JPS6233836Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233836Y2 JPS6233836Y2 JP1982033182U JP3318282U JPS6233836Y2 JP S6233836 Y2 JPS6233836 Y2 JP S6233836Y2 JP 1982033182 U JP1982033182 U JP 1982033182U JP 3318282 U JP3318282 U JP 3318282U JP S6233836 Y2 JPS6233836 Y2 JP S6233836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- wall
- main body
- ballast tank
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は海底トンネルに関し、特に海中に浮
いた状態で構成される浮体式トンネルに関するも
のである。
いた状態で構成される浮体式トンネルに関するも
のである。
従来の海底トンネルは海底の地中に導設され、
又、沈埋式トンネルは、海底地面上に設けられる
事で知られるが、沈埋式トンネルの場合、海底及
び川の場合は川底の地形、地質等により建設に大
きく影響を受けることが多く、工事についても難
工事の場合も予想され、さらに海溝等の深い水深
の地形ではトンネル建設自体が不可能となるもの
であつた。
又、沈埋式トンネルは、海底地面上に設けられる
事で知られるが、沈埋式トンネルの場合、海底及
び川の場合は川底の地形、地質等により建設に大
きく影響を受けることが多く、工事についても難
工事の場合も予想され、さらに海溝等の深い水深
の地形ではトンネル建設自体が不可能となるもの
であつた。
この考案の目的は上述のような従来の沈埋式ト
ンネルの諸問題を解消し、地形、地質等の影響を
受けない没水浮体式トンネルを提供せんとするこ
とにある。
ンネルの諸問題を解消し、地形、地質等の影響を
受けない没水浮体式トンネルを提供せんとするこ
とにある。
上記目的を達成するこの考案の没水浮体式トン
ネルは、側部にエアータンク及びバラストタンク
を具備し、外壁は耐水密及び耐圧構造としたこと
を特徴とするものである。
ネルは、側部にエアータンク及びバラストタンク
を具備し、外壁は耐水密及び耐圧構造としたこと
を特徴とするものである。
以下、図に示すこの考案の実施例により説明す
る。
る。
第1図は没水浮体式トンネルを概略的に説明し
た図で、1は海または川の水面、11は海底また
は川底、2は陸地、3はトンネルである。図の如
くトンネル3が水面1と水底11との間の水中に
浮いた状態となつている。
た図で、1は海または川の水面、11は海底また
は川底、2は陸地、3はトンネルである。図の如
くトンネル3が水面1と水底11との間の水中に
浮いた状態となつている。
トンネルは、断面が円弧状の、耐圧・水密構造
の外壁からその本体が形成されている。そして、
トンネル本体内には、上方に車両通過用スペース
33と下方に傾き調整のためのバラストタンクを
形成するための仕切板35が設けられ、浮力調整
のための一対のエアータンク32がトンネル本体
の外壁に突設された構造となつている。
の外壁からその本体が形成されている。そして、
トンネル本体内には、上方に車両通過用スペース
33と下方に傾き調整のためのバラストタンクを
形成するための仕切板35が設けられ、浮力調整
のための一対のエアータンク32がトンネル本体
の外壁に突設された構造となつている。
さらに、トンネル本体の外壁に取付けられたエ
アータンク32は、動揺防止の翼として形状が工
夫されている。
アータンク32は、動揺防止の翼として形状が工
夫されている。
そして本考案のトンネルは、バラストタンク3
1内に充填する水の重量とエアータンク32の浮
力とを調節することにより、トンネルを所定の深
さに維持しようとするものである。
1内に充填する水の重量とエアータンク32の浮
力とを調節することにより、トンネルを所定の深
さに維持しようとするものである。
上述のように、本考案のトンネルは、エアータ
ンク及びバラストタンクを具備し、外壁は耐水密
及び耐圧構造としたから、トンネルを予め陸上で
建造して後、海中あるいは川中に没水させればよ
く、建設が従来の沈埋式トンネルに比し極めて簡
易になるとともに従来の橋梁等で考えられる台
風、地震等に対する対策等も水中であるがために
ほとんど必要なく、また温度変化等も水中のため
に影響が少なくて済む等の多くの利点を有する。
さらに本考案では、エアータンクに動揺防止の翼
としての機能をも持たせたため、トンネルは極め
て安定した状態に保持されることになる。
ンク及びバラストタンクを具備し、外壁は耐水密
及び耐圧構造としたから、トンネルを予め陸上で
建造して後、海中あるいは川中に没水させればよ
く、建設が従来の沈埋式トンネルに比し極めて簡
易になるとともに従来の橋梁等で考えられる台
風、地震等に対する対策等も水中であるがために
ほとんど必要なく、また温度変化等も水中のため
に影響が少なくて済む等の多くの利点を有する。
さらに本考案では、エアータンクに動揺防止の翼
としての機能をも持たせたため、トンネルは極め
て安定した状態に保持されることになる。
図はこの考案の実施例からなる没水浮体式トン
ネルを説明するものであり、第1図は没水浮体式
トンネルを概略的に説明する図、第2図は本考案
に係るトンネルの具体的な構造を例として示す断
面図である。 1……水面、11……海底あるいは川底、2…
…陸地、3……トンネル、31……バラストタン
ク、32……エアータンク、33……車両通過用
スペース。
ネルを説明するものであり、第1図は没水浮体式
トンネルを概略的に説明する図、第2図は本考案
に係るトンネルの具体的な構造を例として示す断
面図である。 1……水面、11……海底あるいは川底、2…
…陸地、3……トンネル、31……バラストタン
ク、32……エアータンク、33……車両通過用
スペース。
Claims (1)
- 断面が円形状の、耐圧・水密構造の外壁からト
ンネル本体を形成し、該本体の内部下方にバラス
トタンクを形成するための仕切板を設け、その下
方空間を車両通過用スペースとすると共に、外壁
の両横外方に一対の翼形状のエアータンクを突設
した没水浮体トンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318282U JPS58140298U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 没水浮体トンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318282U JPS58140298U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 没水浮体トンネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140298U JPS58140298U (ja) | 1983-09-21 |
JPS6233836Y2 true JPS6233836Y2 (ja) | 1987-08-29 |
Family
ID=30044744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318282U Granted JPS58140298U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 没水浮体トンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140298U (ja) |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP3318282U patent/JPS58140298U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58140298U (ja) | 1983-09-21 |
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