き上げられている。
2枚一組の鎖錠装置支え板16Aおよび16B
のそれぞれの間に配設された部分については、上
側接触器A用と下側接触器B用とが、その形状お
よび動作についていずれも同じであるから、以下
下側接触器B用のものについてのみ図に従つてそ
れらの構造を説明する。レバー11Bの一端が軸
13Bに固着されており、その他端には阻止金具
12Bが取り付けられていて、上側接触器Aが
「切」の状態のときはロツド6Bが下方にあり、
その先端のレバー10Bの長穴の上辺がピン9B
の上昇を阻止しているため、阻止金具12Bの上
端はバネ5Bにより引き上げられてはいるが、下
側接触器Bの可動鉄板14BとXなる距離を保つ
て上昇を阻止されている。従つて接触器を動作さ
せるためのコイル鉄心15Bに吸引されたとき可
動鉄板14Bは阻止金具12Bに阻止されること
なく、完全に吸着されることが可能である。
次に本鎖錠装置の動作を説明する。今、上側接
触器Aが「切」の状態においては前記の通りロツ
ド6Bの先端に取り付けられたレバー10Bがレ
バー8Bの先端のピン9Bをバネ5Bの力に打ち
勝つて下に押し下げているので、レバー8Bは押
し下げられ、これと連動してレバー11Bの先端
に取り付けられている阻止金具12Bも押し下げ
られている。従つて下側接触器Bの可動鉄板14
Bは阻止金具12Bに妨げられることなく、コイ
ル鉄心15Bの動作に応じて自由に開閉できる。
一方、上側接触器Aが「入」の場合には主軸2A
が反時計方向に回転し、ロツド6Bは持ち上げら
れレバー10Bも上に上る。レバー10Bは長穴
を有しており、バネ5Bによりレバー8Bは持ち
上げられて軸13Bが回転しレバー11Bも横桁
17Bに当るまで持ち上げられて止るが、それ以
上の主軸2Aの回転はレバー10Bの長穴による
遊びが吸収する。レバー11Bが横桁17Bに当
つて停止した位置においては、阻止金具12Bの
先端は可動鉄板14Bとコイル鉄心15Bの間に
入り込み、可動鉄板14Bのコイル鉄心15B側
への動きを阻止し、下側接触器Bの投入は不可能
となる。
以上の動作説明は上側接触器Aが「切」」およ
び「入」のときについて下側接触器Bの投入の可
否について述べたが、下側接触器Bが「切」およ
び「入」のときの上側接触器Aの投入の可否につ
いても全く同じなので説明を省略する。
ところで、上側接触器Aが「切」の時、阻止金
具12Bと可動鉄板14Bとの間隔は前記のごと
く定められた距離Xを保つようにレバー10Bと
ロツド6B間の固定用ネジ7Bによつて調整する
ので、阻止金具12Bが可動鉄板14Bの動作を
阻止するために上方へ移動する距離を常に一定に
することが可能である。上側接触器Aの投入動作
に伴いレバー10Bが上方へ移動するが、この移
動距離の範囲内で阻止金具12Bの上方への移動
は完了し、レバー11Bが横桁17Bに当接して
レバー8Bの動きが停止した後のレバー10Bの
余分の移動はピン9Bが貫通するレバー10Bの
長穴によつて吸収される。
一般に、接触器の定格電圧が上れば主接点の開
極距離も大きくなるため、主軸2Aの回転角も大
きくなりレバー10Bの移動距離も大きくなる
が、上側接触器Aの「切」時に前記のごとくにし
て距離Xを調整しておくことによつて、レバー1
0Bの長穴とバネ5Bの働きによつてレバー10
Bの移動距離の変化も吸収することができる。
更に、以上説明したごとき長穴を有するレバー
10Bによつて連動機構中に遊びを持たせ、この
長穴以後の連動機構部分、すなわちレバー8Bか
ら阻止金具12Bに至る連動機構部分の重量をバ
ネ5Bによつて分担させているので、急激な動作
をするレバー3A、ロツド6Bおよびレバー10
Bなどを軽量化することができ、動作寿命の点で
も有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電磁接触器の相互鎖錠
装置の一実施例の全体組立状態を示す側面図、第
2図は同じく接触器を鎖錠する阻止金具回りを示
す斜視図である。 A……上側接触器、B……下側接触器、1A,
1B……接触器の側板、2A,2B……主軸、3
A,3B,8A,8B……レバー、4A,4B…
…バネ掛け、5A,5B……バネ、6A,6B…
…ロツド、7A,7B……固定用ネジ、9A,9
B……ピン、11B……レバー、12B……阻止
金具、13A,13B……軸、14B……可動鉄
板、15B……コイル鉄心、16A,16B……
鎖錠装置支え板、17B……横桁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2台の接触器の相互間に、一方の接触器の投入
    動作に連動し他方の接触器投入用可動鉄板とコイ
    ル鉄心の間に入り、該可動鉄板の動きを阻止する
    ことにより投入を阻止する機能を持つ阻止金具を
    有する相互鎖錠装置において、前記阻止金具を取
    着したレバーを前記可動鉄板の動きを阻止する方
    向に付勢するバネと、この付勢によつても前記阻
    止金具が所定位置よりは進まぬよう前記レバーを
    停止する横桁を備えると共に、前記レバーに他方
    の接触器の動作を伝達するロツドを具備し、該ロ
    ツドには前記レバーと遊びを持つて連結する長穴
    を有し、他方の接触器が「切」動作をしたときは
    前記バネの付勢に打ち勝つて前記阻止金具が前記
    可動鉄板とコイル鉄心の間から排出されるようこ
    の動作力を前記レバーに伝達し、他方の接触器が
    「入」動作をしたときはこの動作力を前記レバー
    に伝達せず、該レバーは前記バネの付勢によつて
    前記阻止金具を前記可動鉄板とコイル鉄心の間に
    挿入するように構成したことを特徴とする電磁接
    触器の相互鎖錠装置。
JP8764080U 1980-06-24 1980-06-24 Expired JPS6235227Y2 (ja)

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JP8764080U JPS6235227Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JP8764080U JPS6235227Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JPS5716115U JPS5716115U (ja) 1982-01-27
JPS6235227Y2 true JPS6235227Y2 (ja) 1987-09-08

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