JPS6234837Y2 - - Google Patents

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JPS6234837Y2
JPS6234837Y2 JP1982104820U JP10482082U JPS6234837Y2 JP S6234837 Y2 JPS6234837 Y2 JP S6234837Y2 JP 1982104820 U JP1982104820 U JP 1982104820U JP 10482082 U JP10482082 U JP 10482082U JP S6234837 Y2 JPS6234837 Y2 JP S6234837Y2
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JP
Japan
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switch
clutch
clutch pedal
safety switch
engine
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JP1982104820U
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English (en)
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JPS598834U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば植機或いはコンバイン或いはト
ラクタなどの乗用型移動農機の安全始動装置に関
する。従来、実開昭51−67928号公報に示す如
く、エンジンの始動を規制する安全スイツチを設
け、該スイツチをクラツチペダルに連結させる技
術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、安全スイツチを
斜め上方に向けて設けていたから、スイツチの防
水構造の簡略化並びにコスト低下を容易に行い得
ないと共に、クラツチペダルに連結した非弾性体
を安全スイツチに接離させてスイツチを切換えて
いたので、クラツチペダルの踏込みストツパを必
要とし、クラツチの摩耗調節時に安全スイツチの
入及び切タイミング調節も行う必要があり、クラ
ツチペダル構造の簡略化並びに取扱い操作性の向
上なども容易に図り得ない等の問題があつた。
然るに、本考案は、エンジンの始動を規制する
安全スイツチをクラツチペダルに連結させる装置
において、前記クラツチペダルの上方で下向きに
前記安全スイツチを設けると共に、クラツチペダ
ルの操作方向に延設するスプリングによりクラツ
チペダルと安全スイツチを連結させたことを特徴
とするものである。
従つて、前記安全スイツチを下向きに設けるか
ら、該スイツチの防水構造の簡略化並びにコスト
低下を容易に行い得ると共に、クラツチペダル操
作方向に前記スプリングを延設するから、前記ス
イツチに偏心力が作用するのを簡単に防止して該
スイツチの耐久性を容易に向上させ得、しかもス
プリングの引張作用で前記スイツチを切換えるか
ら、スイツチ破損防止のストツパを不要とし、ク
ラツチ摩耗時のクラツチ調節を簡便に行い得、従
来に比べてクラツチペダル構造の簡略化並びに取
扱い操作性の向上なども容易に図り得るものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は乗用田植機の概略側面図、第2図は同
平面図であり、図中1は田植え専用の走行車で構
成する乗用部で、2,3は機体を構成する前後車
体、4,5は回動支点軸6を介して水平方向にの
み折曲げ自在に前後車体2,3を結合する連結フ
レーム、7,8は前後車体2,3の左右にスイン
グケース9,10を介して取付ける前後走行輪、
11は前車体2に基端を固着させる支柱、12は
前記支柱11に支持させる予備苗載台、13は前
車体2の後部上方に前記支柱11を介して取付け
る運転席、14は前車体2の前部上方に設ける操
向ハンドル、15は後車体3に搭載するエンジン
である。
また図中16は前車体2の前部に三点リンク機
構17を介して昇降自在に装設する6条植え用の
植付部であり、18は左右に往復移動させる前低
後高の苗載台、19は前記苗載台18から一株分
の苗を取出して植付ける植付爪、20は前記苗載
台18及び植付爪19を取付ける伝動ケース、2
1は前記伝動ケース20を支えるフロート、22
は前記伝動ケース20に取付ける前バンパー、2
3は各伝動ケース20……を支える固定枠であ
り、PTO伝動軸24を介して苗載台18及び植
付爪19を適宜駆動し、連続的に苗を植付けるよ
うに形成する。なお、第2図において、図中25
はエンジン15の出力を断続操作する主クラツチ
ペダル、26,26は旋回する側の前後走行輪
7,8の駆動を中断させる左右サイドクラツチペ
ダル、27は植付部16を昇降作動させる油圧操
作レバー、28はPTO伝動軸24の駆動を中断
させる植付クラツチレバーである。
第3図に示す如く、前記クラツチペダル25は
ステツプなどを構成する機体フレーム29にホル
ダ30を介し支持させるペダルシヤフト31にペ
ダル基端筒部32を可回動に支承させると共に、
該基端筒部32に固設するクラツチアーム33に
戻しスプリング34及びクラツチワイヤ35を連
結させて、前記クラツチペダル25を踏込操作し
たときスプリング34に抗してクラツチアーム3
3を時計方向に回転させ、且つクラツチワイヤ3
5を引張つて機体のミツシヨンケースに組込む主
クラツチを切状態とさせるように構成している。
また、前記クラツチペダル25の反踏込作用側
つまり該ペダル25の上部位置にペダルストツパ
36並びにエンジン始動用の安全スイツチ37を
設けるもので、前記安全スイツチ37を運転操作
コラム38にブラケツト39を介し固定支持さ
せ、該安全スイツチ37のアクチユエータ部37
aをスプリング40を介し前記クラツチペダル2
5に連動連結させて、前記クラツチペダル25を
踏込んだときスプリング40のその引張バネ力で
前記アクチユエータ部37aを引張つてこの安全
スイツチ37をオンとさせるように構成してい
る。なお、41は走行変速レバーである。
第4図はエンジンの駆動系統図を示すものであ
り、バツテリ42に始動スイツチ43及び前記安
全スイツチ37並びにエンジン始動装置44を介
して直列に前記エンジン15を回路接続させ、前
記の各スイツチ37,43をオン動作とさせたと
きエンジン15を始動させるように構成してい
る。
本実施例は上記の如く構成するものにして、今
エンジン15の始動に際し、始動スイツチ43を
オンとしただけでは安全スイツチ37がオフ状態
のためエンジン15は始動せず、前記クラツチペ
ダル25を踏込み操作して主クラツチを切状態さ
せたときにのみ、このペダル25に連結する前記
スプリング40の引張りバネ力でもつて前記安全
スイツチ37のアクチユエータ部37aを引張り
このスイツチ37をオンとさせてエンジン15を
始動さることができる。この結果、例えば主クラ
ツチを入れた状態のままエンジン15を始動させ
て機体を急発進或いは植付部など各駆動部を不測
に駆動させる危険が未然に防止でき、その安全性
の向上が図れる。
また、前記安全スイツチ37をクラツチペダル
25の下側位置つまり踏込み操作側に設けて該ペ
ダル25の踏圧でスイツチ37をオンとする従来
構造のものに比べ、該構成のものはスイツチ破損
防止用のストツパの別途設置も必要でなく構造簡
単な許りでなく、機体上方に前記スイツチ37を
設置するものであるから、圃場の泥や水の跳ね掛
かりの影響も少なく、この結果スイツチ性能とそ
の使用寿命を著しく向上させることができる。
以上の実施例から明らかなように本考案は、エ
ンジン15の始動を規制する安全スイツチ37を
クラツチペダル25に連結させる装置において、
前記クラツチペダル25の上方で下向きに前記安
全スイツチ37を設けると共に、クラツチペダル
25の操作方向に延設するスプリング40により
クラツチペダル25と安全スイツチ37を連結さ
せたもので、前記安全スイツチ37を下向きに設
けるから、該スイツチ37の防水構造の簡略化並
びにコスト低下を容易に行うことができると共
に、クラツチペダル25操作方向に前記スプリン
グ40を延設するから、前記スイツチ37に偏心
力が作用するのを簡単に防止して該スイツチ37
の耐久性を容易に向上させることができ、しかも
スプリング40の引張作用で前記スイツチ37を
切換えるから、スイツチ37の破損防止のストツ
パを不要とし、クラツチ摩耗時のクラツチ調節を
簡便に行うことができ、従来に比べてクラツチペ
ダル構造の簡略化並びに取扱い操作性の向上など
も容易に図ることができる等の実用的な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す乗用田植機の
全体側面図、第2図は同全体平面図、第3図は要
部の説明図、第4図は要部の電気系統図である。 15……エンジン、25……クラツチペダル、
37……エンジン始動用安全スイツチ、37a…
…(安全スイツチの)アクチユエータ部、40…
…スプリング、44……エンジン始動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン15の始動を規制する安全スイツチ3
    7をクラツチペダル25に連結させる装置におい
    て、前記クラツチペダル25の上方で下向きに前
    記安全スイツチ37を設けると共に、クラツチペ
    ダル25の操作方向に延設するスプリング40に
    よりクラツチペダル25と安全スイツチ37を連
    結させたことを特徴とする乗用型移動農機の安全
    始動装置。
JP10482082U 1982-07-09 1982-07-09 乗用型移動農機の安全始動装置 Granted JPS598834U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10482082U JPS598834U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 乗用型移動農機の安全始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10482082U JPS598834U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 乗用型移動農機の安全始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS598834U JPS598834U (ja) 1984-01-20
JPS6234837Y2 true JPS6234837Y2 (ja) 1987-09-04

Family

ID=30245960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10482082U Granted JPS598834U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 乗用型移動農機の安全始動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS598834U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012940Y2 (ja) * 1974-10-24 1985-04-25 株式会社クボタ トラクタの始動安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS598834U (ja) 1984-01-20

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