JPS6234897Y2 - - Google Patents

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JPS6234897Y2
JPS6234897Y2 JP1980096843U JP9684380U JPS6234897Y2 JP S6234897 Y2 JPS6234897 Y2 JP S6234897Y2 JP 1980096843 U JP1980096843 U JP 1980096843U JP 9684380 U JP9684380 U JP 9684380U JP S6234897 Y2 JPS6234897 Y2 JP S6234897Y2
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JP
Japan
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rail
trolley
loading
unloading
transfer
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JP1980096843U
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JPS5723724U (ja
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多層階の建物の異る階層に設けた
トロリーコンベヤの走行レールを前記建物を縦貫
する垂直搬送機によつて相互に連結した搬送装置
における垂直搬送機へのトロリー積卸用乗り継ぎ
装置に関する。
第1図は上記搬送装置の従来例のレイアウトを
示す。建物を縦貫する垂直搬送機1は、上下に循
環移動する無端状チエーン2に上昇用トロリーレ
ール3aと下降用トロリーレール3bとを水平に
支持し、各階には、例えばストレージ用トロリー
走行レール4a及びこれとスイツチ5,6にて接
続する上昇側トロリー走行レール7a及び下降側
トロリー走行レール7bを設ける。前記レール3
aの移動路と前記レール7aとの間に中継装置8
a,9aを設けて、これらに支持した昇降基台上
に中継トロリーレール10a,11aを設け、該
レール10a,11aを停止中のレール3a又は
レール7aに整合させる。レール3bの移動路と
レール7bとの間にも同様の中継装置8b,9b
を設け、これに中継レール10b,11bをそれ
ぞれ昇降可能に支持する。
前記中継装置のうち、垂直搬送機1に対し積込
側にあるものは、例えばレール10a上に停止し
た走行車輪を有するトロリー12を垂直搬送機1
に押送搬入するトロリー搬入装置13aを有し、
また垂直搬送機1に対し荷卸側にあるものは、垂
直搬送機1からトロリー12をレール11a上に
引出すトロリー搬出装置13bを有する。
上記従来装置において、例えばレール7a上を
走行するトロリー12を上層階に移すには、垂直
搬送機1をその上昇用トロリーレール3aがレー
ル7aとほぼ同高となる位置に停止させ、トロリ
ー12を中継装置8aのレール10aに移乗させ
たのち、中継装置8aの昇降基台を上下してレー
ル10aをレール3aに整合させ、しかるのちト
ロリー12をレール3aに移載する。同様にし
て、レール3a上のトロリー12は上下位置を整
合させた中継レール11a上に移載されこれより
レール7a上に送出される。
以上の如く、トロリー12は常に垂直搬送機1
の一側からこれに積込まれ、他側から荷卸しされ
るという一方通行の積卸動作が行われる。したが
つて、レール3a,10a等に設ける乗り継ぎレ
ール14,15等も常時はばね16で引上げられ
ている一方通行方式のものである。
しかしながら、上記の如き一方通行方式では、
垂直搬送機1を建物の隅に設けることができない
から、従来の搬送装置はレイアウトが窮屈で、そ
の設置スペースが大となるという問題がある。
本案はこのような問題を解決するべく、垂直搬
送機の上昇側及び下降側のいずれのトロリーレー
ルに対しても、垂直搬送機に対して同じ側に設け
た積込用と荷卸用の2条のトロリー走行レールか
らトロリーを積卸しすることができる乗り継ぎ装
置を提案することを目的とする。
次に本案の実施例について説明する。但し第1
図と同符号のものは同一構成部分を示す。第2
図、第3図に示すように、チエーン2に等ピツチ
に取付けたフレーム17にL形支持枠18を介し
てそれぞれ1対のトロリーレール3a,3bを取
付け、レール3aはトロリー12が走行し得るよ
うレール上方が開放しており、レール3bはレー
ル3aの直上にあつて、チエーン2が上方の駆動
スプロケツトをまわつて下降に転じたときは、レ
ール3aと上下位置が反対となり、上昇側ではレ
ール3a上に、また下降側ではレール3b上に
夫々トロリー12を支持する。
レール3a,3bの積卸側の一端に、レール3
aに対しては上昇時に、レール3bに対しては下
降時にそれぞれ水平位置から上方へのみ傾動しう
る積卸用乗り継ぎレール19a,19bをピン2
0にて枢着する。
各階には、第4図に示すように、上昇用トロリ
ーレール3aと下降用トロリー3bとの双方又は
一方に対してそれぞれ荷卸用トロリー走行レール
21aと積込用トロリー走行レール21bとを対
にして設ける。荷卸用トロリー走行レール21a
は定位置に停止したレール3a又は中3bと継レ
ール10aを介して整列する。中継レール10a
は荷卸用中継装置8aに設けた昇降装置上に支持
されており、該レール10aの先端に荷卸用乗り
継ぎレール22aの基端を、該レール22aが水
平位置から上方へのみ傾動可能で且つ該水平位置
において積卸用乗り継ぎレール19a又は19b
の先端が前記レール22aの先端上に重なり合う
ようにピン23にて枢着する。
積込用トロリー走行レール21bは積込用中継
装置8bに設けた昇降装置上に支持された中継レ
ール10bと整合し、該レール10bの屈曲した
先端に積込用乗り継ぎレール22bの基端を、水
平位置より上方へのみ傾動可能で且つ水平位置に
おいて先端が下傾してトロリーレール3aの上に
重なり合うようにピン24にて枢着し、常時は該
レール22bをばね又は重錘により上方に傾動さ
せてトロリーレール3a又は3bの昇降通路外に
退去させ、トロリー通過時にはその自重により水
平位置に傾動させる。なお、積込用乗り継ぎレー
ル22bの先は水平位置において積卸用乗り継ぎ
レール19a又は19bの上に重なり合うように
してもよい。
次に本案の作用を説明する。
(1) 垂直搬送機1の上昇側のトロリーレール3a
からトロリー12を荷卸しする場合は、先づレ
ール10aをレール21aとの整合位置よりも
下降させておき、レール3aが上昇して乗り継
ぎレール19aがレール22aを跳ね上げてレ
ール21aとほぼ同高の位置に停止したのち、
レール10aを上昇させ、荷卸用乗り継ぎレー
ル22aの先端が乗り継ぎレール19aの先端
渡り部25の下側に重なる位置に停止させる
(第6図)。ついで中継装置8aに設けたトロリ
ー搬出装置26によりトロリー12をレール3
aからレール10a上に移載する。
(2) 垂直搬送機1の上昇側のトロリーレール3a
へトロリー12を積込む場合は、レール3aを
所定位置に停止させたのち、中継レール10b
上に停止させたトロリー12を中継装置8bに
設けたトロリー搬入装置27にて押送すればよ
く、トロリー12は乗り継ぎレール22bを押
し倒して(第7図)、レール3aへ移載され
る。トロリー12はレールに懸架する前後のハ
ンガー28が垂直軸のまわりに旋回自在であ
り、中継レール10b、乗り継ぎレール22
b、レール3a等の屈曲した接続部を円滑に通
過していく。
(3) 垂直搬送機1の下降側のトロリーレール3b
からトロリー12を荷卸しする場合は、乗り継
ぎレール19bの渡り部25が乗り継ぎレール
22a上に重なる位置にレール3bを停止させ
たのち、トロリー搬出装置26によりトロリー
を荷卸しする。
(4) 垂直搬送機1の下降側のトロリーレール3b
へトロリー12を積込む場合は、(2)項と同様で
ある。
なお上記作用を自動的に行う制御装置及びト
ロリー搬出装置26、トロリー搬入装置27は
特開昭55−35745号公報等により公知であるか
ら、その詳細な説明は省略する。
本案は上記構成を有し、循環移動する垂直搬送
機に対して、その一側から上昇側及び下降側のい
ずれのトロリーレールに対してもトロリー搬出入
を可能ならしめるので、垂直搬送機を建物の隅等
に設置することができ、垂直搬送機を含む搬送装
置のレイアウトを容易ならしめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は多層階のトロリーコンベヤの走行レー
ルを垂直搬送機にて相互連結した搬送装置の従来
のレイアウトを示す平面図、第2図は本案におけ
る垂直搬送機の上昇側の部分立面図、第3図は同
じく左側面図、第4図は本案の一実施例のレイア
ウトを示す平面図、第5図は本案の乗り継ぎレー
ルの平面図、第6図、第7図はそれぞれ第5図の
A−A線及びB−B線矢視立面図である。 1……垂直搬送機、2……無端状チエーン、3
a……上昇用トロリーレール、3b……下降用ト
ロリーレール、8a……荷卸用中継装置、8b…
…積込用中継装置、10a,10b……中継トロ
リーレール、12……トロリー、19a,19b
……積卸用乗り継ぎレール、21a,21b……
トロリー走行レール、22a……荷卸用乗り継ぎ
レール、22b……積込用乗り継ぎレール、26
……トロリー搬出装置、27……トロリー搬入装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直に循環移動する無端状チエーン2に上昇用
    トロリーレール3aと下降用トロリーレール3b
    とを支持した垂直搬送機1と 異なる階層に設けたトロリー走行レール21a、
    21bと 所定階層において上昇用トロリーレール3a及び
    下降用トロリーレール3bの各移動径路の同じ側
    の端とトロリー走行レール21a,21bとの間
    に夫々設けられて昇降基台を具え、昇降基台上に
    垂直搬送機1に対するトロリー搬出装置26又は
    トロリー搬入装置27を夫々有する荷卸用中継装
    置8a及び積込用中継装置8bとを有する搬送装
    置において、 荷卸用中継装置8aに支持した中継トロリーレ
    ール10aと上昇用トロリーレール3a又は下降
    用トロリーレール3bとの相対する端部に夫々荷
    卸用乗り継ぎレール22a及び積卸用乗り継ぎレ
    ール19a,19bの各基端を乗り継ぎレール1
    9a,19b,22aが積込、荷卸をするときは
    水平位置より上方へのみ傾動可能で且つ水平位置
    において積卸用乗り継ぎレール19a,19bの
    先端が荷卸用乗り継ぎレール22aの先端上に重
    なり合うように枢着し、 積込用中継装置8bに支持した中継トロリーレ
    ール10bの搬送装置側端部に積込用乗り継ぎレ
    ール22bの基端を水平位置より上方へのみ傾動
    可能で且つ該水平位置において先端が下傾して所
    定位置に停止した上昇用トロリーレール3a又は
    下降用トロリーレール3bの上に重なり合うよう
    に枢着し、常時は積込用乗り継ぎレール22bを
    ばね又は重錘により上方に傾動させて上昇用及び
    下降用トロリーレール3a,3bの昇降径路外に
    退去させ、トロリー通過時にその自重により前記
    水平位置に傾動させることを特徴とする垂直搬送
    機へのトロリー積卸用乗り継ぎ装置。
JP1980096843U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS6234897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980096843U JPS6234897Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JP1980096843U JPS6234897Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JPS5723724U JPS5723724U (ja) 1982-02-06
JPS6234897Y2 true JPS6234897Y2 (ja) 1987-09-05

Family

ID=29458658

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JP1980096843U Expired JPS6234897Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JP (1) JPS6234897Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229771A (en) * 1975-09-01 1977-03-05 Tsubakimoto Chain Co Detector to detect filling up of trolleys
JPS5535743A (en) * 1978-09-05 1980-03-12 Tsubakimoto Chain Co Trolley transfer equipment

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229771A (en) * 1975-09-01 1977-03-05 Tsubakimoto Chain Co Detector to detect filling up of trolleys
JPS5535743A (en) * 1978-09-05 1980-03-12 Tsubakimoto Chain Co Trolley transfer equipment

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Publication number Publication date
JPS5723724U (ja) 1982-02-06

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