JPS6234057B2 - - Google Patents
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- JPS6234057B2 JPS6234057B2 JP54121577A JP12157779A JPS6234057B2 JP S6234057 B2 JPS6234057 B2 JP S6234057B2 JP 54121577 A JP54121577 A JP 54121577A JP 12157779 A JP12157779 A JP 12157779A JP S6234057 B2 JPS6234057 B2 JP S6234057B2
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は熱成形サイクル短縮可能なポリプロピ
レン組成物に関し、詳しくはプロピレン単独重合
体に特定のエチレン・プロピレン共重合体を一定
割合で配合してなる熱成形時、特にシート成形時
における加熱時間の短縮が可能なポリプロピレン
組成物に関する。 ポリプロピレンは比重が小さく、透明性や剛性
にすぐれており、しかも成形性のよい材料である
ため、各種の分野に利用されている。 そのため従来よりポリプロピレンの本来有する
すぐれた特性を維持しつつ、他の物性の向上を図
る試みが数多くなされているが、その大部分は低
温耐衝撃性の改良に向けられており、熱成形時、
特にシート成形時における加熱時間の短縮に関す
る改良は望まれてはいたが、ほとんどなされてい
ないのが現状である。 そこで本発明者らは、ポリプロピレンの本来の
特質である透明性、剛性等を維持しつつ、熱成形
時における加熱時間の短縮が可能なポリプロピレ
ン組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた。 その結果、プロピレン単独重合体にエチレン・
プロピレンランダム共重合体と無定形エチレン・
プロピレン共重合体を一定の割合で配合して得ら
れる組成物が目的とする物性を有するものである
ことを見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、(A)プロピレン単独重合体40
〜94重量%、(B)エチレン・プロピレンランダム共
重合体3〜30重量%および(C)無定形エチレン・プ
ロピレン共重合体3〜30重量%よりなる熱成形サ
イクル短縮可能なポリプロピレン組成物を提供す
るものである。 本発明のポリプロピレン組成物の(A)成分である
プロピレン単独重合体の物性は特に制限はない
が、通常は密度が0.89〜0.93g/cm3であり、メル
トインデツクス(以下、MIと略す。)は7.0g/
10分以下、好ましくは0.3〜4g/10分のものが
よい。MIが70g/10分を超えるとドローダウン
量が多く、またMIが小さすぎると加工性に難点
が生ずる。 この(A)成分であるプロピレン単独重合体は、本
発明の組成物のベースとなる成分であり、その配
合割合は、(A)、(B)、(C)成分全体の40〜94重量%、
好ましくは50〜90重量%とすべきである。 次に(B)成分であるエチレン・プロピレンランダ
ム共重合体については、密度0.88〜0.93g/cm3、
MI10g/10分以下、エチレン含有量1〜5重量
%のものを使用するのが一般的である。MIが10
g/10分を超えるとドローダウン量が多くなる。
また、エチレン含有量が1重量%未満では加熱時
間の短縮に及ぼす効果が小さく、一方5重量%を
超えると剛性の低下が大きくなる。この(B)成分で
あるエチレン・プロピレンランダム共重合体は得
られる組成物の熱成形に際して、加熱時間の短縮
をもたらす。その配合割合は(A)、(B)、(C)成分全体
の3〜30重量%、好ましくは5〜25重量%とすべ
きである。ここで配合割合を3重量%未満とする
と熱成形に際して加熱時間の短縮に及ぼす効果が
小さい。また30重量%を超えるとドローダウン量
が多くなり成形性が悪化し好ましくない。 さらに(C)成分である無定形エチレン・プロピレ
ン共重合体の物性についても特に制限的ではない
が、通常は密度0.85〜0.90g/cm3、ムーニー粘度
ML1+4(100℃)が40〜100のものを使用する。ま
たこの(C)成分におけるエチレン単位とプロピレン
単位の比率は、前者:後者=30〜80:70:20(重
量比)とすべきである。ムーニー粘度ML1+4
(100℃)が40未満では引張り張性率等の物性の低
下を招き、100を超えると加工性が悪化する。ま
た、エチレン含有量が30重量%未満では衝撃穴あ
け強度の向上が小さく、一方80重量%を超えると
加熱時間の短縮に及ぼす効果が小さくなる。 上記(C)成分である無定形エチレン・プロピレン
共重合体は、(B)成分と相乗効果により、加熱時間
の短縮、ドローダウン量の減少をもたらす。その
配合割合は(A)、(B)、(C)成分全体の3〜30重量%、
好ましくは5〜25重量%とすべきである。ここで
配合割合を3重量%未満とすると得られる組成物
の衝撃強度が充分でなく、一方30重量%を超える
と組成物の霞度(透明性)が低下し好ましくな
い。 本発明のポリプロピレン組成物は上記(A)、(B)、
(C)の各成分を混合することよりなるものである
が、さらに必要に応じて安定剤、染料、顔料、充
填剤、帯電防止剤等の添加剤を配合することもで
きる。 上記(A)、(B)、(C)ならびに各種添加剤の配合は、
溶融混合ステツプを含むすべての方法を適用する
ことができ、たとえば乾燥混合と溶融混合の併用
法、多段溶融混合法、単純溶融混合法等の手段に
よつて行なうことができる。各成分の配合に際し
ては、任意の混練機を使用でき、たとえばバンバ
リーミキサー、コニーダー、押出機等を用いるこ
とができる。 本発明の組成物は、加熱に際してドローダウン
量が少なく、しかも短時間にて安定するため、熱
成形サイクルを短縮することができ、熱成形加
工、特にシート成形における作業性が著しく向上
する。 なお、本発明の組成物はポリプロピレン固有の
透明性や剛性を維持しており、また耐衝響性にお
いてもすぐれている。そのため本発明の組成物は
各種包装容器等の製造にきわめて有効に利用する
ことができる。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
くわしく説明する。なお、実施例および比較例に
おいて使用した各成分の種類とその性状は以下の
とおりである。 (A) プロピレン単独重合体(以下、H−PPと略
す。) 密度0.91g/cm3、MI0.6g/10分 (B) エチレン・プロピレンランダム共重合体(以
下、R−PPと略す。) 密度0.90g/cm3、MI7g/10分、エチレン含
有量3.4重量% (C) 無定形エチレン・プロピレン共重合体(以
下、EPRと略す。) 密度0.88g/cm3、ムーニー粘度ML1+4(100
℃)70、プロピレン含有量28重量% 実施例 1〜11 H−PP100重量部に対して、R−PPおよび
EPRを所定量加え、タンブラー型ブレンダーに
てドライブレンドし、押出機を用いて溶融混練し
た後、シート状に成形した。この際の成形温度は
240℃、シート厚は0.5mmとした。このようにして
得た試料について諸物性を測定した。結果を第1
表に示す。 なお、表中における加熱時間およびドローダウ
ン量は次の如く定義した。すなわち、第1図に示
すようにクランプ枠1(400mm×400mm)に試料シ
ート2を支持し、下方から赤外線ヒーター3
(22.8Kw)にて加熱し(試料シート2と赤外線ヒ
ーター3との間隔:250mm)、それと共に時間を測
定しながら、試料シート2の動きの状態をスケー
ル4で読み、横軸に時間、縦軸にドローダウン量
(各時間における水平位置からの垂れ下がり量)
をとつてプロツトして第2図の如きグラフを描
き、熱成形領域に到達するまでの時間を加熱時
間、熱成形領域におけるドローダウン量(第2図
のグラフの極大値M)をドローダウン量と定義す
る。ここで熱成形領域は第3図に示すように、ド
ローダウン量が極大値Mを示している領域(ただ
し極大値より1mmの巾をもたせる。)を指称す
る。 一般に加熱時間は短いほど成形サイクルは早
く、またドローダウン量は少ない方がよく、20mm
以下が好ましい。このドローダウン量が多くなる
と成形時にブリツジやシワなどの不良現象を起こ
す原因となる。 比較例 1〜11 本発明の組成物の(A)、(B)、(C)成分の1種もしく
は2種を欠くか、あるいは本発明の設定範囲外の
配合割合としたこと以外は、実施例1〜11と同様
の操作を行なつて試料を得た。この試料について
の諸物性を実施例1〜11と同様に測定した。結果
を第2表に示す。
レン組成物に関し、詳しくはプロピレン単独重合
体に特定のエチレン・プロピレン共重合体を一定
割合で配合してなる熱成形時、特にシート成形時
における加熱時間の短縮が可能なポリプロピレン
組成物に関する。 ポリプロピレンは比重が小さく、透明性や剛性
にすぐれており、しかも成形性のよい材料である
ため、各種の分野に利用されている。 そのため従来よりポリプロピレンの本来有する
すぐれた特性を維持しつつ、他の物性の向上を図
る試みが数多くなされているが、その大部分は低
温耐衝撃性の改良に向けられており、熱成形時、
特にシート成形時における加熱時間の短縮に関す
る改良は望まれてはいたが、ほとんどなされてい
ないのが現状である。 そこで本発明者らは、ポリプロピレンの本来の
特質である透明性、剛性等を維持しつつ、熱成形
時における加熱時間の短縮が可能なポリプロピレ
ン組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた。 その結果、プロピレン単独重合体にエチレン・
プロピレンランダム共重合体と無定形エチレン・
プロピレン共重合体を一定の割合で配合して得ら
れる組成物が目的とする物性を有するものである
ことを見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、(A)プロピレン単独重合体40
〜94重量%、(B)エチレン・プロピレンランダム共
重合体3〜30重量%および(C)無定形エチレン・プ
ロピレン共重合体3〜30重量%よりなる熱成形サ
イクル短縮可能なポリプロピレン組成物を提供す
るものである。 本発明のポリプロピレン組成物の(A)成分である
プロピレン単独重合体の物性は特に制限はない
が、通常は密度が0.89〜0.93g/cm3であり、メル
トインデツクス(以下、MIと略す。)は7.0g/
10分以下、好ましくは0.3〜4g/10分のものが
よい。MIが70g/10分を超えるとドローダウン
量が多く、またMIが小さすぎると加工性に難点
が生ずる。 この(A)成分であるプロピレン単独重合体は、本
発明の組成物のベースとなる成分であり、その配
合割合は、(A)、(B)、(C)成分全体の40〜94重量%、
好ましくは50〜90重量%とすべきである。 次に(B)成分であるエチレン・プロピレンランダ
ム共重合体については、密度0.88〜0.93g/cm3、
MI10g/10分以下、エチレン含有量1〜5重量
%のものを使用するのが一般的である。MIが10
g/10分を超えるとドローダウン量が多くなる。
また、エチレン含有量が1重量%未満では加熱時
間の短縮に及ぼす効果が小さく、一方5重量%を
超えると剛性の低下が大きくなる。この(B)成分で
あるエチレン・プロピレンランダム共重合体は得
られる組成物の熱成形に際して、加熱時間の短縮
をもたらす。その配合割合は(A)、(B)、(C)成分全体
の3〜30重量%、好ましくは5〜25重量%とすべ
きである。ここで配合割合を3重量%未満とする
と熱成形に際して加熱時間の短縮に及ぼす効果が
小さい。また30重量%を超えるとドローダウン量
が多くなり成形性が悪化し好ましくない。 さらに(C)成分である無定形エチレン・プロピレ
ン共重合体の物性についても特に制限的ではない
が、通常は密度0.85〜0.90g/cm3、ムーニー粘度
ML1+4(100℃)が40〜100のものを使用する。ま
たこの(C)成分におけるエチレン単位とプロピレン
単位の比率は、前者:後者=30〜80:70:20(重
量比)とすべきである。ムーニー粘度ML1+4
(100℃)が40未満では引張り張性率等の物性の低
下を招き、100を超えると加工性が悪化する。ま
た、エチレン含有量が30重量%未満では衝撃穴あ
け強度の向上が小さく、一方80重量%を超えると
加熱時間の短縮に及ぼす効果が小さくなる。 上記(C)成分である無定形エチレン・プロピレン
共重合体は、(B)成分と相乗効果により、加熱時間
の短縮、ドローダウン量の減少をもたらす。その
配合割合は(A)、(B)、(C)成分全体の3〜30重量%、
好ましくは5〜25重量%とすべきである。ここで
配合割合を3重量%未満とすると得られる組成物
の衝撃強度が充分でなく、一方30重量%を超える
と組成物の霞度(透明性)が低下し好ましくな
い。 本発明のポリプロピレン組成物は上記(A)、(B)、
(C)の各成分を混合することよりなるものである
が、さらに必要に応じて安定剤、染料、顔料、充
填剤、帯電防止剤等の添加剤を配合することもで
きる。 上記(A)、(B)、(C)ならびに各種添加剤の配合は、
溶融混合ステツプを含むすべての方法を適用する
ことができ、たとえば乾燥混合と溶融混合の併用
法、多段溶融混合法、単純溶融混合法等の手段に
よつて行なうことができる。各成分の配合に際し
ては、任意の混練機を使用でき、たとえばバンバ
リーミキサー、コニーダー、押出機等を用いるこ
とができる。 本発明の組成物は、加熱に際してドローダウン
量が少なく、しかも短時間にて安定するため、熱
成形サイクルを短縮することができ、熱成形加
工、特にシート成形における作業性が著しく向上
する。 なお、本発明の組成物はポリプロピレン固有の
透明性や剛性を維持しており、また耐衝響性にお
いてもすぐれている。そのため本発明の組成物は
各種包装容器等の製造にきわめて有効に利用する
ことができる。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
くわしく説明する。なお、実施例および比較例に
おいて使用した各成分の種類とその性状は以下の
とおりである。 (A) プロピレン単独重合体(以下、H−PPと略
す。) 密度0.91g/cm3、MI0.6g/10分 (B) エチレン・プロピレンランダム共重合体(以
下、R−PPと略す。) 密度0.90g/cm3、MI7g/10分、エチレン含
有量3.4重量% (C) 無定形エチレン・プロピレン共重合体(以
下、EPRと略す。) 密度0.88g/cm3、ムーニー粘度ML1+4(100
℃)70、プロピレン含有量28重量% 実施例 1〜11 H−PP100重量部に対して、R−PPおよび
EPRを所定量加え、タンブラー型ブレンダーに
てドライブレンドし、押出機を用いて溶融混練し
た後、シート状に成形した。この際の成形温度は
240℃、シート厚は0.5mmとした。このようにして
得た試料について諸物性を測定した。結果を第1
表に示す。 なお、表中における加熱時間およびドローダウ
ン量は次の如く定義した。すなわち、第1図に示
すようにクランプ枠1(400mm×400mm)に試料シ
ート2を支持し、下方から赤外線ヒーター3
(22.8Kw)にて加熱し(試料シート2と赤外線ヒ
ーター3との間隔:250mm)、それと共に時間を測
定しながら、試料シート2の動きの状態をスケー
ル4で読み、横軸に時間、縦軸にドローダウン量
(各時間における水平位置からの垂れ下がり量)
をとつてプロツトして第2図の如きグラフを描
き、熱成形領域に到達するまでの時間を加熱時
間、熱成形領域におけるドローダウン量(第2図
のグラフの極大値M)をドローダウン量と定義す
る。ここで熱成形領域は第3図に示すように、ド
ローダウン量が極大値Mを示している領域(ただ
し極大値より1mmの巾をもたせる。)を指称す
る。 一般に加熱時間は短いほど成形サイクルは早
く、またドローダウン量は少ない方がよく、20mm
以下が好ましい。このドローダウン量が多くなる
と成形時にブリツジやシワなどの不良現象を起こ
す原因となる。 比較例 1〜11 本発明の組成物の(A)、(B)、(C)成分の1種もしく
は2種を欠くか、あるいは本発明の設定範囲外の
配合割合としたこと以外は、実施例1〜11と同様
の操作を行なつて試料を得た。この試料について
の諸物性を実施例1〜11と同様に測定した。結果
を第2表に示す。
【表】
【表】
第1図は実施例および比較例において行なつた
試料のドローダウン量の測定に用いた装置の説明
図、第2図はドローダウン量の経時変化を示すグ
ラフ、第3図は熱成形領域を示すグラフである。 1……クランプ枠、2……試料シート、3……
赤外線ヒーター、4……スケール。
試料のドローダウン量の測定に用いた装置の説明
図、第2図はドローダウン量の経時変化を示すグ
ラフ、第3図は熱成形領域を示すグラフである。 1……クランプ枠、2……試料シート、3……
赤外線ヒーター、4……スケール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)プロピレン単独重合体40〜94重量%、(B)エ
チレン・プロピレンランダム共重合体3〜30重量
%および(C)無定形エチレン・プロピレン共重合体
3〜30重量%よりなる熱成形サイクル短縮可能な
ポリプロピレン組成物。 2 (A)プロピレン単独重合体50〜90重量%、(B)エ
チレン・プロピレンランダム共重合体5〜25重量
%および(C)無定形エチレン・プロピレン共重合体
5〜25重量%よりなる特許請求の範囲第1項記載
のポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12157779A JPS5645935A (en) | 1979-09-22 | 1979-09-22 | Polypropylene composition for which thermoforming cycle can be reduced |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12157779A JPS5645935A (en) | 1979-09-22 | 1979-09-22 | Polypropylene composition for which thermoforming cycle can be reduced |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5645935A JPS5645935A (en) | 1981-04-25 |
JPS6234057B2 true JPS6234057B2 (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=14814675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12157779A Granted JPS5645935A (en) | 1979-09-22 | 1979-09-22 | Polypropylene composition for which thermoforming cycle can be reduced |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5645935A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1140221B (it) * | 1981-10-14 | 1986-09-24 | Montedison Spa | Composizioni polipropileniche aventi migliorate caratteristiche di resistenza all'urto alle basse temperature e procedimento di preparazione |
JPS6049049A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン組成物 |
JPH0613626B2 (ja) * | 1984-01-18 | 1994-02-23 | 三井石油化学工業株式会社 | ポリプロピレン組成物 |
JP2600829B2 (ja) * | 1988-08-04 | 1997-04-16 | 三井石油化学工業株式会社 | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5388049A (en) * | 1977-01-13 | 1978-08-03 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Molding polymer composition and its preparation |
JPS5439453A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-26 | Hitachi Ltd | Polypropylene resin composition |
-
1979
- 1979-09-22 JP JP12157779A patent/JPS5645935A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5388049A (en) * | 1977-01-13 | 1978-08-03 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Molding polymer composition and its preparation |
JPS5439453A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-26 | Hitachi Ltd | Polypropylene resin composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5645935A (en) | 1981-04-25 |
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