JPS6234498Y2 - - Google Patents

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JPS6234498Y2
JPS6234498Y2 JP20129782U JP20129782U JPS6234498Y2 JP S6234498 Y2 JPS6234498 Y2 JP S6234498Y2 JP 20129782 U JP20129782 U JP 20129782U JP 20129782 U JP20129782 U JP 20129782U JP S6234498 Y2 JPS6234498 Y2 JP S6234498Y2
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JP
Japan
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constant voltage
heat
heater
circuit
retaining
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JP20129782U
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JPS59105434U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、内蔵された電子制御回路に対し定電
圧回路を介して給電するようにした保温釜に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
この種の保温釜に用いられる電子制御回路の入
力電圧は、良く知られているように商用電源電圧
より相当に低い。このため、従来の保温釜の一例
として、商用電源電圧を降圧するトランスを設
け、このトランスの出力を整流した後に定電圧回
路を介して電子制御回路に供給するように構成し
たものがある。しかしながら、この構成では比較
的高価なトランスを必要として全体の製造コスト
が嵩む不具合があるばかりか、全体の重量増加を
招く不具合もあつた。また、トランスを電子制御
回路が有するプリント配線基板上に直接配置する
構成になされていたときには、保温釜を落下させ
た場合にトランスに作用する慣性力が過大となつ
て上記プリント配線基板が割れる等の虞があつ
た。一方、従来より、分圧用の抵抗を介して定電
圧回路に通電させるように構成した保温釜も考え
られているが、この構成では、抵抗での発熱が電
力損失を招くばかりか、高温を呈する抵抗の取付
構造が複雑になつて製造コストの上昇を来たす欠
点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、従来必要であつたトランス或は
分圧用抵抗を不要になし得て安価に製作できると
共に全体の軽量化を図ることができる等の効果を
奏する保温釜を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、定電圧回路に対し商用電源から保温
ヒータを介して通電するように接続したものであ
り、これにより商用電源電圧を保温ヒータにより
分圧するように構成したものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の第1実施例について第1図を参
照しながら説明する。
第1図において、1は商用電源で、その一端が
電源スイツチ2を介して母線3に接続され、且つ
他端が母線4に接続されている。そして、母線3
及び4間には、炊飯ヒータ5及び炊飯スイツチ6
の直列回路と保温ヒータたる胴ヒータ7及び保温
スイツチ8の直列回路とが夫々接続されている。
また、母線3及び4間には、図示極性の整流用ダ
イオード9、保温ヒータたる蓋ヒータ10及び図
示極性の定電圧ダイオード11の直列回路が接続
されており、この場合蓋ヒータ10は正特性サー
ミスタによつて構成されている。12は定電圧ダ
イオード11と並列に接続されたコンデンサで、
これらコンデンサ12及び定電圧ダイオード11
によつて定電圧回路13が構成されている。14
は保温釜に内蔵された電子制御回路であり、この
電子制御回路14は、鍋の温度を検知するように
設けたサーミスタ(何れも図示せず)の出力に基
づいて炊飯スイツチ6及び保温スイツチ8を制御
して炊飯、保温等の各行程を実行する制御回路ユ
ニツト15と、この制御回路ユニツト15の制御
内容を表示する表示回路ユニツト16より成る。
そして、斯かる電子制御回路14は定電圧回路1
3から給電されるように設けられている。
上記した本実施例によれば、電源スイツチ2が
オンされた状態では、商用電源1の出力をダイオ
ード9によつて整流して成る直流電圧が蓋ヒータ
10及び定電圧ダイオード11の直列回路の両端
子間に現われ、定電圧回路13に対して、上記直
流電圧と蓋ヒータ10の負担電圧との差に応じた
電圧が印加されるようになる。従つて従来構成の
ようにトランスを設ける必要がなくて、全体の製
造コストが嵩んだり全体の重量が増加したりする
等の不具合を招く虞がなくなるものである。しか
も、元来存在する蓋ヒータ10を分圧用抵抗とし
て兼用する構成であるから、従来のように電力損
失を招いたり、分圧用抵抗の取付構造の複雑化に
伴う製造コストの上昇を招く虞れがなくなる。
ところで、上述のように蓋ヒータ10を分圧用
抵抗として用いることが可能になつたのは、近年
における保温技術の向上によるものである。即
ち、保温技術の向上によつて、蓋ヒータ10とし
て小出力のもの(換言すれば高インピーダンスの
もの)を用いれば済むようになつて来たので、蓋
ヒータ10に流れる電流を従来に比して小さくで
きるようになつた。これに対して電子制御回路1
4が必要とする電力は、LED等を含む表示回路
ユニツト16を使用する関係上増大する傾向にあ
り、蓋ヒータ10を介して通電される定電圧回路
12の出力と電子制御回路14の入力とのマツチ
ングが良好になつて来ている。従つて、定電圧回
路12内の定電圧ダイオード11として最大許容
損失の小なる安価なものを使用できるためコスト
的に見合うようになり、これにより蓋ヒータ10
を分圧用抵抗として使用可能になつた。
さらに本実施例によれば、蓋ヒータ10を正特
性サーミスタによつて構成したので、次に述べる
効果をも得ることができる。即ち、正特性サーミ
スタは、良く知られているように入力電圧が高い
状態で高抵抗を呈し且つ入力電圧が低い状態で低
抵抗を呈する性質があり、従つて結果的に、商用
電源1が電圧変動した場合でも定電圧回路13に
対する入力電流が一定化するようになるから、定
電圧ダイオード11の最大許容損失に余裕を見込
む必要がなくなつて該定電圧ダイオード11とし
て低電力用のものを使用できるようになる。
第2図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、この第2図では、2個の整流用ダイオード1
7,18を使用することにより、蓋ヒータ10に
対して商用電源1の全波電圧を印加させるように
構成している。
第3図は本考案の第3実施例を示すものであ
り、この第3図では、蓋ヒータ10に対して商用
電源1から直接的に通電させると共に、定電圧回
路13に対して全波整流回路19から通電させる
構成としている。
第4図は本考案の第4実施例を示すものであ
り、この第4図では、蓋ヒータ10及び定電圧回
路13双方に対して全波整流回路20から通電さ
せる構成としている。
尚、上記各実施例では、蓋ヒータ10を介して
定電圧回路13に通電する構成としたが、胴ヒー
タ7を介して定電圧回路13に通電する構成とし
ても良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、内蔵された電子制御回路に対し定電圧回路
を介して給電するようにした保温釜において、従
来必要であつたトランス或は分圧抵抗を不要にな
し得て安価に製作できると共に全体の軽量化を図
ることができる等の優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す電気回路
図、第2図乃至第4図は夫々本考案の第2乃至第
4実施例を示す第1図相当図である。 図中、1は商用電源、7は胴ヒータ(保温ヒー
タ)、10は蓋ヒータ(保温ヒータ)、11は定電
圧ダイオード、13は定電圧回路、14は電子制
御回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内蔵された電子制御回路に対し定電圧回路を
    介して給電するようにしたものにおいて、前記
    定電圧回路に商用電源から保温ヒータを介して
    通電するように接続したことを特徴とする保温
    釜。 2 保温ヒータは正特性サーミスタより成ること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の保温釜。
JP20129782U 1982-12-28 1982-12-28 保温釜 Granted JPS59105434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20129782U JPS59105434U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 保温釜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20129782U JPS59105434U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 保温釜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59105434U JPS59105434U (ja) 1984-07-16
JPS6234498Y2 true JPS6234498Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30426798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20129782U Granted JPS59105434U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 保温釜

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JP (1) JPS59105434U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59105434U (ja) 1984-07-16

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