JPS6234638A - ばね巻付け機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤを案内している送りローラを有してお
り、該送りローラは、ステップ駆動されており、その場
合、巻付はプロセスの端に巻付けられているばねは、そ
の都度、回転軌道上で可動なカッタによってワイヤから
切離され、該カンタは、ワイヤを送る方向と交差してい
るばね巻付は機に関するものである。

〔従来の技術〕

ワイヤが一定の速度で送り込まれ、完成されたバネの切
離しは、ワイヤの送り込みが制動されることなく回転カ
ッタによって走間剪断されるばね巻付は機が市場では知
られている。ばねに必要なワイヤの長さは、ワンステン
プクラッチのかみ合い時点によって決められるが、該ワ
ンステップクラッチは、カッタを全周切断運動させ、一
回転した後に再び止る。大量生産の場合、該ワンステッ
プクラッチは摩耗度が大きく、又、操作頻度に限界があ
る為にばね巻付は機の生産速度は限られている。送りロ
ーラは、一定の回転速度、で回転している為に、閉止式
圧縮ばねの場合、ばね巻付は工具は、比較的速いスピー
ドで巻付けを行わなければならない。生゛産効率は、こ
＼でも限定されている。

ワイヤがステップ式に送り込まれる装置は、ＤＥ−ＰＳ
　１２６７６５３によって知られている。

この装置に必要とされるステップ駆動装置は、直線往復
運動を行う駆動要素を有しており、該駆動要素は、逆方
向に作用する２つの一方向クラッチを介して送りローラ
を駆動している。

このばね巻付は機の場合には、駆動要素が前進する際、
送りローラは、逆戻りの際と同じ数の歯車を介して駆動
されない。２つのギア装置の一方には、逆戻り歯車が設
ねっており、それにより、駆動要素の運動方向とは無関
係に、対の送りローラは、常に回転するのである。２つ
の歯車間には、常にある一定の遊びがあるので、ギア装
置内のその他の歯車の遊びを加算すると、異った歯車数
のギア装置に対しては、異った遊びの合計値が生ずる。

既知の装置の場合、駆動要素が前進する際、送りローラ
に至るまでのギア装置に見られる遊びの合計値は、逆戻
りの場合のそれと異っている。

従って引込まれるワイヤの長さが異なる欠点がある。

既知の装置の場合のその他の欠点は、巻付はプロセスの
端でワイヤを切断する際、カッタを用いて打ち抜き式に
切断されることにある。この切断により一瞬、駆動要素
が死点に至るので、作業速度が限られている。

〔発明が解決しようとする問題〕

本発明の目的は、機械の効率を著しく高めることのでき
る上記のばね巻付は機を提供することにある。

〔問題を解決する為の手段〕

本発明の課題は、送りローラが、ワイヤを徐々に送る為
のステップ駆動装置によって駆動され、カッタは、送り
速度がはり零の状態の時にその都度、送り装置の端で送
り方向と交差することにより解決された。

〔実施例〕

良好な実施例においては、ステップ駆動装置は、直線往
復運動を行う駆動要素を有しており、該駆動要素は、逆
方向に作用する２つの一方向クラッチを介して送りロー
ラを駆動している。従って、駆動要素は、一方向クラッ
チを案内側で等速噛合い状態ではあるが逆の回転方向に
駆動し、一方向クラッチは、駆動側で、各々同数の歯車
を介して送りローラを駆動する。その結果、ステップ駆
動の半サイクル毎に１つのバネが製造でき、ギア装置の
遊びは、ばねに要するワイヤの長さにほとんど影響を及
ぼさないと言う利点が得られる。

本発明のその他の利点は、ワイヤ送り速度が、単向正弦
曲線に従って調整されるので、ステップ駆動の半サイク
ルの始めと終りは、比較的スピードが遅くなり、その結
果、カッタの回転速度も比較的遅くなり、カッタは、ワ
ンステップクラッチを用いて切換えすることなく適切な
速度で回転できると言うことである。

閉止式圧縮ばねの場合、ばね巻付は工具は、ワイヤ送り
開始時と終了時に作動する。ばね巻付は工具の運動速度
は、ワイヤ送り出し速度と比例しているので、この種の
ばねの場合、巻付は工具の運動速度は比較的遅い。その
結果生産速度は比較的速い。

次に本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に
説明する。

図面中では、ワイヤ３を送る為の送りローラは、１及び
２で示されている。巻付は箇所４には、ばね巻付は工具
５と、カッタ６とが配置されている。

送りローラｌ及び２の駆動は、送り軸７によって行われ
、該送り軸は、こ＼には図示されていないモーターによ
って駆動されている。送り軸７上には、クランクジャー
ナル９を有するクランク盤８が固定されており、該クラ
ンクジャーナルは、直線すべり座１０中へ直線状にスラ
イド可能なラック１１の端で垂直状態でかみ合っており
、該ランクの上下側には、各々歯状の刻み目が設けられ
ている。各々の歯状刻み目１２及び１３には、各々ピニ
オン１５或いは１４が噛み合っている。それら各々のピ
ニオンは、フリーホイールクラッチ１７或いは１６の案
内側に固定されており、該フリーホイールクラッチは、
駆動側で軸１９或いは１８を駆動しており、該軸にはし
っかりと歯車２１或いは２０が取付けられている。該両
歯車２０及び２１は、各々回転自在に取付けられている
歯車２２と噛み合っており、該歯車２２には、歯車２３
が固定されており、該歯車２３の側で、回転自在に取付
けられている歯車２４と噛み合っている。該歯車２４は
、更にピニオン２５と噛み合っており、該ピニオン２５
は、送りローラ２と、伝動ピニオン２７と共に軸２６上
に固定されている。伝動ピニオン２７は、ピニオン２８
と噛み合っており、該ピニオン２８は、送りローラ１と
共に軸２８′上で固定されている。

１対２の歯車比で、送り軸７は、歯車２９及び３０を介
して軸３１を駆動しており、該軸３１上にはカム板３２
が固定されている。該カム板は、各機械工程毎に２回、
回転クランク３３を介してばね巻付は工具５を作動させ
る。更に、鎖歯車３４と鎖３５を介して２個の鎖歯車３
６及び３７が軸３１によって駆動されており、該鎖歯車
３６及び３７は、各々軸３８或いは３９上で固定されて
おり、その反対側の端は等速でかみ合っているクランク
盤４０或いは４１によって支えられており、該クランク
盤のジャーナルには、カッタ支え４２が設けられており
、そこにカッタ６が取付けられている。

機械が作動している状態では、カッタの刃は回転軌道上
で動き、各機械工程毎に２回回転する。

カッタ６の運動は、ラック１１が自らの両方の終端状態
にある場合、つまり、送りローラｌ及び２の回転速度か
はソ′零の状態にある時に限り切断位置をとる様に送り
ローラ１及び２の動きに合わせて調整されている。

【図面の簡単な説明】

本図面は、ばね巻付は機の構成を示す概略図である。 ４・・・巻付は装置、１．２・・・送りローラ、３・・
・ワイヤー、７・・・送り軸、６・・・カッター、１１
・・・駆動要素（ランク）、１６．１７・・・一方向ク
ラッチ、２０．２１．２２．２３．２４．２５・・・歯
車。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ワイヤ３を案内している送りローラ１及び２を有
   しており、上記送りローラは、送り軸７によって駆動さ
   れており、その場合、巻付けプロセスの端に巻付けられ
   ているばねは、その都度、回転軌道上で可動なカッタ６
   によって上記ワイヤ３から切離され、上記カッタは、上
   記ワイヤを送る方向と交差しているばね巻付け機にして
   、上記送りローラ１及び２は、上記ワイヤを徐々に送る
   目的でステップ駆動装置によって駆動されており、上記
   送り速度がほゞ零状態の時、送り手段の端に設けられて
   いる上記カッタは、その度び毎に上記送り方向と交差す
   ることを特徴としているばね巻付け機。
2. （２）上記ステップ駆動装置は、直線上で往復運動ので
   きる駆動要素１１を有しており、上記駆動要素は、逆方
   向に作用する２つの一方向クラッチ１６及び１７を介し
   て上記送りローラ１及び２を駆動していることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載のばね巻付け機。
3. （３）上記駆動要素１１は、一方向クラッチ１６及び１
   ７を案内側で等速噛合い状態ではあるが逆の回転方向に
   駆動し、上記一方向クラッチは、駆動側で各々上記同数
   の歯車２１乃至２５或いは、２０、２２乃至２５を介し
   て上記送りローラ１及び２を駆動していることを特徴と
   する特許請求の範囲（２）項記載のばね巻付け機。
4. （４）上記カッタ６は、上記駆動要素１１が終端位置に
   ある場合にはその度び毎に上記送り方向と交差すること
   を特徴とする特許請求の範囲第（２）項及び第（３）項
   の何れか１つに記載のばね巻付け機。