JPS6235839B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6235839B2
JPS6235839B2 JP16186083A JP16186083A JPS6235839B2 JP S6235839 B2 JPS6235839 B2 JP S6235839B2 JP 16186083 A JP16186083 A JP 16186083A JP 16186083 A JP16186083 A JP 16186083A JP S6235839 B2 JPS6235839 B2 JP S6235839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
septic tank
pump
air
pipe
float
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16186083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6054789A (ja
Inventor
Chikanori Ookita
Nobuaki Tomioka
Takeshi Mita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP16186083A priority Critical patent/JPS6054789A/ja
Publication of JPS6054789A publication Critical patent/JPS6054789A/ja
Publication of JPS6235839B2 publication Critical patent/JPS6235839B2/ja
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  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に海浜地区における下水道の末端処
理設備としての浄化槽の施工法に関するものであ
る。
我が国の下水道の普及率は近年次第に伸びつつ
有るが、世界の水準から比べるとまだまだ低い。
特に海浜地区の都市や漁村ではその地形的、地
理的立地条件が悪いため下水道の末端処理設備の
設置が難しかつた。
例えば都市部においては用地確保が困難であ
り、漁村においてはその地形が急斜面で下方はす
ぐ海に面する場合が多い等の悪条件がその理由で
ある。
本発明はその様な点を改善するためになされた
もので、大量の空気を下水中に送込み、攪拌する
ことにより下水を浄化する浄化法の処理場を水上
に設けることにより下水道の普及をはかることの
できる浄化槽の施工法を提供することを目的とす
る。
次ぎに本発明の工法に使用する浄化槽装置の構
造について図面にもとずいて説明する。
本発明の浄化槽は両端部に流入管と放出管を接
続した中空構造物である。
<イ> 浄化槽本体 その材質、平面形体の形状は問わないがプレハ
ブ化して工場で製作し現地で組立てることができ
る形体とする。(第5図参照) 当実施例では両端を解放した箱体の中間部1を
連続した直方体の中空構造物と、その両端部に位
置する流入部2、放出部3とで構成して浄化槽本
体Aとする。
そして中空構造物の左右側壁には一定間隔にフ
ロートポンプ54を内蔵するポンプ部5を突設す
る。
<ロ> 中間部 中間部1は両端を解放した箱体である。
そしてその解放した両端部には各箱体を接続す
るための接続フランジ4を箱体の外方に向けて各
辺に突設する。
また箱体の側壁上部に外部に向けてポンプ部5
を一定間隔で突設する。
そしてポンプ部5からの空気送込み管51は箱
体の側壁を貫通し箱体内部に入り箱体の底部で開
口している。
<ハ> 流入部 流入部2は一端を解放した箱体でその解放部に
は中間部1と同じ接続フランジ4を外部に向かつ
て突設する。
また解放部に対面する壁面上方に流入孔を開口
しそこから外部に向けて流入管6を突設する。
そして箱体側壁にポンプ部5を、外部に向かつ
て突設するのは中間部1と同じである。
したがつて箱体内部には空気送込み管51があ
り、中間部1と同じ様に壁面を貫通してポンプ部
につながつている。
<ニ> 放出部 放出部3の構造は流入部2のそれと全く同じで
ある。
ただし流入部2の流入管6にあたる部分を放出
管7とする。
<ホ> ポンプ部 ポンプ部5は底面の無い中空の箱体である。
そしてその位置は設置後、水位とほぼ等しい位
置とし浄化槽の壁面上部に、一定の間隔をもつて
長手方向に同じ高さで突設する。
さらに浄化槽本体Aの側壁側に側壁を貫通して
浄化槽内部に通じる空気送込み管51を設け、浄
化槽の底部で開口しておく。
また空気送込み管51とは反対側には外部に向
かつて空気取入れ管52を設置し途中に逆止弁5
3を付設する。
この逆止弁53は外部からの空気をポンプ部内
にいれ、ポンプ部内の空気を外部に出さない弁で
ある。
さらにポンプ部5の中空部分にフロートポンプ
54があり海面の上下動によつてポンプ部内を上
下し空気を浄化槽内部に送る。
次ぎに本発明の施工方法について説明する。
<イ> 支持杭の設置 浄化槽本体Aの幅よりやや大きめの間隔で複数
の支持杭8を2列、海岸から沖合に向かつて所定
の距離だけ設置する。
<ロ> 運搬組立て 工場で製作した流入部2、複数の中間部1、放
出部3を船着場まで運搬したのち海上を曳航し現
地にて接続フランジ4を接続して組立てる。
もちろん設置場所近辺で組立てて現地に曳航し
て設置してもよい。
このとき各ポンプ部5が水位とほぼ等しい位置
に来るようにする事は上述した通りである。
すなわち波力による水面の上下動にしたがつて
ポンプ部内のフロートポンプが上下できる位置を
設定し浄化槽本体Aと支持杭8間を支持棒等で固
定する。
<ハ> 作動 流入管6より浄化槽内に流入した下水は空気送
込み管51から送られてくる大量の空気によつて
攪拌浄化されて放出管7より浄化槽外部に放出す
る。
空気の送込みは次ぎのようにして行なわれる。
すなわち、波力により上下するポンプ部内のフロ
ートポンプ54が下降したとき空気取入れ管52
から外部の空気がポンプ部内に入つて来る。
またフロートポンプが上昇したときにはポンプ
部内の空気は逆止弁53のはたらきによつて空気
取入れ管52より外部に出る事はできず、空気送
込み管51から浄化槽内部に送込まれる。
さらに空気送込み管が浄化槽の底部で開口して
いるため空気が浄化槽内を上昇すると同時に攪拌
の役目も果す。
<ニ> その他の実施例1 浄化槽を防波堤として利用するときは、2列の
支持杭8の上部先端にスラブ9を敷設する事も可
能である。
<ホ> その他の実施例2 ポンプ部が当実施例と同じ働きをする用に水面
にあれば、浄化槽本体を固定する事、または沈設
する事も考えられる。
本発明は以上説明した様になり、大型の浄化槽
を海上に設営するという全く新しい発想によつて
なされたため次ぎのような効果を期待することが
できる。
<イ> 陸上で浄化槽を施工するときの掘削、山
留、排水工事等が一切不要であり、またプレハ
ブ化により工場製作、現地組立てができるので
時間的、経済的に極めて有利である。
<ロ> 地上式では施工にあたり面積に制約があ
るためその深さを深くして容量を増やす必要が
ありそのために深い掘削が必要であるが本発明
ではその必要はない。
<ハ> 浄化方法に波力を利用しているのでラン
ニングコストが非常に低い。
<ニ> 浄化槽本体を水中に浮かべる工法なので
海底、湖底等が岩地、砂地等といつた諸条件に
左右されない。
<ホ> 防波堤や桟橋として利用できる。
<ヘ> 地上の立地条件に左右されず海岸、湖沼
付近の町村ならどのような地域にも設置できる
ので下水道の普及が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の浄化槽装置の斜視図、第2
図:施工時の側面図、第3図:施工時の正面図、
第4図:実施例の説明図、第5図:平面形体の他
例の説明図。 1:中間部、2:流入部、3:放出部、4:接
続フランジ、5:ポンプ部、6:流入管、7:放
出管、8:支持杭、9:スラブ、51:空気送込
み管、52:空気取入れ管、53:逆止弁、5
4:フロートポンプ、A:浄化槽本体、B:海
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水上に浄化槽を設置する方法において、 海底に支持杭群を打ち込み、 その支持杭群に浄化槽を固定し、 浄化槽の側面にはフロートポンプを水面とほぼ
    等しい位置に取り付け、 フロートポンプには空気送込み管と空気取入れ
    管を付設し、 空気送込み管の自由端は浄化槽の内部に引き込
    み、 空気取入れ管の自由端は途中に逆止弁を設けて
    浄化槽の外部に位置させ、 水面の上下動によつてフロートポンプ内のフロ
    ートを上下させて浄化槽内に空気を送るよう構成
    したことを特徴とする、 浄化槽の施工法。
JP16186083A 1983-09-05 1983-09-05 浄化槽の施工法 Granted JPS6054789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16186083A JPS6054789A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 浄化槽の施工法

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JP16186083A JPS6054789A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 浄化槽の施工法

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Publication Number Publication Date
JPS6054789A JPS6054789A (ja) 1985-03-29
JPS6235839B2 true JPS6235839B2 (ja) 1987-08-04

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ID=15743331

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JP16186083A Granted JPS6054789A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 浄化槽の施工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2248057B (en) * 1990-09-22 1994-06-15 Reginald Littlejohns Marine sewage station
ITMI20010024A1 (it) 2001-01-10 2002-07-10 Consiglio Naz Della Ricerche Procedimento e impianto per la biodepurazione sottomarina di acque reflue scaricate in mare

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Publication number Publication date
JPS6054789A (ja) 1985-03-29

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