JPS6234700Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234700Y2
JPS6234700Y2 JP19121382U JP19121382U JPS6234700Y2 JP S6234700 Y2 JPS6234700 Y2 JP S6234700Y2 JP 19121382 U JP19121382 U JP 19121382U JP 19121382 U JP19121382 U JP 19121382U JP S6234700 Y2 JPS6234700 Y2 JP S6234700Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
ring
gripping
cylinder
gripping device
Prior art date
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Expired
Application number
JP19121382U
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English (en)
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JPS5997879U (ja
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Publication date
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として内燃機関のピストンをその
外周のリング溝にピストンリングを組付けた状態
で把持してこれをシリンダに挿入するのに用いる
ピストン取付用の把持装置に関する。
従来、ピストンのシリンダへの挿入組付作業を
ロボツトで行うべく、ロボツトアームの先端に開
閉自在の少なくとも1対の把持具を備えた把持装
置を設け、該把持具によりピストンリング及びコ
ンロツドを予め組付けたピストンを把持してシリ
ンダの上方に移送し、ロボツトアームの下動で該
ピストンを該シリンダ上に載置したテーパ付きの
ガイドリングにより芯決めしつつ該シリンダ内に
挿入するようにしたものは知られるが、この場合
該把持具はピストンの周面に当接してこれを不動
に挾圧把持すべく構成されるを一般としたもの
で、これによれば芯決めに際してのピストンの径
方向の動きを許容すべくロボツトアームと把持具
との間に弾性体を介装し、或いは特別な制御機構
を介装する必要があつて、ロボツトの機構が複雑
となる不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を解消すべく、ピスト
ンをその径方向の動きを許容する状態で把持し得
るようにした把持装置を提供することをその目的
とするもので、図面に例示する如く、ピストンa
をその外周のリング溝bにピストンリングcを組
付けた状態で把持する開閉自在の少なくとも1対
の把持具1,1を備えるピストン取付用把持装置
において、該各把持具1に該ピストンリングcの
周面に当接する受面2に形成し、該各把持具1の
閉じ位置で該受面2により該ピストンaを該ピス
トンリングcにおいて該ピストンリングcと該リ
ング溝bとの間に径方向の遊び3を存した状態で
把持させるようにしたことを特徴とする。
図示のものでは該把持具1の1対をロボツトア
ーム4の先端部下側の夫々平行リンク5を介して
取付け、該両把持具1,1を該各平行リンク5に
連結される図示しない駆動機構により互に横方向
に開閉動作させるようにした。
ピストンaは、その外周に上下3段のリング溝
bを備えるもので、該各把持具1の前記受面2
を、該各リング溝bに組付けられる上下3段のピ
ストンリングcに亘る高さに形成し、更に該受面
2の上側に、径方向内方への段差を存してピスト
ンaの頭部周面に常時は間隙を存して対向するス
トツパ面2aを形成した。
図面でdはピストンaに予め組付けられるコン
ロツド、eはシリンダ、fはシリンダe上にこれ
と同心に設けられるテーパ付のガイドリングを示
す。
次いでその作動を説明するに、ピストンリング
cとコンロツドdとを予め組付けたピストンaは
所定の搬入位置から両把持具1,1に把持された
状態でロボツトアーム4の作動により第1図に示
す如くシリンダeのセツト位置の直上部に移送さ
れるが、この際シリンダeの軸線Xと両把持具
1,1の対向中心線Yとは必ずしも合致せず、仮
に従来の如く両把持具1,1により対向中心線Y
と同心にピストンaを挾圧固定すると、ロボツト
アーム4の下動でピストンaをガイドリングf内
に挿入して芯決めする際、ピストンaと共に把持
具1,1も径方向に移動されるようこれをロボツ
トアーム4に特別の機構を介して取付ける必要が
ある。
これに対し本考案によれば、各把持具1の閉じ
位置で受面2によりピストンaをピストンリング
cにおいて該ピストンリングcとリング溝bとの
間に径方向の遊び3を存した状態で把持するもの
で、ピストンaはこの遊び3により径方向への移
動を許容され、ピストンaをガイドリングf内に
挿入すれば、ピストンaのみが径方向に移動し
て、把持具1,1に径方向への動きを与えなくと
も該ピストンaは確実に芯決めされる。
尚、ピストンaをシリンダeの上方に移送する
際、該ピストンaに把持具1,1に対する径方向
の移動を生じ、その軸線Zが第1図に示す如く把
持具1,1の対向中心線Yから偏心することが有
るが、その偏心量はピストンaの頭部周面に対向
するストツパ面2aによりピストリングcが偏心
方向と逆側においてリング溝bから離脱しない範
囲に規制される。
この様に本考案によるときは、ピストンaをピ
ストンリングcにおいて該ピストンリングcとリ
ング溝bとの遊び3により径方向への動きが許容
されるように把持するもので、把持具1をピスト
ンaと共に径方向に動き得るようにする必要が無
く、上記した従来のものにおける不都合を確実に
解消し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の截断側面図、第2図
はその作動を説明する截断側面図である。 a…ピストン、b…リング溝、c…ピストンリ
ング、1…把持具、2…受面、3…遊び。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンaをその外周のリング溝bにピストン
    リングcを組付けた状態で把持する開閉自在の少
    なくとも1対の把持具1,1を備えるピストン取
    付用把持装置において、該各把持具1に該ピスト
    ンリングcの周面に当接する受面2を形成し、該
    各把持具1の閉じ位置で該受面2により該ピスト
    ンaを該ピストンリングcにおいて該ピストンリ
    ングcと該リング溝bとの間に径方向の遊び3を
    存した状態で把持させるようにしたことを特徴と
    するピストン取付用把持装置。
JP19121382U 1982-12-20 1982-12-20 ピストン取付用把持装置 Granted JPS5997879U (ja)

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JP19121382U JPS5997879U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 ピストン取付用把持装置

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JP19121382U JPS5997879U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 ピストン取付用把持装置

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JPS5997879U JPS5997879U (ja) 1984-07-03
JPS6234700Y2 true JPS6234700Y2 (ja) 1987-09-03

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JP2010058190A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Taiyo Ltd ピストン把持方法および装置

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JPS5997879U (ja) 1984-07-03

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