JPS6234738Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234738Y2 JPS6234738Y2 JP1981178409U JP17840981U JPS6234738Y2 JP S6234738 Y2 JPS6234738 Y2 JP S6234738Y2 JP 1981178409 U JP1981178409 U JP 1981178409U JP 17840981 U JP17840981 U JP 17840981U JP S6234738 Y2 JPS6234738 Y2 JP S6234738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- core
- passage
- pattern
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 59
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 59
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は合成樹脂の成形品に模様を打出すこ
とができる成形用ノズルに関するものである。
とができる成形用ノズルに関するものである。
合成樹脂の成形において、色彩が異なる２種の
材料樹脂を射出シリンダ内にて混練することな
く、ノズル部で合流させて金型内に射出し、成形
品に模様を形成させることが行われている。
材料樹脂を射出シリンダ内にて混練することな
く、ノズル部で合流させて金型内に射出し、成形
品に模様を形成させることが行われている。
しかしながら、成形品に打出される模様は、ノ
ズル内における２種の色彩が異なる材料樹脂の位
置関係によつて決定され、ノズル口より射出され
る前に定められた位置と割合が、そのまま成形品
に模様となつて現われる。
ズル内における２種の色彩が異なる材料樹脂の位
置関係によつて決定され、ノズル口より射出され
る前に定められた位置と割合が、そのまま成形品
に模様となつて現われる。
したがつて、ホツパーからノズル先端部まで混
練せずに圧送されて来た２種の材料樹脂を、所望
の模様が形成されるように関連づけるには特別な
構造が必要となる。
練せずに圧送されて来た２種の材料樹脂を、所望
の模様が形成されるように関連づけるには特別な
構造が必要となる。
従来技術では、２色の材料樹脂の合流点にその
両方を関連づける部材を設け、その部材の形状に
よつて成形品に種々の模様を形成させているが、
特開昭52−133362号公報や特公昭55−2331号公報
に記載されているような２重ノズル装置では、２
種の樹脂の合流位置がノズル口より離れた位置に
あり、また２種の樹脂をノズル口近くまで分離さ
せて置く手段を有せぬことから、そこに形成され
る模様は、２種の樹脂の混練により境界部分が不
鮮明なぼかし模様のみとなり、境界線が鮮明な模
様を有する成形品を成形することは、きわめて困
難とされている。
両方を関連づける部材を設け、その部材の形状に
よつて成形品に種々の模様を形成させているが、
特開昭52−133362号公報や特公昭55−2331号公報
に記載されているような２重ノズル装置では、２
種の樹脂の合流位置がノズル口より離れた位置に
あり、また２種の樹脂をノズル口近くまで分離さ
せて置く手段を有せぬことから、そこに形成され
る模様は、２種の樹脂の混練により境界部分が不
鮮明なぼかし模様のみとなり、境界線が鮮明な模
様を有する成形品を成形することは、きわめて困
難とされている。
この考案は上記従来の欠点を排除し、また従来
構造からでは得ることができない新たな模様を形
成するために考えられたものであつて、特定の色
彩の成形品中に、他の色彩による材料樹脂が線状
と円形の複合形として現われ、また線状の模様は
放射状或は縦縞を形成し、更にその模様の色彩を
混合色とすることもできる複合模様を、すべてノ
ズル本体内のコアによつて得られる幾つかの通路
により形成しようとするものである。
構造からでは得ることができない新たな模様を形
成するために考えられたものであつて、特定の色
彩の成形品中に、他の色彩による材料樹脂が線状
と円形の複合形として現われ、また線状の模様は
放射状或は縦縞を形成し、更にその模様の色彩を
混合色とすることもできる複合模様を、すべてノ
ズル本体内のコアによつて得られる幾つかの通路
により形成しようとするものである。
以下この考案を図示の例により詳細に説明す
る。図中１はノズル本体で、内部に設けた先端が
円錐形のコア２との間に、樹脂路３が形成してあ
る。このコア２の中心部には模様形成用の材料樹
脂の通路４が設けてあり、かつコア先端部周囲に
は、上記樹脂路３を多数の通路３ａ，３ａと他の
樹脂路４とも連通する通路３ｂ，３ｂとに分割す
るリブ５，５が軸方向に設けてある。
る。図中１はノズル本体で、内部に設けた先端が
円錐形のコア２との間に、樹脂路３が形成してあ
る。このコア２の中心部には模様形成用の材料樹
脂の通路４が設けてあり、かつコア先端部周囲に
は、上記樹脂路３を多数の通路３ａ，３ａと他の
樹脂路４とも連通する通路３ｂ，３ｂとに分割す
るリブ５，５が軸方向に設けてある。
また上記樹脂路４の先端部には、上記通路３
ｂ，３ｂとにわたり設けた通路４ａ，４ａと、コ
ア先端とにわたり設けた小径の中央路６とが設け
てあり、これにより樹脂路４の材料樹脂が、同時
に通路３ｂ，３ｂとノズル口７の内側のコア先端
とに流出するようにしてある。
ｂ，３ｂとにわたり設けた通路４ａ，４ａと、コ
ア先端とにわたり設けた小径の中央路６とが設け
てあり、これにより樹脂路４の材料樹脂が、同時
に通路３ｂ，３ｂとノズル口７の内側のコア先端
とに流出するようにしてある。
第４図に示す実施例は、上記樹脂路３の分割数
を減すとともに、リブ５，５の巾を広く形成して
その内に溝を形成し、その溝を通路４ａを介して
樹脂路４と連絡する通路３ｂとなして、樹脂路３
からの材料樹脂と樹脂路４からの材料樹脂とをコ
ア先端にて合流させる構造よりなる。
を減すとともに、リブ５，５の巾を広く形成して
その内に溝を形成し、その溝を通路４ａを介して
樹脂路４と連絡する通路３ｂとなして、樹脂路３
からの材料樹脂と樹脂路４からの材料樹脂とをコ
ア先端にて合流させる構造よりなる。
しかして、第１図に示すノズルの樹脂路３に赤
色に着色された材料樹脂Ａを供給し、樹脂路４に
青色に着色した材料樹脂Ｂを供給して、成形品の
射出を行うと、赤色樹脂Ａは通路３ａ，３ａ，３
ｂにより一旦分割されるものの、そのままの状態
でノズル口７へと流れる。また青色樹脂Ｂは一部
が通路４ａを経て通路３ｂへと流れ、赤色樹脂Ａ
の一部とともにノズル口７へ流れる間に部分的に
混色をなす。更に青色樹脂Ｂの他の一部は中央路
６から直接コア先端に流出し、赤色樹脂Ａ及び通
路３ｂよりの混色樹脂Ｃと合流する。
色に着色された材料樹脂Ａを供給し、樹脂路４に
青色に着色した材料樹脂Ｂを供給して、成形品の
射出を行うと、赤色樹脂Ａは通路３ａ，３ａ，３
ｂにより一旦分割されるものの、そのままの状態
でノズル口７へと流れる。また青色樹脂Ｂは一部
が通路４ａを経て通路３ｂへと流れ、赤色樹脂Ａ
の一部とともにノズル口７へ流れる間に部分的に
混色をなす。更に青色樹脂Ｂの他の一部は中央路
６から直接コア先端に流出し、赤色樹脂Ａ及び通
路３ｂよりの混色樹脂Ｃと合流する。
そして、そのままの状態で射出を行うと、第７
図に示すように、赤色樹脂Ａは成形品８を形成
し、混色樹脂Ｃは線状に打出される。また青色樹
脂Ｂは成形品内側にて円形模様として打出され、
成形品中に混色の縞模様と単色の円形模様とによ
る複合模様が生ずる。この場合、円形模様の直径
は中央路６とノズル口７との断面積の割合によつ
て異なる。
図に示すように、赤色樹脂Ａは成形品８を形成
し、混色樹脂Ｃは線状に打出される。また青色樹
脂Ｂは成形品内側にて円形模様として打出され、
成形品中に混色の縞模様と単色の円形模様とによ
る複合模様が生ずる。この場合、円形模様の直径
は中央路６とノズル口７との断面積の割合によつ
て異なる。
また第４図に示すノズルを用いて成形を行つた
場合には、通路４ａから通路３ｂに流出した青色
樹脂Ｂの一部が、コア先端に達するまで赤色樹脂
Ａと隔離された状態にあることから、通路３ａ，
３ａの赤色樹脂Ａとほとんど混合せず、射出され
たのちにおいても、単色の状態にあつて模様を形
成する。
場合には、通路４ａから通路３ｂに流出した青色
樹脂Ｂの一部が、コア先端に達するまで赤色樹脂
Ａと隔離された状態にあることから、通路３ａ，
３ａの赤色樹脂Ａとほとんど混合せず、射出され
たのちにおいても、単色の状態にあつて模様を形
成する。
上記樹脂路４の材料樹脂による線状の模様は、
成形品のノズルに対して直角な面においては放射
状となつて表れ、平行な面では縦縞となる。また
樹脂路４の材料樹脂は、樹脂路３の材料樹脂と同
時に射出されることに限定されず、断続的に射出
されてもよい。このときには放射状または縦縞模
様は連続性を持たず、円形模様は複数の円による
多重模様となる。また各通路をコア先端まで斜め
に形成したときには、捩れ模様が生ずる。
成形品のノズルに対して直角な面においては放射
状となつて表れ、平行な面では縦縞となる。また
樹脂路４の材料樹脂は、樹脂路３の材料樹脂と同
時に射出されることに限定されず、断続的に射出
されてもよい。このときには放射状または縦縞模
様は連続性を持たず、円形模様は複数の円による
多重模様となる。また各通路をコア先端まで斜め
に形成したときには、捩れ模様が生ずる。
この考案は上述のように、ノズル本体１とノズ
ル本体内のコア２との間に形成された樹脂路３
を、少なくともコア先端部にて所要数の通路３
ａ，３ａ，３ｂに分割し、かつ上記コア内部に他
の１つの樹脂路４を設け、その樹脂路４と上記分
割通路の一部３ｂとを連通するとともに、コア内
部の樹脂路とコア先端とにわたり小径の中央路６
を設け、樹脂路３，４の着色材料樹脂をコア先端
にて合流させてのち単一のノズル口７より射出す
るように構成したことから、２種の材料樹脂を関
連づける特定の部材を不要とし、そのためノズル
内部の構造がことさら複雑となるようなことがな
く、材料樹脂の流れもほとんど軸方向となるため
滞溜もない。また各材料樹脂はコア先端にて合流
するので単色、混色を問わず所望の色調が得ら
れ、加えて円形模様をも複合化することができる
などの特長を有する。
ル本体内のコア２との間に形成された樹脂路３
を、少なくともコア先端部にて所要数の通路３
ａ，３ａ，３ｂに分割し、かつ上記コア内部に他
の１つの樹脂路４を設け、その樹脂路４と上記分
割通路の一部３ｂとを連通するとともに、コア内
部の樹脂路とコア先端とにわたり小径の中央路６
を設け、樹脂路３，４の着色材料樹脂をコア先端
にて合流させてのち単一のノズル口７より射出す
るように構成したことから、２種の材料樹脂を関
連づける特定の部材を不要とし、そのためノズル
内部の構造がことさら複雑となるようなことがな
く、材料樹脂の流れもほとんど軸方向となるため
滞溜もない。また各材料樹脂はコア先端にて合流
するので単色、混色を問わず所望の色調が得ら
れ、加えて円形模様をも複合化することができる
などの特長を有する。
図面はこの考案に係る模様成形用ノズルを例示
するもので、第１図は第１実施例の縦断側面図、
第２図は第１図−線断面図、第３図は第１図
−線断面図、第４図は第二実施例の縦断側面
図、第５図は第４図−線断面図、第６図は第
４図−線断面図、第７図は第一実施例による
成形品の斜視図である。 １……ノズル本体、２……コア、３，４……樹
脂路、３ａ，３ｂ，４ａ……通路、５……リブ、
６……中央路、８……成形品、Ａ……赤色樹脂、
Ｂ……青色樹脂、Ｃ……混色樹脂。
するもので、第１図は第１実施例の縦断側面図、
第２図は第１図−線断面図、第３図は第１図
−線断面図、第４図は第二実施例の縦断側面
図、第５図は第４図−線断面図、第６図は第
４図−線断面図、第７図は第一実施例による
成形品の斜視図である。 １……ノズル本体、２……コア、３，４……樹
脂路、３ａ，３ｂ，４ａ……通路、５……リブ、
６……中央路、８……成形品、Ａ……赤色樹脂、
Ｂ……青色樹脂、Ｃ……混色樹脂。
Claims (1)
- ノズル本体とノズル本体内のコアとの間に形成
された樹脂路を、コア先端部に設けた複数の通路
により所要数の通路に分割し、かつ上記コアの内
部に他の１つの樹脂路を設け、そのコア内部の樹
脂路と上記分割通路の一部とを連通するととも
に、コア内部の樹脂路とコア先端とにわたり小径
の中央路を設けてなる模様成形用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17840981U JPS5882231U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 模様成形用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17840981U JPS5882231U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 模様成形用ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5882231U JPS5882231U (ja) | 1983-06-03 |
| JPS6234738Y2 true JPS6234738Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=29973177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17840981U Granted JPS5882231U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 模様成形用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5882231U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020163050A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社アルビオン | 化粧料保持具及びこれを用いた湿式固形化粧料の製造方法並びに製造装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52133362A (en) * | 1976-05-01 | 1977-11-08 | Asahi Dow Ltd | Method of molding composite mold |
| JPS552331A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-09 | Mitsubishi Electric Corp | Electric device operation controller |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17840981U patent/JPS5882231U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52133362A (en) * | 1976-05-01 | 1977-11-08 | Asahi Dow Ltd | Method of molding composite mold |
| JPS552331A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-09 | Mitsubishi Electric Corp | Electric device operation controller |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020163050A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社アルビオン | 化粧料保持具及びこれを用いた湿式固形化粧料の製造方法並びに製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5882231U (ja) | 1983-06-03 |
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