JPS6232641A - 耐放射線集積回路 - Google Patents
耐放射線集積回路Info
- Publication number
- JPS6232641A JPS6232641A JP60171022A JP17102285A JPS6232641A JP S6232641 A JPS6232641 A JP S6232641A JP 60171022 A JP60171022 A JP 60171022A JP 17102285 A JP17102285 A JP 17102285A JP S6232641 A JPS6232641 A JP S6232641A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- threshold voltage
- vbb
- integrated circuit
- radiation
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射線環境下での使用に好適なMOS型の集
積回路に関し、特にMOSトランジスタの閾値の放射線
劣化による大幅変動を補償できるようにした耐放射線集
積回路に関する。
積回路に関し、特にMOSトランジスタの閾値の放射線
劣化による大幅変動を補償できるようにした耐放射線集
積回路に関する。
一般に、ダイナミック形のMOSメモリでは、基板バイ
アス発生回路をチップ上に搭載しているが、閾値電圧変
動を補うような制御は実施されていない。一方、放射線
耐量が比較的大きいCMO8型O8回路では、Pチャン
ネルMOSトランジスタ、NチャンネルMO3I−ラン
ジスタともに、基板バイアス電圧を印加している例はな
い。
アス発生回路をチップ上に搭載しているが、閾値電圧変
動を補うような制御は実施されていない。一方、放射線
耐量が比較的大きいCMO8型O8回路では、Pチャン
ネルMOSトランジスタ、NチャンネルMO3I−ラン
ジスタともに、基板バイアス電圧を印加している例はな
い。
一般に、集積回路を使用している環境では、閾値電圧の
経年変動は小さく、製造のバラツキによる閾値電圧の偏
差も小さいために、閾値電圧変動を補うような対策は必
要とされていなかった。
経年変動は小さく、製造のバラツキによる閾値電圧の偏
差も小さいために、閾値電圧変動を補うような対策は必
要とされていなかった。
以上のように、従来では、MO3型集積回路の閾値電圧
変動を補うような対策が施されていなかったために、宇
宙や原子炉等の放射線環境下では、MOSトランジスタ
の閾値電圧が大幅に変動し、放射線のない普通の環境と
比較して集積回路の耐用寿命が極端に短かかった。
変動を補うような対策が施されていなかったために、宇
宙や原子炉等の放射線環境下では、MOSトランジスタ
の閾値電圧が大幅に変動し、放射線のない普通の環境と
比較して集積回路の耐用寿命が極端に短かかった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的は、放射線環境下であっても、MOSトランジスタ
の閾値電圧が安定となるようにした耐放射線集積回路を
堤供することである。
目的は、放射線環境下であっても、MOSトランジスタ
の閾値電圧が安定となるようにした耐放射線集積回路を
堤供することである。
このために本発明では、基板バイア発生手段、内蔵する
MO3I−ランジスタの閾値電圧変化を検出する閾値電
圧検出手段、及び基板バイアス電圧検出手段を同一チッ
プ内に搭載し、上記閾値電圧検出手段の検出結果によっ
て、上記閾値電圧の変動を補う方向に上記基板バイアス
電圧発生手段を制御し、上記閾値電圧をほぼ一定値に保
持するように構成している。
MO3I−ランジスタの閾値電圧変化を検出する閾値電
圧検出手段、及び基板バイアス電圧検出手段を同一チッ
プ内に搭載し、上記閾値電圧検出手段の検出結果によっ
て、上記閾値電圧の変動を補う方向に上記基板バイアス
電圧発生手段を制御し、上記閾値電圧をほぼ一定値に保
持するように構成している。
以下、本発明の実施例について説明する。図はその一実
施例を示すものである。1□〜l、はMOSトランジス
タであり、そのドレインとゲートを共通接続してダイオ
ードを等測的に構成している。Rは抵抗であり、その値
はMOSトランジスタ1.〜1.を流れるサブスレッシ
ョルド電流よりも僅かに大きな電流が流れるように設定
される。
施例を示すものである。1□〜l、はMOSトランジス
タであり、そのドレインとゲートを共通接続してダイオ
ードを等測的に構成している。Rは抵抗であり、その値
はMOSトランジスタ1.〜1.を流れるサブスレッシ
ョルド電流よりも僅かに大きな電流が流れるように設定
される。
そして、これらによりMOSトランジスタの閾値電圧検
出手段が構成されいてる。2はコンパレータで、その非
反転入力端子には抵抗Rと最下段のMO3I−ランジス
タ13のソースとの共通接続点の電圧■8が印加するよ
うになっている。3はナントゲートで、その一方の入力
端子にはコンパレータ2の出力が、また他方の入力端子
には集積回路で使用しているクロックパルス或いは別途
内蔵した発振回路からのパルスが入力端子4を介して入
力するようになっている。5はドライバである。
出手段が構成されいてる。2はコンパレータで、その非
反転入力端子には抵抗Rと最下段のMO3I−ランジス
タ13のソースとの共通接続点の電圧■8が印加するよ
うになっている。3はナントゲートで、その一方の入力
端子にはコンパレータ2の出力が、また他方の入力端子
には集積回路で使用しているクロックパルス或いは別途
内蔵した発振回路からのパルスが入力端子4を介して入
力するようになっている。5はドライバである。
コンデンサCI−CZとダイオードD、 、D、とは、
倍電圧整流回路を構成しており、ここから負の基板バイ
アス電圧V11.が出力する。ダイオードD、Iとコン
デンサC1は基板バイアス電圧検出手段を構成し、ここ
で得られた正の電圧V0が上記コンパレータ2の反転入
力端子に印加するようになっている。そして、全体が基
板バイアス発生手段を構成している。
倍電圧整流回路を構成しており、ここから負の基板バイ
アス電圧V11.が出力する。ダイオードD、Iとコン
デンサC1は基板バイアス電圧検出手段を構成し、ここ
で得られた正の電圧V0が上記コンパレータ2の反転入
力端子に印加するようになっている。そして、全体が基
板バイアス発生手段を構成している。
さて、電源電圧を■。。とじ、MOSトランジスタlI
〜13の各々の閾値電圧を■いとすると、コンパレータ
2に入力する電圧■8は次の式で表される。
〜13の各々の閾値電圧を■いとすると、コンパレータ
2に入力する電圧■8は次の式で表される。
VR#Voo−3Vい ・・・Tl)
i方、電圧■。は、はぼlV、、Iに比例するため、定
数kを用いて、次のように表される。
i方、電圧■。は、はぼlV、、Iに比例するため、定
数kを用いて、次のように表される。
Vo = k l Vs+l ・・
・(2)電圧■。と■えとは、コンパレータ2で比較さ
れて、 ■・・・VR>V。ならば、コンパレータ2の出力が“
1”となって、入力端子4に印加しているパルスがナン
トゲート3の出力側に現れる。そして、コンデンサCz
、C’sに次々と電荷が蓄積され、lV++J 、Vo
の電圧が上昇する。
・(2)電圧■。と■えとは、コンパレータ2で比較さ
れて、 ■・・・VR>V。ならば、コンパレータ2の出力が“
1”となって、入力端子4に印加しているパルスがナン
トゲート3の出力側に現れる。そして、コンデンサCz
、C’sに次々と電荷が蓄積され、lV++J 、Vo
の電圧が上昇する。
■・・・電圧V0が上昇して、V、<Voとなると、コ
ンパレータ2の出力は“0”となり、ナントゲート3の
出力は“l”に固定され、コンデンサCZ、C3へは電
荷が供給されなくなる。
ンパレータ2の出力は“0”となり、ナントゲート3の
出力は“l”に固定され、コンデンサCZ、C3へは電
荷が供給されなくなる。
■・・・リーク電流によりコンデンサC1の電荷が放電
して電圧v0が低下し、Vや〉■。となると、再度上記
■の状態に戻る。
して電圧v0が低下し、Vや〉■。となると、再度上記
■の状態に戻る。
即ち、この回路は、
■。=Vえ ・・
・(3)となるように制御される。式(1)〜(3)よ
り、1vll−1= (V。。−3■い)/k
・・・(4)となる。一方、電圧Vいは次の弐で与えら
れる。
・(3)となるように制御される。式(1)〜(3)よ
り、1vll−1= (V。。−3■い)/k
・・・(4)となる。一方、電圧Vいは次の弐で与えら
れる。
Vth= Vss+A1 +Az rコ丁V awl
ここで、A+ 、At 、Asは定数である。また、V
R3は正電荷による電位である。
ここで、A+ 、At 、Asは定数である。また、V
R3は正電荷による電位である。
一般に放射線劣化により、電圧V。が増加し電圧■いが
低下することが知られている。式(4)を見ると、■い
が低下すると IV□1が増加することが明らかである
。 IV 、、Iが増加すると、式(5)で■いが上昇
する。
低下することが知られている。式(4)を見ると、■い
が低下すると IV□1が増加することが明らかである
。 IV 、、Iが増加すると、式(5)で■いが上昇
する。
以上のように、図の回路では、放射線劣化によりVth
が低下すると IV−1を増加させて■いの低下を補う
働きをする。このように、放射線劣化では集積回路チッ
プ内のすべてのMO5I−ランジスタの閾値電圧がほぼ
一様に低下するため、図のMO5I−ランジスタ11〜
1.を代表させて変化量を検出することが可能となるで
ある。
が低下すると IV−1を増加させて■いの低下を補う
働きをする。このように、放射線劣化では集積回路チッ
プ内のすべてのMO5I−ランジスタの閾値電圧がほぼ
一様に低下するため、図のMO5I−ランジスタ11〜
1.を代表させて変化量を検出することが可能となるで
ある。
なお、図示した実施例では、3個のMO3I−ランジス
タを接続しているが、閾値電圧の値、抵抗Rの値、整流
回路の容量、電圧■。、VIBの設定値によって、その
MOSトランジスタの個数が決まる。また、図の抵抗R
は内部抵抗の大きなMOSトランジスタで代用させるこ
とも可能である。
タを接続しているが、閾値電圧の値、抵抗Rの値、整流
回路の容量、電圧■。、VIBの設定値によって、その
MOSトランジスタの個数が決まる。また、図の抵抗R
は内部抵抗の大きなMOSトランジスタで代用させるこ
とも可能である。
また、以上の例では、NチャンネルMOSトランジスタ
について説明したが、Pチャンネルの場合はダイオード
の向きと電圧の極性が逆転する。
について説明したが、Pチャンネルの場合はダイオード
の向きと電圧の極性が逆転する。
また、0MO3に適用する場合は、Pチャンネル側の■
I、I、と接地が図示のものと逆となる。Pチャンネル
MO3トランジスタの場合は、Pチャンネルの閾値電圧
は放射線劣化により、絶対値が上昇する傾向があるため
、VllMを低下させる方向に制御しなければならない
。0MO3に本発明を適用する場合は、図の回路の一部
をCMO5で構成すれば、電圧降下が少なく効率の良い
回路特性を得ることができる。
I、I、と接地が図示のものと逆となる。Pチャンネル
MO3トランジスタの場合は、Pチャンネルの閾値電圧
は放射線劣化により、絶対値が上昇する傾向があるため
、VllMを低下させる方向に制御しなければならない
。0MO3に本発明を適用する場合は、図の回路の一部
をCMO5で構成すれば、電圧降下が少なく効率の良い
回路特性を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、内蔵MO3トラ
ンジスタの閾値電圧の変動が補償される方向に基板バイ
アスが制御されるので、放射線耐量が向上し、宇宙や原
子炉等の放射線環境下での使用に好適となるという特徴
がある。
ンジスタの閾値電圧の変動が補償される方向に基板バイ
アスが制御されるので、放射線耐量が向上し、宇宙や原
子炉等の放射線環境下での使用に好適となるという特徴
がある。
図は本発明の一実施例を示す回路である。
1、〜13・・・MOSトランジスタ、2・・・コンパ
レータ、3・・・ナントゲート、4・・・入力端子、5
・・・ドライバ。
レータ、3・・・ナントゲート、4・・・入力端子、5
・・・ドライバ。
Claims (1)
- (1)、MOS型の集積回路において、基板バイア発生
手段、内蔵するMOSトランジスタの閾値電圧変化を検
出する閾値電圧検出手段、及び基板バイアス電圧検出手
段を同一チップ内に搭載し、上記閾値電圧検出手段の検
出結果によって、上記閾値電圧の変動を補う方向に上記
基板バイアス電圧発生手段を制御し、上記閾値電圧をほ
ぼ一定値に保持するようにしたことを特徴とする耐放射
線集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171022A JPS6232641A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 耐放射線集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171022A JPS6232641A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 耐放射線集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232641A true JPS6232641A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15915637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60171022A Pending JPS6232641A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 耐放射線集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232641A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0316408A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電音叉振動子の共振周波数調整方法 |
KR20220105040A (ko) * | 2021-01-19 | 2022-07-26 | 한국원자력연구원 | 방사선열화 진단 회로장치 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP60171022A patent/JPS6232641A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0316408A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電音叉振動子の共振周波数調整方法 |
KR20220105040A (ko) * | 2021-01-19 | 2022-07-26 | 한국원자력연구원 | 방사선열화 진단 회로장치 |
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