JPS6234579A - ロ−プ用滑降器 - Google Patents

ロ−プ用滑降器

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JPS6234579A
JPS6234579A JP17536185A JP17536185A JPS6234579A JP S6234579 A JPS6234579 A JP S6234579A JP 17536185 A JP17536185 A JP 17536185A JP 17536185 A JP17536185 A JP 17536185A JP S6234579 A JPS6234579 A JP S6234579A
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JP
Japan
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recess
plate
rope
small
rod
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JP17536185A
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新藤 津
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家屋或いはビルヂング等の高所から降下する従
来の方法として単独のロープ或いは縄梯子等の器具を使
用するものがあるが、どれも技術的に使用が困難な点が
ある。それに反して本発明は、高所から垂下したロープ
に滑降器をとりつけ。
それ等の間の摩擦力を・・ンドルの回転操作で増減させ
ることによって容易に且安全に降下を達成させることを
目的とするものである。
さて本願装置全体の構成を概説すれば、それは滑降器本
体(I−1)とこれの下端から垂れ下った足踏板(I−
2)に区分される。而もこの滑降器本体(1)は調速装
置、ロープ逸脱防止用施錠装置(tl  4)l及仮1
i3紐(it−5)とそれの解放操作板(II−6)か
ら出来ている。それ等の機能を詳説すれば、先づ調速装
置は堅固な木材或いはその他の適当な物質で出来た基本
物体の一ヒに加工された大体直方体の調速ブロック(n
−7)と蓋ブロック(n−s )から出来ていて、それ
等の縦軸に平行な軸乞もつ堅固な蝶番(ff−9)をも
つて両ブOyり(7,8)は連結され、従ってその軸の
まわりに回転してその1面(4−to、i+)を合致さ
せることができる。然し調速ブロックには縦軸に平行に
利用する滑降用ロープ(ff−12)の直径よりやや大
きい正方形断面の、そして両ブロックの相接面([−1
0,11)に開口し、而もブロックの上面から下面まで
通ずる縦溝(H−13)を設け、且その1方の側におい
て相接面に開口する2箇の凹所(11−14,15)を
設ける。そして下部凹所(14)は滑降ロープ巻き付け
に支障がない限り任意の曲゛面の壁(17−16)でよ
いが、下部凹所(15)は縦断面が大体半円に近い筒形
の壁面([−17)の、ブロックの相接面に平行な断面
曲線の中央に近い位置に於て、凹所の内方に向って山形
突起(■−18)全設け、且両凹所(]4゜15)共縦
溝(13)と連通させる。尚上部凹所(14)と下部凹
所(15)との間には堅固な隔壁(17−19)を残す
がその先端部は滑らかな曲面状とする。そして縦溝な含
めた上部凹所の略中心にブロックの相接面に垂直に、荷
重(二十分堪え得る強度をもつ円筒棒(17−21)を
植え込むが、その長さは両ブロックの相接面が合致した
場合に、その円筒棒(21)の先端の短部分を蓋プロ、
り(11)に設けた円筒状の浅い凹所(I+−22)に
適合させることによって9円筒棒(21)に巻き付けら
れた滑降用ロープ(12)がそれから逸脱することのな
い様にし、又下部凹所(15)にも近似半円筒状の凹所
(15)と縦溝とを併せた凹所の略中央に。
ブロックの相接面(10)に垂直に、而もこのブロック
の外側面(1−23)までも貫く回転軸(Ir−24)
を設け、これに凹所の最奥部の山形突起(18)との間
にロープを緩やかに挾むことが出来。
そして回転軸(24)の中心線上に中心をもつ円を最小
円(IV−25)とし、その半円を例えば15等分する
各半径上にその長さが1方から順次に最小半径より等差
数動的に増大する半径を取り、但最大半径はこれを回転
しても凹所の最奥部の山形突起(18)にも縦溝の縁(
13)にも接触しない程度にした。これ等の半径の頂点
を通る滑らかな曲線(IV−27)に、残りの2象限に
於て、その両端の最大半径と最小半径の端部(i%l−
28,29)を結ぶ直線を長軸とする任意の卵形的曲線
(IV−30)を連続的に連結させたものに回転軸に垂
直な断面とする9強靭な材料の筒形ブレーキ片(Lll
−31)を、この曲面の断面曲線を作るために使用した
最大及最小円の中心を通る回転軸(24)に固着させる
のでこの調速ブロック(7)の縦溝(13)の上端の口
に滑降用ロープをはめ込み次第にロープの下方を上部凹
所(14)の円筒棒(21)の下方から円筒棒と凹所の
内壁(16)の曲面との間に通し2次に円筒棒の上方に
まわして縦溝に出し、結局ロープを円筒棒に1巻きさせ
た後溝中を下方にとり、ついで下部凹所(15)の内壁
(17)の曲面にそうて上方から下方へ、筒形ブレーキ
片(31)との間に押し込み最後に縦溝に出し下端の口
(ri−34)からブロック外に垂らすので。
筒形ブレーキ片の回転に従ってロープはブレーキ片と凹
所の内壁(17)との間に圧迫され、従ってロープと内
壁の間の摩擦力は増大して調速ブロックCU−7)をロ
ープ上に定着させ、或いはブレーキ片の反対方向への回
転によって摩擦力を減じて滑降することが出来る様にす
る。然しこれ等の操作を安全に容易(二行うことが出来
る様にするために、この調速ブロック及その他1式を仮
に空中(二支持するために仮帛紐(■−5)を用いる。
これは滑降器全体を安全に支持することが出来る強度の
繊維製の紐の両端が両ブロックに別々に固着しであるの
で、この仮吊紐(5)の略中央を滑降用ロープ(12)
の上端を固定する鉤に掛けて後、上記の様に調速ブロッ
クにロープを通し終ったならば、蓋ブロック(8)を回
転して調整ブロックに対して勢よく押し付けるときは両
ブロックは堅固に結合されて、この蓋ブロックがロープ
を通した縦溝及凹所の蓋となる様にするために、ロープ
逸脱防止用施錠装置(11−4)を調速ブロックの蝶番
(パー9)とは反対の側面に取り付ける。このためにこ
の側面に強靭な底板(V−38)を固定しその上1ニブ
ロックの相接面(10)及底板面に対してその表面が垂
直になる様に2強靭な物質の貫木棒誘導用第1支持板(
V−39,40)を上及下に2箇、その中央に底板(3
8)より比較的小距離(=於て小孔をその面に垂直に穿
ったものを固定し、但両方の第1支持板(39,40)
の小孔の中心を結ぶ直線が底板(38)面とブロックの
相接面(10)に平行になる様にする。尚この両筒1支
持板相互の間隔は構造上杵される範囲内に於て犬なる距
離を与える。
そしてこの小孔内を滑らかに移動することができる2つ
の貫木棒(V−44,45)の同じ側の端を夫々同質の
連結棒(V−47,74)をもって2貫木棒と平行な同
質の直線状の起動棒(V−48)に連結し、尚これが底
板(V−38)に対して一定の高さを保って滑動するこ
とが出来る様にするために適当に相離れた2つの支持板
(V−49,50)を底板の上に固定し、その支持板面
に垂直に穿った小孔内全滑動することが出来る様(=支
持する。そしてこの起動棒の2つの支持板の間に於て貫
木棒の滑動距離より僅かに長く且起動棒より少し大きい
断面の角筒部(V−53)を起動棒上に軸が互に平行に
なる様に固着し、その角筒部の上方に於て起動棒に垂直
に固着させた小円板(V−162)の上面と上方の支持
板との間に相当強力なつる巻スプリング(V−54)を
起動棒と同軸的位置に於て圧縮し、この弾力を以て起動
棒一連結棒一貫木棒系を押して下方の止め俸(V−51
)まで移動させるが起動棒と平行にそして回転すること
が出来る様に支持された短小軸(V、Vl−ss)の下
端に固着された小留金板(V、Vl−56)が、角筒部
の下端面′に接して回転し起動棒の下方への滑動を阻止
する様にし、そしてその短小軸(55)の上端部にこれ
に対して直角に留金外し用小回転板(V−57)を固着
させ、而もこれの先端(V−58)が例えば上部貫木棒
(V−44)の第1支持板(V−39)の下方に於て貫
木棒の中心線の附近まで回転する様にしであるので、蓋
用ブロック(8)?調速ブロック(7)(二向けて強く
圧し付けるときは、蓋用ブロックの蝶番(If−9)と
は反対の側面上にその面と相接面(V−11)とに平行
に固定された軸(■−59)のまわりに小角度の回転が
可能であるが板ばね(■−60)の弾力を以て一定位置
に押し付けられた2枚の施錠用舌状板(11−61,6
2)の1つ(6I)が、調速ブロック上の逸脱防止施錠
装置の貫木棒(44)の上方第1支持板(39)面から
僅かに離れた下方に突進して来てこの留金外し用小回転
板(V−57)の先端に激突してこれを回転させるから
、この小回転板は短小軸(55)を通して小留金板(5
6)と1体になっているのでこの短小軸(55)に巻き
付けられたつる巻スプリング(y、■−133)の弾力
に抗して小留金板(56)を底板より遠ざける方向に回
転させるので、角筒部(53)の下方の支えがなくなり
従って起動棒(48)をそれと同軸のスプリング(54
)の弾力は下方C二急に滑動させる故、これに連結され
た貫木棒(44゜45)も下方へ向って滑動するが突進
して来た施錠用舌状板(11−61,62)はそれらに
穿たれた小孔が貫木棒の中心線上に来た位置において止
る様にしであるので2貫木棒は舌状板の小孔を貫き且そ
れ等の下方に設けられた第2支持板(V−66゜67)
の小孔をも、予め両貫木棒の中心線上に位置する様にし
であるので2貫木棒の先端はこれ等の小孔をも貫いて舌
状板をこの位置から放さない。
そして貫木棒がこの位置に来たときは2例えば下方の貫
木棒(45)の側面によって支えられていた。
それの上方にある安全用回転駒(V−70)は回転に対
する障害が除かれるために、又この時既に回転鉤頭押え
小回転板(V−71)による支えも除かれているので、
下方の小つる巻スプリング(V−72)の収縮力によっ
て回転駒は軸のまわりに回転して、その先端が下方の貫
木棒(45)の上端の連結棒(V−74)の上側面を押
える位置に来て連結棒上の小突起(V−75)に衝突し
て止るので。
而も回転駒の先端と連結棒(74)との接点は回転駒の
回転軸を通って起動棒に平行な中心線より小突起(75
)の方に片寄っているために、起動棒従って貫木棒を上
方へ引く外力が働くことがあっても回転することは出来
ないので安全装置の役を果す。この時上方の第2支持板
(V−66)に接してその下方にある安全表示起動小板
(■−77)は。
その面より上方(=向って突出している小突起(■−7
8)が第2支持板の小孔に緩やかに嵌入されているので
、上部貫木棒(44)が下方に向って移動した場合に、
それの下端は小板(77)の突起を下方に押すために小
板は下方に移動し、これに連結された1連のリンク仕掛
(vi−I54,155,146)によって梃子(1,
16)は、この梃子上の突出棒と底板(V−38)上の
突出棒との間(−張られた小つる巻スプリング(■−1
44)¥引き延ばして回転軸のまわりに回転するので、
この梃子の先端の縦溝(■−157)に挾まれた小棒(
■−158)は。
これに固着された赤色小板(■−159)と共に運動し
て安全表示器(■−145)に設けられた覆い板にかく
れて、その後に青色板が表われる様にされているので、
赤色板がかくれて青色板に変ることは施錠の完全を表示
するものであるから、そこでブレーキハンドル(ff+
x−79)の先端の起動用梃子(II、X−5o)を握
りしめることによって。
ハンドルの回転軸(X−81)上において調速ブロック
(7)に固定された回転止め歯車(X、Xl−82)の
歯止め(X−83)を外し、そこでブロック上面(1印
された矢印の方向へハンドル(79)を回転すれば、こ
のハンドルは回転軸及ブレーキ片(■−31)と1体に
なっているのでブレーキ片は回転して、それと凹所(1
5)の奥部の内壁(ll−17)との距離は段々に減少
してロープ乞いよいよ強く圧迫する様になり、凹所内壁
とロープとの間の摩擦力は増大し十分ノ・ンドルを回転
した処では、滑降器ンこれにかかる荷重即ち人体の重量
に抗してロープ上の1点に定着させることが出来る様(
二なる。
そこで足踏’[(1−2)全それの収納箱(XW−13
5)より引き出す時は爪先保護板(XW−136)は。
足踏台板(XW−1,37)の賞金(138)の外側に
同軸的に圧縮されたつる巻スプリング(XVI−139
)の弾力が足踏台板を押し下げるために、これの両端か
ら上方に突出した短板(XVf−140)と爪先保護板
の回転軸に近い処に於て縦骨(XW−141)とを連結
する連結板(XW−142)の働きにより、保護板は側
方に開帳して足踏台板に足を乗せるのに障害とはならな
い。而も滑降中建物等の表面にある障害物を排除する上
に有効(二働くものである。
又その足踏板の中央側面に凹所(XVI−87)を設け
て滑降用ロープが緩やかに通る様にしであるので。
調速ブロック(7)の下方においてこの凹所に滑降用ロ
ープをはめて後、凹所の傍にある小軸のまわりに180
°近く回転して凹所の前面に蓋をすることが出来る蓋枠
(XW−88)の先端が2足踏板(2)から側方に突出
した小突起(XVI−89)に取り付けられてそしてそ
の面から少し突出した蓋枠止め棒(XVI−90)の先
端の斜面(XW−91)を押して、その止め棒を、その
小突起(89)内に仕込まれた小スプリング(X192
)の弾力に抗して押し込むが。
更に蓋枠をその位置より僅かに回転させれば、蓋枠は小
突起の上面において蓋枠側に向って突き出た止金(XV
I−93)に衝突して止り、この位置においては蓋枠先
の凹所(94)が蓋枠止め棒(90)の先端と相対する
位置にあるので、小つる巻スプリングの弾力によって蓋
枠止め棒は突出して蓋枠の先端の凹所に適合して蓋枠を
その位置に定着させるので、滑降ロープが足踏板の凹所
(87)から逸脱する危険を防止することができる。こ
こで滑降器(1)の下端のロープ止め金具(IT、 I
I[−86)に結び付けられた梯子ロープ(1−84)
を伸ばしながら足踏板(2)を自然に垂下させて後、滑
降器のブロックの蝶番(9)と反対側の蓋ブロック(8
)の側面の把手(■、l−95)とブレーキハンドル(
79)の中程の処に手をかけて、下方にぶら下げた梯子
ロープ(I−84)の中間の足掛け(1−96)を経て
足踏台板(XVI−137) I:両足に並べて立ち1
次いで起動用梃子(n−so)を掌で握り締めながらブ
レーキハンドルを倒せば、起動用梃子の回転軸に関して
反対側に伸びた突起(X−97)に連動して、ハンドル
の中心線上で滑らかに滑動出来る様に支えられた直線板
(X−98)の先端の楔状尖頭(X−83)がハンドル
と同軸的にブロック(7)に固着しである回転止め歯車
(X−82)の歯の間に食い込んでいるのを引き上げる
ことによってその咬み合いが解かれるので、ハンドルを
少し宛矢印とは反対方向に回転するときは、滑降用ロー
プ(12)とブロックとの間の摩擦力が減少して滑降器
は下降をはじめるが、このブレーキハンドルに矢印の方
向に回転する間はハンドルの側方から進行方向に突出し
ている仮/i3紐解放用突起(X−99)が仮吊紐解放
操作板(lI−6)を押して進むが、この際仮吊紐解放
操作板上の爪棒(X[+−147)の先端の爪は回転止
め歯車(82)をラチェツト車とするクリックの働きを
する様に作られているため、この操作板は押されてハン
ドルと同じ向きにだけ回転し、而もこの間に操作板上の
ラチェツト車(■−101)に咬み合っているクリック
棒(■−102)の上端の直角に曲ってブレーキハンド
ル(79)の方へ伸びている先端部分(X1−103)
に解放用突起(9つ)は突き当り、これ乞それの軸のま
わり(二回転的に押すがクリック棒は解放操作板の合板
(■−104)においてクリック棒に垂直な方向に設け
た溝(X[[−105)内にこれに平行に固定された棒
止め用板バネ(106)の先端に取り付けた小松(XV
−149)の斜面上をりIJ ツク棒は滑って回転し、
その際この板バネを押し曲げるが、クリック棒がそのバ
ネの小松の先端を通り過ぎた瞬間に板バネ(106)は
弾力によって旧位置(二部る。そこでりIJ ツク棒に
は、これを旧位置に向って押す別な板バネ(l−107
)の弾力が働いているが、クリック棒は棒止め用板バネ
(Xll−106)の先端に支えられてその位置に停止
する。然しこの位置に於てはクリック(102)はラチ
ェツト車(101)の歯から離れているのでラチェツト
車は自由(二回転することが出来る。処でブレーキハン
ドル(79)が回転を極めればブレーキ片(31)は滑
降用ロープを下部凹所の壁面(17)との間に強く挾み
、その間の摩擦力と滑降用ローブと上部凹所にある円筒
棒1−21)との間の摩擦力の合力によって荷重は支え
られて停止することができるので、ここにおいて片手で
は把手(I[、l−95)’!r他の手ではブレーキハ
ンドル7持って、ブロックから垂下し。
ている梯子ローブ(1−84)の下端の足踏板(2)上
に立ち2次いでブレーキハンドルに前とは逆方向に徐々
に回転して摩擦力を減少させるときは遂に降下?はじめ
るものである。但このときは解放操作板(6)のラチェ
ツト車は既に自由になっているので、これと同体になっ
ている仮ω紐巻き付は円筒(■−108)は仮帛紐に働
く張力によって回転し、これに巻き付けられた仮ω紐(
■−5)は巻き戻され遂にはそれの自由端が紐差し込み
孔(■−109)より抜け、結節留め板□J−110)
の孔を抜けてひいては滑降ローブの留め鉤を結節は通り
抜けて、2滑降器はω紐から全く自由になり降下運動へ
の支障は全く消失する。処で運動の摩擦力は静止の摩擦
のより小さいので、ノ・ンドルのそのままの位置では加
速して大きい降下速度になるので、起動用梃子(80)
を押えたままハンドルを小刻みに前後に往復回転するこ
とによって降下速度を適当な値に調節することが必要で
ある。こうして降下を終って滑降用ロープ!滑降器から
取り離すためには、先づ下方の足踏板の中央部の凹所の
蓋枠止め棒(X■−90)を蓋枠凹所から抜いて、蓋枠
(88)を回転して凹所な開いて滑降用ロープを足踏板
から離した後、ブレーキハンドルを回転してブレーキを
全く緩め9次(=仮吊紐解放操作板(ff−6)の下端
の爪棒(X[[−147)を回して回転止め歯車(82
)の歯から爪を離して操作板をブレーキハンドルに近い
位置まで戻して置くことが必要である。尚この爪棒の先
端は歯車の歯とは反対側に於ては、この爪棒と大体直交
する方向の楔板(■−148)の他端には小松(XIV
−149)があって。
これは解放操作板の合板(■−104)上の合板バネ溝
(■−105)に対して殆ど直角の方向に長い梃子(X
ll−150)Y設けてあってそれは合板との間に小松
(149)を挾み且その面に密接させ、而も(151)
に軸をもって回転することができ、そしてその先端には
合板バネ溝に固定したクリック棒上め板バネの先端に近
い点に於てこれに掛けた小鉤(X][−152)の端を
この梃子の先端に固着しであるので、爪棒の先端の爪が
回転止め歯車(82)の歯から外れる向きに回転すると
きはその先端が楔板(148)をそれの頭部を押してい
る板バネの弾力に抗して移動させるので、その先端の楔
(XIV−149)は長梃子を合板から離す様に押すた
めに、長梃子は僅かに回転してその先端の小鉤がクリッ
ク棒上め板バネを引くから、その先端は移動してクリッ
ク棒(X[l−102)との掛りが除かれクリック棒の
回転への障害が除かれるために、クリックは回転してラ
チェツト車(l−1o+)の歯の間に食い込むのでラチ
ェツト車は1方向にだけしか回転が出来なくなる。又滑
降器の側面の逸脱防止施錠装置の安全用回転駒(V−7
0)の先端に近い部分に於ては、これに垂直に取り付け
られしかも施錠装置の全面を覆う覆板(VT−113)
の条孔から外方に突出させた小突出棒(V−115)の
頭部?もって回転させ9回転鉤(70)の先端が下方連
結棒(V−74)の上側面を押える位置から去らせると
きは9回転鉤の回転軸に関して鉤とは反対側に突出した
短棒は(V−116)は、その頭部を板状の小さいバネ
(V−117)の弾力によって下方に押さえられている
小回転板(V−71)の下面を擦って回転し、その極点
(1於てこの小回転板の先端の切り欠ぎ部(V−119
)に達するが、この際小回転板は僅かに回転駒の短棒(
116)の方へ回転するので短棒の端はこの切り欠ぎに
掛るから。
回転駒の先端の手動用小突出棒(V−115)と底板(
V−38)上に植え込まれた止棒(V−160)との間
に張られた下方つる巻スプリング(V−72)の張力が
働いているが回転することは出来ない様になる。此処で
例えば上部連結棒(V−47)をそれに取り付けた鎖或
いは紐(V−12+)を引っ張って上方に移動させると
2貫木棒(V−44,,15)は両方共に舌状板(17
−61,62)の小孔から抜は出すので、その両ブロッ
クの相接面(lO2目)に於て2例えば蓋用ブロックに
仕込まれたスプリング(l[−122)の弾力によって
相手の調速ブロック面(7)に押しつけられている突き
離し棒(■−123)の作用によって両ブロックは直ち
に相離れる。この際起動棒(,18)の角筒部(V−5
3)はその側表面を押している小留金板(■−56)の
先端を擦って上方に移動するが、その極点に達した時小
留金板は、それと1体に固着されている短小軸(V−s
s)に同軸的に取り付けられているつる巻スプリング(
V−63)の回転的弾力によって。
角筒部(53)の下端面に於て回転して底板(38)(
=固定されている回転止め板(V−127)の先端に衝
突し角筒部の下端面に接した位置で止り、起動棒の下方
への移動を完全(=阻止する。この際短小軸(55)の
上端に於てこれに固着された施錠装置起動用小回転板(
V−57)は貫木棒誘導第1支持板(V−39)の小孔
の附近まで回転して次の施錠期乞待つ、又起動棒(48
)を上方に引き上げた際、角筒部の上方において起動棒
(48)から側方に突出し小留金板(V−56)の方に
直角だけ曲りだL字状突起(V−129)は短小軸(5
5)の側面と底板面との中間の面上を移動するが、その
先端に於て底板とは反対側に向って突出した小突起(V
−130)は小回転板(V−71)より少し下方にある
ために、起動棒な引き上げる際に小回転板(71)の先
端をその小突起(V−130)はひっかけて移動するの
で、小回転板は上方に回転して回転駒の頭部はその小回
転板の先端の切り欠ぎから外れて回転駒は自由になるが
、起動棒がまだ上方に止っていて下方の貫木棒(V−4
5)の側面に支えられ回転駒は回転が出来ない状態にあ
る。この様な訳で両ブロックの相接面(10,11)が
再び合致するまで施錠装置は待期しているのである。尚
この際安全表示器(■−145)の作動梃子(■−目6
)はこれを上方に引く小スプリング(V’l−1471
)の弾力によって上方に回転して赤飯(■−159)を
引き上げるため、青板は赤飯によって置き変えられて危
険を表示するのである。さてこの滑降器は常に非常時に
於て直ちに使用が出来る様に準備がなされていなければ
ならない、そのためには蓋ブロック頭部の吊紐留金(l
l−36)に結ばれた仮吊紐(II−5)の自由端(■
−131)を操作板上の頭部にある吊紐結節留め板(I
I7−11o)の孔に通して後、先端を巻き込み円筒(
Xll−108)上の差し込み孔(■−109)にその
自由端の先が差し込み孔の反対側の口に僅かに見える程
度に差し込んでから9巻き込み軸0l−132)上の小
ハンドル(161)を回転すれば2巻き込み円筒は操作
板上に於て中隔板(163)y<以てラチェツト車(1
01)と隔離されているが、同じ軸(132)の上に固
定されていて、尚その反対側の端面こは吊紐差し込み孔
の口に当る処にその差し込み操作が容易に行われる様に
するための切り欠ぎを設けた円板(X[l−164)が
固定されていて、中隔板との距離は吊紐の直径より僅か
に大キくシであるので、この小ハンドルを回せば111
紐は自から重巻きとなり、大体1巻半位巻けば下層の紐
の部分は圧迫されて巻き込み円筒に対して辷ることはな
い様になる。ここで結節が結節留め板(■−110)に
よって引き留められた後少し強く巻き込んで放すときは
紐は引っ張られた侭の状態に保たれ、滑降器1式位の重
ftk十分支持することが出来る。尚操作板頭部の小円
a(■−133)は仮ω紐が操作板から離れる際に、結
節が他の突出物に掛って滑降の障害になることを防ぐ1
助となるものである。又滑降器も滑降中に建物等の壁面
から突出している障害物に遭遇した際これを容易に排除
して降下することが出来る様に、調速ブロック(7)の
下端面からブレーキハンドル等の取り付けられた外面(
ill−23)にかけて滑らかな曲線の縦断面をもつ排
除板(M−134)を取り付けるものである。
本願は上述の様に構成されているので、必要の際は先づ
滑降用ロープを取り付けた鉤に仮吊紐の中央を掛けて後
、調速ブロックの上部凹所の円筒棒にそのロープを巻き
付け2次に下部凹所の内壁とブレーキ片との間に通して
後ブロック外に垂らし、蓋プロ、りを強く調速ブロック
面に打ち当てることによって両ブロックは施錠装置4に
よって強固に結合されるから、その覆板上の安全表示板
によってそれを確め得た後、ブロックの下方に垂らした
梯子ロープの下端の足踏板の凹所に滑降用ローブをはめ
てから逸脱防止用の蓋をし2次いでブレーキ・・ンドル
を回転することによって滑降器を強くそのロープ上に定
着させた後2足踏板及滑降器に身体を托してからブレー
キ?徐々に緩めるときは既に仮帛紐の1端は固定装置か
ら解放されている故下降運動を起すのでブレーキによっ
てその速度を加減して安全に降下することができるロー
プ用滑降器の発明である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の1例を示すもので、第1図はロープ用滑降
器全体の構成を示す立面図、(1)は滑降器の本体、(
2)は足踏板+ (84)は梯子ロープ。 (96)は中間足掛けを示す、第V図は滑降器本体の構
成を示す立面図、第1図は同上部分の側面図。 第X図はブレーキ片の断面の形状を決定する方法を示す
説明図、第V図は施錠装置の立面図、第V図は同上部分
の側面図、第1図は第V図のA−A線における横断平面
図、第1図は施錠装置の1部の立面図、第X図は同上部
分の側面図、第X図はブレーキハンドルの立面図、第V
図は同上部分の側面図、第V図は仮吊紐解放操作板の立
面図、第腫図は同上部分の側面図、第X図は第V図のB
−n線における横断平面図、第X図は第V図のC−C線
における横断平面図、第X■図は足踏板の立面図、第X
VII図及第罵は同上部分の爪先保護板の運動を示す説
明用立面図。 以  上 図面の浄IF(内容に変更なし) 績   lI21 竿  2  図 榮 タ 図      某 S 目 ヤ  /2  図 蓼 76 図 手  続  補  正  書 昭和60年11月23日 1、事件の表示  昭和60年特許願第175361号
2、発明の名称  ロープ用滑降器 3、補正する者 事件との関係  特許出願人 住所 山口県厚狭郡山陽町犬字郡字物刈941番地5、
補正の対象  特許願に添付した図面6、補正の内容 
 願書に最初添付した図面の全部に就て9図の番号を示
す数字をローマ字 からアラビヤ数字に訂正すること。 図面の浄書別紙の通り(内容に変更 なし)。尚、この数字々体の変更に 従って明細書中における数字も訂正 すべきであるから、その正誤表を別 紙の通り添付する。 正    誤    表 頁 行 誤字 訂正   頁 行 誤字 訂正2  I
I  l−11−]    4 4  ll−222−
2214U−42−41011−2− 14ロー5 2−5     14 1’V’−254
−251511−62−6201V−274−2718
■−72−751■−284−2819fj−82−8
2■−304−302011−92−9411,l−2
,3−32[−102−1016U−342−344I
t−122−122011−72−7611−+o  
2−10   6  s  ff−52−57ll−1
32−131511−42−491+−142−141
611−92−911n−1611617V−385−
38131+−172−1720V−395−3915
1+−182−187s  V−145−1418ll
−192−199V−475−4741It−212−
2110V−485−48頁 行 誤字 訂正   頁
 行 誤字 訂正7 11  V−385−38917
V−665−6613V−495−49+0 3  V
−705−7020V−1625−1625V−715
−7182V−545−546V−、5− 4V−515−519V−745−746V、■−55
5,6−5510V−755−757V、■−565,
6−56t6V−665−6610V−575−571
7■−778−7711V−585−58181に−9
− 12V−445−44113■〜154 8−1541
2  V−395−395V−385−3816[1−
92−96■−1448−14417V−115−11
8■−1578−1571711−2−8■−1588
−15819[1−602−609■−1598−15
92011−612−6110■−1458−1459
4V−575−571411,X−792,10−79
8V、W−635,6−631511,X−802,1
0−8014[1−612−61+6  X−8110
−81’Q頁 行 誤字  訂正   貞 行 誤字 
訂正+1 17  X、Xl−8210,11−821
31911,l−862,3−8618x−8310−
83201−8JI  1−8420  11−   
 2−      14  3  [,1−952,3
−958Xl’l−13518−+35       
  6   XVI−13716−137’11  X
W−13616−136711−802−80IQ  
XW−13716−+37     9  X−971
0−9711XW−13916−13911X−981
0−98!3  XVI−1,1016−140+2 
 X−8310−831,4XW−14117−+41
     13  X−8210−8215沿11−1
42 17−142      20  X−9910
−99+9  XW−8716−871511−62−
613,1XW−8816−882Xll−14712
−1475XW−8916−896■−12− 7XVI−9016−907■−10212−1027
XVl−9116−919X[−10312−103i
ll   XW−9216−9212X[l−1041
2−+0412   XVI−9316−9313X[
l−10512−105頁 行 誤字 訂正    頁
 行 誤字 訂正1s  15  XV−I7I9+5
−149   18  +5  XIV−111914
−14920X1l−10712−10718Xll−
102,12−+0216    ]   X[l−1
0612−10620XIII01  12−10+9
  ll−212−21193V−705−70111
1,1−952,3−955Vll13 6−113+
3  r−s41−84      6  V−115
5−11519X[I−+os  12−+08   
   s  V−745−742011−52−5IQ
  V−1165−116171X11−  12− 
      II  V−1175−1172■−11
012−1+0     12  V−715−71+
3  XVI−9016−9014V−1195−11
917X[l−14712−14717V−1155−
1151711−62−618V−385−38182
■−14812−148+8  V−1605−+60
2  XIV−14914−14919V−725−7
23■−10412−104201V−475−474
、X[−10512−1052V−1215−+215
  Xlll50 13−150       3  
V−445−4410X[l−15213−1524l
l−612−61頁 行 誤字 訂正   頁 行 誤
字  訂正20 7 1−122 3’−+22  2
2 6  ■−362−36811−3−7[1−52
−5 10V−535−537X1l−13112−1311
1■−566−568xiI−txo  12−110
+4  v−ss  5−ss      9  ■−
10812−10815V−635−6310■−10
912−10917V−1275−+27    12
  X[ll−13213−132211V−575−
5718■−12−2V−395−39234X[l−
11012−1105V−565−568■−1331
2−1336V−1295−12914冒−233−2
39V−1305−130161−1343−1349
V−715−71241611 11V−1305−13019II2 +5  V−455−45251W    319  
Vl−1458−1,1521V    419  ■
−1468−1463V、V[5,620Vrl−14
48−1444Vll、V    7,5221 ■−
1598−15’)      5 1  8頁 行 
誤字 訂正 25 6 1X、X  9,10 7  ’iJ   11 8XIl]2 9X11113 XIV14 9X[112 0XV15 10X[112 11X11I16 12  XV[117 12罵  18 □□

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2つの滑降用ブロックの間の凹所に挾んだ滑降用ロープ
    を適当な半径の円筒棒に巻き付け、更にこれとは別な凹
    所に於て壁面と回転可能な偏心的有軸の筒形ブレーキ片
    との間に於て該ブレーキ片を回転することによって凹所
    の壁との間の摩擦力を連続的に変化させると同時に、円
    筒棒のまわりの摩擦力を連係的に変化させることによっ
    て両摩擦力の総和を変化させて滑降速度を調節すること
    が出来る滑降器本体と、紐の両端を、1端は滑降器ブロ
    ックに固定し他端は回転軸に重巻きに巻き付けることに
    よって生ずる摩擦力によって固定し、或いはその回転軸
    の回転を自由にさせることによって解放ができる様にし
    た仮吊紐解放操作板と、両ブロックの結合及解除を容易
    に行うことが出来る施錠装置と、ブロックの下方に吊る
    した足踏板とを複合させたロープ用滑降器。
JP17536185A 1985-08-08 1985-08-08 ロ−プ用滑降器 Pending JPS6234579A (ja)

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JP17536185A JPS6234579A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 ロ−プ用滑降器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459465A (ja) * 1990-06-29 1992-02-26 Shinko Electric Co Ltd 搬送台車の除振装置
JPH06278606A (ja) * 1992-02-07 1994-10-04 Hitachi Ltd 車両の振動制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459465A (ja) * 1990-06-29 1992-02-26 Shinko Electric Co Ltd 搬送台車の除振装置
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