JPS6232849B2 - - Google Patents
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- JPS6232849B2 JPS6232849B2 JP55008592A JP859280A JPS6232849B2 JP S6232849 B2 JPS6232849 B2 JP S6232849B2 JP 55008592 A JP55008592 A JP 55008592A JP 859280 A JP859280 A JP 859280A JP S6232849 B2 JPS6232849 B2 JP S6232849B2
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- Japan
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- level
- gain
- output
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- signal
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- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 17
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G9/00—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
- H03G9/02—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
- H03G9/025—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G11/00—Limiting amplitude; Limiting rate of change of amplitude ; Clipping in general
- H03G11/02—Limiting amplitude; Limiting rate of change of amplitude ; Clipping in general by means of diodes
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえばテープレコーダによる記
録、再生時に生ずるノイズを低減するノイズリダ
クシヨン回路に関する。
録、再生時に生ずるノイズを低減するノイズリダ
クシヨン回路に関する。
一般に、ノイズリダクシヨン回路は、テープレ
コーダ等の信号伝送系において発生する雑音や歪
を軽減し、該信号伝送系のダイナミツクレンジを
見かけ上拡大するものである。これには、たとえ
ば上記信号伝送系の入力側でレベル圧縮および高
域増強等のエンコード処理を行ない、出力側でレ
ベル伸張および高域減衰等のデコード処理を行な
う。
コーダ等の信号伝送系において発生する雑音や歪
を軽減し、該信号伝送系のダイナミツクレンジを
見かけ上拡大するものである。これには、たとえ
ば上記信号伝送系の入力側でレベル圧縮および高
域増強等のエンコード処理を行ない、出力側でレ
ベル伸張および高域減衰等のデコード処理を行な
う。
特に、テープレコーダのノイズ低減用として、
ドルビー方式、dbx方式(いずれも登録商標)を
含め、種々の方式のノイズリダクシヨン回路が知
られている。
ドルビー方式、dbx方式(いずれも登録商標)を
含め、種々の方式のノイズリダクシヨン回路が知
られている。
まず、ドルビー方式(登録商標)は、主として
低レベル領域において、増幅、減衰による圧縮、
伸張を行ない、たとえば第1図に示すような入出
力特性(曲線Rが録音時、曲線Pが再生時を示
す。)を得るとともに、エンフアシス回路を用い
て入力側で高域増強、出力側で高域減衰を行なわ
せている。このドルビー方式は、比較的簡単な回
路で構成することが可能であ、一般家庭用のテー
プデツキ等に多く用いられている。しかしなが
ら、ダイナミツクレンジの改善度は約10dB程度
であり、主として1KHz以上の周波数領域が改善
されるのみであり、さらにレベルマツチングがと
りにくいという欠点がある。このレベルマツチン
グ上の問題点は、第1図の入出力特性曲線から明
らかなように、低レベル領域から高レベル領域に
移るレベル近傍において、対数直線関係(ログリ
ニア関係)が保たれていないことから生ずるもの
である。
低レベル領域において、増幅、減衰による圧縮、
伸張を行ない、たとえば第1図に示すような入出
力特性(曲線Rが録音時、曲線Pが再生時を示
す。)を得るとともに、エンフアシス回路を用い
て入力側で高域増強、出力側で高域減衰を行なわ
せている。このドルビー方式は、比較的簡単な回
路で構成することが可能であ、一般家庭用のテー
プデツキ等に多く用いられている。しかしなが
ら、ダイナミツクレンジの改善度は約10dB程度
であり、主として1KHz以上の周波数領域が改善
されるのみであり、さらにレベルマツチングがと
りにくいという欠点がある。このレベルマツチン
グ上の問題点は、第1図の入出力特性曲線から明
らかなように、低レベル領域から高レベル領域に
移るレベル近傍において、対数直線関係(ログリ
ニア関係)が保たれていないことから生ずるもの
である。
次に、dbx方式(登録商標)は、たとえば第2
図の入出力特性グラフに示すように、録音時(曲
線R参照。)に一定の圧縮比kで信号レベルの圧
縮を行ない、再生時(曲線P参照。)に上記圧縮
比kの逆数1/kの比率で信号レベルの伸張を行
なつている。この第2図からも明らかなように、
入出力特性がログリニアな関係を満たしているた
め、レベルマツチングがとり易く、ダイナミツク
レンジも20dB程度の大巾な改善が図れる。ま
た、ノイズ低減効果も可聴周波数帯域である20〜
20KHzのほぼ全域にわたつて得ることができ
る。
図の入出力特性グラフに示すように、録音時(曲
線R参照。)に一定の圧縮比kで信号レベルの圧
縮を行ない、再生時(曲線P参照。)に上記圧縮
比kの逆数1/kの比率で信号レベルの伸張を行
なつている。この第2図からも明らかなように、
入出力特性がログリニアな関係を満たしているた
め、レベルマツチングがとり易く、ダイナミツク
レンジも20dB程度の大巾な改善が図れる。ま
た、ノイズ低減効果も可聴周波数帯域である20〜
20KHzのほぼ全域にわたつて得ることができ
る。
ところが、これらの特長は主として静的な特性
上得られるものであり、動的な過渡的な特性上で
は種々の欠点が残存している。すなわち、レベル
が急激に上昇したときに、内部回路での応答の遅
れから低レベル時の高利得状態のまま高レベル入
力が増幅され、出力にいわゆるオーバーシユート
が生じ、テープ飽和による信号歪の原因となる。
また、入力信号のレベル変動に応じてノイズ成分
が変化をうけるいわゆるノイズモジユレーシヨン
現象も生じ、聴感上好ましくない。このノイズモ
ジユレーシヨンは、ノイズの周波数成分と著しく
異なる周波数成分の入力信号、たとえばピアノ音
信号において顕著となり、大音量時にもマスキン
グ効果が得られずノイズが分離されて聴きとられ
ることが原因とされている。
上得られるものであり、動的な過渡的な特性上で
は種々の欠点が残存している。すなわち、レベル
が急激に上昇したときに、内部回路での応答の遅
れから低レベル時の高利得状態のまま高レベル入
力が増幅され、出力にいわゆるオーバーシユート
が生じ、テープ飽和による信号歪の原因となる。
また、入力信号のレベル変動に応じてノイズ成分
が変化をうけるいわゆるノイズモジユレーシヨン
現象も生じ、聴感上好ましくない。このノイズモ
ジユレーシヨンは、ノイズの周波数成分と著しく
異なる周波数成分の入力信号、たとえばピアノ音
信号において顕著となり、大音量時にもマスキン
グ効果が得られずノイズが分離されて聴きとられ
ることが原因とされている。
なお、第1図および第2図の一点鎖線は、入力
と出力とが等しいいわゆるフラツトパスの入出力
特性を参考のため図示したものである。
と出力とが等しいいわゆるフラツトパスの入出力
特性を参考のため図示したものである。
これらの従来より公知の方法を改善したノイズ
リダクシヨン回路もいくつか提案されている。
リダクシヨン回路もいくつか提案されている。
たとえば小、中レベル時のエンフアシス量(高
域の増強、減衰量)を大きくし、かつ大レベル時
にはエンフアシスをかけないような回路構成を用
いて、上記ノイズモジユレーションの低域を図る
ノイズリダクシヨン回路が知られている。しかし
ながら、上記オーバーシユートによるテープ飽和
は防止できない。
域の増強、減衰量)を大きくし、かつ大レベル時
にはエンフアシスをかけないような回路構成を用
いて、上記ノイズモジユレーションの低域を図る
ノイズリダクシヨン回路が知られている。しかし
ながら、上記オーバーシユートによるテープ飽和
は防止できない。
また、内部回路の応答速度を高めることにより
上記オーバーシユートの防止を図る構成も提案さ
れているが、上記ノイズモジユレーシヨンの低減
効果が得られない。
上記オーバーシユートの防止を図る構成も提案さ
れているが、上記ノイズモジユレーシヨンの低減
効果が得られない。
さらに、応答速度の比較的高速なノイズリダク
シヨン回路を2個以上用い、入力信号を2以上の
周波数帯域に分割して各ノイズリダクシヨン回路
を通した後、出力を加算するような回路も提案さ
れており、上記ノイズモジユレーシヨンおよびオ
ーバーシユートともに低減効果が得られている。
しかしながら、一般のノイズリダクシヨン回路と
同程度の回路が2個以上、分割される帯域数に応
じて必要となり、構成が複雑化して高価格とな
る。
シヨン回路を2個以上用い、入力信号を2以上の
周波数帯域に分割して各ノイズリダクシヨン回路
を通した後、出力を加算するような回路も提案さ
れており、上記ノイズモジユレーシヨンおよびオ
ーバーシユートともに低減効果が得られている。
しかしながら、一般のノイズリダクシヨン回路と
同程度の回路が2個以上、分割される帯域数に応
じて必要となり、構成が複雑化して高価格とな
る。
本発明は、このような従来の実情を鑑みてなさ
れたものであり、簡単な回路構成で安価な供給が
可能であり、上記ノイズモジユレーシヨンやオー
バーシユートを効果的に防止でき、しかもダイナ
ミツクレンジを20〜30dB程度拡大し得る高性能
のノイズリダクシヨン回路を提供することを目的
としている。
れたものであり、簡単な回路構成で安価な供給が
可能であり、上記ノイズモジユレーシヨンやオー
バーシユートを効果的に防止でき、しかもダイナ
ミツクレンジを20〜30dB程度拡大し得る高性能
のノイズリダクシヨン回路を提供することを目的
としている。
次に、本発明の基本的構成を第3図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第3図に示すノイズリダクシヨン回路10は、
たとえばテープレコーダの入力側(録音側)に設
けられるエンコーダとして用いられる。入力端子
1には、マイクロホンやチユーナ等からのオーデ
イオ信号が供給されており、この入力信号は、高
域増強用のハイパスフイルタ2および利得制御型
増幅器3を有する第1の伝走路と、たとえばロー
パスフイルタ4を有する第2の伝送路とに送られ
る。これらの第1、第2の伝送路からの出力は、
加算器5においてそれぞれ加算され、出力端子6
に送られる。また、加算器5からの出力の一部
は、たとえば整流平滑された後、制御信号として
上記利得制御型増幅器3の制御端子に送られる。
この利得制御型増幅器3は、制御信号のレベルに
応じて利得が変化し、制御信号レベルが小のとき
利得が大、制御信号レベルが大のとき利得が小と
なつて、いわゆるレベル圧縮を行なう。さらに、
上記第1の伝送路のハイパスフイルタ2は、高域
を大巾に増強するものであり、たとえば低域に対
して高域を20dB程度上昇させる。上記第2の伝
送路のローパスフイルタ4は、高域をやや減衰さ
せるものであり、たとえば低域に対して高域を
6dB程度低くしている。このローパスフイルタ4
は、周波数全域にわたつて一定の減衰(たとえば
3dB程度の減衰)があつてもよい。
たとえばテープレコーダの入力側(録音側)に設
けられるエンコーダとして用いられる。入力端子
1には、マイクロホンやチユーナ等からのオーデ
イオ信号が供給されており、この入力信号は、高
域増強用のハイパスフイルタ2および利得制御型
増幅器3を有する第1の伝走路と、たとえばロー
パスフイルタ4を有する第2の伝送路とに送られ
る。これらの第1、第2の伝送路からの出力は、
加算器5においてそれぞれ加算され、出力端子6
に送られる。また、加算器5からの出力の一部
は、たとえば整流平滑された後、制御信号として
上記利得制御型増幅器3の制御端子に送られる。
この利得制御型増幅器3は、制御信号のレベルに
応じて利得が変化し、制御信号レベルが小のとき
利得が大、制御信号レベルが大のとき利得が小と
なつて、いわゆるレベル圧縮を行なう。さらに、
上記第1の伝送路のハイパスフイルタ2は、高域
を大巾に増強するものであり、たとえば低域に対
して高域を20dB程度上昇させる。上記第2の伝
送路のローパスフイルタ4は、高域をやや減衰さ
せるものであり、たとえば低域に対して高域を
6dB程度低くしている。このローパスフイルタ4
は、周波数全域にわたつて一定の減衰(たとえば
3dB程度の減衰)があつてもよい。
このような構成を有するノイズリダクシヨン回
路10は、利得制御型増幅器3の利得に応じて、
上記第1の伝送路と第2の伝送路の出力のレベル
比が変化する。したがつて、全体の特性として
は、小レベル時に上記第1の伝送路の特性が有力
になり、大レベルになるほど第1の伝送路の特性
が弱まつて第2の伝送路の特性に近づく。
路10は、利得制御型増幅器3の利得に応じて、
上記第1の伝送路と第2の伝送路の出力のレベル
比が変化する。したがつて、全体の特性として
は、小レベル時に上記第1の伝送路の特性が有力
になり、大レベルになるほど第1の伝送路の特性
が弱まつて第2の伝送路の特性に近づく。
第4図は、このような基本的構成を具体化した
本発明の一実施例を示すブロツク回路図である。
このノイズリダクシヨン回路100において、第
3図と対応する部分には同一の参照番号を付して
いる。第1の伝送路のハイパスフイルタ2は高域
周波数のレベルを低域よりも約20dB高くして、
利得制御型増幅器3の加算器31に送つている。
この利得制御型増幅器3は、電圧制御型増幅器
(Voltage Controlled Amp.以下VCAという。)3
2の出力の一部を抵抗33を介して入力側の加算
器31に減算信号として送るような、いわゆる負
帰還型増幅器を構成しており、入力レベルがある
程度以上になつたときに出力レベルが飽和するよ
うな入出力特性を有している。また、VCA32
の出力端子と出力側の加算器5との間には、リミ
ツタ回路34を挿入接続して、過渡的なレベル急
上昇によるオーバーシユートを制限している。第
2の伝送路のローパスフイルタ4は、たとえば周
波数全域にわたつて3dBの減衰をもたせ、さらに
低域(たとえば1KHz以下)のレベルに対して高
域を約6dB減衰させている。加算器5は、これら
第1、第2の伝送路からの出力を加算し、出力端
子6に送る。加算器5からの出力の一部から利得
制御用の信号をとり出すための制御回路部7は、
上記ハイパスフイルタ2の周波数特性と等しい特
性を有するウエイテイング回路71と、このウエ
イテイング回路71からの出力を整流平滑する整
流平滑回路72とから成つている。この整流平滑
回路72からの直流の制御信号が、利得制御型増
幅器3のVCA32の制御端子に送られる。
本発明の一実施例を示すブロツク回路図である。
このノイズリダクシヨン回路100において、第
3図と対応する部分には同一の参照番号を付して
いる。第1の伝送路のハイパスフイルタ2は高域
周波数のレベルを低域よりも約20dB高くして、
利得制御型増幅器3の加算器31に送つている。
この利得制御型増幅器3は、電圧制御型増幅器
(Voltage Controlled Amp.以下VCAという。)3
2の出力の一部を抵抗33を介して入力側の加算
器31に減算信号として送るような、いわゆる負
帰還型増幅器を構成しており、入力レベルがある
程度以上になつたときに出力レベルが飽和するよ
うな入出力特性を有している。また、VCA32
の出力端子と出力側の加算器5との間には、リミ
ツタ回路34を挿入接続して、過渡的なレベル急
上昇によるオーバーシユートを制限している。第
2の伝送路のローパスフイルタ4は、たとえば周
波数全域にわたつて3dBの減衰をもたせ、さらに
低域(たとえば1KHz以下)のレベルに対して高
域を約6dB減衰させている。加算器5は、これら
第1、第2の伝送路からの出力を加算し、出力端
子6に送る。加算器5からの出力の一部から利得
制御用の信号をとり出すための制御回路部7は、
上記ハイパスフイルタ2の周波数特性と等しい特
性を有するウエイテイング回路71と、このウエ
イテイング回路71からの出力を整流平滑する整
流平滑回路72とから成つている。この整流平滑
回路72からの直流の制御信号が、利得制御型増
幅器3のVCA32の制御端子に送られる。
このノイズリダクシヨン回路100の動作は、
第5図に示すように、低レベル入力時に第1の伝
送路からの出力レベルが第2の伝送路よりも大き
く、ハイパスフイルタ2の特性が有力に現われ
る。入力レベルが大きくなるに従つて第1の伝送
路の出力レベルが第2の伝送路の出力レベルに近
づき、さらに第2の伝送路の出力レベルの方が大
きくなつて、ローパスフイルタ4の特性に近づい
てくる。また、利得制御回路3はレベル圧縮を行
ない、急激なレベル上昇時にはリミツタ回路34
が作用してオーバーシユートが防止される。
第5図に示すように、低レベル入力時に第1の伝
送路からの出力レベルが第2の伝送路よりも大き
く、ハイパスフイルタ2の特性が有力に現われ
る。入力レベルが大きくなるに従つて第1の伝送
路の出力レベルが第2の伝送路の出力レベルに近
づき、さらに第2の伝送路の出力レベルの方が大
きくなつて、ローパスフイルタ4の特性に近づい
てくる。また、利得制御回路3はレベル圧縮を行
ない、急激なレベル上昇時にはリミツタ回路34
が作用してオーバーシユートが防止される。
したがつて、このノイズリダクシヨン回路10
0の入出力特性は、たとえば第6図に示すように
なる。この第6図は、それぞれ異なる周波数、
100Hz、1KHz、10KHzにおける入出力特性曲線
が示されており、高い周波数ほど広いレベルにわ
たつて大巾にレベル圧縮が行なわれていることが
わかる。なお、一点鎖線は入出力レベルが等しい
フラツトパスの特性を参考として示したものであ
る。
0の入出力特性は、たとえば第6図に示すように
なる。この第6図は、それぞれ異なる周波数、
100Hz、1KHz、10KHzにおける入出力特性曲線
が示されており、高い周波数ほど広いレベルにわ
たつて大巾にレベル圧縮が行なわれていることが
わかる。なお、一点鎖線は入出力レベルが等しい
フラツトパスの特性を参考として示したものであ
る。
ここで、利得制御回路3のVCA32のゲイン
Gは、制御電圧νcに対して、 G=K/νc …… の関係にある。式のKはVCA32によつて定
まるゲインコントロール係数である。この式か
ら明らかなように、制御電圧νcが大きいとき、
ゲインGは小さく、νcが小さいとき、ゲインG
は大きい。この他、VCA32としては、 G=e-k
Gは、制御電圧νcに対して、 G=K/νc …… の関係にある。式のKはVCA32によつて定
まるゲインコントロール係数である。この式か
ら明らかなように、制御電圧νcが大きいとき、
ゲインGは小さく、νcが小さいとき、ゲインG
は大きい。この他、VCA32としては、 G=e-k
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力端子からの入力信号を低域より高域を増
強するハイパスフイルタと、 このハイパスフイルタからの出力を利得制御信
号に応じた利得で増幅する利得制御型増幅器と、 上記入力信号が入力される利得が固定された伝
送路と、 上記利得制御型増幅器からの出力と上記伝送路
からの出力とを加算する加算器と、 通過する信号レベルの増加に応じて上記利得制
御型増幅器の利得を減少するための上記利得制御
信号を発生する制御回路とを有し、 信号レベルが小レベルのとき主に上記ハイパス
フイルタの高域増強特性を有し、信号レベルが大
レベルのとき主に上記伝送路の特性を有すること
を特徴とするノイズリダクシヨン回路。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859280A JPS56106433A (en) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | Noise reducing circuit |
CA000368660A CA1158171A (en) | 1980-01-28 | 1981-01-16 | Circuit for noise reduction particularly useful with signal recording/reproducing apparatus |
AU66359/81A AU539234B2 (en) | 1980-01-28 | 1981-01-20 | Noise reduction |
US06/226,821 US4471318A (en) | 1980-01-28 | 1981-01-21 | Circuit for noise reduction particularly useful with signal recording/reproducing apparatus |
GB8101907A GB2068697B (en) | 1980-01-28 | 1981-01-22 | Circuits for noise reduction |
NL8100351A NL8100351A (nl) | 1980-01-28 | 1981-01-26 | Schakeling voor ruisvermindering. |
BE2/58975A BE887243A (fr) | 1980-01-28 | 1981-01-27 | Circuit reducteur de bruits particulierement utile avec un appareil d'enregistrement et de reproduction de signaux |
IT19361/81A IT1135197B (it) | 1980-01-28 | 1981-01-27 | Circuito di riduzione del rumore,particolarmente utile per apparati di registrazione/riproduzione |
DE3102802A DE3102802C2 (de) | 1980-01-28 | 1981-01-28 | Schaltungsanordnung zur Rauschabstandsvergrößerung (Kompander) |
CH533/81A CH656994A5 (de) | 1980-01-28 | 1981-01-28 | Schaltung zur geraeuschreduktion, insbesondere fuer signalaufnahme/wiedergabe-geraete. |
AT0035681A AT385158B (de) | 1980-01-28 | 1981-01-28 | Schaltung zur stoerungsunterdrueckung |
FR8101637A FR2481500B1 (fr) | 1980-01-28 | 1981-01-28 | Circuit de reduction de bruit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859280A JPS56106433A (en) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | Noise reducing circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106433A JPS56106433A (en) | 1981-08-24 |
JPS6232849B2 true JPS6232849B2 (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=11697247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP859280A Granted JPS56106433A (en) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | Noise reducing circuit |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4471318A (ja) |
JP (1) | JPS56106433A (ja) |
AT (1) | AT385158B (ja) |
AU (1) | AU539234B2 (ja) |
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