JPS5813079B2 - 移相回路 - Google Patents

移相回路

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JPS5813079B2
JPS5813079B2 JP51160812A JP16081276A JPS5813079B2 JP S5813079 B2 JPS5813079 B2 JP S5813079B2 JP 51160812 A JP51160812 A JP 51160812A JP 16081276 A JP16081276 A JP 16081276A JP S5813079 B2 JPS5813079 B2 JP S5813079B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/643Hue control means, e.g. flesh tone control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting
    • H03H11/20Two-port phase shifters providing an adjustable phase shift

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  • Signal Processing (AREA)
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子位相制御回路に関するものであり、さら
に詳しくは、カラーテレビジョン受像機の色信号(クロ
ミナンス)チャンネル中における色相制御器として利用
できるような位相制御回路に関するものである。
各種の電気的装置では、予測ができ、かつ、基準値に対
して、ほゞ対称的なすなわち平衡した動作範囲をもった
位相制御回路が必要とされている。
従来の典型的な位相制御回路では所望の位相制御中心値
および位相制御範囲を設定するために、能動1回路素子
を併用したあるいは併用しない、固定あるいは可変値の
抵抗・容量(RC)移相回路を使用している。
このような移相回路の動作範囲と特性の対称性は、抵抗
素子と容量素子の値の定格値に対するすれに対して、敏
感である。
このような現象は、集積回路において、特に問題になる
それは集積化された抵抗器やキャパシタの絶対値は定格
値から30パーセント以上も変動する可能性があるから
である。
さらにこの集積回路構成では、所定のチップ上にある素
子の定格値からの変動は、いつも同じ方向(高いかまた
は低い向き)をもっているので、縦続的に接続された回
路素子による位相誤差は積算されることになる。
これらの現象を補償するように位相制御回路の特性を合
わせるために調整型ポテンショメータ回路や町変リアク
タンス回路等を外付けする方法は一般に望ましいもので
はない。
その理由は、このような部品は比較的高価であり、また
集積回路中の数の限られた端子を1個あるいはそれ以上
使用せねばならないからである。
そこで精密な位相制御が必要な場所にはRC回路の使用
をさけることか一般に望ましい。
この発明による移相回路は、第1交流信号(例えば後述
の信号M)の源(例えは後述の出力端子T1)と、その
第1交流信号と実質的に直角な位相関係にある第2交流
信号(例えば後述の信号P)の源(例えは後述の出力端
子T2)とを備えている。
そして、第1交流信号の位相と第2交流信号の位相との
間の隔たりは出力位相の所望範囲の幅よりも狭く、また
、第1交流信号と第2交流信号の各位相は上記出力位相
の所望範囲の中心に対して非対称に位置付けされている
この発明の移相回路は、更に、第1の利得制御入力端子
と第1の信号入力端子とその第1の信号入力端子に供給
された信号の反転信号が現われる第1の出力端子とを有
する第1増幅手段(例えば後述の増幅器130)と;第
2の利得制御入力端子と第2の信号入力端子とその第2
の信号人力端子に供給された信号の非反転信号が現われ
る第2の出力端子とを有する第2増幅手段(例えば後述
の増幅器110)と;上記第1及び第2の信号入力端子
のうちのもの(例えば第2の信号入力端子)に上記第1
及び第2交流信号のうちの一方のもの(例えば第2交流
信号)を洪給するための手段(例えば後述の抵抗器11
9,122,124)と;上記第1交流信号の源と上記
第2交流信号の源とに結合されていて、上記第1交流信
号の位相と上記第2交流信号の位相との間に在る位相を
有する第3交流信号(例えは第2b図の信号r)を生成
する非リアクテイブ手段(例えば後述の抵抗器135,
136,137,138)と;上記第1及び第2の信号
入力端子のうちの他方のもの(例えば第1の信号入力端
子)に上記第3交流信号を供給する手段と;上記出力端
子に結合されていて出力信号を生成する信号組合せ手段
(例えは後述の負荷抵抗器115、116)と;上記利
得制御入力端子に結合されていて、上記第1増幅手段と
第2増幅手段との各利得の相補的な制御を行なって上記
所望範囲内で上記出力信号の位相を調整する利得制御手
段(例えは後述の制御回路140)と;を備えている。
以下、添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図の構成において、カラーテレヒジョン信号はアン
テナ21で受信され、テレビジョン信号処理回路22て
処理され、(線)偏向回路25に供給される水平(線)
同期パルス並にその他の通常の信号を発生する。
処理回路22の出力端に発生した検波された映像信号は
色帯域通過沖波器27に供給され、カラーバースト成分
と、カラーを表わす信号情報とに選別される。
この後者のカラーを表わす信号情報は、たとえは、抑圧
されたカラー副搬送波の選択された位相での振幅変調の
形をとるカラー情報信号である。
このカラーバーストとカラー信号で変調された抑圧副搬
送波信号は、色処理用集積回路20の入力端子1を経て
第1色増幅器30に印加される。
第1色増幅器30で増幅された信号は、ゲート回路29
に供給される。
このゲート回路29には線偏向回路25から取出された
キー信号も供給される。
このキー信号は、比較的短い持続時間(たとえば線消去
期間)をもった正向きのパルスを含む形で示されており
、そして、比較的長い持続時間の信号(線走査周期の中
で映像信号を受けもつ部分)から分離されている。
ゲート回路29は、増幅されたバースト信号を、自動周
波数並に位相制御(AFPC)検出器32と自動カラー
制御(ACC)回路35とに供給する。
AFPC検出器32は、電圧制御発振器(VCO)55
の第1(90度位相)出力端子T1からカラー基準信号
を受け入れる。
AFPC検出器32は、受け入れたパーストVCO55
の制御入力部に制御信号を供給して、その発振基準信号
の位相と周波数を受入れたバースト信号に同期させる。
この目的に適うAFPC検出器32は、米国特許第37
40456号に記載されている。
またVCO55は、たとえば、米国特許出願第6334
62号に記載された型式のものである。
またACC回路35には、VCO55の第2(同相)出
力端子T2から、基準信号を受け入れ、第1色増幅器3
0の利得を制御するための制御電圧を発生する。
ACC回路35からの制御電圧は、カラーキラー回路4
0にも印加される。
このカラーキラー回路40は第2クロマ増幅器44に結
合されている。
クロマ利得(飽和)制御ポテンショメータ45は、たと
えは+11.2ボルトの動作電圧供給源に接続されてい
る。
そして端子3を介して第2クロマ増幅器器44の入力部
に結合された可動腕を持っている。
色復調器53(適切なマトリツクス回路を含む)は、第
2クロマ増幅器44で増幅された色副搬送波信号を受け
入れて、端子5,6および7に色差信号R−Y,G−Y
およびB−Yを作り出す。
これらの色差信号は、最終的には輝度信号(Y)と合成
されて、赤(R)緑(G)青(B)の色を表わす信号成
分を発生する。
これらの成分信号はテレビジョン受像機の映像管(図示
していない)に印加される。
クロマ処理回路20は、さらに、この発明にもとずいて
構成され、全体として符号100で示されている色相制
御段を持っている。
色相制御段100は、第1および第2の差動増幅器13
0と110並に利得制御回路140によって構成されて
いる。
増幅器110は、エミツタ結合されたトランジスタ11
2および114と、トランジスタ114のコレクタから
端子10を介して動作電源(+11.2ボルト)に接続
された負荷抵抗器115とトランジスタ112のコレク
クから同じ動作電源に接続された負荷抵抗器116とを
有している。
バイアス電源(+4.7ボルト)は、抵抗器122を介
してトランジスタ112のベースに接続されまたさらに
分離用抵抗器119を介してトランジスタ114のベー
スに接続されている。
VCO55の第2出力端子T2は、持続波である色基準
副搬送波情報(すなわち、3.58MHz)を供給する
ために抵抗器124を介してトランジスタ114のベー
スに接続されている。
増幅器130はエミツタ結合されたトランジスタ132
と134を含んでいる。
トランジタ132のコレクタはトランジスタ114のコ
レクタに接続され、また色相制御段100の第1合成信
号出力を作り出すため、負荷抵抗器115にも接続され
ている。
トランジスタ134のコレクタはトランジスタ112の
コレクタに接続され、また負荷抵抗器116に接続され
て第2の合成信号出力を作り出す。
バイアス電源(+4.7ボルト)は抵抗器136を経て
トランジスタ132のベースに接続され、またさらに付
加抵抗器135を経てトランジスタ134のベースにも
接続されている。
■CO55の出力端子T2は、抵抗器137を経てトラ
ンジスタ134のベースに接続され、一方VCO55の
端子T1は抵抗器138を経て同じトランジスタ134
のベースに接続されている。
トランジスタ114,132と112,134のそれぞ
れ互に結合されたコレクタは色復調器53の基準信号入
力端子に接続されて、プッシュ・プルの、位相制御町能
な基準信号をそこに供給する。
制御回路140は、差動入力型に構成されたトランジス
タ142,144とバイアス制御トランジスタ160と
を有している。
トランジスタ142のコレクタは、増幅器110のトラ
ンジスタ112と114の両エミツクの接続点に接続さ
れている。
一方、そのエミツタはバイアス抵抗器143を通じて接
地されている。
トランジスタ142のベースと接地点の間には、バイア
ス抵抗器148と温度補償用ダイオード149の直列回
路が接続されている。
トランジスタ144のコレクタは、増幅器130のトラ
ンジスタ132と134の互いに接続されたエミツタに
接続され、またそのエミツタは、バイアス抵抗器151
によって接地点に接続されている。
トランジスタ144のベースは約17ボルトのバイアス
電源に接続されている。
バイアス抵抗器154と155とを接続した−組の直列
回路がトランジスタ144のエシノタとトランジスタ1
42のベースとの間に接続されている。
抵抗器154と155の相互接続点は、バイアス制御ト
ランジスタ160のエミツタに接続されている。
エミツタホロワ型に接続されたトランジスタ160のコ
レクタは動作車源に接続され、そのベースは端子4を経
て色相制御ポテンショメータ52の町動腕に接続されて
いる。
前述の特許出願中に記載されているように、VCO55
は出力端子T1に第1位相の第1発振基準信号M(たと
えば、3.58MHz)を発生する。
そして、出力端子T2には、信号Mに対して90度遅れ
の第2発振信号Pを発生する。
受信した色信号の適正な復調を行うには、カラー基準信
号Mは、受信したバースト信号より90度だけ進んでい
る「−(R−Y)位相」か、あるいは遅れている「(R
−Y)位相」かのいづれかをとる。
後者の場合、信号Pはバースト信号に対して逆位相とな
る。
この状態は第2図に示されているがこれに関する詳細は
後述する。
抵抗器119および122とともに分圧器を形成する抵
抗器124は、信号Pと同相のPの一部分であるPをト
ランジスタ114のベースに供給する。
これが増幅され逆位相基準信号一Pと、同位相P基準信
号とがトランジスタ114と112の出力にそれぞれ発
生する。
抵抗器136および135とともに分圧器を構成してい
る抵抗器138は、トランジスタ134のベースに信号
Mと同相でMの一部分であるmを供給する。
この実施例では、分圧器124,119,122ならび
に138,135,136は、発振器55のPとMとが
等しい振幅の出力であるから、ほぼ等しい振幅の入力信
号Pとmを発生させる。
信号Pは、また、抵抗器135と136とともに分圧器
を形成する抵抗器137に加えられ、トランジスタ13
4のベースに信号Pと同相のPの一部分であるp′を発
生する。
信号p′の大きさは、色相制御段100によって与えら
れる位相制御の範囲に応じて選定される。
信号p′はトランジスタ134のベースにおいて信号m
に加算され、mとpの中間の位相をもった合成信号(m
+p′)を形成する。
以後、この信号を信号rと呼ぶことにする。
合成信号rは増幅されてトランジスタ134と132の
コレクタに、それぞれ逆相−rと同相rの信号として再
生される。
したがって、トランジスタ114と132のコレクタの
結合点に接続された負荷抵抗器115の両端間に発生す
る出力信号は(−p+r)となり、トランジスタ112
と134のコレクタの結合点に接続された負荷抵抗器1
16の両端間に発生する信号は(p−r)となる。
これらの2つの信号は互に逆位相になっている。
負荷抵抗器115と116の両端にそれぞれ発生する信
号成分pとrの個々の振幅は、増幅器110と130の
電圧利得すなわち導通度を変更することによって調整す
ることができる。
増幅器110と130の利得は制御回路140の電流供
給用トランジスタ142と144によって差動的に制御
される。
さらに、トランジスタ142と144は、色相制御ポテ
ンショメータ52から端子4、ホロワ・トランジスタ1
60およびバイアス抵抗器154、155を経て、トラ
ンジスタ142のベースとトランジスタ144のエミツ
タとに加えられる制御電圧の関数として、制御される。
抵抗器154と155の値はトランジスタ142と14
4の相対的な導通度に関して希望する制御度が与えらる
ように選定される。
たとえば、ポテンショメータ52の可動腕を動作供給電
源(+11.2ボルト)側の限度点まで動かすと、トラ
ンジスタ144と増幅器130は、ほぼ非導通状態にな
るが、一方、トランジスタ142と増幅器110は最大
の導通度を示す。
この制御位置では、信号pの同相と逆相の成分だけが、
それぞれ負荷抵抗器116と115の両端間に発生する
また、トランジスタ144と増幅器130の導通度はポ
テンショメータ52を接地点側の限度点まで調整したと
きに最大となる。
この場合トランジスタ142と増幅器110はほぼ遮断
状態となる。
そして信号rの同相と逆相の成分だけが、それぞれ、負
荷抵抗器115と116の各両端間に発生する。
トランジスタ142と144およびそれらに組合せられ
た増幅器110と130の導通度が等しくなるように、
ポテンシオメータ52を調整すると、等振幅の信号pと
rとが出力負荷抵抗器115と116の各両端間に発生
する。
この状態において、合成出力信号(−p+r)が抵抗器
115の両端間に発生し、逆相の出力信号(p−r)が
抵抗器116の両端間に発生する。
第2a図において、受信した映像を表わす色信号の肌色
相に相当する信号+Iが示されている。
正常な動作状態では+■信号はバースト信号に対して約
57度の遅れ位相角θ1をもっている。
色相制御段100は、信号pとrの位相の間の所定の動
作範囲内で、■信号軸を中心にして、カラー基準信号出
力の位相を対称的に変化させることによって、正または
負方向の位相変化の補正を行う信号p′は、抵抗器13
7,135,136を利用して、“I”位相を中心とし
て対称的な制御範囲を作り出すように選定される。
すなわち、この+1信号は、負荷抵抗器115中でーp
とr信号とを合成してトランジスタ114と132の両
コレクタの接続点に合成信号−p+(r+I)を発生さ
せることによって、作り出される。
ポテンショメータ52を調整して、増幅器110と13
0とが等しい導通度を示すようにすると、同大の−pと
r信号が負荷抵抗器115中で合成される。
そこで+1信号は、正規の信号状態ではバースト信号に
対して、約57度の遅れ位相角θ1を示し、また信号r
に対してはθ1に等しい位相角θ2を示す。
位相角θ2の大きさは、前述の方法を用い、信号Pの予
定した部分すなわち信号p′に相当するものと、信号m
とを、信号rを作り出すように合成することによって決
定される。
第2b図は、カラー基準信号Mがバースト信号に対して
90度進相であり、Pがバースト信号と同相であるとき
の色相制御段100の位相応答を示している。
第2b図における+I信号は、p信号と−r信号とを負
荷抵抗器116中で合成しトランジスタ112と134
のコレクタ相互接続点に合成信号p−rる作り出すこと
によって形成される。
第2a図の+1信号に関連して説明したように、この合
成信号は一つの位相と対称的な位相制御範囲をもった希
望の+I信号に相当するものである。
第3図は、互に同相の出力部を接続した同様な構造の第
1及び第2の差動増幅器230および210と、制御回
路240より成る色相制御段200を示している。
この実施例における色相制薗段200は、いくつかの点
において色相制御段100と似ているが、増幅器210
と230のコレクタ出力部の接続方法の点と、入力信号
印加の方法とが違っている。
したがって、増幅器210のトランジスタ212と増幅
器230のトランジスタ232はコレクタが互に接続さ
れ、また増幅器210のトランジスタ214と増幅器2
30のトランジスタ234のコkククも互に接続されて
いる。
第1信号合成用出力負荷抵抗器215は相互接続された
トランジスタ212と232のコレクタを端子10を介
して動作電源に接続し、また第2信号合成用負荷抵抗器
216はトランジスタ214と234の相互接続された
コレクタを動作電源に接続している。
トランジスタ212,232,および214,234の
各相互接続されたコレクタは、それぞれ色復調器53の
入力端子に接続されている。
抵抗器224と抵抗器237は、それぞれ、VCO55
の出力端子T2からの信号を、増幅器210のトランジ
スタ214のベースと、増幅器230のトランジスタ2
32のベースとに供給する。
また、抵抗器238はVCO55の出力端子T1からの
信号を、増幅器230のトランジスタ234のベースに
供給する。
こ5で、VCO55は、出力発振基準信号Mを発生し、
しかもそれがバースト信号に対して90度の進相または
遅相のいづれかの関係をもつものであるということを想
起してみる必要がある。
第3図の場合、VCO55はバーストに対して90度の
遅相にある第1信号Mさ、信号Mに対して90度進相の
第2基準信号pを発生する。
色相制御段200の動作は次の諸点を除けば、色相制御
段100のそれと同様なものである。
色相制御段200の抵抗器237は、このP信号を、抵
抗器235の一端すなわち増幅器230のトランジスタ
234のベース入力部から遠い方の端部に供給する。
信号Pの一部分であるp′が、トランジスタ232のベ
ースに現われる。
第1図に関連して述べたように、トランジスタ234の
ベースには信号mが発生する。
信号p′とmに相当する信号電流は、抵抗器235を通
じて互に逆方向に流れ(トランジスタ232と234の
ベース電流は無視できる)、そして抵抗器235の両端
間に信号p′とmの差に関係した信号電圧が生じる。
トランジスタ234の出力を考えると、抵抗器235の
両端間に現われる信号電圧は、(m−p′)に等しいと
考えることが出来る。
以後これを信号rと呼ぶ。
この信号rはトランジスタ234のコレクタに出力−r
を生ずる。
さらに差動増幅器230は、抵抗器235の両端に現わ
れる信号を増幅し、トランジスタ232のコレクタに出
力+rを発生する。
増幅器210は、トランジスタ212と214のコレク
タにそれぞれ、出力+pと−pを生ずる。
そこでトランジスタ212と232のコレクタゼ続点の
負荷抵抗器215の両端間にはp+rに肘当する出力信
号が発生する。
そして、またトランジスタ214と234のコレクタの
接続点の負企抵抗器216の両端間には−p−rに相当
する信号が発生する。
信号pとrの相対的な大きさと、それらの合成信号の位
相とは,第1図に関して該明したようにポテンショメー
タ52の調整によって制御することができる。
第4a図には、VCO55からの信号Pがバースト信号
に対して、90度の遅相にある信号Mに対して、90度
の進相にある場合の色相制御装置200の位相特性が示
されている。
第4a図において、+■信号はトランジスタ212と2
32のコレクタの接続点における合成された出力信号p
+rに相当する。
第4b図は、信号Mがバースト信号に対して90度の進
相にあるさきの色相制御段200の位相特性を示してい
る。
第4b図において、+■信号は、トランジスタ214と
234のコレクタ接続点における合成出力信号−p−r
に相当する。
第4a図および第4b図に示された位相角θ1とθ2お
よび信号+■は、第2a図および第2b図の対応する位
相角と+I信号に関係するものである。
色相制御段200は、色相制御段100に関連して説明
したように、ある位相と対称的な位相制御範囲を有する
所望の+I信号を発生する。
第2a図の信号pとmは第2b図の信号pとmに対して
、逆相(すなわち180度回転した)にあることがわか
る。
第2a図と第2b図に示す信号状態のいずれに対しても
、希望の+1出力信号と対称の位相応答が、色相制御段
100のプッシュプル出力部に発生する。
色相制御段100は抵抗器115と116の各両端間に
プッシュプル出力信号を発生させるように記述してきた
のであるが、第2a図と第2b図に関連したこの説明は
それだけとは限らず、シングルエンド型の信号出力のみ
を発生する増幅器(すなわち、増幅器110,130の
抵抗器115または116の何れか一方に相当する負荷
抵抗器を1個だけ用いた増幅器)からの、2つの入力信
号状態(第2a図と第2b図に示す)のいづれかに対し
ても、所望の信号位相(たとえは+1)と対称的な位相
制御を得ることのできる方法を示すことを意図している
前述の意図は、第3図に示す色相制御段200および入
力信号状態に関する第2の組合せを示す付属第4a図お
よび第4b図に対しても同様である。
信号mとrとによって作られる位相角φの大きさにした
がってθ2の大きさは、特定の回路の要求に合致するよ
うな所望の位相制御を得るために、信号p′の大きさを
調整することによって変えることができる。
このような変更は、抵抗比(これは比較的正確に制御で
きるパラメータである)を変えるだけで行なうことがで
き、キャパシタその他のリアクタンス素子を用いる必要
はない。
この発明は特定の回路を用いた実施例について説明を進
めて来たが、この説明の範囲から、離れることなく、ま
た別の構成で実現できることは当然である。
たとえは信号Mは、第1図の場合には付加抵抗器(図示
していない)のようなものでトランジスタ114のベー
ス入力部に結合し、また第3図の場合には、トランジス
タ212のベース入力に加えて、これらの入力部に希望
の振幅と位相をもった余分な交流入力信号(たとえばm
′または−m′)を作り出してそれぞれの回路の機能を
増大することもできる。
信号p′と−p′とか位相制御範囲を拡張するに役立つ
という前述の方法と同じように、上記の両入力部におけ
る入力信号pとこの追加入力信号によって、位相制御範
囲はさらに拡大される。
前述の説明および図面から、信号p′と−p′を用いて
、より狭い位相制御範囲(PとMとの間の位相差よりも
小さい)を作り出すことにも利用することができ、また
位相制御範囲を一層大幅に狭めるためにさらに信号m′
と−m′を使用し得ることも理解されよう。
よって、選はれた位相と振幅をもつ基準入力信号の種々
の組み合せによって、特定の回路に適合するような回路
位相応答性を実現できることが判る。
前述の信号合成用負荷抵抗器115,116および21
5,216の代りに能動的な信号合成回路を用いること
もできる。
また普通の増幅器(シングル・エンド型)出力を取出す
こともできる。
さらに制御回路140と240に、エミツタ結合の差動
増幅器段を含ませることもできる。
また、増幅器段110.130と210,230とを、
あるいはまた関連した制御回路140と240とを入れ
替ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施したテレビジョン受像機の1部
分をブロック型式で表わした概略回路図、第2a図およ
び第2b図は第1図実施例装置における入力信号状態の
第1の組み合せに対応した動作状態を示すベクトル図,
第3図は、この発明のまた別の実施例を示す回路図、第
4a図および第4b図は第3図の実施例装置の、入力信
号状態の第2の組み合せにおける動作状態を示すベクト
ル図である。 M・・・第1の交流信号、T1・・・第1の交流信号源
(VCO50の一方の出力端子)、P・・・第2の交流
信号、T2・・・第2の交流信号源(VCO50の他方
の出力端子)、130(230)・・・第1の増幅手段
、110(210)・・・第2の増幅手段、119,1
22,124(219,222,224)・・・供給手
段、r・・・第3交流信号、135,136,137,
138(235,236,237,238)・・・非リ
アクティブ手段、115,116(215,216)・
・・・信号組合せ手段、140(240)・・・利得制
御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1交流信号の源と、上記第1交流信号と実質的に
    直角の位相関係にある第2交流信号の源とを備え、 上記第1交流信号の位相と上記第2交流信号の位相との
    間の隔たりは出力位相の所望範囲の幅よりも狭く、また
    、上記第1交流信号と上記第2交流信号の各位相は上記
    出力位相の所望範囲の中心に対して非対称に位置付けさ
    れており、 更に、第1の利得制御入力端子と第1の信号入力端子と
    その第1の信号人力端子に供給された信号の反転信号が
    現われる第1の出力端子とを有する第1増幅手段と、 第2の利得制御入力端子と第2の信号入力端子とその第
    2の信号入力端子に供給された信号の非反転信号が現わ
    れる第2の出力端子とを有する第2増幅手段と、 上記第1及び第2の信号入力端子のうちの一方のものに
    上記第1及び第2交流信号のうちの一方のものを供給す
    るための手段と、 上記第1交流信号の源と上記第2交流信号の源とに結合
    されていて、上記第1交流信号の位相と上記第2交流信
    号の位相との間に在る位相を有する第3交流信号を生成
    する非リアクテイブ手段と、上記第1及び第2の信号入
    力端子のうちの他方のものに上記第3交流信号を供給す
    る手段と、上記2つの出力端子に結合されていて出力信
    号を生成する信号組合せ手段と、 上記利得制御入力端子に結合されていて、上記第1増幅
    手段と第2増幅手段との各利得の相補的な制御を行なっ
    て上記所望範囲内で上記出力信号の位相を調整する利得
    制御手段と、を備えた制御町能な移相回路。
JP51160812A 1975-12-29 1976-12-28 移相回路 Expired JPS5813079B2 (ja)

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JPS5283051A JPS5283051A (en) 1977-07-11
JPS5813079B2 true JPS5813079B2 (ja) 1983-03-11

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BE (1) BE849875A (ja)
CA (1) CA1089036A (ja)
DE (1) DE2658311C3 (ja)
ES (1) ES454654A1 (ja)
FI (1) FI64872C (ja)
FR (1) FR2337462A1 (ja)
GB (1) GB1567196A (ja)
HK (1) HK38784A (ja)
IT (1) IT1065186B (ja)
NL (1) NL7614497A (ja)
NZ (1) NZ182942A (ja)
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AT382483B (de) 1987-02-25
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NZ182942A (en) 1980-10-24
US4051519A (en) 1977-09-27
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SG20583G (en) 1983-12-16
SE7614491L (sv) 1977-06-30
DE2658311B2 (de) 1979-06-28
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IT1065186B (it) 1985-02-25
AU2086876A (en) 1978-06-29
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