JPS6233536Y2 - - Google Patents

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JPS6233536Y2
JPS6233536Y2 JP1980126893U JP12689380U JPS6233536Y2 JP S6233536 Y2 JPS6233536 Y2 JP S6233536Y2 JP 1980126893 U JP1980126893 U JP 1980126893U JP 12689380 U JP12689380 U JP 12689380U JP S6233536 Y2 JPS6233536 Y2 JP S6233536Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chain
guide body
chain plate
grain culm
inner end
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980126893U
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English (en)
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JPS5749326U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来、穀稈搬送装置として鉄板の外周を下方へ
折り曲げてなるガイド体の始端と終端にスプロケ
ツトを軸支し、それらのスプロケツト及びガイド
体の周りに搬送チエンを巻き掛けたものは既に知
られている。
ところが、前記ガイド体は通常プレス加工によ
り製作されるので、外周縁の折り曲げ角が90度よ
りやゝ大きくなる傾向があり、かつ穀稈は凭れ姿
勢で搬送されることが多いため、上位のチエンプ
レートの内端がガイド体の上面に圧接されること
となり、ガイド体の上記圧接部が著しく摩耗する
という問題点があつた。
このような問題点を解決する方策として、ガイ
ド体の外周に折曲部を上方へ突出させると共に鋭
角に形成してチエンプレートの下面が突出部の頂
点に接触させるようにすることが考えられる。
しかし、このように構成すると、前記突出部の
頂部の直線部分でチエン及びそれが支持する穀稈
の重量を受けることとなり、突出部の頂部が著し
く摩耗すると共に、搬送される穀稈がガイド体側
への傾斜が大きくなつた時、チエンプレートの基
部が前記ガイド体の周縁に頂部で支持されること
となり、正常な姿勢への復元力が弱くなつて穀稈
搬送が不安定になる。
本考案は穀稈搬送チエンを巻き掛けるガイド体
を、周縁が下方へ折り曲げられた鉄板で構成して
上記周縁の折り曲部を穀稈搬送チエンのチエンロ
ーラーに摺接せしめ、前記ガイド体の上面の周縁
に沿う部位を、チエンプレートの内端より外方を
該チエンプレートが摺接する平面に形成し、この
平面の内側のチエンプレート内端部と対向する部
位を凹部に構成することによりチエンプレートの
内端部がガイド体の上面に摺接することがないよ
うになし、更に、穀稈搬送中チエンプレートの内
端部側より基部側がガイド体の凹部より外側の平
面状部分で支承されるようにして単位面積当りの
接触圧を軽減して摩耗を防止しながら穀稈を安定
した姿勢で搬送することができるようにすると共
に、穀稈を支持したチエンが穀稈の凭れ姿勢の変
動に追従して大きく傾斜した場合、チエンプレー
トの内端側下面を凹部のすぐ手前で支持すること
により正常な凭れ姿勢を復帰するようにして前述
の問題点を解決した。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
は走行装置2を有するコンバインの機台上に搭載
した自脱型の脱穀装置であつて、その前部には入
力プーリー3を有する横軸4が支承してあり、該
横軸4に回動可能に装着した一方のギヤケース1
4に、伝動軸が内装された支持枠6を介して刈取
フレーム7を取付け、その前部両側には分草体
8,8と穀稈引起体9,9とが配設されており、
その後部には刈刃10が設けてある。
また、前記刈刃10の上方には前記支持枠6内
の伝動軸により駆動される左右一対の掻込輪1
1,11、株元掻込チエン12,12及び茎部掻
込帯13,13が設けてあり、それらの後上部に
は前記横軸4に取付けた他方のギヤケース14か
ら前方上方に立ち上がつた出力軸15により駆動
される株元搬送チエン16と穂側搬送帯17とと
を配設し、それらはリンク18により保持された
状態で扱深さ調節レバー19により連杆20を介
して吊り上げられており、前記扱深さ調節レバー
19は操作盤と座席とからなる運転部の内側に設
けたガイド板23の係止部に係合しているので、
扱深さ調節レバー19を前後傾動調節すると株元
搬送チエン16及び穂側搬送帯17は前記出力軸
15及び他方のギヤケース14と共に横軸4を中
心として上下傾動し、扱深さ調節を行うことがで
きる。
そして、前記株元搬送チエン16のガイド体2
4は第2図に示す如く前記ギヤケース14に突設
したステー25,25に固定されており、上方か
らみると前端部24aは円弧面とし、フイードチ
エン26の始端と対向する終端部24bも前端部
24aと略同様なR面に形成し、、それから運転
部へ向う部分はフイードチエン26と直交する真
直な面とし、株元搬送チエン16の往路を案内す
る面は後部寄りが突出した屈曲部24bとなし、
復路側は前記ギヤケース14と対向する部分から
直前方に向わしせ、後述するタイトロール27と
対応する部分に凹部24cを設けることにより全
体としてく字状に構成されている。
また、ガイド体24はプレス加工により横断面
が下向のコ字状となつており、その垂下部bの外
周面は株元搬送チエン16のチエンローラー16
aに摺接しており、前記ギヤケース14からの出
力軸15に取付けたスプロケツト29は株元搬送
チエン16に噛合している。
更に前記ガイド体24の周縁に沿う部位には第
4図及び第5図に示す如く上位のチエンプレート
16bの内端部と対向する凹溝aを全周にわたつ
てプレス加工により成形してあり、垂下部bの上
下幅の中間部にも第6図に示す如く全周にわたつ
て溝cを設けることによりチエンローラー16a
の摩擦抵抗を低減せしめることができる。
また、前記出力軸15に遊嵌したボス30から
突出しているアーム31の先端には、前述のタイ
トロール27が軸支してあり、前記ボス30から
突出した別の腕杆32の先端と前記ガイド体24
の中間部に取付けた進退調節自在な螺杆33との
間にはタイトロール27を株元搬送チエン16の
チエンローラー16aに圧接する巻スプリング3
4が張設されている。
前述の装置において、分草体8,8内に導入さ
れた穀稈は穀稈引起体9,9により梳き起されて
から刈刃10により刈取られ、掻込輪11,1
1、株元掻込チエン12,12及び茎部掻込帯1
3,13により掻き込まれた穀稈は株元搬送チエ
ン16と穂側搬送帯17に受け継がれて後送さ
れ、それらの後端で株元部はフイードチエン26
と挾扼レール26′とに継送され、穂側は脱穀装
置1の供給口に挿入される。
そして、前記株元搬送チエン16がその搬送面
に対設した挾持レールとにより穀稈を挾持搬送し
ている時上位のチエンプレート16bの内端部は
第4〜6図に示す如く凹溝a上に臨んだ状態で移
行することとなり、上位のチエンプレート16b
の内端下縁がガイド体24の上面に接することが
ない。
また、穀稈搬送中、上方のチエンプレート16
bは、ガイド体24の凹溝aより外側の平面dで
支持されるので、単位面積当りの接触圧を小さく
して摩耗を防止しながら穀稈を安定した姿勢で搬
送することができ、かつ、穀稈の凭れ姿勢が大き
くなつた時、前記チエンプレート16bはその内
側下面が前記平面dの内側寄りで支持されること
となり、正常な搬送姿勢を迅速に復帰する。
本考案は前述のように穀稈搬送チエンを巻き掛
けるガイド体を、周縁が下方へ折り曲げられた鉄
板で構成して上記周縁の折り曲部を穀稈搬送チエ
ンのチエンローラーに摺接せしめ、前記ガイド体
の上面の周縁に沿う部位を、チエンプレートの内
端より外方を該チエンプレートが摺接する平面に
形成し、この平面の内側のチエンプレート内端部
と対向する部位を凹部に構成したので、チエンプ
レートの内端はガイド体の上面の凹部上を移行す
ることとなり、ガイド体の上面及びチエンプレー
トが摩耗するのを防止することができる。
しかも、穀稈搬送中、前記チエンプレートはガ
イド体の凹部より外側の平面で支持されるので、
穀稈を安定した姿勢で整然と搬送することができ
ると共に単位面積当りの接触圧が小さくなつて局
部的な摩耗を防止することができ、かつ穀稈の凭
れ姿勢が大きくなつた時、チエンプレートの内端
側が前記平面の内側で支持されることとなつて正
常な搬送姿勢に迅速に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインの側面図、第2図は要部の平
面図、第3図は一部断面を示す同上正面図、第4
図は穀稈搬送チエンとガイド体の関係を示す平面
図、第5図は第4図のA−A断面図、第6図は他
の実施例における第4図のB−B位置に相当する
部位の断面図である。 16……株元搬送チエン、24……ガイド体、
16a……チエンローラー、16b……チエンプ
レート、a……凹溝、b……垂下部、c……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀稈搬送チエンを巻き掛けるガイド体を、周縁
    が下方へ折り曲げられた鉄板で構成して上記周縁
    の折り曲部を穀稈搬送チエンのチエンローラーに
    摺接せしめ、前記ガイド体の上面の周縁に沿う部
    位を、チエンプレートの内端より外方を該チエン
    プレートが摺接する平面に形成し、この平面の内
    側のチエンプレート内端部と対向する部位を凹部
    に構成したことを特徴とする穀稈搬送装置。
JP1980126893U 1980-09-06 1980-09-06 Expired JPS6233536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980126893U JPS6233536Y2 (ja) 1980-09-06 1980-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980126893U JPS6233536Y2 (ja) 1980-09-06 1980-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5749326U JPS5749326U (ja) 1982-03-19
JPS6233536Y2 true JPS6233536Y2 (ja) 1987-08-27

Family

ID=29487301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980126893U Expired JPS6233536Y2 (ja) 1980-09-06 1980-09-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345239B2 (ja) * 1974-01-25 1978-12-05

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345239U (ja) * 1976-09-21 1978-04-18
JPS56167943U (ja) * 1980-05-19 1981-12-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345239B2 (ja) * 1974-01-25 1978-12-05

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JPS5749326U (ja) 1982-03-19

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