JPS6233374B2 - - Google Patents

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JPS6233374B2
JPS6233374B2 JP53150244A JP15024478A JPS6233374B2 JP S6233374 B2 JPS6233374 B2 JP S6233374B2 JP 53150244 A JP53150244 A JP 53150244A JP 15024478 A JP15024478 A JP 15024478A JP S6233374 B2 JPS6233374 B2 JP S6233374B2
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JP
Japan
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greening
overhanging
hollow
walls
bottom plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP53150244A
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English (en)
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JPS5578724A (en
Inventor
Takeshige Shimonohara
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Original Assignee
Individual
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Publication of JPS5578724A publication Critical patent/JPS5578724A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は擁壁を築造する工法に関するものであ
り、詳しくは緑化スペースを有する擁壁の工法に
関するものである。
「従来の技術」 従来山間地で山腹を切り開いて道路、学校、病
院等を建設する場合に建物の周りや道路の横側に
土の崩壊を防ぐためのコンクリートやコンクリー
トブロツクの土留壁すなわち擁壁を設けていた。
その一例として擁壁は中空のプレキヤストコン
クリートブロツクの中空部に土をいれ、各ブロツ
ク間をコンクリートで固める方法などが採られて
きた。
「考案が解決しようとする問題点」 然し近年都市開発が進むにつれ建物のまわりに
コンクリートの面が多くなり、緑が減少し殺風景
になつてきた。従つて少しでも緑を増やし自然と
調和の採れた美観を取り戻すことを望む声が多く
なつたきた。
それにともない、その一つの解決方法として、
コンクリートやコンクリートブロツク擁壁と同様
に土の崩壊を防ぐ構造であると同時に耐震性があ
り、その上緑化が出来る構造のコンクリートブロ
ツクが研究されて来たが、上記のような要望を満
足させるに至らなかつた。
上記のような問題点を解決し、土の崩壊を防
ぎ、耐震性があり、そのうえ緑を増やし自然と調
和の採れた風景を取り戻すことに役立つ緑化擁壁
の工法を提供することが本発明の目的とするとこ
ろである。
「問題点を解決する為の手段」 上記の問題点を解決するために本発明は次のよ
うな手段を採つた。
即ち、互いに間隔をおいて直立する一対の側壁
と、この側壁の両端から一体的に張り出されてい
る張出壁と、この前記一対の側壁間を連結し、水
が連通する連通孔を形成した底板と、この底板の
一端から延設した緑化棚とを有する中空コンクリ
ートブロツク体を必要個数だけ横設し、前記張出
壁を互いに合致させることにより形成された中空
部に胴込コンクリートを打設し、順次上方に組積
し、前記緑化棚と前記張出壁間に形成した空間に
植栽土をいれ、緑化植物を植栽可能とする緑化擁
壁の工法を提供することによつて上記の問題点を
解決するものである。
「作用」 前述のように本発明は中空コンクリートブロツ
ク体の一対の側壁と、この側壁から張り出された
張出壁とで出来た略コ字型の空間が他の中空コン
クリートブロツク体の略コ字型と合致し、同様に
緑化棚同志も簡単に正確に合致出来るようにな
る。そして略コ字型同志が合致して出来た中空部
に胴込コンクリートを打設出来るようになる。
また緑化棚と張出壁間に形成した空間に植栽土
をいれ緑化植物を植栽可能となる。
「実施例」 以下図面に従つて本発明の構成が実際上どのよ
うに具体化されるかを説明する。
第1図は本発明の一実施例に基ずく緑化擁壁を
構成する中空コンクリートブロツク体を示す斜視
図であり、図中1,1aは互いに間隔をおいて平
行に直立した側壁であり、この側壁1,1aの両
端部から側壁1,1aと同等の高さを持ち、外側
に向けて直角に張出壁2,2b及び2a,2cが
張り出している。側壁1,1aはその底部におい
て底板3に連結され、側壁1,1aと張出壁2,
2b及び2a,2cを保持している。この底板3
は張出壁2,2a間の張出した両端部の幅を以つ
て張出壁2,2aの底部より必要な長さで延長
し、その延長した端部から斜め上方に向かつて、
前記側壁1,1aとほぼ同じ高さ迄伸びている緑
化棚4を備えている。また底板3には相対抗する
側壁1,1aのそれぞれの中間位置であり、側壁
1から1aに向けて連通孔9が設けてあり、更に
側壁1,1aには鉄筋6,6aが外側に向け突き
出るように埋め込んである。
第2図は第1図の中空コンクリートブロツク体
を横設したことを示す平面図である。この図には
第1図の緑化棚4に相対抗する面に底板3から立
ちあがつた背板5を取付けた場合を示している。
第2図によつて明らかなように第1の中空コン
クリートブロツク体の張出壁2,2b及び緑化棚
4の端部の面が第2の中空コンクリートブロツク
体の2a,2c及び緑化棚4の他の端部の面に合
致することとなり、それによつて中空部7が形成
される。この中空部7にコンクリート7aを打設
すると横方向の中空コンクリートブロツク体が粘
着固定される。この場合側壁から突出している鉄
筋6,6a同志を握着すれば一層の効果が生じ
る。また緑化棚4の内側にも横に一列の細長い溝
が形成される。この細長い溝と底板3上に植栽土
8をいれる。
第3図は本発明の他の実施例に基ずく緑化擁壁
を構成する中空コンクリートブロツク体を示す斜
視図であり、互いに間隔をおいて平行に直立した
側壁1,1aにはそれぞれ側壁1,1aの外側に
向け同じ高さで直角に張出壁2,2b,2a,2
cを備え、側壁1,1aの底面部には底板3を備
え、側壁1,1aを保持しており、更に底板3は
張出壁2,2a,2b,2cの外側にまで延長し
ている。底板3の一方の端部より斜め上方に前記
側壁1,1aと同じ高さ迄伸びている緑化棚4を
備えている。更に底板3の他の一方の端部からは
底板3と直角に上方に背板5が伸びている。
また緑化棚4の両端部からは梁10,10aが
側壁1,1aにまで達している。一方緑化棚4の
両端部からも梁10b,10cが側壁1,1aに
達している。そのために一層強固な中空コンクリ
ートブロツク体が出来上がる。従つて各々の梁の
下は中空となり連通孔9a,9bを形成してい
る。
また前記底板3には、相対抗する側壁1,1a
のそれぞれの中間位置であり、1から1aに向け
て連通抗9が設けてある。
従つて、この場合中空コンクリートブロツク体
を横設すれば第1の中空コンクリートブロツク体
の張出壁2,2b及び緑化棚4の端部の面が第2
の中空コンクリートブロツク体の張出壁2a,2
c及び緑化棚4の端部の面を合致して中空部7を
形成する。この中空部7に胴込コンクリート7a
を打設すると横方向の中空コンクリートブロツク
体が粘着固定される。また互いに相対抗する側壁
1,1a間と緑化棚4及び背板5に囲まれた内側
の空間には植栽土8をいれることが出来る。
第4図はコンクリートブロツク体を組積施工し
た擁壁の説明図である。第1図と第3図で詳細に
説明した中空コンクリートブロツク体を組積する
場合には、先ず地表面12の必要部分を必要な深
さにまで掘り下げ基礎13を作り、基礎13の上
に必要個数の中空コンクリートブロツク体を緑化
棚4の前面を揃えると同時に張出壁2,2bと2
a,2cの突起面同志が合致するように横一列に
第1段目を並べ、隙間をコンクリートで固める。
次に第1段目の各々の中空コンクリートブロツク
体の上面真上には斜面の傾斜に合わせて第1段目
の中空コンクリートブロツク体の緑化棚4側の張
出壁2,2aの真上付近に第2段目の中空コンク
リートブロツク体の緑化棚4の前面端部が合致す
るように載置し、第1段目と同様に横に並べ中空
部にそれぞれ胴込コンクリート7aを打設してい
く。このようにして第3段、4段目と順次斜面の
傾斜に合わせて組積みすると中空コンクリートブ
ロツク体は斜め上方に伸びて行く。
「発明の効果」 以上本発明によれば、中空コンクリートブロツ
ク体の構成が上記のようになつているので、これ
を横、縦に連設した場合、第1の張出壁と側壁で
作られる略コ字型の空間を第2の張出壁と側壁で
作られる略コ字型の空間を合わせる事により中空
部が簡単にが形成され、これが隣接ブロツク体の
間隔を保ち、胴込コンクリートの型枠を兼ね、上
下にも胴込コンクリートが連結するため隣接中空
コンクリートブロツク体と上下の中空コンクリー
トブロツク体とを固着するので強度の擁壁が施工
できる。
また底板と側壁で形成された中空部に植栽土を
いれその土を保持することが出来るので土の流出
がなく、更に緑化棚は植栽土の前面流失を防止す
るうえ底板には植栽土透水させるための連通孔が
横及び縦の通水を良くすることにより植栽を良好
ならしめている等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に基ずく緑化擁壁を
構成する中空コンクリートブロツク体を示す斜視
図、第2図は第1図の中空コンクリートブロツク
体を横設したことを示す平面図、第3図は本発明
の他の実施例に基ずく緑化擁壁を構成する中空コ
ンクリートブロツク体を示す斜視図、第4図はコ
ンクリートブロツク体を組積施工した擁壁の説明
図。 1,1a…側壁、2,2a,2b,2c…張出
壁、3…底板、4…緑化棚、5…背板、6,6a
…鉄筋、7…中空部、7a…胴込コンクリート、
8…植栽土、9,9a,9b…連通孔、10,1
0a,10b,10c…梁、11…樹木、12…
地表面、13…基礎。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに間隔をおいて直立する一対の側壁と、
    この側壁の両端から一体的に張り出されている張
    出壁と、この前記一対の側壁間を連結し、水が連
    通する連通孔を形成した底板と、この底板の一端
    から延設した緑化棚とを有する中空コンクリート
    ブロツク体を必要個数だけ横設し、前記張出壁を
    互いに合致させることにより形成された中空部に
    胴込コンクリートを打設し、順次上方に組積し、
    前記緑化棚と前記張出壁間に形成した空間に植栽
    土をいれ、緑化植物を植栽可能としたことを特徴
    とする緑化擁壁の工法。
JP15024478A 1978-12-05 1978-12-05 Constructing method of afforested protection wall Granted JPS5578724A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15024478A JPS5578724A (en) 1978-12-05 1978-12-05 Constructing method of afforested protection wall

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15024478A JPS5578724A (en) 1978-12-05 1978-12-05 Constructing method of afforested protection wall

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2448580A Division JPS55148828A (en) 1980-02-28 1980-02-28 Hollow concrete block

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578724A JPS5578724A (en) 1980-06-13
JPS6233374B2 true JPS6233374B2 (ja) 1987-07-21

Family

ID=15492704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15024478A Granted JPS5578724A (en) 1978-12-05 1978-12-05 Constructing method of afforested protection wall

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Families Citing this family (4)

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ATE7523T1 (de) * 1981-03-10 1984-06-15 Rolf Scheiwiller Bausatz zur erstellung von mauern.
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JPS5162507A (ja) * 1974-11-27 1976-05-31 Iori Kikuchi Shokuseiyoheki

Family Cites Families (1)

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Publication number Publication date
JPS5578724A (en) 1980-06-13

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