JP6875012B2 - 流量調整バルブ - Google Patents
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Description
上記流量調整バルブにおいて、前記第2壁部と前記第2板状部との間にはパッキンが配置されており、前記第1板状部及び前記第2板状部の間には、同第2板状部を前記第2壁部側へ付勢する付勢部材が配置されていることが好ましい。
乗用車等の自動車には、冷却水式暖房装置を含む自動車用空調装置が搭載されている。このタイプの空調装置では、図6に示すように、冷却水供給源としてのエンジン10から暖房用の熱交換器(ヒータコア)11へ供給される冷却水の流量を、流量調整バルブ13を用いて調整することにより、吹き出し空気の温度が調整される。流量調整バルブ13は、エンジン10から供給された冷却水を、熱交換器11を経由してエンジン10に戻す流路12の途中に設けられる。
<ハウジング20>
図1〜図3に示すように、ハウジング20は、カバー21及びボディ27を備え、両者を互いの外周縁部において連結させることによって構成されている。図1及び図6に示すように、カバー21は、エンジン10からの冷却水の第1流入口23と、同エンジン10への冷却水の第1流出口25とを有する円板状の第1壁部22を備えている。第1流入口23及び第1流出口25は、いずれも円形をなし、第1壁部22の中心部を挟んで径方向に対向する箇所に形成されている(図8参照)。第1壁部22における第1流入口23の周縁部からは、同第1壁部22に対し直交し、かつボディ27から遠ざかる側(図1、図6の上側)へ向けて接続管部24が突出している。第1流出口25の周縁部からも接続管部26が上記接続管部24と同方向へ向けて突出している。エンジン10と接続管部24,26とは、冷却水の流路を有する配管(図示略)によって連結される。
図4〜図6に示すように、バルブ本体40は、上記第1壁部22及び第2壁部28の間に配置されており、開位置及び閉位置の間で回動する。バルブ本体40は、ガイドプレート41、シャッタプレート51、Oリング58及び付勢部材を備えている。
そして、軸53のうち、第2板状部52から第2壁部28側へ突出する部分が、上記ボディ27の軸受孔36に挿通されている。バルブ本体40は、この軸53によりハウジング20に対し回動可能に支持されている。軸53と軸受部35との間には、Oリング65(図3参照)が配置されている。軸53は、図示しないアクチュエータにより又は手動により回動される。
・第1流入開口45、連通管部57及び第2流出開口54が、第1流入口23及び第2流出口31の間に位置する。
・第2流入開口56が第2流入口33に連通する。
また、図7及び図9に示すように、バルブ本体40の閉位置は、次の条件を満たす位置である。
・第2流入開口56の全体が第2流入口33から周方向へ外れる。
図3及び図6に示すように、第2壁部28の凹部29と第2板状部52との間には板状のパッキン66が配置されている。パッキン66は、軸受孔36に対応する箇所に孔67を有している。また、パッキン66は、第2流出口31に対応する箇所に開口68を有し、第2流入口33に対応する箇所に開口69を有している。パッキン66において開口68の周縁部には、上記配列方向における両側へ突出する円環状のシール部71が形成されている。パッキン66において開口69の周縁部には、上記配列方向における両側へ突出する円環状のシール部72が形成されている。そして、孔67に対し軸53が挿通されている。
流量調整バルブ13においては、第2板状部52がコイルばね61によって第2壁部28側へ付勢される。この付勢により、第2板状部52がパッキン66に押し付けられるとともに、パッキン66が第2壁部28に押し付けられ、第2板状部52と、第2流出口31及び第2流入口33との間がシールされる。
・従来の流量調整バルブ80では、図13に示すように、バルブ本体86が、流路81に対し直交する方向へ延びる軸87により回動可能に支持されている。バルブ本体86は、径方向に延びて、両端が同バルブ本体86の外周面において開口する流量調整孔88を有している。バルブ本体86の外径は、流量調整孔88の径よりも大きくなる。表現を変えると、バルブ本体86の外径は、流入口84や流出口85の径D1(図12参照)から影響を受け、同径D1よりも大きく設定されることになる。流入口84と流出口85とを結ぶ方向におけるバルブ収容室82の寸法L1、ひいてはハウジング83の寸法が大きくなってしまう。上記方向における寸法が小さなスペースに対しては、流量調整バルブ80を設置することが困難となる。
・復路用の補助開口49は、往路用の補助開口48と第1流入開口45との関係と同様に、第1流出開口47に対し離れていてもよい。
・上記実施形態では、軸53の周りにコイルばね61が配置されたが、同コイルばね61は、第1板状部42及び第2板状部52の間であって、軸53から径方向へずれた箇所に配置されてもよい。この点は、付勢部材としてばねとは異なるものが用いられた場合でも同様である。
Claims (4)
- 冷却水供給源から供給された冷却水を、暖房用の熱交換器を経由して前記冷却水供給源に戻す流路の途中に設けられる流量調整バルブであって、
互いに離間した状態で配置された第1壁部及び第2壁部を備えるハウジングと、前記第1壁部及び前記第2壁部の間に配置され、かつ開位置及び閉位置の間で回動するバルブ本体とを備え、
前記第1壁部は、前記冷却水供給源からの冷却水の第1流入口と前記冷却水供給源への冷却水の第1流出口とを備え、前記第2壁部は、前記熱交換器への冷却水の第2流出口と前記熱交換器からの冷却水の第2流入口とを備え、
前記開位置と前記閉位置との間の領域における位置を中間位置とした場合、前記開位置では、前記第1流入口及び前記第2流出口が連通され、かつ前記第2流入口及び前記第1流出口が連通され、前記閉位置では、前記第2流出口及び前記第2流入口がともに閉じられ、前記中間位置では、前記第2流出口の一部が閉鎖され、かつ前記第1流出口の一部が連通され、
前記バルブ本体は、前記開位置のときに前記第1流入口及び前記第2流出口を連通させる連通往路を備え、
前記バルブ本体は前記ハウジングの内壁との間に、連通復路及びバイパス路を有し、
前記連通復路は、前記開位置のときに前記第2流入口及び前記第1流出口を連通させ、前記バイパス路は、前記閉位置のときに、前記第1流入口からの冷却水の全量を前記第1流出口にバイパスさせ、かつ前記中間位置のときに、前記第1流入口からの冷却水の一部を前記第1流出口にバイパスさせる流量調整バルブ。 - 前記バルブ本体は、前記第1壁部に隣接し、かつ第1流入開口及び第1流出開口を有する第1板状部と、前記第2壁部に隣接し、かつ第2流出開口及び第2流入開口を有する第2板状部と、前記第1流入開口及び前記第2流出開口を連通させる連通管部とを備え、
前記第1流入開口、前記連通管部及び前記第2流出開口により前記連通往路が構成され、
前記第2流入開口と、前記第1板状部、前記第2板状部及び前記ハウジングの前記内壁により囲まれ、かつ前記連通管部の周りの空間と、前記第1流出開口とにより前記連通復路が構成され、
前記第1板状部において前記第1流入開口に対し、前記閉位置から前記開位置へ向かう回動方向に隣接する箇所には往路用の補助開口が形成され、
前記第1板状部において前記第1流出開口に対し、前記閉位置から前記開位置へ向かう回動方向に隣接する箇所には復路用の補助開口が形成され、
両補助開口及び前記空間により前記バイパス路が構成されている請求項1に記載の流量調整バルブ。 - 前記第1壁部及び前記第2壁部は平行に配置され、
前記バルブ本体は、前記第1壁部及び前記第2壁部の配列方向に延びる軸により回動可能に支持されており、
前記第1流入口及び前記第2流出口は、前記配列方向に対向する箇所に形成され、
前記第1流出口及び前記第2流入口は、前記配列方向に対向する箇所に形成されている請求項1又は2に記載の流量調整バルブ。 - 前記第2壁部と前記第2板状部との間にはパッキンが配置されており、
前記第1板状部及び前記第2板状部の間には、同第2板状部を前記第2壁部側へ付勢する付勢部材が配置されている請求項2に記載の流量調整バルブ。
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