JPS623393Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623393Y2 JPS623393Y2 JP17193482U JP17193482U JPS623393Y2 JP S623393 Y2 JPS623393 Y2 JP S623393Y2 JP 17193482 U JP17193482 U JP 17193482U JP 17193482 U JP17193482 U JP 17193482U JP S623393 Y2 JPS623393 Y2 JP S623393Y2
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- Japan
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- plating
- tank
- plate
- temperature
- measuring device
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- Expired
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- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 76
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案はメツキを行うメツキ用槽とメツキ液の
PH、温度を測定し、フイードバツクによりメツキ
液のPH、温度をコントロールするための循環用タ
ンクを備えた循還式メツキ装置に関する。
PH、温度を測定し、フイードバツクによりメツキ
液のPH、温度をコントロールするための循環用タ
ンクを備えた循還式メツキ装置に関する。
(b) 従来技術と問題点
一般に被加工物にメツキを行う場合、メツキ液
のPH値と温度を管理する必要がある。特に電気部
品等に用いられるパーマロイ合金等のメツキにお
いては、その組成によつてメツキ液温度が変るた
め可成り厳密にコントロールする必要がある。従
来より第1図イ,ロに示すようなメツキ装置1が
用いられており、それはメツキを行うメツキ用槽
2と該メツキ用槽内のメツキ液のPH、温度を測定
し、フイードバツクによりメツキ液のPH、温度を
コントロールするための循環用タンク3を持ち、
該循環用タンク3でコントロールしたメツキ液を
メツキ用槽2にポンプ4を用いて送り込み、又メ
ツキ用槽2からはオーバーフロー板5によるオー
バーフローによりメツキ作業によつて発生した異
物を除去してゆく構造である。
のPH値と温度を管理する必要がある。特に電気部
品等に用いられるパーマロイ合金等のメツキにお
いては、その組成によつてメツキ液温度が変るた
め可成り厳密にコントロールする必要がある。従
来より第1図イ,ロに示すようなメツキ装置1が
用いられており、それはメツキを行うメツキ用槽
2と該メツキ用槽内のメツキ液のPH、温度を測定
し、フイードバツクによりメツキ液のPH、温度を
コントロールするための循環用タンク3を持ち、
該循環用タンク3でコントロールしたメツキ液を
メツキ用槽2にポンプ4を用いて送り込み、又メ
ツキ用槽2からはオーバーフロー板5によるオー
バーフローによりメツキ作業によつて発生した異
物を除去してゆく構造である。
メツキ用槽2内のメツキ液の温度、PHを測定す
るために、該メツキ槽2の端側に温度測定器6と
PH測定器7を設け、該測定器6,7の測定子をメ
ツキ液9中におき、該測定子がメツキへの影響を
及ぼさないように槽と同材質でシヤヘイ板8を設
けている。又メツキ用槽2と循環用タンク3は管
により連結されてメツキ液は循環し、メツキ用槽
2内のメツキ液9の円滑なコントロールが行われ
るようになつている。なお、13はアノードを示
す。
るために、該メツキ槽2の端側に温度測定器6と
PH測定器7を設け、該測定器6,7の測定子をメ
ツキ液9中におき、該測定子がメツキへの影響を
及ぼさないように槽と同材質でシヤヘイ板8を設
けている。又メツキ用槽2と循環用タンク3は管
により連結されてメツキ液は循環し、メツキ用槽
2内のメツキ液9の円滑なコントロールが行われ
るようになつている。なお、13はアノードを示
す。
上記メツキ用槽2内でのメツキ液9は第2図の
矢印a,b,cで示すように流れており、又該槽
2底部はシヤヘイ板8にシヤヘイされてないの
で、メツキ作業によつて発生したメツキ用槽2内
の異物のうち、沈澱しているもの10は槽底部よ
りシヤヘイ板8で区切られた測定室11に入り、
オーバーフロー板5の上部より溢れ落ち、循環用
タンク3に送られる。しかしインク槽2上部に浮
遊しているもの12は軽いためにメツキ液流aに
乗り切れず、又シヤヘイ板8の高さH1がオーバ
ーフロー板5の高さH2より高いため、シヤヘイ
板8に邪魔されるため、槽上方に浮いたまゝ除去
されないという問題がある。
矢印a,b,cで示すように流れており、又該槽
2底部はシヤヘイ板8にシヤヘイされてないの
で、メツキ作業によつて発生したメツキ用槽2内
の異物のうち、沈澱しているもの10は槽底部よ
りシヤヘイ板8で区切られた測定室11に入り、
オーバーフロー板5の上部より溢れ落ち、循環用
タンク3に送られる。しかしインク槽2上部に浮
遊しているもの12は軽いためにメツキ液流aに
乗り切れず、又シヤヘイ板8の高さH1がオーバ
ーフロー板5の高さH2より高いため、シヤヘイ
板8に邪魔されるため、槽上方に浮いたまゝ除去
されないという問題がある。
(c) 考案の目的
本考案の目的は従来の上記問題を除去するため
メツキ用槽のシヤヘイ板の高さをオーバーフロー
板より低く構成し、メツキ作業により発生した異
物が清浄できるメツキ用槽としたメツキ装置を提
供することにある。
メツキ用槽のシヤヘイ板の高さをオーバーフロー
板より低く構成し、メツキ作業により発生した異
物が清浄できるメツキ用槽としたメツキ装置を提
供することにある。
(d) 考案の構成
そしてこの目的は本考案によれば、メツキを行
うメツキ用槽と該メツキ液のメツキ条件を安定さ
せるために設けたPH、温度測定器と該測定器のメ
ツキへの影響を防ぐために設けたシヤヘイ板と、
さらにメツキ作業により発生した該メツキ用槽内
の異物を除去するためのオーバーフロー板を備え
るとともに、該メツキ液のPH及び温度の測定結果
をフイードバツクし、該メツキ液のPH及び温度を
コントロールする循環用タンクより構成されたメ
ツキ装置において、前記メツキ用槽内のシヤヘイ
板を前記オーバーフロー板の高さより低く構成し
たことを特徴とする循環式メツキ装置を提供する
ことによつて達成される。
うメツキ用槽と該メツキ液のメツキ条件を安定さ
せるために設けたPH、温度測定器と該測定器のメ
ツキへの影響を防ぐために設けたシヤヘイ板と、
さらにメツキ作業により発生した該メツキ用槽内
の異物を除去するためのオーバーフロー板を備え
るとともに、該メツキ液のPH及び温度の測定結果
をフイードバツクし、該メツキ液のPH及び温度を
コントロールする循環用タンクより構成されたメ
ツキ装置において、前記メツキ用槽内のシヤヘイ
板を前記オーバーフロー板の高さより低く構成し
たことを特徴とする循環式メツキ装置を提供する
ことによつて達成される。
(e) 考案の実施例
以下本考案の実施例を図面によつて詳述する。
第3図は本考案の循環式メツキ装置のメツキ用
槽の1実施例を示す断面図である。
槽の1実施例を示す断面図である。
図において、メツキ用槽2内で、測定器6,7
の測定子がメツキへの影響を及ぼさないように設
けたシヤヘイ板8′の高さH′1がメツキ作業によつ
て発生した異物を除去するためのオーバーフロー
板5の高さH2より低くしている。その他従来の
第2図と共通部分の符号はそのまゝ用い、説明は
省略する。
の測定子がメツキへの影響を及ぼさないように設
けたシヤヘイ板8′の高さH′1がメツキ作業によつ
て発生した異物を除去するためのオーバーフロー
板5の高さH2より低くしている。その他従来の
第2図と共通部分の符号はそのまゝ用い、説明は
省略する。
例えば、H2−H′1=l>5mmとし、H′1はアノ
ード13の上端より充分高くすることによつて、
メツキ用槽2の表面に浮遊しているメツキ作業に
よつて発生した異物をシヤヘイ板8′の上部より
シヤヘイ板8′に邪魔されることなく、シヤヘイ
板8′で区切られた測定室11に入り込み、オー
バーフロー板5の上部より溢れ落ち循環用タンク
3に送られる。又メツキ用槽2底部に沈澱してい
る異物10は従来と同じようにシヤヘイ板8′下
部よりシヤヘイ板8′で区切られている測定室1
1に入り、オーバーフロー板5の上部より溢れ落
ち循環用タンク3へ送られる。
ード13の上端より充分高くすることによつて、
メツキ用槽2の表面に浮遊しているメツキ作業に
よつて発生した異物をシヤヘイ板8′の上部より
シヤヘイ板8′に邪魔されることなく、シヤヘイ
板8′で区切られた測定室11に入り込み、オー
バーフロー板5の上部より溢れ落ち循環用タンク
3に送られる。又メツキ用槽2底部に沈澱してい
る異物10は従来と同じようにシヤヘイ板8′下
部よりシヤヘイ板8′で区切られている測定室1
1に入り、オーバーフロー板5の上部より溢れ落
ち循環用タンク3へ送られる。
以上実施例のようにシヤヘイ板8′の高さH′1を
オーバーフロー板5の高さH2より低くすること
により、メツキ作業によつて発生したメツキ用槽
2内の異物10,12が、従来のようにシヤヘイ
板8′に邪魔されることなく清浄することができ
る。
オーバーフロー板5の高さH2より低くすること
により、メツキ作業によつて発生したメツキ用槽
2内の異物10,12が、従来のようにシヤヘイ
板8′に邪魔されることなく清浄することができ
る。
(f) 考案の効果
以上、詳細に説明したように、本考案の循還式
メツキ装置はメツキ用槽内のシヤヘイ板をオーバ
ーフロー板の高さより低く構成することによりメ
ツキ用槽内のメツキ作業によつて発生した異物が
シヤヘイ板に邪魔されることなく清浄される効果
は大きい。
メツキ装置はメツキ用槽内のシヤヘイ板をオーバ
ーフロー板の高さより低く構成することによりメ
ツキ用槽内のメツキ作業によつて発生した異物が
シヤヘイ板に邪魔されることなく清浄される効果
は大きい。
第1図は従来のメツキ装置を説明するための図
で、イは断面図、ロは平面図、第2図は従来のメ
ツキ用槽の断面図、第3図は本考案のメツキ用槽
の1実施例の断面図を示す。 図において、2はメツキ用槽、5はオーバーフ
ロー板、6,7は測定器、8′はシヤヘイ板、9
はメツキ液、10,12は異物、11は測定室、
13はアノードである。
で、イは断面図、ロは平面図、第2図は従来のメ
ツキ用槽の断面図、第3図は本考案のメツキ用槽
の1実施例の断面図を示す。 図において、2はメツキ用槽、5はオーバーフ
ロー板、6,7は測定器、8′はシヤヘイ板、9
はメツキ液、10,12は異物、11は測定室、
13はアノードである。
Claims (1)
- メツキを行うメツキ用槽と該メツキ液のメツキ
条件を安定させるために設けたPH、温度測定器と
該測定器のメツキへの影響を防ぐために設けたシ
ヤヘイ板と、さらにメツキ作業により発生した該
メツキ用槽内の異物を除去するためのオーバーフ
ロー板を備えるとともに、該メツキ液のPH及び温
度の測定結果をフイードバツクし、該メツキ液の
PH及び温度を調整する循環用タンクより構成され
たメツキ装置において、前記メツキ用槽内のシヤ
ヘイ板を前記オーバーフロー板の高さより低く構
成したことを特徴とする循環式メツキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17193482U JPS5976567U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 循環式メツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17193482U JPS5976567U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 循環式メツキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976567U JPS5976567U (ja) | 1984-05-24 |
JPS623393Y2 true JPS623393Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=30374923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17193482U Granted JPS5976567U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 循環式メツキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976567U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006035871B3 (de) * | 2006-08-01 | 2008-03-27 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zur Abscheidung von Chromschichten als Hartverchromung, Galvanisierungsbad sowie hartverchromte Oberflächen und deren Verwendung |
-
1982
- 1982-11-12 JP JP17193482U patent/JPS5976567U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5976567U (ja) | 1984-05-24 |
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