JPS623486Y2 - - Google Patents

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JPS623486Y2
JPS623486Y2 JP7174882U JP7174882U JPS623486Y2 JP S623486 Y2 JPS623486 Y2 JP S623486Y2 JP 7174882 U JP7174882 U JP 7174882U JP 7174882 U JP7174882 U JP 7174882U JP S623486 Y2 JPS623486 Y2 JP S623486Y2
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bracket
cutter
cutter device
arm
fixing
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JP7174882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は方向転換用ブラケツトを設けてなる鉄
筋コンクリート破壊用カツター装置に関する。
本考案者は先に鉄筋コンクリートを切断破壊す
るカツター装置を提案した(特公昭57−7263
号)。このカツター装置はカツター部を作用させ
て剪断応力によりコンクリートの破砕及び鉄筋の
切断を行なうものであり、該カツター装置を鉄筋
コンクリート建てビルの取壊し解体工事に用いた
ときは、作業を高能率に且つ低騒音、低振動裡に
行なえるという優れた効果を発揮するものであ
り、従来の解体工事を根底から変える画期的なも
のである。
上記カツター装置はシヨベルローダの如き移動
作業機の腕部の先端にアタツチメントとして着脱
可能に取付けられる。ここにおいて、第8図に示
すように、移動作業機37のリフトアーム38に
設置されたシリンダ46に進退自在に支持された
ピストンロツド47の動きによつて上記カツター
装置1はピン軸40を中心に上下(同図矢印d,
e方向)に回動して上下回動方向にカツター部2
の向きを変えることができるが、カツター部2の
向きを水平回動方向に所望角度変えることはでき
なかつた。そのため、建て物の一方のコンクリー
ト壁49(第8図)を切断破壊した後、該壁49
と90゜の角度をなしている他方のコンクリート壁
50(第8図)を切断破壊しようとする場合、移
動作業機37ごと移動してカツター部2の向きを
90゜変えるという面倒な作業を余儀なくされ、作
業能率の低下を招いていた。そればかりか、移動
作業機37を運転してその位置を移動させる場
合、地面上に破断されたコンクリートの破片等が
散乱又は堆積しているため移動作業機37の移動
が困難又は危険を伴なうという不具合があつた。
本考案は上記欠点を解消するためなされたもの
で、作業機の腕部先端へのカツター装置の取付角
度を容易に変えることができる方向転換用ブラケ
ツトを備えてなる鉄筋コンクリート破壊用カツタ
ー装置を提供することを目的とする。
即ち本考案は、鋏状に形成された開閉自在なカ
ツター部を有し、前記カツター部が作用したとき
の剪断応力により、コンクリートの破砕及び鉄筋
の切断を行なうように構成した鉄筋コンクリート
破壊用カツター装置において、該カツター装置
に、作業機の腕部の先端に上記カツター装置を連
結するための固定ブラケツトを設けると共に、固
定ブラケツトとは上記腕部先端への上記カツター
装置の取付角度が異なる方向転換用ブラケツトを
固定ブラケツトに着脱自在に設けてなることを特
徴とする鉄筋コンクリート破壊用カツター装置を
要旨とする。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
カツター装置1は鋏状に形成された開閉自在な
カツター部2を有し、前記カツター部2は第1カ
ツター体3と第2カツター体4とからなつてい
る。ケース本体5の内部には、前記カツター部2
の開閉動作をなすために油圧装置6が設けられ、
該油圧装置6はシリンダ本体7とピストン軸8を
備え、シリンダ本体7はピン9を介して取付片1
0に枢着されている。
一方、第1カツター体3とアーム11は軸嵌部
12に一体的に連結され、軸嵌部12は、ケース
本体5の側板に固定された軸13に回転自在に嵌
合され、以て第1カツター体3は軸13に回転自
在に支持される。またアーム11はピン14を介
して前記ピストン軸8に回転自在に支持され、ピ
ストン軸8の往復運動は第1カツター体3の回転
運動に変換させられ、以て第1カツター体3は油
圧装置6によつて回転駆動される。
第2カツター体4は基枠15に固定されてい
る。2つのカツター体3,4にはそれぞれカツタ
ー刃16,17が固着されていると共にそれらの
先端には、相対向する挾持板18と19が設けら
れている。20,21は圧力液流出入口で、これ
らにはそれぞれホース22,23が連結され、油
圧装置6に必要な配管が施される。
前記構成において、圧力液流出入口20より圧
力液を流入し、ピストン軸8を第1図において矢
印a方向に進動させると、第1カツター体3は軸
13を中心として矢印b方向に回転し、第1カツ
ター体3が閉じる運動を行なう。この第1カツタ
ー体3の閉じる動作によつて、カツター刃16,
17の働きでコンクリート及び鉄筋等が剪断応力
により切断され破壊される。また挾持板18,1
9間でコンクリートを挾持したり或いは圧砕した
りすることもできる。
ピストン軸8を前記と反対の方向に退動させれ
ば第1カツター体3は前記と反対の方向に回転
し、開く運動を行なう。
24は作業機の腕部の先端にカツター装置1を
連結するための固定ブラケツトで、2つの側板2
5,25よりなり、溶接、ビス止め等によりケー
ス本体5に固着され、ピン軸挿通穴26,27を
有している。
28は固定ブラケツト24とは作業機腕部先端
へのカツター装置1の取付角度が異なる方向転換
用ブラケツトで、固定ブラケツト24に着脱自在
に取付けられる。方向転換用ブラケツト28は第
3図に示す如く、2つの側板29,29を有する
ブラケツト本体30と、前記側板29,29とは
任意の角度、例えば90゜の角度に位置して設けら
れた2つの固定用板31,31を有する座部32
とからなり、前記側板29,29にはピン軸挿通
穴33,34が、固定用板31,31には固定金
具挿通穴35,36が、それぞれ穿設されてお
り、固定用板31,31の前記挿通穴35,36
は固定ブラケツト24の前記挿通穴26,27に
それぞれ合致するように設けられている。固定ブ
ラケツト24の側板上縁が傾斜している場合、該
固定ブラケツト24に方向転換用ブラケツト28
を装着したとき、該ブラケツト28が上記傾斜縁
に沿つて傾かないようにするために、座部の固定
用板31,31を所定の上下高さを有する長方形
状に形成することが好ましい。ブラケツト本体3
0と座部32は溶接、ビス止め等任意の固定手段
によつて連結一体化される。
次に本考案の作用について説明する。
第8図に示したようなシヨベルローダの如き移
動作業機37のリフトアーム38の先端をカツタ
ー装置1の固定ブラケツト24の2つの側板2
5,25間に臨ませ、側板25,25及びリフト
アーム38先端にそれぞれ設けたピン軸挿通穴2
6,39に挿通したピン軸40を介してリフトア
ーム38とブラケツト24とを連結する(第2
図、第5図、第8図)。同様に、側板25,25
及びリンク41先端にそれぞれ設けたピン軸挿通
穴27,42に挿通したピン軸43を介してリン
ク41とブラケツト24とを連結する(第2図、
第5図、第8図)。而してリフトアーム38及び
リンク41は共にブラケツト24に枢着される。
上記リンク41の他端と、リフトアーム38に
ピン軸44にて枢着したリンク45の一端とをシ
リンダ46のピストンロツド47へピン軸48に
て枢着して、このピストンロツド47を進動或い
は退動させることにより、カツター装置1がピン
軸40を中心に上下(矢印d,e方向)に回動す
る(第8図)。
上記の如くして移動作業機37の腕部先端に連
結された本考案カツター装置1を第8図に示す如
きビルの解体作業に使用する場合の実施例につい
て説明すれば、シリンダ本体7内に圧力液を供給
してピストン軸8をシリンダ本体7内に退動させ
ることによりカツター部2を開き、コンクリート
壁49をカツター体3,4にて挾んだ後、ピスト
ン軸8を進動(第1図矢印a方向)させればカツ
ター刃16,17の働きによりコンクリート壁4
9及び内部の鉄筋は切断破壊される。いま、コン
クリート壁49の切断破壊が或る程度進行し、次
に該コンクリート壁49と90゜の角度をなしてい
る他のコンクリート壁50を切断破壊しようとす
る場合、一旦、カツター装置1を地上に下ろし、
リフトアーム38及びリンク41をカツター装置
1から取外し、第3図、第4図に示すように方向
転換用ブラケツト28を固定ブラケツト24に装
着する。この場合、上記ブラケツト28の座部3
2を固定ブラケツト24の側板26,25間に嵌
合し、それぞれ合致せるピン軸挿通穴26,27
と固定金具挿通穴35,36に固定金具51を挿
着し、以て座部32を固定ブラケツト24に連結
固定する。
次に、上述した如き固定ブラケツト24にリフ
トアーム38及びリンク41の先端を連結する場
合と同様の要領で、方向転換用ブラケツト28の
ブラケツト本体30に、ピン軸40,43を介し
てリフトアーム38及びリンク41の先端を枢着
する(第4図、第7図)。
而して、第2図に示す如き固定ブラケツト24
による取付状態と、第4図に示す如き方向転換用
ブラケツト28による取付状態とではカツター装
置1の取付角度が90゜異なつており、カツター装
置1は90゜方向転換される。そして、該カツター
装置1を再びリフトアーム38によつて上方に持
ち上げ、移動作業機37の本体を回転してリフト
アーム38を回転方向に移動させると共に、ピス
トンロツド47の動きでカツター装置1をピン軸
40を中心として適度に回動させ、姿勢を制御す
ることによりカツター部2はコンクリート壁49
とは90゜の角度をなすコンクリート壁50を挾む
ことができ、ここで前述したと同様、コンクリー
ト壁50及び内部の鉄筋の切断破壊が行なわれ
る。従つて、解体作業がコンクリート壁49から
コンクリート壁50へ移る際、移動作業機37を
90゜変位した位置に移動させる必要がない。カツ
ター部2の向きを再び90゜変える場合には、方向
転換用ブラケツト28を取外し、固定ブラケツト
24にリフトアーム38及びリンク41を連結す
ればよい。
尚、上記の場合の他、解体方向を上下方向から
左右方向へ移す際にも本考案を同様に適用でき
る。即ち、コンクリート壁を上方から下方に向け
て破壊していく場合には第2図、第8図に示す固
定ブラケツト取付状態で行ない、途中からコンク
リート壁を左右方向(水平方向)に破壊していく
場合には第4図に示す方向転換用ブラケツト取付
状態で行なうことができる。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、固
定ブラケツト24の側板25,25を長尺に形成
すると共に、該側板26,25にピン軸挿通穴2
6,27以外に固定金具挿通穴52,53を穿設
したものである。
上記構成において、固定ブラケツト24にリフ
トアーム38及びリンク41を連結するときは方
向転換用ブラケツト28は実線で示す位置に固定
し、固定ブラケツト24のピン軸挿通穴26,2
7に挿通したピン軸にリフトアーム38及びリン
ク41を連結する。上記ブラケツト28は座部3
2及び固定ブラケツト24のそれぞれの固定金具
挿通穴35,36,52,53に挿通される固定
金具51によつて固定ブラケツト24に固定され
る。次に、方向転換用ブラケツト28にリフトア
ーム38及びリンク41を連結するときは、固定
金具51を取外して、第6図矢印c方向に上記ブ
ラケツト28を移動し、2点鎖線で示す位置に固
定し、第4図に示し且つ上述したと同様な方法
で、上記ブラケツト28にリフトアーム38及び
リンク41を連結する。尚、この位置におけるブ
ラケツト28の固定方法は実線で示す位置におけ
る固定の場合と同様である。ブラケツト28を移
動させる場合、座部32が固定ブラケツト24内
を摺動するのでその移動は容易である。
上記の如く構成すれば、固定ブラケツト使用時
にいちいち方向転換用ブラケツトをカツター装置
から取外さなくても済み、しかも方向転換用ブラ
ケツトを横方向に摺動させるだけで簡単に所定位
置に取付けることができるという利点が生じる。
上記実施例においては、方向転換用ブラケツト
28におけるブラケツト本体30の側板29,2
9と座部32の固定用板31,31との角度90゜
に形成したが、該角度は90゜に限定されず、任意
の角度とすることができる。また方向転換用ブラ
ケツト28の座部32を固定ブラケツト24の側
板25,25間に嵌合するように構成したが、反
対に座部32が側板25,25をまたぎ、固定用
板31,31間に固定ブラケツト24が嵌合され
るように構成してもよい。尚、本考案カツター装
置を長尺なリフトアームを有する作業機に取付け
れば、例えば煙突の如き高層コンクリート構造体
の解体作業にも本考案カツター装置を適用でき
る。
以上説明したように、本考案は方向転換用ブラ
ケツトを固定ブラケツトに着脱自在に設けたか
ら、作業機の腕部先端へのカツター装置の取付角
度を容易に変えることができ、その結果、作業機
を移動することなく定位置に固定したまゝで水平
回動方向にカツター部の向きを変えることがで
き、作業能率の向上を図れると共に、作業の安全
性をも確保できるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案カツター装置の縦断面図、第2図は固定ブ
ラケツトを用いた連結状態を示す斜視図、第3図
は方向転換用ブラケツトを装着する状態を示す分
解斜視図、第4図は方向転換用ブラケツトを用い
た連結状態を示す斜視図、第5図は第2図の−
線要部平断面図、第6図は本考案の他の実施例
を示す斜視図、第7図は第4図の−線縦断面
図、第8図は本考案カツター装置をビル解体作業
に用いた場合の使用状態説明図である。 1……鉄筋コンクリート破壊用カツター装置、
2……カツター部、24……固定ブラケツト、2
8……方向転換用ブラケツト、37……移動作業
機、38……リフトアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋏状に形成された開閉自在なカツター部を有
    し、前記カツター部が作用したときの剪断応力に
    より、コンクリートの破砕及び鉄筋の切断を行な
    うように構成した鉄筋コンクリート破壊用カツタ
    ー装置において、該カツター装置に、作業機の腕
    部の先端に上記カツター装置を連結するための固
    定ブラケツトを設けると共に、固定ブラケツトと
    は上記腕部先端への上記カツター装置の取付角度
    が異なる方向転換用ブラケツトを固定ブラケツト
    に着脱自在に設けてなることを特徴とする鉄筋コ
    ンクリート破壊用カツター装置。
JP7174882U 1982-05-17 1982-05-17 鉄筋コンクリ−ト破壊用カツタ−装置 Granted JPS58174564U (ja)

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JP7174882U JPS58174564U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 鉄筋コンクリ−ト破壊用カツタ−装置

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JP7174882U JPS58174564U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 鉄筋コンクリ−ト破壊用カツタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS58174564U JPS58174564U (ja) 1983-11-22
JPS623486Y2 true JPS623486Y2 (ja) 1987-01-27

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ID=30081344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7174882U Granted JPS58174564U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 鉄筋コンクリ−ト破壊用カツタ−装置

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JPS58174564U (ja) 1983-11-22

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