JPS6233368Y2 - - Google Patents

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JPS6233368Y2
JPS6233368Y2 JP959880U JP959880U JPS6233368Y2 JP S6233368 Y2 JPS6233368 Y2 JP S6233368Y2 JP 959880 U JP959880 U JP 959880U JP 959880 U JP959880 U JP 959880U JP S6233368 Y2 JPS6233368 Y2 JP S6233368Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は180度以上の広範囲にわたつて位相を
制御可能とした位相制御回路に関する。
一般に集積回路に用いられる直流制御形の位相
制御回路は、互いに位相差を有する2つの信号
(以下ベクトル表示する。)e〓,e〓の一方又は
双方の利得制御を行ない、これにより互いの相対
振幅が変えられたベクトル同志を合成して得た合
成ベクトルe〓によつて位相を変えている。
即ち、第1図乃至第3図に図示の如く位相回路
Aにて互いに位相差θを有する2つのベクトルe〓
,e〓を形成する。
この両ベクトルe〓,e〓を入力とし且つこれ
を利得制御し相対振幅を変えて、この両ベクトル
e〓,e〓を加算制御する利得制御加算器Bの出
力端P3に合成ベクトルe〓を得るのであるが、こ
の両ベクトルe〓とe〓の間には次の関係があ
る。
e〓=Pe〓+(1−P)e〓 …(1) 但し、Pは利得制御加算器Bに制御端子P4から
入力した制御信号により変化する係数で、0≦P
≦1である。今、Pが0〜1まで変化すると合成
ベクトルe〓は、第2図に図示のようにベクトル
e2とベクトルe1が形成する角度θの範囲で回転
し、又この時の合成ベクトルe〓の大きさの軌跡
は、前記両ベクトルe〓とe〓の先端V1,V2
を結ぶ直線上になる。
説明の便宜上両ベクトルの絶対値を|e〓|=
|e〓|とする。
振幅特性は制御信号によつて位相が変化すると
ともに第3図の実線図示のように変化し、P=1/
2のときは振幅が最も小さくなり、その値は|e〓
|cosθ/2である。
ここで可変位相範囲は前記角度θで決定される
ので可変位相範囲を広げる程振幅特性の変化が激
しくなると云う欠点を有する。
即ち、上記可変範囲を次第に広げていくと理論
的には可変位相範囲は180度まで可能であるが、
実際には180度では位相を変えることができな
い。
何故なら可変位相範囲が180度付近に於いて、
P=1/2のときの振幅が、P=0或いはP=1のと きの振幅に対比較して非常に小さいため実用的に
用いるには多くの欠点を有する。
例えば、位相変化せしめた信号を次の回路に供
給する場合に、最小の振幅値でも充分供給可能な
レベルに増幅する必要があり、最大振幅の時は信
号が大きすぎてダイナミツクレンジが充分とれな
くなるため信号が歪むという問題があつた。
又、次段へ供給る場合は、リミツターのかかる
一定量を必要とするので振幅が小さい時はリミツ
ターの効果が不充分になると云う問題があり、さ
らには従来手段によれば180度以上の可変範囲の
設定がとれないという問題があつた。
本考案は上述した問題点に鑑みなされたもの
で、少なくとも3つの位相制御回路を具備し、各
位相制御回路を制御信号により制御せしめ、且つ
第1、第2の位相制御回路の出力を同一方向へ位
相制御すると共に第3の位相制御回路の入力に加
え、この第3の位相制御回路の出力端に位相制御
された出力信号を得るようにして、位相の可変範
囲を180度以上広くすると共に振幅特性を改善し
た位相制御回路を提供することを目的とする。
以下に本考案の実施例について説明するが、そ
れに先立つて第4図以下に基づき本考案の原理を
説明する。
図中、基点0から矢印の表示を夫々信号のベク
トル表示として各印に頭の記号、例えばAの矢印
は0A=〓Aと表示する。
今、A〓,B〓,C〓,D〓という4本のベクトルを

定し、Δ0ABとΔ0CDは相似形の条件とするが、
説明の便宜上Δ0AB≡△0CDとする。
故に、0A=0C (|A〓|=|C〓|) …(2) 0B=0D (|B〓|=|D〓|) …(3) ∠A0B=∠C0D(=) …(4) 又、∠D0Aは任意の位相角θとする。
次に4つのベクトル〓A,〓B,〓C,〓Dの夫々の

きさを制御して加算したベクトルを描く。
加算されたベクトルは夫々次式で与えられる。
E〓=PA〓+(1−P)B〓 …(5) F〓=PC〓+(1−P)D〓 …(6) 但しPは大きさ制御の係数で0≦P≦1の可変
係数とする。
前式(5),(6)はベクトルA〓とB〓、又ベクトルC〓

D〓の両者の大きさを同時に制御しているが、勿論
いずれか一方のベクトルを制御しても良く、要は
両者の相対的大きさが制御されれば良い。
又、{PA〓=A〓=0A1,PC〓=C〓=0C1 (1−P)B〓=B〓=0B1, (1−P)D〓=D〓=0D1} …(7) 上記をベクトルA〓,B〓,C〓,D〓とす
る。
前式(2),(3)から次式が成立つ。
|A〓|=|C〓| |B〓|=|D〓

…(8) 前式(4),(8)から判明するように〓0A1EB1≡〓
0C1FD1であり、その結果次のようになる。
0E=0F,∠E0B1=∠F0D1, ∠A10E=∠C10F …(9) よつて、前記(4),(9)式から次式が得られる。
F0E=∠F0D1+θ+∠A10E =∠E0B1+θ+∠A10E =∠A10B1+θ=∠A0B+θ=+θ …(10) 従つて、ベクトルEとFの位相差は常に一定と
なつている。
今、可変係数Pが「0」から「1」まで変化す
ると(5),(6)式からベクトルE〓は、0点を中心にベ
クトルB〓からベクトルA〓までの間を回転し、ベク
トル〓Fは、0点を中心にベクトルD〓からベクトル
C〓までの間を回転する。
換言するとベクトルE〓とベクトル〓Fは互いに一
定の位相角を保持しただけ図面上時計方向に回
転する。
次にベクトルG〓をベクトルE〓とベクトルF〓から
次の式の関係で得るものとする。
G〓=PF〓+(1−P)E〓 …(11) 勿論Pは前記(5),(6)と同一の可変係数である。
この可変係数Pが「0」から「1」へと変化する
とベクトルG〓はベクトルE〓からベクトル〓F間を図
中時計方向に回転する。
ここで、前記(5),(6)式を上記(11)式に代入する
と、 G〓=P2C〓+P(1−P)D〓+(1−P)PA〓 +(1−P)B〓 =P2C〓+P(1−P)(D〓+A〓) +(1−P)B〓 …(12) 今、P=0の場はG〓=B〓となり、 P=1の場合はG〓=C〓であり、 P=1/2の場合にはG〓=1/4(C〓+D〓+A〓+B
〓)
となる。このようにP=0〜1迄変化させるとベ
クトルG〓は、ベクトルB〓の位置から時計方向に回
転してベクトルC〓の位置まで回転する。
即ち、位相の変化範囲は(2+θ)になる。
但し、+θ<180度とする。
従つて、=60度θ=90度とすれば210度の可
変範囲が得られることになる。
又、θ=0度(ベクトルA〓とベクトルD〓が同一
位相)でも、又θがマイナスであつても良い。
後者の場合は第4図に於いてベクトルA〓とベク
トルD〓の位置が夫々入れ代ることであり、これは
前式(12)を次式のように書き換えられることもから
も明白である。
G〓=P{PC〓+(1−P)A〓}+(1−P) {PD〓+(1−P)B〓} …(13) 次に、以上説明した原理に基づき位相制御回路
の具体的回路構成を、第5図以下を参照しながら
説明する。
第5図はブロツク構成を示すもので、位相回路
PSは、その入力端子P4に所定の入力信号が印加
され、出力端子P5,P6,P7,P8からは夫々ベクト
ル信号e〓A,e〓B,e〓C,e〓Dが発生するようにし

ものである。
このとき各ベクトル信号e〓A,e〓B,e〓C,e〓D

間には次の関係が得られるようにする。
∠e〓A−e〓B=∠e〓C−∠e〓D …(14) |e|/|e|=|e|/|e| …(15) 又、出力端子P5,P6,P7,P8は、夫々制御加算
器AD1,AD2の入力端子P9,P10,P11,P12へ接続
し、同制御加算器AD1及びAD2の端子P13,P14
夫々制御加算器AD3の入力端子P15,P16に接続
し、この制御加算器AD3の出力端子P17から出力
が得られるようにしてあり、前記制御加算器
AD1,AD2は夫々入力端子へ印加された信号の相
対振幅比を、端子P18へ印加された制御電圧E〓C
よつて制御し加算する。
この構成に於いて、制御加算器AD1の入力端子
にベクトル信号e〓A,e〓Bを印加し、又、制御加算
器AD2の入力端子へベクトル信号e〓C,e〓Dを印加
する。
又、制御加算器AD1,AD2の夫々の出力端子
P13,P14に生ずる出力ベクトル信号e〓E,e〓F
夫々が同一方向に同一位相量回転しベクトル信号
e〓Eとe〓F間の位相差は常に一定である動作をも
つ。
このベクトル信号e〓E,e〓Fが制御加算器AD3
印加される。
制御加算器AD3は、入力端子へ印加された信号
の相対振幅の比を端子P18に印加された制御電圧
によつて制御し加算する。
この結果、加算した出力信号が出力端子P17
生ずる。勿論、本考案は180度以上の位相制御に
も適用できる。
これは第6図に図示の如くベクトル信号e〓E
e〓Fが、制御電圧ECの変化によつて夫々ベクトル
信号e〓Ea〜e〓Ebとベクトル信号e〓Fa〜e〓Fbで形

される角度の間を変化し、夫々同一方向に位相回
転させる。
このとき、制御電圧E〓Cの可変範囲(例えばベ
クトル信号e〓E〓aと他方のベクトル信号e〓Fb)の
位相差をベクトル信号の回転方向に180度以上に
設定し、且つベクトル信号e〓Eとe〓Fの位相差を
180度以内になる関係にあれば可能である。
次に第7図に基づき位相制御回路のより具体的
構成を説明する。
各々一対のトランジスタQ2Q3,Q5Q6,Q7Q8
Q10Q11,Q12Q13,Q15Q16は互いにエミツタを接
続した差動アンプDA1,DA2,DA5,DA3
DA4,DA6を構成し、夫々トランジスタQ1,Q4
Q2及びQ5,Q9,Q14,Q10及びQ12を電流源とす
る。トランジスタQ1,Q4,Q9,Q14の各ベース端
子P9,P10,P11,P12は、前記第5図に図示の同
一記号の端子に対応し夫々ベクトル信号e〓A,e〓
,e〓C,e〓Dが印加される。
尚、抵抗R1,R2,R3,R4は、夫々トランジス
タQ1,Q4,Q9,Q14のエミツタ抵抗である。
又、トランジスタQ3,Q5,Q11.Q12のベースは
夫々バイアスE2に接続し、所定のバイアス電圧
が印加されるようにしてあつて、トランジスタ
Q2,Q6,Q10,Q13の各ベースは夫々ダイオード
D1と電流源I01の接続点に接続してあり、トラン
ジスタQ8,Q15の各ベースはバイアスE1に接続し
所定のバイアス電圧が印加されるようにしてあ
る。さらに、トランジスタQ7,Q16のベースはト
ランジスタQ17のエミツタに接続する。
このトランジスタQ17のエミツタはダイオード
D1及び電流源I01を介して接地してあり、トラン
ジスタQ17のベースは制御電圧印加端子P18に接続
してある。
トランジスタQ8,Q16のコレクタは抵抗R5を介
して電源VCCと出力端子P17に接続してある。
以上の構成に於いて以下にその作用を説明す
る。
先ず、制御電圧が印加されるトランジスタ側の
分流係数をP、他方の分流係数を(1−P)とす
る。
トランジスタQ1.Q4,Q9,Q14のコレクタの信
号電流は、ベクトルe〓A,e〓B,e〓C,e〓Dを電圧

号とすると夫々エミツタ抵抗で除した値になる。
説明の便宜上トランジスタQ1,Q4,Q9,Q14
エミツタ抵抗R1=R2=R3=R4=R0(所定値)と
すると、次式が得られる。
i〓=e/R,i〓=e/R,i〓
/R,i〓14=e/R… (16) (電流i〓oの添字nは各トランジスタQoの信号
電流を表す) よつて、 i〓=Pi〓,i〓=(1−P)i〓,i〓
10 =Pi〓,i〓12=(1−P)i〓14 …(17) さらに、 i〓=(1−P)(i〓+i〓), i〓16=P(i〓10+i〓12) …(18) 上記(16),(17),(18)式から出力ベクトル信
号e〓Gは次のようになる。
e〓G=−R/R〔(1−P){Pe〓A+(1−
P) e〓B}+P{Pe〓C+(1−P)e〓D} =−R/R{P2e〓C+P(1−P)(e〓A +e〓D)+(1−P)e〓B} …(19) この式は、前記(12)式と同一特性であり、冒頭に
設明したように180度以上の可変位相が容易に得
られる。
尚、第7図に図示の実施例は差動アンプの簡単
な組み合せであり、且つ集積化が容易であると共
に素子にバラツキや温度に対して安定で、而かも
前式(19)に示す性能が安定して得られる。
次に第2実施例を第8図以下に基づき説明す
る。
対をなす接続構成に係るトランジスタ
Q18Q19,Q20Q21,Q22Q23,Q24Q25,Q26Q27
Q28Q29,Q30Q31は夫々エミツタを互いに接続し
た差動アンプDA7,DA8,DA9,DA10,DA11
DA12,DA13を構成し、このうち差動アンプ
DA7,DA8は夫々電流源I02,I03を電源とし、又差
動アンプDA9〜DA13はトランジスタQ18,Q19
Q20,Q22及びQ27,Q24及びQ26を電流源としてい
る。
入力信号e〓(電圧表示)は入力端子P4に入力
接続し、この端子P4はトランジスタQ18のベース
及び抵抗R6を介してトランジスタQ19,Q20のベ
ースに接続してある。
さらに、トランジスタQ19,Q20のベースと抵
抗R6の接続の一端からコンデンサC1を介して接
地してあつて、抵抗R6とコンデンサC1で形成し
た遅相回路で以つて位相を45度遅らせることがで
きるようにしてあり、トランジスタQ21のベース
には所定のバイアスE3を接続してある。
トランジスタQ22,Q25,Q26のベースは、ダイ
オードD2と電流源I04の接続点に接続してあり、
トランジスタQ23,Q24,Q27のベースは所定のバ
イアスE4に接続してある。
又、トランジスタQ28,Q31のベースは制御電
圧印加端子P18に接続し、さらにダイオードD2
一端子に接続してあり、同一の制御量の制御電圧
がトランジスタQ28,Q31のベースとダイオード
D2を介してトランジスタQ22,Q25,Q26の各ベー
スに印加されるようにしてある。
さらにトランジスタQ29,Q30のベースは所定
のバイアスE5に接続してあり、トランジスタ
Q28,Q30のコレクタは抵抗R7を介して電源Vccに
接続してある。
又、トランジスタQ21,Q23,Q25のコレクタは
電源Vccに接続してあり、トランジスタQ28,Q30
のコレクタ接続点には出力端子P17に接続してあ
る。
次に上記構成に基づきその作用を第9図以下を
参照し乍ら説明する。
差動アンプDA9〜DA13の各トランジスタの信
号分流比は、制御電圧が印加されるトランジスタ
の方をPとし、又他方のトランジスタ側を(1−
P)の可変係数とし、さらに各トランジスタのコ
レクタ信号電流をi〓o(但しi〓oはトランジスタQ
oのコレクタ電流とする。)としてある。
今、入力ベクトル信号e〓を基準(0度)とす
ると、トランジススタQ19とQ20のベースでは抵
抗R6とコンデンサC〓の遅相回路で以つて45度
遅れたベクトル信号e〓となる。
差動アンプDA7はベクトル信号e〓とe〓の差
動電圧e〓(=e〓−e〓)に比例した信号がコ
レクタ側に生ずる。
例えばトランジスタQ18のコレクタではベクト
ル信号−e〓とe〓の合成ベクトル信号(−e〓
+e〓)=−e〓による電流i〓aが生じ、トラン
ジスタQ19のコレクタではベクトル信号e〓と−
e〓の合成ベクトル信号(e〓−e〓)=e〓

よる電流i〓bが生じる。またトランジスタQ20
コレクタでは電流i〓cが生じ、これはベースでの
ベクトル信号e〓と逆相である。
一方、抵抗R6、容量C1から、ベクトルe〓
e〓は互に直角の関係があり、遅相角45度より両
ベクトルの絶対値は|e〓|=|e〓|となる。
電流源I02,I03の電流値を等しくした場合、差
動アンプDA7,DA8の利得を等しくできる。各ト
ランジスタQ18〜Q21のベースバイアス値が同じ
であるとすると、トランジスタQ18,Q19にはそ
れぞれI02/2の電流が流れ、トランジスタQ20
Q21にはそれぞれI03/2の電流が流れる。I02=I03
であるから、次式が得られる。
|i〓18|=|i〓19|=|i〓20| |i〓a|=|i〓b|=|i〓c| …(20) したがつて各差動アンプの信号関係は次のよう
になる。
i〓22=Pi〓a, i〓24=(1−P)i〓b=−(1−P)i〓a i〓26=Pi〓c,i〓27=(1−P)i〓c…(21) i〓28=P(i〓22+i〓27), i〓30=(1−P)(i〓24+i〓26)…(22) また端子P17の出力ベクトルe〓は次式のよう
になる。
e〓=−R7(i〓28+i〓30) =−R7{P(i〓22+i〓27) +(1−P)(i〓24+i〓26)} =−R7〔P{Pi〓a+(1−P)i〓c} +(1−P){−(1−P)i〓a+Pi〓c}

…(23) 可変系数Pが0〜1まで変化するとベクトルe〓
は、電流ベクトルi〓aの位相(−135度)から
時計方向に電流ベクトルi〓bの位相(+45度)ま
での180度回転する。
上記特性の振幅特性を説明するに先立つて、
今、振幅特性を分りやすくするために、第9図に
図示のベクトル図を回転して、電流ベクトルi〓a
を基準にすると第10図に示すように表わせる。
即ち、電流ベクトルi〓aおよびi〓cのの振幅は
互に等しく直角であるから|i〓a|=Iとする
と、電流ベクトルi〓a,i〓b,i〓cは各振幅とも
等しく、また180度、90度、0度の位置にある。
次に前述の(23)式において、 i〓d=Pi〓a+(1−P)i〓c i〓e〓=−(1−P)i〓a+Pi〓c …(24) とおくと、 |i〓d|=|i〓e〓|=√2+(1−)

…(25) また前記、(23),(24)式から i〓f=Pi〓d+(1−P)i〓e〓…(26) が得られる。
電流ベクトルi〓dとi〓e〓は直角の関係にあるか
ら出力端子P17での出力i〓fは、 |i〓f|=√22+(1−)2+(1−)2+(1−)2 ={P2+(1−P)}・I …(27) したがつて式(27)はP=0またはP=1のと
きに |i〓f|=I,P1/2のときは最少で1/2・I
にな る。
即ち、最大振幅時の出力を1とすれば最小振幅
は1/2であり、第11図に図示のようになる上、位 相の可変範囲は180度である。
ちなみに在来の位相制御手段によれば、前記し
た如くこの180度の範囲にわたる位相制御は不可
能である。
つまり、180度に近い角度、例えば179度を選定
すると第3図に図示されるように最小値は|e〓
|cos179度/2≒|e〓|cos90度=0になり、制
御 範囲の中心付近は出力振幅が零となる為、位相制
御回路として利用することができない。
尚、本考案の実施例では、主として180度以上
の位相制御について説明したが、勿論180度以下
に於いても可能であつて、この場合も従来の手段
と比して同一位相制御範囲では振幅特性が優れた
ものとなる。
以上述べたように本考案によれば、180度以上
の可変位相が簡単に得ることができる上振幅特性
も優れたものであり、又集積化に容易な回路構成
である。
又、その応用範囲は、例えば自動位相制御回路
に用いるVCO(電圧制御型発振器)に用いて高
感度の位相制御が出来る上ループ利得もあげられ
るという極めて優れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の位相制御回路のブロツク図で、
第2図は同上回路で得られる信号ベクトル図、第
3図は同上回路で得られる振幅特性図である。
又、第4図は本考案の原理説明用のベクトル図で
あり、第5図は本考案の位相制御回路の実施例に
係るブロツク図、第6図は同上動作特性を示すベ
クトル図、第7図は同上回路の構成を示す回路図
である。さらに、第8図は本考案の他の実施例に
係る位相制御回路の構成を示す回路図であり、第
9図は同上回路に基づく信号ベクトル図、第10
図は信号ベクトル図の説明用のベクトル図であ
り、第11図は同上回路図の振幅特性図である。 PS……位相回路、AD1乃至AD3……制御加算
器、Q1乃至Q31……トランジスタ、D1及びD2……
ダイオード、R1乃至R6……抵抗、C1……コンデ
ンサ、E1乃至E5……バイアス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互に所定の位相差を有する第1の被制御信号
    と第2の被制御信号とを入力し、それら両信号
    の相対振幅を電圧制御によつて変化可能とし、
    かつ両信号のベクトル加算を行い位相制御した
    第1の信号を得る第1の位相制御手段と、 互に所定の位相差を有する第3の被制御信号
    と第4の被制御信号とを入力し、それら両信号
    の相対振幅を電圧制御によつて変化可能とし、
    かつ両信号のベクトル加算を行い前記第1の位
    相制御手段による位相制御方向と同じ方向に位
    相制御された第2の信号を得る第2の位相制御
    手段と、 上記第1、第2の位相制御手段からの前記第
    1の信号および第2の信号をそれぞれ入力し、
    これら入力された第1、第2の信号の相対振幅
    を電圧制御によつて変化可能とし、かつそれら
    両信号のベクトル加算を行い位相制御された第
    3の信号を得る第3の位相制御手段とを具備し
    て成る位相制御回路。 (2) 前記第3の被制御信号として前記第1の被制
    御信号を共用し、前記第2の位相制御手段に入
    力するようにしたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の位相制御回路。
JP959880U 1980-01-31 1980-01-31 Expired JPS6233368Y2 (ja)

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JP959880U Expired JPS6233368Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

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JP (1) JPS6233368Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS56114118U (ja) 1981-09-02

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