JPS6232111Y2 - - Google Patents

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JPS6232111Y2
JPS6232111Y2 JP10811483U JP10811483U JPS6232111Y2 JP S6232111 Y2 JPS6232111 Y2 JP S6232111Y2 JP 10811483 U JP10811483 U JP 10811483U JP 10811483 U JP10811483 U JP 10811483U JP S6232111 Y2 JPS6232111 Y2 JP S6232111Y2
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gear
load
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vehicle
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JP10811483U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主変速機とは別に副変速機を備え
た車両の変速指示機構に関する。
〔従来技術〕
従来の副変速機付車両の変速制御方法として
は、例えば特開昭58−5561号公報に記載されたよ
うな方法がある。即ち、この公開公報に記載され
た変速制御方法は、手にて操作されて複数の変速
段の間で切換られる手動式主変速機構と、低速段
と高速段の間で切換られる副変速機構とを有する
変速装置の変速制御方法にして、車速及びエンジ
ン回転数の如れか一方とエンジン負荷の平衡関係
に応じて前記副変速機構を高速段と低速段の間で
切換え、その際前記手動式主変速機構が所定の高
速段に切換られている時には車速の如何に拘らず
予め定められた所定のエンジン負荷以上の時前記
副変速機構を低速段に設定することを特徴として
いる。
かかる変速制御方法によれば、手動式主変速機
構が所定の高速段に切り換えられていて、車両が
高速にて走行しているときに、追越しや登り坂等
のために大きいトルクを得ようとしてアクセルペ
ダルが所定の踏込み度を越えて大きく踏込まれる
と、副変速機構はそれが高速段に切り換えられて
いても高速段から低速段へ自動的に切り換えられ
るので、全体のギヤ比が増大され、エンジン回転
数が上昇して、大きい駆動力(トルク)が得ら
れ、加速性能あるいは登坂性能の向上が得られる
というものである。
しかしながら、このような従来の副変速機付車
両の変速制御方法にあつては、車速又はエンジン
回転数の一方とエンジン負荷とに応じて、副変速
機構を高速段と低速段との間で切り換えて変速制
御するようになつていて、積載状態が直接には変
速制御条件となつていないため、商用車のように
空車時と積車時とでは車両総重量が大きく変化す
る車両にあつては、積載荷重が大きい場合には加
速性能及び登坂性能が悪いという問題があつた。
〔考案の目的〕 この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、車両の積載荷重を検出
し、積載荷重が所定値以上の場合には副変速機を
低速段へ切り換えるように表示することにより、
運転者にシフトダウン操作を促し、もつて上記問
題を解決することを目的としている。
〔考案の構成〕
而して、この考案は、複数の変速段の間で切り
換えられる主変速機と、低速段と高速段との間で
切り換えられる副変速機とを備えた副変速機付車
両において、積載荷重に応じた信号を発生する積
載荷重検出手段と、この積載荷重険出手段からの
情報に基づいて積載荷重が所定値以上であるか否
かを判定する積載荷重判定手段と、この積載荷重
判定手段の判定結果に基づいて積載荷重が所定値
以上の場合に前記副変速機を低速段へ切り換える
ように表示する表示手段とを設けたことを特徴と
する副変速機付車両の変速指示機構に係わる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は、この考案の一実施例を
示す図である。
まず、構成を説明すると、第1図中1が手動式
主変速機、2は手動式副変速機、3はメインケー
シング、4はサブケーシング、5はクラツチハウ
ジングである。メインケーシング3内には、中途
部が軸受6によつて回転自在に支持された中間軸
7と、両端を軸受8,9によつて回転自在に支持
された副軸10とを、互いに平行に設けている。
中間軸7のクラツチハウジング5側の端部は、軸
受11により回転自在に支持された入力軸12
に、メインケーシング3内で回転自在に支持され
る。入力軸12の他端は、クラツチハウジング5
内に延びていて、クラツチ13を介してエンジン
の駆動軸14に選択的に連結される。
前記中間軸7及び入力軸12と副軸10との間
には、メインケーシング3内に位置するシンクロ
メツシユタイプの選択式歯車系15が設けられて
いて、この歯車系15を適宜に選択することによ
り、入力軸12と中間軸7とが、直接又は副軸1
0を介して選択的に連結される。かかる歯車系1
5と、中間軸7と、副軸10と、入力軸12と、
クラツチ13とによつて、前記主変速機1が構成
され、図示しないコントロールレバーの操作によ
り複数の変速段に切り換えることができる。
さらに、中間軸7の、入力軸12側とは反対側
の端部はサブケーシング4内に突出しており、こ
の突出端には、出力軸16の一端を対向設置して
いる。中間軸7と出力軸16とは同心に設けられ
ていて、両軸7,16間には、サブケーシング4
内に位置する遊星歯車機構からなる前記副変速機
2がこれら両軸7,16と同心に設けられてい
る。この副変速機2は、中間軸7に回転自在に支
持されたサンギヤ20と、中間軸7に固定された
キヤリヤ21と、出力軸16に固定されたリング
ギヤ22とを有し、キヤリヤ21に回転自在に担
持されたプラネタリピニオン23が、サンギヤ2
0とリングギヤ22との間にあつてこれら両ギヤ
20,22に同時に噛合している。
前記サンギヤ20には、2つのデイスク部材2
4,25が一体に設けられていて、第1のデイス
ク部材24には、サブケーシング4に設けられた
第1のブレーキ部材26を係合可能に対向設置す
ると共に、第2のデイスク部材25には、リング
ギヤ22に設けられた第2のブレーキ部材27を
係合可能に対向設置している。この第1のデイス
ク部材24と第1のブレーキ部材26とによつて
第1のクラツチ28が構成され、第2のデイスク
部材25と第2のブレーキ部材27とによつて第
2のクラツチ29が構成される。
かかる第1のクラツチ28を作動させるとサン
ギヤ20が固定され、この場合には高速段(例え
ばオーバトツプとしての5速)が得られ、また、
第2のクラツチ29を作動させるとサンギヤ20
とリングギヤ22とが締結され、この場合には低
速段(例えば4速)が得られる。従つて、両クラ
ツチ28,29を選択的に作動させることによ
り、4速からオーバトツプへのシフトアツプ及び
オーバトツプから4速へのシフトダウンが行なわ
れる。かかる両クラツチ28,29の作動制御
は、両クラツチ28,29を選択的に作動させる
ための、例えば手動式の切換スイツチを設けて、
運転者による手動操作で切り換えられるようにす
る。
第2図は、前記副変速機付車両の概略を示す説
明図であり、車体フレーム17とアクスル18と
の間には、積載荷重に応じた信号を発生する積載
荷重検出手段の一具体例を示す荷重検出器30を
掛け渡して設けている。この荷重検出器30は、
第3図に図示するように、車体フレーム17とア
クスル18との間に掛け渡されたテンシヨンロツ
ド31と、このテンシヨンロツド31の軸方向中
途部分の外周に貼着されたストレーンゲージ32
と、このストレーンゲージ32のひずみを電圧に
変換するホイートストンブリツジ(図中略)とか
ら構成される。19は、ダストブーツである。
荷重検出器30からの積載荷重に応じた信号
は、積載荷重が所定値以上であるか否かを判定す
る積載荷重判定手段の一具体例を示す荷重判定器
33に入力される。荷重判定器33は、コンパレ
ータ34と、予め設定された所定の荷重量に対応
した基準値信号をコンパレータ34に送出する基
準値発生器35とからなり、基準値発生器35
は、例えば可変電圧源で構成される。そして、コ
ンパレータ34は、荷重検出器30から入力され
た荷重情報としての検出荷重Pが、基準値発生器
35から入力された基準荷重P0よりも大きいとき
には判定の結果として信号を、表示手段の一具体
例を示す表示器36に送出する。
表示器36は、前記コンパレータ34からの信
号を所定の駆動電流に変換するトランジスタ等の
駆動回路と、前記副変速機2を低速段へ切り換え
るように表示する表示部とからなり、コンパレー
タ34からの信号入力により表示部が発光され、
表示板等に表わされた表示内容が発光表示され
る。
次に、作用について説明する。
車両の積載荷重は、荷重検出器30によつて検
出され、この荷重検出器30からの積載荷重に応
じた信号が荷重判定器33に入力される。荷重判
定器33では、荷重検出器30から入力された検
出荷重値を、基準値発生器35から入力された基
準荷重値と比較して、検出された荷重Pが所定の
荷重P0より大きい場合には、荷重判定器33が信
号を表示器36に送出する。これにより、表示器
36が作動されて、副変速機2を低速段へ切り換
えるように表わされた表示内容が、発光表示され
る。
従つて、運転者は、表示器36を見ることによ
つて、積載荷重が所定値以上であるか否かを知る
ことができ、積載荷重が所定値以上である場合に
は、副変速機2を低速段へ切換えることにより、
山道を登坂する際、カーブにさしかかつてアクセ
ルを緩めても高速的に切り換わることがなく、再
加速がスムースに行なわれると同時に、エンジン
ブレーキを有効に効かせることができる。また、
表示器36が発光表示されていないときには、積
載荷重が所定値未満であると知ることができるた
め、この場合には副変速機2を高速段へ切換える
ことにより、空車時における燃料消費率を向上さ
せることができる。
なお、表示手段としては、この実施例のほかに
も、例えば音声を用いて運転者に話し掛け、ある
いは、警報ブザーを用いて警報音を発生する等各
種の表示方法を採用することができることはもち
ろんである。また、前記コンパレータ34の判定
は、マイクロコンピユータを用いてプログラム形
式で行なうようにしてもよい。そのフローチヤー
トを示すと第5図のようになる。さらに、主変速
機1は、自動変速機であつてもよいことはもちろ
んである。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案では、車両
の積載荷重を検出し、積載荷重が所定値以上であ
つて副変速機が高速段に設定されている場合に
は、該副変速機を低速段へ切り換えるように変速
指示するようにしたため、商用車のように空車時
と積車時とでは車両総重量が大きく変化する車両
であつても積載荷重に応じて、高速段が好適なの
か、又は低速段が好適なのかを知ることができ
る。従つて、例えば山道を登坂する場合に、カー
ブでアクセルを緩めても高速段に切り換ることが
ないため、再加速をスムースに行なうことができ
ると共に、エンジンブレーキを有効に効果せるこ
とができ、積車時の加速性能及び空車時の燃料消
費率を共に向上させることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一構成要素である主変速
機及び副変速機の一実施例を示す説明図、第2図
は、この考案の一実施例を示す概略説明図、第3
図は、この考案の一構成要素である積載荷重検出
手段の一実施例を示す説明図、第4図は、この考
案の一実施例を示すブロツク図、第5図は、積載
荷重の判定にマイクロコンピユータを用いた場合
のフローチヤートの一実施例を示す図である。 1……主変速機、2……副変速機、30……荷
重検出器(積載荷重検出手段)、31……テンシ
ヨンロツド、32……ストレーンゲージ、33…
…荷重判定器(積載荷重判定手段)、34……コ
ンパレータ、35……基準値発生器、36……表
示器(表示手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の変速段の間で切り換えられる主変速機
    と、低速段と高速段との間で切り換えられる副変
    速機とを備えた副変速機付車両において、積載荷
    重に応じた信号を発生する積載荷重検出手段と、
    この積載荷重検出手段からの情報に基づいて積載
    荷重が所定値以上であるか否かを判定する積載荷
    重判定手段と、この積載荷重判定手段の判定結果
    に基づいて積載荷重が所定値以上の場合に前記副
    変速機を低速段へ切り換えるように表示する表示
    手段とを設けたことを特徴とする副変速機付車両
    の変速指示機構。
JP10811483U 1983-07-12 1983-07-12 副変速機付車両の変速指示機構 Granted JPS6015021U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10811483U JPS6015021U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 副変速機付車両の変速指示機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10811483U JPS6015021U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 副変速機付車両の変速指示機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015021U JPS6015021U (ja) 1985-02-01
JPS6232111Y2 true JPS6232111Y2 (ja) 1987-08-17

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ID=30252364

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10811483U Granted JPS6015021U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 副変速機付車両の変速指示機構

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138954U (ja) * 1986-02-25 1987-09-02

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JPS6015021U (ja) 1985-02-01

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