JPS6234673Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234673Y2 JPS6234673Y2 JP1983019794U JP1979483U JPS6234673Y2 JP S6234673 Y2 JPS6234673 Y2 JP S6234673Y2 JP 1983019794 U JP1983019794 U JP 1983019794U JP 1979483 U JP1979483 U JP 1979483U JP S6234673 Y2 JPS6234673 Y2 JP S6234673Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear
- linear track
- guide member
- reference side
- guide
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 4
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は、工作機械あるいは測定器等における
可動要素例えばテーブルを案内支持する案内装置
に関する。
可動要素例えばテーブルを案内支持する案内装置
に関する。
＜従来技術＞
従来、テーブルの案内装置として直線軌道部材
上にボールを介して案内部材を案内支持させたリ
ニアベアリングを複列配置させた構造のものが使
用されている。
上にボールを介して案内部材を案内支持させたリ
ニアベアリングを複列配置させた構造のものが使
用されている。
しかしながらこのリニアベアリングを複列配置
する場合、テーブルの長い摺動範囲に亘つて前記
直線軌道部材をその平行度を保つて取付けること
には組付上困難があり、例えば直線軌道部材を若
干でも傾けて組付けた場合には、前記ボールにプ
リロードが作用してリニアベアリングの寿命を短
くしたり、また許容値以上のプリロードが作用し
てテーブルがロツクしたりするおそれがあつた。
する場合、テーブルの長い摺動範囲に亘つて前記
直線軌道部材をその平行度を保つて取付けること
には組付上困難があり、例えば直線軌道部材を若
干でも傾けて組付けた場合には、前記ボールにプ
リロードが作用してリニアベアリングの寿命を短
くしたり、また許容値以上のプリロードが作用し
てテーブルがロツクしたりするおそれがあつた。
＜考案の目的＞
本考案の目的とするところは、従来のこのよう
な欠点を解決すべく、リニアベアリングに過大な
プリロードが作用しないようにしてその寿命を長
くすることである。
な欠点を解決すべく、リニアベアリングに過大な
プリロードが作用しないようにしてその寿命を長
くすることである。
＜考案の構成＞
本考案は、かかる従来の欠点を解消するために
なされたもので、第１テーブル上に取付られる複
数の直線軌道部材とこの直線軌道部材のそれぞれ
に案内係合される複数の案内部材とよりなりその
各々が独立して直線軌道部材の長手方向と平行な
方向への案内作用を行う複数のリニアベアリング
を備え、この複数のリニアベアリングを前記第２
テーブルのスライド方向と平行にかつこのスライ
ド方向と直角方向に所定の間隔をおいて複列配置
してその複数のリニアベアリングの１つを移動基
準側とし、他のリニアベアリングを従動側とし、
この移動基準側の案内部材を前記第２テーブルに
対して一体的に取付け、従動側の案内部材を前記
移動基準側の直線軌道部材に対して接近離間する
方向に弾性変形しかつこの弾性変形方向ならびに
前記第２テーブルのスライド方向に対して直角を
なす方向に剛性を有する弾性体を介して前記第２
テーブルに取付けた案内装置に関する。
なされたもので、第１テーブル上に取付られる複
数の直線軌道部材とこの直線軌道部材のそれぞれ
に案内係合される複数の案内部材とよりなりその
各々が独立して直線軌道部材の長手方向と平行な
方向への案内作用を行う複数のリニアベアリング
を備え、この複数のリニアベアリングを前記第２
テーブルのスライド方向と平行にかつこのスライ
ド方向と直角方向に所定の間隔をおいて複列配置
してその複数のリニアベアリングの１つを移動基
準側とし、他のリニアベアリングを従動側とし、
この移動基準側の案内部材を前記第２テーブルに
対して一体的に取付け、従動側の案内部材を前記
移動基準側の直線軌道部材に対して接近離間する
方向に弾性変形しかつこの弾性変形方向ならびに
前記第２テーブルのスライド方向に対して直角を
なす方向に剛性を有する弾性体を介して前記第２
テーブルに取付けた案内装置に関する。
＜実施例＞
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において１０は固定の第１テーブル、１
１はこの第１テーブル１０上において摺動自在に
載置された可動の第２テーブルで、この第１、第
２テーブル１０，１１間には移動基準側のリニア
ベアリング２０ならびに従動側のリニアベアリン
グ３０が設けられている。この移動基準側のリニ
アベアリング２０は第２図に示すように前記第１
テーブル１０上に取付られた直線軌道部材２１
と、この直線軌道部材２１上にボール２２を介し
て摺動可能に案内支持された案内部材２３より構
成され、また従動側のリニアベアリング３０は同
じく前記第１テーブル１０上に前記直線軌道部材
２１と平行に取付られた直線移動部材３１と、こ
の直線移動部材３１上にボール３２を介して摺動
可能に案内支持された案内部材３３とより構成さ
れている。
る。図面において１０は固定の第１テーブル、１
１はこの第１テーブル１０上において摺動自在に
載置された可動の第２テーブルで、この第１、第
２テーブル１０，１１間には移動基準側のリニア
ベアリング２０ならびに従動側のリニアベアリン
グ３０が設けられている。この移動基準側のリニ
アベアリング２０は第２図に示すように前記第１
テーブル１０上に取付られた直線軌道部材２１
と、この直線軌道部材２１上にボール２２を介し
て摺動可能に案内支持された案内部材２３より構
成され、また従動側のリニアベアリング３０は同
じく前記第１テーブル１０上に前記直線軌道部材
２１と平行に取付られた直線移動部材３１と、こ
の直線移動部材３１上にボール３２を介して摺動
可能に案内支持された案内部材３３とより構成さ
れている。
前記一対の案内部材２３，３３の内、移動基準
側の案内部材２３は剛体よりなる連結部材２４を
介して前記第２テーブル１１の下面に一体的に固
定され、また従動側の案内部材３３は直線記軌道
部材２１，３１の配列方向に弾性変形し前記配列
方向と直角をなす方向に剛性を有する弾性体３４
を介して前記第２テーブル１１の下面に取付られ
ている。
側の案内部材２３は剛体よりなる連結部材２４を
介して前記第２テーブル１１の下面に一体的に固
定され、また従動側の案内部材３３は直線記軌道
部材２１，３１の配列方向に弾性変形し前記配列
方向と直角をなす方向に剛性を有する弾性体３４
を介して前記第２テーブル１１の下面に取付られ
ている。
上記構成において、第２テーブル１１を摺動さ
せると、この第２テーブル１１は一対のリニアベ
アリング２０，３０の作用によつて第１テーブル
１０上を摺動する。このとき移動基準側の案内部
材２３は第２テーブル１１に一体的に固定されて
いるため、この第２テーブル１１はこの移動基準
側の直線軌道部材２１を基準として摺動される。
また従動側の案内部材３３は第２テーブル１１に
対して弾性体３４を介して連結されているため、
直線軌道部材２１，３１の平行度が出ていなくて
も、この弾性体３４によつて案内部材３３はフロ
ーチングすることができ、直線軌道部材２１，３
１あるいはボール２２，２３に過度のプリロード
を作用させたり、直線軌道部材２１，３１にくい
つかせたりすることなく、第２テーブル１１をス
ムーズに摺動させることができる。
せると、この第２テーブル１１は一対のリニアベ
アリング２０，３０の作用によつて第１テーブル
１０上を摺動する。このとき移動基準側の案内部
材２３は第２テーブル１１に一体的に固定されて
いるため、この第２テーブル１１はこの移動基準
側の直線軌道部材２１を基準として摺動される。
また従動側の案内部材３３は第２テーブル１１に
対して弾性体３４を介して連結されているため、
直線軌道部材２１，３１の平行度が出ていなくて
も、この弾性体３４によつて案内部材３３はフロ
ーチングすることができ、直線軌道部材２１，３
１あるいはボール２２，２３に過度のプリロード
を作用させたり、直線軌道部材２１，３１にくい
つかせたりすることなく、第２テーブル１１をス
ムーズに摺動させることができる。
＜考案の効果＞
上記の詳述したように本考案の案内装置は、移
動基準側の案内部材を第２テーブルに対して一体
的に取付け、従動側の案内部材を前記移動基準側
の直線軌道部材に対して接近離間する方向に弾性
変形しかつこの弾性変形方向ならびに前記第２テ
ーブルのスライド方向に対して直角をなす方向に
剛性を有する弾性体を対して前記第２テーブルに
取付けたので、複列配置された直線軌道部材の平
行度が出ていない場合でも、この弾性体の弾性変
形によつてテーブルに対して一方の案内部材をフ
ローチングさせることができ、ボールあるいは直
線軌道部材に対して過度なプリロードを作用させ
るようなこともなく、リニアベアリングを長期に
亘つて使用することができ、また直線軌道部材の
取付精度が厳しく要求されず、組付コストも少な
くてすむ利点を有する。
動基準側の案内部材を第２テーブルに対して一体
的に取付け、従動側の案内部材を前記移動基準側
の直線軌道部材に対して接近離間する方向に弾性
変形しかつこの弾性変形方向ならびに前記第２テ
ーブルのスライド方向に対して直角をなす方向に
剛性を有する弾性体を対して前記第２テーブルに
取付けたので、複列配置された直線軌道部材の平
行度が出ていない場合でも、この弾性体の弾性変
形によつてテーブルに対して一方の案内部材をフ
ローチングさせることができ、ボールあるいは直
線軌道部材に対して過度なプリロードを作用させ
るようなこともなく、リニアベアリングを長期に
亘つて使用することができ、また直線軌道部材の
取付精度が厳しく要求されず、組付コストも少な
くてすむ利点を有する。
また本考案の弾性体は、案内部材が基準側の直
線軌道部材に対して接近離間する方向すなわち、
第２図において左右方向に弾性変形するが上下方
向には弾性変形しないように取付られているの
で、例えばテーブルに対して上向き方向の力が作
用した場合にも弾性体の変形はなく、テーブルを
浮上がらせることなく、正確にテーブルを案内す
ることができる利点がある。
線軌道部材に対して接近離間する方向すなわち、
第２図において左右方向に弾性変形するが上下方
向には弾性変形しないように取付られているの
で、例えばテーブルに対して上向き方向の力が作
用した場合にも弾性体の変形はなく、テーブルを
浮上がらせることなく、正確にテーブルを案内す
ることができる利点がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
本考案の案内装置の斜視図、第２図は第１図の
矢視図である。 １０……第１テーブル、１１……第２テーブ
ル、２０，３０……リニアベアリング、２１，３
１……直線軌道部材、２３，３３……案内部材、
３４……弾性体。
本考案の案内装置の斜視図、第２図は第１図の
矢視図である。 １０……第１テーブル、１１……第２テーブ
ル、２０，３０……リニアベアリング、２１，３
１……直線軌道部材、２３，３３……案内部材、
３４……弾性体。
Claims (1)
- 第１テーブル上に取付られる複数の直線軌道部
材と前記第１テーブル上をスライドする第２テー
ブルに取付られかつ前記直線軌道部材のそれぞれ
に案内係合される複数の案内部材とよりなりその
各々が独立して直線軌道部材の長手方向と平行な
方向への案内作用を行う複数のリニアベアリング
を備え、この複数のリニアベアリングを前記第２
テーブルのスライド方向と平行にかつこのスライ
ド方向と直角方向に所定の間隔をおいて複列配置
してその複数のリニアベアリングの１つを移動基
準側とし、他のリニアベアリングを従動側とし、
この移動基準側の案内部材を前記第２テーブルに
対して一体的に取付け、従動側の案内部材を前記
移動基準側の直線軌道部材に対して接近離間する
方向に弾性変形しかつこの弾性変形方向ならびに
前記第２テーブルのスライド方向に対して直角を
なす方向に剛性を有する弾性体を介して前記第２
テーブルに取付けたことを特徴とする案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979483U JPS59128336U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979483U JPS59128336U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59128336U JPS59128336U (ja) | 1984-08-29 |
| JPS6234673Y2 true JPS6234673Y2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=30150930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979483U Granted JPS59128336U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59128336U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62188636A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 | Hiroshi Teramachi | 直線案内装置 |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP1979483U patent/JPS59128336U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59128336U (ja) | 1984-08-29 |
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