JPS6231516Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231516Y2 JPS6231516Y2 JP1982125957U JP12595782U JPS6231516Y2 JP S6231516 Y2 JPS6231516 Y2 JP S6231516Y2 JP 1982125957 U JP1982125957 U JP 1982125957U JP 12595782 U JP12595782 U JP 12595782U JP S6231516 Y2 JPS6231516 Y2 JP S6231516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe body
- flanges
- hole
- ribs
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシールド後方の一次覆工に使用され
るコンクリートセグメントの注入孔兼用吊り具に
関するものである。
るコンクリートセグメントの注入孔兼用吊り具に
関するものである。
通常コンクリートセグメントの略中央にはグラ
ウト注入孔兼用の組立用吊り金具が埋設してあ
り、エレクターを使用して組立てる際と裏込注入
に際して使用される。第1〜3図は実用化されて
いる金具で、この金具はコンクリートに埋設する
に際してパイプ体の外周にU状鉄筋を巻回してア
ンカーとしている。そしてセグメントを組立てる
ときエレクターの回転トルクによつて発生する力
P1を圧縮力についてはパイプ体側壁で、また引
張力についてはアンカー鉄筋で受けもつ構造とな
つているがセグメントの厚さが100〜150mmと薄い
場合には充分な耐力が期待しえない。また鋼製パ
イプが使用されているので錆が発生しやすい。そ
こで防錆のため油性グリスが止水用パツキングを
浸し、鋼製パイプとグラウトモルタルとの付着性
を悪化させ、また鋼製パイプの収縮率とコンクリ
ートの収縮率が異なるため、セグメントの厚さが
小さくなつていると止水性が低下し漏水を生じ
る。
ウト注入孔兼用の組立用吊り金具が埋設してあ
り、エレクターを使用して組立てる際と裏込注入
に際して使用される。第1〜3図は実用化されて
いる金具で、この金具はコンクリートに埋設する
に際してパイプ体の外周にU状鉄筋を巻回してア
ンカーとしている。そしてセグメントを組立てる
ときエレクターの回転トルクによつて発生する力
P1を圧縮力についてはパイプ体側壁で、また引
張力についてはアンカー鉄筋で受けもつ構造とな
つているがセグメントの厚さが100〜150mmと薄い
場合には充分な耐力が期待しえない。また鋼製パ
イプが使用されているので錆が発生しやすい。そ
こで防錆のため油性グリスが止水用パツキングを
浸し、鋼製パイプとグラウトモルタルとの付着性
を悪化させ、また鋼製パイプの収縮率とコンクリ
ートの収縮率が異なるため、セグメントの厚さが
小さくなつていると止水性が低下し漏水を生じ
る。
そこでパイプ体の外周に鍔あるいはリブを一体
に形成して耐力を向上すべくした考案が実開昭53
−68533号公報あるいは実開昭58−50196号公報に
この出願の出願人等によつて提案されている。
に形成して耐力を向上すべくした考案が実開昭53
−68533号公報あるいは実開昭58−50196号公報に
この出願の出願人等によつて提案されている。
この考案は前記公報に示される考案をより実用
的に改良し、前記問題点を解消すべく開発したも
ので、パイプ体をダクタイル鋳鉄その他FRP、
ガラス繊維補強によるポリアセテート高ポリマー
樹脂製等によつて一体形成したものでパイプ体の
外周面に鍔とリブが波状をなすように形成され、
透孔内面にエレクターの腕杆を螺合する雌ねじが
形成された金具をセグメントの中央部にその両端
を開口して埋設してある。
的に改良し、前記問題点を解消すべく開発したも
ので、パイプ体をダクタイル鋳鉄その他FRP、
ガラス繊維補強によるポリアセテート高ポリマー
樹脂製等によつて一体形成したものでパイプ体の
外周面に鍔とリブが波状をなすように形成され、
透孔内面にエレクターの腕杆を螺合する雌ねじが
形成された金具をセグメントの中央部にその両端
を開口して埋設してある。
以下その詳細を図示した実施例によつて説明す
る。
る。
第1〜3図に示すこの考案に係るコンクリート
セグメントの注入孔兼用吊り具の実施例では一体
成形のパイプ体1の両端部に周方向の鍔2,2を
上下その位置を齟齬させて部分的に形成し、その
上下の鍔2,2をパイプ体1の透孔方向Xに対し
て傾斜した方向Yすなわち角度αを有する傾斜し
た方向のリブ4で連続させ、鍔2とリブ4とでパ
イプ体1の周面に沿つて波状となすように形成し
てあり、かつ透孔内面に雌ねじ3が形成され、こ
のパイプ体1の両端を開口させてコンクリートC
中に埋設してある。
セグメントの注入孔兼用吊り具の実施例では一体
成形のパイプ体1の両端部に周方向の鍔2,2を
上下その位置を齟齬させて部分的に形成し、その
上下の鍔2,2をパイプ体1の透孔方向Xに対し
て傾斜した方向Yすなわち角度αを有する傾斜し
た方向のリブ4で連続させ、鍔2とリブ4とでパ
イプ体1の周面に沿つて波状となすように形成し
てあり、かつ透孔内面に雌ねじ3が形成され、こ
のパイプ体1の両端を開口させてコンクリートC
中に埋設してある。
この考案は以上の構成からなり、パイプ体の外
周面に内周方向の鍔が形成されており、その鍔と
連続的に斜のリブが形成され、鍔とリブとで周面
に沿つて波状をなしエレクター出入方向の力P2
を負担し、従来のアンカー鉄筋あるいは鍔のみま
たは鍔と縦リブによるものに比較して剪断力の周
囲への分散化がなされ、応力集中を生ぜずクラツ
クの発生の恐れがない。またエレクターの回転ト
ルクによる力P1に対しても力の方向に対して鍔
が最も強度の大きい断面をなす。特にリブが交互
に反対向きに傾斜しているので考案を拘束する楔
作用により、剪断耐力が向上する。また鍔をパイ
プ体の端部に形成してあるので注入口周辺のコン
クリートを保護し、欠損を生ずる恐れがない。ま
たこのものは一体形成されるので品質管理の行き
届いた製品を多量生産でき、従来のようなアンカ
ー鉄筋の溶接手間が省略できる。
周面に内周方向の鍔が形成されており、その鍔と
連続的に斜のリブが形成され、鍔とリブとで周面
に沿つて波状をなしエレクター出入方向の力P2
を負担し、従来のアンカー鉄筋あるいは鍔のみま
たは鍔と縦リブによるものに比較して剪断力の周
囲への分散化がなされ、応力集中を生ぜずクラツ
クの発生の恐れがない。またエレクターの回転ト
ルクによる力P1に対しても力の方向に対して鍔
が最も強度の大きい断面をなす。特にリブが交互
に反対向きに傾斜しているので考案を拘束する楔
作用により、剪断耐力が向上する。また鍔をパイ
プ体の端部に形成してあるので注入口周辺のコン
クリートを保護し、欠損を生ずる恐れがない。ま
たこのものは一体形成されるので品質管理の行き
届いた製品を多量生産でき、従来のようなアンカ
ー鉄筋の溶接手間が省略できる。
第1図、第2図は従来例の断面図、平面図、第
3図はその作用説明図、第4図、第5図および第
6図はこの考案の実施例の平面図、一部断面で示
した正面図および斜視図である。 1……パイプ体、2……鍔、3……雌ねじ、4
……リブ。
3図はその作用説明図、第4図、第5図および第
6図はこの考案の実施例の平面図、一部断面で示
した正面図および斜視図である。 1……パイプ体、2……鍔、3……雌ねじ、4
……リブ。
Claims (1)
- 一体成形のパイプ体に周方向の鍔を上下その位
置を齟齬させて部分的に形成し、その上下の鍔を
パイプ体の透孔方向に対して傾斜した方向のリブ
で連続させ、鍔とリブとでパイプ体の周面に沿つ
て波状となすように形成してあり、かつ透孔内面
に雌ねじが形成され、このパイプ体の両端を開口
させてコンクリート中に埋設してあることを特徴
とするコンクリートセグメントの注入孔兼用吊り
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12595782U JPS5931699U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | コンクリ−トセグメントの注入孔兼用吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12595782U JPS5931699U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | コンクリ−トセグメントの注入孔兼用吊り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931699U JPS5931699U (ja) | 1984-02-27 |
JPS6231516Y2 true JPS6231516Y2 (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=30286578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12595782U Granted JPS5931699U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | コンクリ−トセグメントの注入孔兼用吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931699U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248590A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-09 | 入来院 正已 | 吊り下げ用係止具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850196B2 (ja) * | 1975-07-26 | 1983-11-09 | トウホクダイガク キンゾクザイリヨウケンキユウシヨチヨウ | 炭化ケイ素製品の製造法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368533U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-08 | ||
JPS5850196U (ja) * | 1982-02-13 | 1983-04-05 | 井上 順次郎 | コンクリ−トセグメント用グラウトホ−ル金物 |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP12595782U patent/JPS5931699U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850196B2 (ja) * | 1975-07-26 | 1983-11-09 | トウホクダイガク キンゾクザイリヨウケンキユウシヨチヨウ | 炭化ケイ素製品の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931699U (ja) | 1984-02-27 |
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