JPS6233187Y2 - - Google Patents

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JPS6233187Y2
JPS6233187Y2 JP1981133642U JP13364281U JPS6233187Y2 JP S6233187 Y2 JPS6233187 Y2 JP S6233187Y2 JP 1981133642 U JP1981133642 U JP 1981133642U JP 13364281 U JP13364281 U JP 13364281U JP S6233187 Y2 JPS6233187 Y2 JP S6233187Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
hollow tube
tube body
flange plates
main flow
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981133642U
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English (en)
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JPS5840691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気、水、油などの如き流体の管路
に関係する騒音を消去するパイプサイレンサーに
関するものである。
〔従来の技術〕
送風機、ポンプ(特に油圧ポンプなど)におい
ては、吐出される流体中を伝播する脈動が、壁、
床、天井などを伝わり固体伝播音となり騒音発生
の原因となることが多い。この脈動を消すために
従来種々の消音装置ユニツトが本管の途中に挿入
されて用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら構造が簡単で効果のあるものはな
かつた。例えば、パイプの外側に、弾性壁を有す
る外筒室を設け、該外筒室内とパイプの流路とを
連通する連通口をパイプ壁に設けた消音装置ユニ
ツトもあるが、構造が複雑で製作が容易でない欠
点があつた。
本考案は、従来のものの上記の問題点を除き、
構造が簡単で製作が容易であり、しかも優れた消
音効果を有するパイプサイレンサーを提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するための手段
として対向する一対のフランジ板間に、弾性体に
より別途作られた環状の中空チユーブ体を挟持固
定し、該チユーブ体の中空室と該チユーブ体に囲
まれた主流路とを連通する連通路を、上流側及び
下流側に設け、前記フランジ板それぞれをパイプ
端接続部としたことも特徴とするパイプサイレン
サーを提供しようとするものである。
〔実施例〕
本考案を実施例につき図面を用いて説明する。
第1図において、1はゴムやプラスチツクなど
の弾性体にて作られた中空チユーブであり、環状
に形状されて主流路7を囲んでいる。2,2′は
フランジ板であり、中空チユーブ1の両脇に、熱
による溶着や接着剤による接着などにより固定さ
れて、中空チユーブ1を挟持している。中空チユ
ーブ1の中空室3と主流路7とを連通する連通路
4,4′が、上流側と下流側とに設けられてい
る。
使用に当たつては、パイプ8の端部をフランジ
板2に接続し、パイプ9の端部をフランジ板2′
に接続して第1図に示すサイレンサーをパイプ
8,9間に挿入装着する。上流側のパイピングの
パイプ8を固体伝播して来た振動はフランジ板2
に伝えられるが、中空チユーブ1が弾性体である
のでここで吸収され、フランジ板2′以降のパイ
プ9には伝わらない。流体の中を伝わつて来る脈
動(気体の場合は音波)は、主流路7を通ると共
に、上流側の連通路4を経て中空室3の中の流体
に伝播し、下流側の連通路4′を経て再び主流路
7内の流体に伝播する。これにより、主流路7を
伝播した脈動と、中空室3を伝播した脈動とが干
渉して打ち消し合い減衰すると共に、中空チユー
ブ1が弾性体で作られているので、主流路7及び
中空室3の容積の変化が可能であり、圧力波はこ
の体積変化により吸収されて脈動が緩和される。
上流側から下流側への本流の流れる断面積は殆
ど変化なく圧損は極めて少ない。
中空チユーブ1の断面形状は円形に限らず、第
2図の如き楕円形、第3図の如き矩形など、適当
に選ぶことができる。
流体が高圧の場合には、第4図、第5図、第6
図に示すように中空チユーブ1の外側に鋼板或い
は高圧用鋼線入りゴムなどによる補強材5を、吸
振材6を介してフランジ板2,2′と接触しない
ように保持して備え、耐圧強度を増すことができ
る。
中空チユーブ1としては、第1図の如き円形断
面のものは市販のゴムチユーブを環状に接合して
極めて容易に形成できる。その他の断面形状のも
のでも長尺のホースを作りこれを切断して環状に
接合すれば容易に形成できる。この中空チユーブ
1を、別途作つた2枚のフランジ板2,2′にて
挟んだ状態で接着剤又は溶着などで接合、固定す
るようにすれば極めて容易に製作できる。
〔考案の効果〕
本考案により、極めて簡単な構造にて、流体の
脈動を有効に減衰し、吸収し、かつ固体伝播の振
動も遮断することができ、しかも製作が著しく容
易なパイプサイレンサーを提供することができ、
実用上極めて大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本考案の、それぞれ異
なる実施例の縦断面図である。 1……中空チユーブ、2,2′……フランジ
板、3……中空室、4,4′……連通路、5……
補強材、6……吸振材、7……主流路、8,9…
…パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する一対のフランジ板間に、弾性体により
    別途作られた環状の中空チユーブ体を挟持固定
    し、該チユーブ体の中空室と該チユーブ体に囲ま
    れた主流路とを連通する連通路を、上流側及び下
    流側に設け、前記フランジ板それぞれをパイプ端
    接続部としたことを特徴とするパイプサイレンサ
    ー。
JP13364281U 1981-09-10 1981-09-10 パイプサイレンサ− Granted JPS5840691U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13364281U JPS5840691U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 パイプサイレンサ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP13364281U JPS5840691U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 パイプサイレンサ−

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Publication Number Publication Date
JPS5840691U JPS5840691U (ja) 1983-03-17
JPS6233187Y2 true JPS6233187Y2 (ja) 1987-08-25

Family

ID=29927093

Family Applications (1)

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JP13364281U Granted JPS5840691U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 パイプサイレンサ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3566395B2 (ja) * 1995-05-08 2004-09-15 株式会社リコー 消音装置および騒音反射面部材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521051U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06

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JPS521051U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06

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JPS5840691U (ja) 1983-03-17

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