JPH0236376B2 - - Google Patents
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- JPH0236376B2 JPH0236376B2 JP60136472A JP13647285A JPH0236376B2 JP H0236376 B2 JPH0236376 B2 JP H0236376B2 JP 60136472 A JP60136472 A JP 60136472A JP 13647285 A JP13647285 A JP 13647285A JP H0236376 B2 JPH0236376 B2 JP H0236376B2
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- JP
- Japan
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- fastener
- injection
- teeth
- color
- tooth
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D5/00—Producing elements of slide fasteners; Combined making and attaching of elements of slide fasteners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14549—Coating rod-like, wire-like or belt-like articles
- B29C45/14565—Coating rod-like, wire-like or belt-like articles at spaced locations, e.g. coaxial-cable wires
- B29C45/14573—Coating the edge of the article, e.g. for slide-fasteners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D5/00—Producing elements of slide fasteners; Combined making and attaching of elements of slide fasteners
- B29D5/02—Producing elements of slide fasteners; Combined making and attaching of elements of slide fasteners the fasteners having separate interlocking members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、合成樹脂からなる種々の色違いのフ
アスナー務歯をもつた多色フアスナーの製造方法
に関するものである。
アスナー務歯をもつた多色フアスナーの製造方法
に関するものである。
従来の技術
従来合成樹脂を射出成形してフアスナー務歯を
形成したスライドフアスナーにおいては、そのフ
アスナー務歯が全長にわたつて単一の色彩に着色
されており、また異なる色彩のフアスナー務歯を
もつたフアスナーチエーンのそれぞれの左右フア
スナーチエーンを組合せて、左右のフアスナー務
歯列が異る色彩をもつたスライドフアスナーとし
たものが知られていた。
形成したスライドフアスナーにおいては、そのフ
アスナー務歯が全長にわたつて単一の色彩に着色
されており、また異なる色彩のフアスナー務歯を
もつたフアスナーチエーンのそれぞれの左右フア
スナーチエーンを組合せて、左右のフアスナー務
歯列が異る色彩をもつたスライドフアスナーとし
たものが知られていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながらこれらのスライドフアスナーは、
いずれも長手方向のフアスナー務歯列が全て同一
色調で単調であるため、多彩な柄模様の衣服、袋
物等に取付ける場合には調和しない点があつた。
いずれも長手方向のフアスナー務歯列が全て同一
色調で単調であるため、多彩な柄模様の衣服、袋
物等に取付ける場合には調和しない点があつた。
ところでこのような多彩な柄模様の衣服、袋物
等に調和するように種々に着色したフアスナー務
歯列をもつたスライドフアスナーを製造するに
は、一般的には必要な色に着色した合成樹脂材を
射出する射出シリンダーを多数並列して設けてお
き、一つの成形金型に対し、長手方向の適宜間隔
毎に多数の射出シリンダーより射出して、色違い
のフアスナー務歯列を一挙に射出成形することが
考えられるが、多数の射出シリンダーの加熱温
度、射出圧力、射出容量等を、成形されるフアス
ナー務歯列の長さおよび務歯の大きさ等に対して
調和するように制御することが容易でないし、ま
た特に色違いのフアスナー務歯列毎の長さが異る
ものにおいては一層容易でない。更にまた色数が
多いものにあつては射出シリンダーを多数並列し
て設けることになり機構的に大変難しくなる。
等に調和するように種々に着色したフアスナー務
歯列をもつたスライドフアスナーを製造するに
は、一般的には必要な色に着色した合成樹脂材を
射出する射出シリンダーを多数並列して設けてお
き、一つの成形金型に対し、長手方向の適宜間隔
毎に多数の射出シリンダーより射出して、色違い
のフアスナー務歯列を一挙に射出成形することが
考えられるが、多数の射出シリンダーの加熱温
度、射出圧力、射出容量等を、成形されるフアス
ナー務歯列の長さおよび務歯の大きさ等に対して
調和するように制御することが容易でないし、ま
た特に色違いのフアスナー務歯列毎の長さが異る
ものにおいては一層容易でない。更にまた色数が
多いものにあつては射出シリンダーを多数並列し
て設けることになり機構的に大変難しくなる。
そこで本発明は特に制御の容易でなく、かつ機
構的に複雑にする多数の並列した射出シリンダー
を用いずに、単一の射出シリンダーにより容易に
色違いのフアスナー務歯列をもつた多色フアスナ
ーを製造することができる方法を提供することを
目的とするものである。
構的に複雑にする多数の並列した射出シリンダー
を用いずに、単一の射出シリンダーにより容易に
色違いのフアスナー務歯列をもつた多色フアスナ
ーを製造することができる方法を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、最初にフアスナーテープの全長にわ
たつて、同色のフアスナー務歯列を所定間隔をお
いて配列するように射出成形を行い、以後、前に
射出成形したフアスナー務歯列ごとにこれに連続
して、前記所定の間隔を埋めるように色違いのフ
アスナー務歯列を、フアスナーテープの全長にわ
たつて射出成形する工程を繰返すことにより、フ
アスナーテープの側縁部に連続した色違いのフア
スナー務歯列を配した多色フアスナーを容易に製
造することができるようにしたものである。
たつて、同色のフアスナー務歯列を所定間隔をお
いて配列するように射出成形を行い、以後、前に
射出成形したフアスナー務歯列ごとにこれに連続
して、前記所定の間隔を埋めるように色違いのフ
アスナー務歯列を、フアスナーテープの全長にわ
たつて射出成形する工程を繰返すことにより、フ
アスナーテープの側縁部に連続した色違いのフア
スナー務歯列を配した多色フアスナーを容易に製
造することができるようにしたものである。
実施例
以下本発明の実施例について説明する。
第1図は、実施例の各工程を段階的に示したも
ので、フアスナー務歯列の長手方向に一定間隔毎
に色違いのすなわちE1,E2,E3の3種類の色の
務歯列を順次射出成形してフアスナーテープT,
Tの側縁部に取付けた状態を示したものである。
そして第2図に示すようにE1,E2,E3の3種類
の色の務歯列より構成される多色フアスナーが製
造されるのである。
ので、フアスナー務歯列の長手方向に一定間隔毎
に色違いのすなわちE1,E2,E3の3種類の色の
務歯列を順次射出成形してフアスナーテープT,
Tの側縁部に取付けた状態を示したものである。
そして第2図に示すようにE1,E2,E3の3種類
の色の務歯列より構成される多色フアスナーが製
造されるのである。
まず本発明の多色フアスナーの製造に使用され
る射出成形金型Mについて説明すると、金型Mは
第3図に示すように上金型M2と下金型M1の一対
からなり、各対向面には、フアスナー務歯列の長
手方向のうち同じ色に配する務歯の長さだけの務
歯列を成形する務歯成形空腔部1,1,1,…、
がグループとなつて所定間隔をおいて左右二列配
置されており、この左右二列の務歯成形空腔部
1,1,1,…、の中央には金型Mの全長にわた
つてランナー形成空腔部2が配置されている。こ
のランナー形成空腔部2は、射出シリンダー3の
ノズルより射出された合成樹脂材を各務歯成形空
腔部1,1,1,…、へ流すため各務歯成形空腔
部1の頭部と連通している。また務歯成形空腔部
1のグループとグループとの間には、ランナー形
成空腔部2をはさんで両側に逃げ溝部8が配置さ
れている。この逃げ溝部8は、次の色違いの務歯
列を同じ金型を用いて射出成形するときに、上下
の金型を閉じ合した時に支障がないように前に射
出成形してフアスナーテープT,Tに付着した務
歯列を収納するために設けたもので、多色フアス
ナーの色の種類の数に応じて逃げ溝部8の長さが
異つてくる。例えば3色の多色フアスナー製造用
の金型において逃げ溝部8の長さは、務歯成形空
腔部の1グループの2倍の長さを必要とする。ま
た下金型M1の一端には出没自在の位置決めのピ
ン7が設けられており、次位の務歯の取付け位置
を正確にセツトするようになつている。以上のよ
うに構成した上下の金型の間に、所定の間隔に保
持した左右一対のフアスナーテープT,Tを供給
し、上下の金型を閉じ合せた後、射出シリンダー
3より上金型M2にある流入孔4を介して所望の
色に着色した合成樹脂材を射出し、ランナー形成
空腔部2を通して各務歯成形空腔部1,1,1…
に送り込みフアスナーテープT,Tの側縁部に務
歯を形成するものである。そして冷却の後上下の
金型を開いて務歯を形成したフアスナーテープを
送り出し、ランナー5の後端に位置決めピン7を
当接して次位の務歯形成位置をセツトして金型を
閉じて射出を行うようにして、これを繰返してフ
アスナーテープの全長にわたつて同一色の務歯を
射出成形する。そして務歯と一体に連結している
ランナー5とスプール6を公知の方法で除去して
からフアスナーテープを同じ金型にセツトし、他
の色に着色した合成樹脂材に入替えた射出シリン
ダー3から合成樹脂材を射出し、務歯の形成して
いないフアスナーテープの側縁部に異る色の務歯
を前に形成した務歯に連続させて形成して行くも
ので、このような工程を色の種類の数に対応する
数だけ繰返して行い多色フアスナーを製造するも
のである。
る射出成形金型Mについて説明すると、金型Mは
第3図に示すように上金型M2と下金型M1の一対
からなり、各対向面には、フアスナー務歯列の長
手方向のうち同じ色に配する務歯の長さだけの務
歯列を成形する務歯成形空腔部1,1,1,…、
がグループとなつて所定間隔をおいて左右二列配
置されており、この左右二列の務歯成形空腔部
1,1,1,…、の中央には金型Mの全長にわた
つてランナー形成空腔部2が配置されている。こ
のランナー形成空腔部2は、射出シリンダー3の
ノズルより射出された合成樹脂材を各務歯成形空
腔部1,1,1,…、へ流すため各務歯成形空腔
部1の頭部と連通している。また務歯成形空腔部
1のグループとグループとの間には、ランナー形
成空腔部2をはさんで両側に逃げ溝部8が配置さ
れている。この逃げ溝部8は、次の色違いの務歯
列を同じ金型を用いて射出成形するときに、上下
の金型を閉じ合した時に支障がないように前に射
出成形してフアスナーテープT,Tに付着した務
歯列を収納するために設けたもので、多色フアス
ナーの色の種類の数に応じて逃げ溝部8の長さが
異つてくる。例えば3色の多色フアスナー製造用
の金型において逃げ溝部8の長さは、務歯成形空
腔部の1グループの2倍の長さを必要とする。ま
た下金型M1の一端には出没自在の位置決めのピ
ン7が設けられており、次位の務歯の取付け位置
を正確にセツトするようになつている。以上のよ
うに構成した上下の金型の間に、所定の間隔に保
持した左右一対のフアスナーテープT,Tを供給
し、上下の金型を閉じ合せた後、射出シリンダー
3より上金型M2にある流入孔4を介して所望の
色に着色した合成樹脂材を射出し、ランナー形成
空腔部2を通して各務歯成形空腔部1,1,1…
に送り込みフアスナーテープT,Tの側縁部に務
歯を形成するものである。そして冷却の後上下の
金型を開いて務歯を形成したフアスナーテープを
送り出し、ランナー5の後端に位置決めピン7を
当接して次位の務歯形成位置をセツトして金型を
閉じて射出を行うようにして、これを繰返してフ
アスナーテープの全長にわたつて同一色の務歯を
射出成形する。そして務歯と一体に連結している
ランナー5とスプール6を公知の方法で除去して
からフアスナーテープを同じ金型にセツトし、他
の色に着色した合成樹脂材に入替えた射出シリン
ダー3から合成樹脂材を射出し、務歯の形成して
いないフアスナーテープの側縁部に異る色の務歯
を前に形成した務歯に連続させて形成して行くも
ので、このような工程を色の種類の数に対応する
数だけ繰返して行い多色フアスナーを製造するも
のである。
そこで第1図に示した多色フアスナーの製造方
法を説明すると、この多色フアスナーはE1とE2
とE3という異つた3種類の色の務歯列を同じ長
さで繰返して配置するように射出成形するもの
で、この製造過程をイ,ロ,ハに段階的に示した
ものである。使用している金型は、務歯成形空腔
部1のグループが3個で、逃げ溝部8は務歯成形
空腔部1の1グループの長さの2倍の長さのもの
が3個配置されており、1回の射出成形で同じ色
の務歯列を3グループ同時に形成するものであ
る。第1図イはE1の色の務歯列を射出成形した
フアスナーテープT,Tで、これを右方へ送り出
しランナー5の後端を位置決めピン7に当接して
次位の射出位置にフアスナーテープT,Tをセツ
トして同様に射出成形し、このようにしてフアス
ナーテープの全長にわたりE1の色の務歯列を射
出成形する、そしてランナー5を除去した後同一
の金型を用いてE1の色の務歯列に連続させてE2
の色の務歯列を射出成形したものが第1図ロであ
る。そして同様に全長にわたりE2の色の務歯列
を射出成形し、ランナー5を除去した後E1の色
の務歯列とE2の色の務歯列の間に連続してE3の
色の務歯列を射出成形したものが第1図ハであ
る。そしてランナー5を除去してからスライダー
Sにより左右のフアスナーチエーンを噛合して、
第2図に示すような色違いのE1,E2,E3の3種
類の色の務歯列からなる多色フアスナーが完成さ
れる。
法を説明すると、この多色フアスナーはE1とE2
とE3という異つた3種類の色の務歯列を同じ長
さで繰返して配置するように射出成形するもの
で、この製造過程をイ,ロ,ハに段階的に示した
ものである。使用している金型は、務歯成形空腔
部1のグループが3個で、逃げ溝部8は務歯成形
空腔部1の1グループの長さの2倍の長さのもの
が3個配置されており、1回の射出成形で同じ色
の務歯列を3グループ同時に形成するものであ
る。第1図イはE1の色の務歯列を射出成形した
フアスナーテープT,Tで、これを右方へ送り出
しランナー5の後端を位置決めピン7に当接して
次位の射出位置にフアスナーテープT,Tをセツ
トして同様に射出成形し、このようにしてフアス
ナーテープの全長にわたりE1の色の務歯列を射
出成形する、そしてランナー5を除去した後同一
の金型を用いてE1の色の務歯列に連続させてE2
の色の務歯列を射出成形したものが第1図ロであ
る。そして同様に全長にわたりE2の色の務歯列
を射出成形し、ランナー5を除去した後E1の色
の務歯列とE2の色の務歯列の間に連続してE3の
色の務歯列を射出成形したものが第1図ハであ
る。そしてランナー5を除去してからスライダー
Sにより左右のフアスナーチエーンを噛合して、
第2図に示すような色違いのE1,E2,E3の3種
類の色の務歯列からなる多色フアスナーが完成さ
れる。
以上の方法は所定間隔に離隔した3グループの
務歯列を一度に射出成形するようにした金型を用
いた例について説明したが、第4図に示すように
1グループの務歯列を射出成形するようにした金
型を用いて多色フアスナーを製造することもでき
る。この場合は特に逃げ溝部8を設けなくともよ
い。なお9は位置決めピン7と同様にランナー5
に当接して行う位置決め手段である。また10は
射出成形された務歯を利用して位置決めを行うよ
うにした位置決め手段であるが、いずれの手段に
しても色違いの務歯列を正しく配置して噛合を円
滑に行うことができるように射出成形するために
は位置決めを正確に行うことが重要である。
務歯列を一度に射出成形するようにした金型を用
いた例について説明したが、第4図に示すように
1グループの務歯列を射出成形するようにした金
型を用いて多色フアスナーを製造することもでき
る。この場合は特に逃げ溝部8を設けなくともよ
い。なお9は位置決めピン7と同様にランナー5
に当接して行う位置決め手段である。また10は
射出成形された務歯を利用して位置決めを行うよ
うにした位置決め手段であるが、いずれの手段に
しても色違いの務歯列を正しく配置して噛合を円
滑に行うことができるように射出成形するために
は位置決めを正確に行うことが重要である。
第1図の実施例においては3種類の色違いであ
つて、各色違いの務歯列の長さを同じにした多色
フアスナーの例を示したが、色の種類の数および
務歯列の長さ等は種々変えて射出成形することが
できるもので、第5図は務歯列を略記したもの
で、E4とE5の2種類の色を用いた務歯列の長さ
が全て等しい多色フアスナーの例であり、第6図
はE6,E7,E8,E9の4種類の色を用いた務歯列
の長さが全て等しい多色フアスナーの例である。
第7図は2種類の色違いとその務歯列の長さを変
えた例であり、第8図は3種類の色違いとその務
歯列の長さを変えた例である。第9図は2種類の
色違いとその務歯列の長さを変えたもので、E11
の色違いの務歯列の長さをE10の色違いの務歯列
の2倍の長さとした例である。また以上のものは
色違いの務歯列の位置が左右のフアスナーチエー
ンにおいて同じ位置とした例であるが、これを第
10図のように左右のフアスナーチエーンをずら
せて噛合せて1本の多色フアスナーとすれば大変
色彩変化に富んだ多色フアスナーとして用いるこ
とができる。なお射出成形する務歯列の長さを変
えるためには、第11図に示すように金型M″の
中央に設けたランナー形成空腔部2内に調整棒1
1を所定長さ挿入し、射出シリンダー3から射出
する合成樹脂材の、務歯への流入を調整すること
により所望の長さの務歯列を簡単に作ることがで
きる。
つて、各色違いの務歯列の長さを同じにした多色
フアスナーの例を示したが、色の種類の数および
務歯列の長さ等は種々変えて射出成形することが
できるもので、第5図は務歯列を略記したもの
で、E4とE5の2種類の色を用いた務歯列の長さ
が全て等しい多色フアスナーの例であり、第6図
はE6,E7,E8,E9の4種類の色を用いた務歯列
の長さが全て等しい多色フアスナーの例である。
第7図は2種類の色違いとその務歯列の長さを変
えた例であり、第8図は3種類の色違いとその務
歯列の長さを変えた例である。第9図は2種類の
色違いとその務歯列の長さを変えたもので、E11
の色違いの務歯列の長さをE10の色違いの務歯列
の2倍の長さとした例である。また以上のものは
色違いの務歯列の位置が左右のフアスナーチエー
ンにおいて同じ位置とした例であるが、これを第
10図のように左右のフアスナーチエーンをずら
せて噛合せて1本の多色フアスナーとすれば大変
色彩変化に富んだ多色フアスナーとして用いるこ
とができる。なお射出成形する務歯列の長さを変
えるためには、第11図に示すように金型M″の
中央に設けたランナー形成空腔部2内に調整棒1
1を所定長さ挿入し、射出シリンダー3から射出
する合成樹脂材の、務歯への流入を調整すること
により所望の長さの務歯列を簡単に作ることがで
きる。
また上述の各実施例は単一の射出成形機と単一
の成形金型のみで多色フアスナーを製造するよう
にしたが、複数の同一射出成形機夫々に同一の成
形金型を備えつけると共に、夫々の射出成形機ご
とに色違いに必要な所望の色の合成樹脂材を投入
しておき、そしてフアスナーテープの全長を前記
複数の射出成形機に順次に供給しながら射出成形
して多色フアスナーを製造するようにしてもよ
い。
の成形金型のみで多色フアスナーを製造するよう
にしたが、複数の同一射出成形機夫々に同一の成
形金型を備えつけると共に、夫々の射出成形機ご
とに色違いに必要な所望の色の合成樹脂材を投入
しておき、そしてフアスナーテープの全長を前記
複数の射出成形機に順次に供給しながら射出成形
して多色フアスナーを製造するようにしてもよ
い。
発明の効果
本発明は、色違いのフアスナー務歯列を所定の
間隔をおいてフアスナーテープの全長にわたつて
射出成形する工程を、色違いごとに順次繰返し行
つて、長手方向に連続して色違いのフアスナー務
歯列を配した多色フアスナーを製造するようにし
たため、通常の単色の合成樹脂製のスライドフア
スナーの製造を繰返して行うものとほぼ同様とな
り、多色フアスナーが容易に製造することができ
るものである。また色違いにする色の数も、繰返
す工程の数を増加することにより簡単に増やすこ
とができると共に、色違いを構成するフアスナー
務歯列の長さも変化させることができるので、衣
服、袋物、小間物等の多彩な柄模様に調和した多
色のフアスナーを製造することができる等優れた
効果を有している。
間隔をおいてフアスナーテープの全長にわたつて
射出成形する工程を、色違いごとに順次繰返し行
つて、長手方向に連続して色違いのフアスナー務
歯列を配した多色フアスナーを製造するようにし
たため、通常の単色の合成樹脂製のスライドフア
スナーの製造を繰返して行うものとほぼ同様とな
り、多色フアスナーが容易に製造することができ
るものである。また色違いにする色の数も、繰返
す工程の数を増加することにより簡単に増やすこ
とができると共に、色違いを構成するフアスナー
務歯列の長さも変化させることができるので、衣
服、袋物、小間物等の多彩な柄模様に調和した多
色のフアスナーを製造することができる等優れた
効果を有している。
第1図は、本発明の実施例の各工程を段階的に
示したフアスナーテープの平面図、第2図は同じ
くその完成テープの平面図、第3図は本発明の方
法を実施する金型の斜視図、第4図は異なる金型
による実施例の各工程を段階的に示したフアスナ
ーテープの平面図、第5図は2色の色違いのフア
スナーテープの略図、第6図は4色の色違いのフ
アスナーテープの略図、第7図乃至第9図はフア
スナー務歯列の長さを変えたフアスナーテープの
略図、第10図は多色フアスナーの左右のフアス
ナーチエーンの噛合せ位置をずらして噛合せたフ
アスナーテープの略図、第11図は調整棒を備え
た金型の斜視図である。 1……務歯成形空腔部、2……ランナー形成空
腔部、3……射出シリンダー、5……ランナー、
7……位置決めピン、8……逃げ溝部、11……
調整棒、E1,E2…E11……色違いフアスナー務歯
列、M,M′,M″……金型、T……フアスナーテ
ープ。
示したフアスナーテープの平面図、第2図は同じ
くその完成テープの平面図、第3図は本発明の方
法を実施する金型の斜視図、第4図は異なる金型
による実施例の各工程を段階的に示したフアスナ
ーテープの平面図、第5図は2色の色違いのフア
スナーテープの略図、第6図は4色の色違いのフ
アスナーテープの略図、第7図乃至第9図はフア
スナー務歯列の長さを変えたフアスナーテープの
略図、第10図は多色フアスナーの左右のフアス
ナーチエーンの噛合せ位置をずらして噛合せたフ
アスナーテープの略図、第11図は調整棒を備え
た金型の斜視図である。 1……務歯成形空腔部、2……ランナー形成空
腔部、3……射出シリンダー、5……ランナー、
7……位置決めピン、8……逃げ溝部、11……
調整棒、E1,E2…E11……色違いフアスナー務歯
列、M,M′,M″……金型、T……フアスナーテ
ープ。
Claims (1)
- 1 色違いのフアスナー務歯列をその長手方向に
配した多色フアスナー製造方法において、所定間
隔をおいて同色のフアスナー務歯列をフアスナー
テープの全長にわたつて配列するように射出成形
を行い、以後、前に射出成形したフアスナー務歯
列ごとに、これに連続して前記所定の間隔を埋め
るように色違いのフアスナー務歯列を、フアスナ
ーテープの全長にわたつて射出成形する工程を繰
返すことにより、フアスナーテープの側縁部に連
続した色違いのフアスナー務歯列を配するように
した多色フアスナー製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60136472A JPS61293822A (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | 多色フアスナ−製造方法 |
PH33916A PH27311A (en) | 1985-06-22 | 1986-06-20 | Method of manufacturing slide fastener stringers with particolored rows of injection-molded |
GB8615051A GB2177967B (en) | 1985-06-22 | 1986-06-20 | Method of manufacturing slide fastener stringers with parti-colored rows of injection-molded coupling elements |
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JP60136472A JPS61293822A (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | 多色フアスナ−製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1992-03-14 SG SG316/92A patent/SG31692G/en unknown
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