JPS6233175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233175Y2 JPS6233175Y2 JP1981081432U JP8143281U JPS6233175Y2 JP S6233175 Y2 JPS6233175 Y2 JP S6233175Y2 JP 1981081432 U JP1981081432 U JP 1981081432U JP 8143281 U JP8143281 U JP 8143281U JP S6233175 Y2 JPS6233175 Y2 JP S6233175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- outlet
- inlet
- valve
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の温水式暖房装置における温水
制御用バルブ(以下単にバルブと云う)の構造の
改良に関するものである。
制御用バルブ(以下単にバルブと云う)の構造の
改良に関するものである。
従来技術における上記種類のバルブとしては一
般に2ウエイ或いは3ウエイの構造をもつて構成
してなるため、バルブ本体内部に流路の戻り機構
を全く持たない構造により、使用時の全体の流通
回路を、2ウエイによるものは勿論のこと、3ウ
エイによるものにおいても例えば第7図(暖房使
用状態時)、第8図(不使用状態時)に示すよう
に、バルブ本体V1の一方の流出口側を別途設け
たバイパス専用流通回路BP1へ連結しなければな
らなかつた。なお第7図においてH1は放熱器で
ある。
般に2ウエイ或いは3ウエイの構造をもつて構成
してなるため、バルブ本体内部に流路の戻り機構
を全く持たない構造により、使用時の全体の流通
回路を、2ウエイによるものは勿論のこと、3ウ
エイによるものにおいても例えば第7図(暖房使
用状態時)、第8図(不使用状態時)に示すよう
に、バルブ本体V1の一方の流出口側を別途設け
たバイパス専用流通回路BP1へ連結しなければな
らなかつた。なお第7図においてH1は放熱器で
ある。
従つてこのようなバイパス専用流通回路BP1を
必要とすることによつて、限られたスペースを考
慮して全体の流路構造を複雑にしなければなら
ず、当然価格の高騰を招くこととなつた。
必要とすることによつて、限られたスペースを考
慮して全体の流路構造を複雑にしなければなら
ず、当然価格の高騰を招くこととなつた。
本考案の目的は上記の問題を、特に4ウエイの
構造及び開閉の切換えに伴うバルブ本体内部にお
ける流路の戻り機構とを設けることにより極めて
効果的に解決したカーヒーター用バルブを提供す
ることである。本考案の実施例を第1図乃至第6
図について詳述すれば本体1は、内部に戻り室8
を有し外部の放熱器Hの流出口側に連結する流入
口9と該放熱器の流入口側に連結する流出口7と
をそれぞれ突設してなる一方のケースカバー6
と、ポンプPの流入口側に連結する流出口5と内
部に室3を有し機関Eからの流出路側に連結する
流入口4とをそれぞれ突設してなる他方ケースカ
バー2とを一対として構成し、それぞれの流入口
9と流出口5とが、又流出口7と流入口4とが対
応して貫通するよう相互の外周合せ面を封着して
構成されている。前記戻り室8部に位置して流入
口9と流出口5とに連通した貫口11及び前記室
3部に位置して流出口7と流入口4とに連通した
弁口12とを有する支切壁10は、室3側より戻
り室8側に通ずる戻り弁口13を有して本体1の
内部を区劃し、前記室3側に位置して外部の操作
レバー14と連動する板状の弁部材15は弁口1
2と戻り弁口13とに亘り揺動して開閉自在に枢
着内装されている。
構造及び開閉の切換えに伴うバルブ本体内部にお
ける流路の戻り機構とを設けることにより極めて
効果的に解決したカーヒーター用バルブを提供す
ることである。本考案の実施例を第1図乃至第6
図について詳述すれば本体1は、内部に戻り室8
を有し外部の放熱器Hの流出口側に連結する流入
口9と該放熱器の流入口側に連結する流出口7と
をそれぞれ突設してなる一方のケースカバー6
と、ポンプPの流入口側に連結する流出口5と内
部に室3を有し機関Eからの流出路側に連結する
流入口4とをそれぞれ突設してなる他方ケースカ
バー2とを一対として構成し、それぞれの流入口
9と流出口5とが、又流出口7と流入口4とが対
応して貫通するよう相互の外周合せ面を封着して
構成されている。前記戻り室8部に位置して流入
口9と流出口5とに連通した貫口11及び前記室
3部に位置して流出口7と流入口4とに連通した
弁口12とを有する支切壁10は、室3側より戻
り室8側に通ずる戻り弁口13を有して本体1の
内部を区劃し、前記室3側に位置して外部の操作
レバー14と連動する板状の弁部材15は弁口1
2と戻り弁口13とに亘り揺動して開閉自在に枢
着内装されている。
なお、θは操作レバー14の揺動範囲を示し、
実線による矢印は弁口12を開口し、戻り弁口1
3を閉口した暖房使用状態時の温水の流れ方向
を、又点線による矢印は弁口12を閉口し、戻り
弁口13を開口した暖房不使用状態時の本体1内
部での戻りによる流れの方向をそれぞれ示し、更
にEは熱源としての機関、Pはポンプ、THはサ
ーモスタツト、Rはラヂエーター、Vは本考案に
係るバルブ、Hは放熱器、RPはバイパス流路を
兼ねたポンプP側への戻り流路を示すものであ
る。
実線による矢印は弁口12を開口し、戻り弁口1
3を閉口した暖房使用状態時の温水の流れ方向
を、又点線による矢印は弁口12を閉口し、戻り
弁口13を開口した暖房不使用状態時の本体1内
部での戻りによる流れの方向をそれぞれ示し、更
にEは熱源としての機関、Pはポンプ、THはサ
ーモスタツト、Rはラヂエーター、Vは本考案に
係るバルブ、Hは放熱器、RPはバイパス流路を
兼ねたポンプP側への戻り流路を示すものであ
る。
以上の通り、本考案によれば、バルブ本体1を
4ウエイの構造となし、且つ支切壁10側に設け
た弁口12と戻り弁口13とに亘る開閉作動によ
る戻り弁口13からの戻り流通路機構をもつて構
成してなるため、第5図(暖房使用状態時)、第
6図(不使用状態時)に示すようにバイパス専用
流通回路を別途設置する必要性をなくし単にバイ
パス流通路を兼ねたポンプP側への戻り流通路
RPに連結せしめ得るため、全体の流通路構造を
簡素となして廉価に構成することを可能としたも
のである。
4ウエイの構造となし、且つ支切壁10側に設け
た弁口12と戻り弁口13とに亘る開閉作動によ
る戻り弁口13からの戻り流通路機構をもつて構
成してなるため、第5図(暖房使用状態時)、第
6図(不使用状態時)に示すようにバイパス専用
流通回路を別途設置する必要性をなくし単にバイ
パス流通路を兼ねたポンプP側への戻り流通路
RPに連結せしめ得るため、全体の流通路構造を
簡素となして廉価に構成することを可能としたも
のである。
第1図は本考案の一実施例に係るカーヒーター
用バルブの平面図、第2図は第1図−線の断
面図、第3図は第2図−線の断面図、第4図
は第1図−線の支切壁単体の断面図、第5図
は第1図の使用による暖房使用状態時の流通路構
造を示す説明図、第6図は第5図の暖房不使用状
態時の開閉切換えに伴う戻り流通路を示す一部説
明図、第7図は従来の3ウエイのバルブ使用によ
る暖房使用状態時の流通路構造を示す説明図、第
8図は第7図の暖房不使用状態時の開閉切換えに
伴うバイパス専用流通回路への流れを示す一部説
明図である。 1……本体、2,6……ケースカバー、3……
室、4,9……流入口、5,7……流出口、8…
…戻り室、10……支切壁、11……貫口、12
……弁口、13……戻り弁口、14……操作レバ
ー、15……弁部材。
用バルブの平面図、第2図は第1図−線の断
面図、第3図は第2図−線の断面図、第4図
は第1図−線の支切壁単体の断面図、第5図
は第1図の使用による暖房使用状態時の流通路構
造を示す説明図、第6図は第5図の暖房不使用状
態時の開閉切換えに伴う戻り流通路を示す一部説
明図、第7図は従来の3ウエイのバルブ使用によ
る暖房使用状態時の流通路構造を示す説明図、第
8図は第7図の暖房不使用状態時の開閉切換えに
伴うバイパス専用流通回路への流れを示す一部説
明図である。 1……本体、2,6……ケースカバー、3……
室、4,9……流入口、5,7……流出口、8…
…戻り室、10……支切壁、11……貫口、12
……弁口、13……戻り弁口、14……操作レバ
ー、15……弁部材。
Claims (1)
- 内部に戻り室8を有し外部の放熱器Hの流出口
側に連結する流入口9と該放熱器の流入口側に連
結する流出口7とをそれぞれ突設してなる一方の
ケースカバー6と、ポンプPの流入口側に連結す
る流出口5と内部に室3を有し機関Eからの流出
路側に連結する流入口4とをそれぞれ突設してな
る他方のケースカバー2とを一対として構成し、
それぞれの流入口9と流出口5とを、又流出口7
と流入口4とを対応貫通するよう相互の外周合せ
面を封着して本体1を構成し、該本体の内部を、
別途前記戻り室8部に位置して流入口9と流出口
5とに連通した貫口11及び前記室3部に位置し
て流出口7と流入口4とに連通した弁口12とを
有し且つ室3側より戻り室8側に通ずる戻り弁口
13を有した支切壁10をもつて区劃せしめると
共に、前記室3側に位置して外部の操作レバー1
4と連動してなる板状の弁部材15を弁口12と
戻り弁口13とに亘り揺動させることによる開閉
自在としたことを特徴とするカーヒーター用バル
ブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981081432U JPS6233175Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981081432U JPS6233175Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57192808U JPS57192808U (ja) | 1982-12-07 |
JPS6233175Y2 true JPS6233175Y2 (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=29876947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981081432U Expired JPS6233175Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6233175Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3514198C2 (de) * | 1985-04-19 | 1995-06-08 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zum Beheizen des Fahrgastraumes eines Kraftfahrzeugs |
JP5611658B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-10-22 | 株式会社不二工機 | 多方切換弁 |
JP6875012B2 (ja) * | 2019-03-18 | 2021-05-19 | 株式会社東海理機 | 流量調整バルブ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51116091A (en) * | 1974-12-13 | 1976-10-13 | Bendix Corp | Rotary control valve |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230605Y2 (ja) * | 1973-06-12 | 1977-07-13 |
-
1981
- 1981-06-02 JP JP1981081432U patent/JPS6233175Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51116091A (en) * | 1974-12-13 | 1976-10-13 | Bendix Corp | Rotary control valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57192808U (ja) | 1982-12-07 |
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