JPS6231175A - 電界効果型トランジスタ - Google Patents

電界効果型トランジスタ

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JPS6231175A
JPS6231175A JP60171342A JP17134285A JPS6231175A JP S6231175 A JPS6231175 A JP S6231175A JP 60171342 A JP60171342 A JP 60171342A JP 17134285 A JP17134285 A JP 17134285A JP S6231175 A JPS6231175 A JP S6231175A
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JP
Japan
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film
electrode
source electrode
conjugated polymer
gate electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP60171342A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsumura
顯 津村
Makoto Tsunoda
誠 角田
Yuji Hizuka
裕至 肥塚
Torahiko Ando
虎彦 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K10/00Organic devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching; Organic capacitors or resistors having potential barriers
    • H10K10/40Organic transistors
    • H10K10/46Field-effect transistors, e.g. organic thin-film transistors [OTFT]

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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電界効果型トランジスタ(以下FET素子と
略称する)、特に電界効果を利用した有機半導体素子に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のFET@子は、主としてS i % G eなど
の無機半導体、あるいはGaAs、InPなどの無機化
合物半導体を主たる構成材料として使用するのが一般的
である。しかし、これらは高価となるため、より安価な
有機半導体、すなわち有機物質であり、かつ電気式に半
導体的な電気特性を有するもの、具体的はポリアセチレ
ンを使用したFET素子が他に報告されている。
第3図はエビサワ他、ジャーナル オブ アプライド 
フィジックス 第54巻 11h6第3255頁−第3
259頁(F−Ebisawa et al、 Jou
rnal of Appli −ed Physics
 Vol、54 m6 pp 3255−3259)の
論文に示されたポリアセチレンを用いた従来のFET素
子の構造を示す断面図である。図において、1はガラス
基板、2はゲート電極となるアルミニウム膜、3は絶縁
膜となるポリシロキサン膜、10はポリアセチレン膜、
5および6はそれぞれソース電極、ドレイン電極となる
金膜である。
次に動作について説明する。
ソース電極5とドレイン電極6との間に電圧をかけると
ポリアセチレンlji!10を通してソース電極5とド
レイン電極6との間に電流が流れる。このとき、ガラス
基板1上−に設けられかつ絶縁膜3によりポリアセチレ
ン膜10と隔てられたゲート電極2に電圧を印加すると
電界効果によってポリアセチレン膜10の電導度を変え
ることができ、したがってソース、ドレイン間の電流を
制御することができる。これは絶縁膜3に近接するポリ
アセチレン膜10内の空乏層の幅がゲート電極2に印加
する電圧によって変化し実効的なホール(正孔)のチャ
ネル断面積が変化するためと考えられている。この場合
ポリアセチレン膜10は半導体的な電気特性を有してい
る必要があり、かつこれとソース電極5及びドレイン電
極6とはオーム性接触を有している必要がある。さらに
ポリアセチレン膜10とゲート電極2とは絶縁膜3をは
さんでMIS接合を形成している必要がある。
このポリアセチレンを用いた従来のFET1子において
は、ポリアセチレン膜10は、シラカワ他、ポリマージ
ャーナル第2巻 患2第231頁−第244頁(H,S
旧RAKAWA et al、 Po1ya+er J
ournalVol、2 N12 pp 231−24
4 )の論文に示された方法、すなわちアセチレンガス
をチーグラー・ナツタ触媒で重合させる方法により形成
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の有機半導体を用いたFET素子では
、ポリアセチレンを使用しているため空気中に放置する
と不飽和結合の多いポリアセチレンが容易に酸素、水の
攻撃を受け、比較的速やかに劣化する。したがって、ポ
リアセチレンを用いたFET@子は、安定性に乏しく、
かつ寿命が短かく、電気特性に劣るという問題点を有し
ていた。
また、製造方法の面からも、アセチレンガスをチーグラ
ー・ナツタ触媒で重合させてポリアセチレン膜を形成さ
せる方法は比較的複雑であって実用化には解決すべき多
数の問題が残されている。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、安価な材料を用い、安定で長寿命であり、電
気特性に優れたFET素子を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るFET素子は、有機半導体としてC)(3
,OCH3,C2H5またはOC2H5である。)なる
構造を有するπ−共役系高分子を用いたものである。
〔作用〕
本発明においては、有機半導体として、安価でXはSま
たはOSR,RはH,CH3,OCH3゜C2H5また
はOC2H5である。)なる構造を有するπ−共役系高
分子を用いたので、安定で長寿命かつ電気特性に優れた
FET素子を得ることができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例のFET素子の構造を示す
断面図であり、図において1は基板、2は該基板1の片
面に設けられたゲート電極、3は上記基板1およびゲー
ト電極2上に設けられた絶縁膜、5は該絶縁膜3上に設
けられたソース電極、6は同じ(絶縁膜3上にソース電
極5と分離して設けられたドレイン電極、4は上記絶縁
膜3、ソース電極5およびドレイン電極6上に設けられ
ソース電極5とドレイン電極6とにそれぞれオームR′
は肥CHs、OCH3,C2H5またはoc2H5であ
る。)なる構造を有するπ−共役系高分子膜である。
ここで本実施例素子に用いる材料としては以下に述べる
ものが使用される。
基板1としてはガラスが一般的に用いられるが、ポリエ
ステルフィルムなどの高分子膜を用いることもできる。
ゲート電極2としては、金、白金、クロム、パラジウム
、アルミニウム、インジウムなどの金属や錫酸化物、酸
化インジウム、インジウム・錫酸化物(ITO)等を用
いるのが一般的であるが、これら材料を2つ以上あわせ
て用いてもよい。また、p型シリコンやn型シリコン、
あるいは有機系高分子を用いてもよい。これらを利用す
る場合には、基板工を省略することができる。
絶縁膜3としては、酸化シリコン(S i 02 )が
一般的に用いられるが、窒化シリコンや酸化アルミニウ
ムでもよい。またポリエチレンやポリビニルカルバゾー
ル、ポリフェニレンスルフィド、ポリパラキシレンなど
絶縁性高分子を用いてもよい。
ソース電極5およびドレイン電極6としてはπ−共役系
高分子膜4とオーム性接触することができる仕事関数の
大きい金属、例えば金、白金、クロム、パラジウムなど
が用いられる。
π−共役系高分子膜4はそれ自身では通常絶縁体である
が、適当な電子受容体、例えば過塩素酸イオンやテトラ
フルオロボレートイオン、スルホン酸イオンなどをドー
ピングすることによってp型半導体にすることができ、
その電導塵も絶縁体領域から金属領域まで幅広く制御す
ることができる。本実施例素子においてはπ−共役系高
分子膜に極く少量のドーピングをしてp型半導体性を付
与して用いる。
上記π−共役系高分子の薄膜をゲート電極2゜絶縁膜3
、ソース電極5およびドレイン電極6により構成された
中間部材の上に形成する方法としては電気化学的重合法
(電解重合法)または化学的重合法(化学酸化重合法)
を用いる。例えば電解重合法で上記π−共役系高分子膜
を形成するには、上記π−共役系高分子に相当する七ツ
マ−および支持電解質を有機溶媒または水に溶かし反応
溶液とし、上記ソース電極5及びドレイン電極6を作用
電極とし、例えば白金などの対極との間に電流を通じて
重合反応を起こさせて作用電極近傍上に所望のπ−共役
系高分子を析出させ、析出したπ−共役系高分子膜をよ
く洗浄した後、窒素雰囲気中で乾燥するという方法を用
いる。この場合、析出したπ−共役系高分子膜は反応時
に支持電解質のアニオンがドーピングされてp型有機半
導体となり、またソース電極5およびドレイン電極6間
の距離は充分短かいため、両電極間の絶縁膜もπ−共役
系高分子膜によって完全に被覆され、両電極はp型有機
半導体膜によって電気的に短絡される。またこのp型有
機半導体膜は電解重合後に適度に幾ドープしてFET5
子に適した電導塵に変化させることができる。ここで、
有機溶媒としては、支持電解質および上記モノマーを溶
解させるものならよく、例えばアセトニトリル、ニトロ
ベンゼン、ベンゾニトリル、ニトロメタン、N。
N−ジメチルホルムアミド(DMF) 、ジメチルスル
ホキシド(DMSO) 、ジクロロメタン、テトラヒド
ロフラン、エチルアルコールおよびメチルアルコール等
の極性溶媒が単独又は2種以上の混合溶媒として用いら
れる。また、水との混合熔媒でも使用可能である。支持
電解質としては酸化電位および還元電位が高く、電解重
合時にそれ自身が酸化又は還元反応を受けず、かつ溶媒
中に溶解させることによって溶液に電導性を付与するこ
とのできる物質であり、例えば、過塩素酸テトラアルキ
ルアンモニウム塩、テトラアルキルアンモニウム、テト
ラフルオロボレート塩、テトラアルキルアンモニウム、
ヘキサフルオロホスフェート塩、テトラアルキルアンモ
ニウム、パラトルエンスルホネート塩、および水酸化ナ
トリウム等が用いられるが、勿論2種以上を併用しても
構わない。
次に化学酸化重合法で上記π−共役系高分子膜を形成す
るには税イオン水または有機溶媒との混合溶媒に開始剤
として所定量の酸化剤を溶解させ、これを充分脱酸素し
た溶液を準備した後にこの溶液中に上記π−共役系高分
子に相当するモノマーを所定量添加し、七ツマ−の重合
を行う。このときあらかじめゲート電極2、絶縁膜3、
ソース電極5およびドレイン電極6を設けておいた素子
基板1、すなわち中間部材をこの溶液中に少なくとも5
分以上浸しπ−共役系高分子の重合膜4を素子基板1上
に形成させる。この際、少量の酸化剤またはアニオンが
π−共役系高分子N* 4中にドーピングされ、電導度
の低いp型半導体性が得られる。なお、上記溶液中にモ
ノマーを添加した後直ちに、あるいは同時に、上記素子
基板1をこの溶液中に浸してもよい。この方法は、膜厚
制御性や膜の均一性に優れ、かつ膜形成と同時にFET
に通した電導度が得られる。ここで開始剤としては塩化
第二鉄、フェリシアン化カリウム等が用いられるが、勿
論これらに限るわけではない。開始剤の酸化還元電位が
モノマーの酸化還元電位より責であるすべての酸化剤を
用いることができる。
上記のように構成されたFET素子においては、π−共
役系高分子膜4と絶縁膜3の界面においてπ−共役系高
分子膜4側に形成した空乏層の幅がゲート電極2とソー
ス電極5との間にかけた電圧で制御され、実効的なホー
ルのチャネル断面積が変化するためにソース電極5とド
レイン電極6の間を流れる電流が変化すると考えられる
。このとき、π−共役系高分子膜4に電導度の低いp型
半導体性しか持たせていないため、ゲート電極2として
は金属電極以外にp型シリコンやn型シリコン、あるい
は有機系高分子を用いてもπ−共役系高分子1!I4中
に充分大きな幅の空乏層が形成されて電界効果が現われ
ると考えられる。
なお、第1図では基板1上にゲート電極2が設けられて
いるが、逆に、基板上にπ−共役系高分子膜を設け、そ
の上にソース電極およびこのソース電極と分離してドレ
イン電極を設け、上記ソース電極およびドレイン電極と
の間に絶縁膜を介在させてゲート電極を設けてもよい。
以下、本発明の実施例についてより具体的に説明する。
実施例1 3、Q cmX3.Q amのガラス基板の中央付近に
真空蒸着法によって厚さ1000人のクロム膜をリボン
状に設け、更にこの上に金膜を2000人の厚さに真空
蒸着法によって設け、これをゲート電極とした(有効ゲ
ート電極面積は1ota X 10μm)。さらに基板
上に酸化シリコン膜を3000人の厚さにCVD法によ
って設け、これを絶縁膜とした。さらにその上にチャネ
ル長が10μ隅となるように厚さ2000人の金膜をゲ
ート電極をはさんで2ケ所に真空蒸着法によって設け、
これらをソース電極、ドレイン電極とした(有効面積は
いずれも1(lnxlou)。
100m lのア七ト二トリル中に2.2′−ジチオフ
ェン(0,2g ) 、テトラエチルバークロレイト(
0,7g)を熔解させた液を反応溶液とした。上記ガラ
ス基板上のソース電極とドレイン電極を作用電極とし、
対極として白金(Pt)電極を、参照電極として飽和カ
ロメル電極(SCE)を使用し、反応溶液中にこれらを
浸し、窒素ガス雰囲気下で作用電極を陽極として対極と
の間に一定電流(80μA −cm )を30分流し、
作用電極近傍上、すなわち上記ソース電極近傍上および
ドレイン電極近傍上にπ−共役系高分子を析出させ、両
電極間の絶縁膜がπ−共役系高分子膜で完全に被覆され
るようにし、ソース電極とドレイン電極とがp型半導体
性を有するπ−共役系高分子膜で電気的に短絡されるよ
うにした。次に、作用電極の電位をポテンショスタンド
でSCEに対して+〇、4 Vに95分間設定して電気
化学的脱ドープを行い、アセトニトリルで2回洗浄後、
窒素ガス雰囲気下で乾燥し、FET素子試料(I)を得
た。
実施例2 10S/e11以上の電導度を有する厚さ500μ鋼の
p型シリコン坂(3,0cmx3.Oam)の両面に熱
酸法で3000人の厚さの酸化シリコン膜を設けた。次
に片面のみをプラスマエッチングしてシリコン面を露出
させここに厚さ2000人の金膜を真空蒸着法によって
設け、オーム性接触をとり、p型シリコン基板そのもの
がゲート電極として働き、酸化シリコン膜が絶縁膜とな
るようにした。さらにこの酸化シリコン膜の上にチャネ
ル長が10μmとなるように真空蒸着法によって厚さ1
000人のクロム膜を2ケ所に設け、さらにその上に金
膜を2000人の厚さに真空蒸着法によって設けてこれ
をソース電極とドレイン電極とした(有効面積はいずれ
も0゜2cmX0.5 cm)。実施例1の場合と同様
にして電解重合法を用いて上記のソース電極、ドレイン
電極および両電極間の絶縁膜を適度の電導度のp型半導
体性を有するπ−共役系高分子膜で被覆し、  。
これをFET試料(n)とした。
実施例3 100m lの純水中に塩化第二鉄(FeCf3.6H
20。
2、7g)を溶解させた液に高純度窒素ガスを30分間
通気してから実施例1で記したソース電極、ドレイン電
極、絶縁膜およびゲート電極を設けたガラス基板を浸し
た。そして高純度窒素ガスの通気を続けながらこの溶液
に1mj!の2.2′−ジチオフェンを加えた。2.2
′−ジチオフェンを加えるとすぐに化学酸化重合反応が
開始し、ガラス基板上にポリチオフェン膜が形成し始め
そして180分後に溶液中からガラス基板を取り出し水
およびエタノールで洗浄した後、これを3時間真空乾燥
しFET試料(III)を得た。
実施例4 実施例3の場合と同様にして実施例2で記したソース電
極およびドレイン電極を設けたp型シリコン板上に化学
酸化重合法によってポリチオフェン膜を設け、これをF
ET試料(IV)とした。
実施例5 実施例2で記したソース電極およびドレイン電極等を設
けたp型シリコン板上に、実施例3の場合と同様の条件
で2,2′−ジチオフェンのかわりにフランを用いて化
学酸化重合法によってポリフラン膜を設け、これをFE
T試料(V)とした。
第2図は実施例2により製造されたFET試料(II)
のゲート電圧(■1111.)を変化させた場合のドレ
イン電流(ID)−ソース・ドレイン間電圧(V S 
D)の変化を示す特性図である。測定は真空中暗所で行
なった。図において、縦軸がドレイン電流(ID)、横
軸がソース・ドレイン間電圧(V G)を示す。なお、
ゲート電圧はソース電極に対して印加している。
第2図によると、FET試料(n)はVG=OVの状態
でもIDが流れているがVCの変化でIDの変化をもた
らし良好な電解効果が得られることがわかる。FET試
料(1)、  (III)、  (IV)。
(V)もほぼ同様の特性を示した。また、安定性の面で
も本発明によるFET素子は1ケ月以上経過しても特性
の変化が見られなかった。
なお、実施例2.4および5では基板そのものをゲート
電極としたが、チャネル間にのみゲート電極を設けて動
作させることも可能であり、実施例2.4あるいは5と
同様もしくはそれ以上の効果を示す。
本発明に係るFET素子の素子基板、ゲート電極、絶縁
膜、ソース電極、ドレイン電極、およびソース電極等に
結着するリード線はすべて高分子材料を用いることが可
能である。この場合本発明に係るFET素子は完全に柔
軟構造となる。しかも、これら高分子材料を透明もしく
は半透明な材料とするとπ−共役系高分子膜はかなりの
透明性を有するため、全体が透明もしくば半透明なFE
T素子を得ることができる。
ところで、本発明は多数の電極を有す大面積基板に適用
することも可能である。したがって本発明に係るFET
素子を大面積液晶ディスプレイの基板となる薄膜トラン
ジスタ(T P T)として使用することが可能である
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、有機半導体とH,CH
s、OCH3,C2H5またはOC2H5である。)な
る構造を有するπ−共役系高分子を用いたので、安価で
、安定性、寿命および電気特性に優れたFET素子を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のFET素子の構造を示す断
面図、第2図は実施例2により製造されたFET試料(
n)のゲート電圧を変化させた場合のドレイン電流−ソ
ース・ドレイン間電圧の変化を縦軸−ドレイン電流、横
軸−ソース・ドレイン間電圧により示す特性図、第3図
は従来のFET素子の構造を示す断面図である。 2・・・ゲート電極、3・・・絶縁膜、4・・・π−共
役系高分子膜、5・・・ソース電極、ID・・・ドレイ
ン電流、VSD・・・ソース・ドレイン間電圧、VG・
・・ゲート電圧。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート電極と、 該ゲート電極との間に絶縁膜を介在させ該ゲート電極と
    対向して設けたソース電極および該ソース電極と分離し
    て設けたドレイン電極と、 上記ソース電極およびドレイン電極とオーム性接触し、
    上記絶縁膜上に設けた▲数式、化学式、表等があります
    ▼(ただしXはSまたはO、R、R’はH、CH_3、
    OCH_3、C_2H_5またはOC_2H_5である
    。)なる構造を有するπ−共役系高分子膜とを備えたこ
    とを特徴とする電界効果型トランジスタ。
  2. (2)上記ゲート電極がp型シリコンおよびn型シリコ
    ンのいずれか1つにより組成されたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電界効果型トランジスタ。
  3. (3)上記ゲート電極が有機系高分子により組成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電界効果
    型トランジスタ。
  4. (4)▲数式、化学式、表等があります▼(ただしXは
    SまたはO、R、R’はH、CH_3、OCH_3、C
    _2H_5またはOC_2H_5である。)なる構造を
    有するπ−共役系高分子膜を電気化学的重合法(電解重
    合法)によって得ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電界効果型トランジスタ。
  5. (5)▲数式、化学式、表等があります▼(ただしXは
    SまたはO、R、R’はH、CH_3、OCH_3、C
    _2H_5またはOC_2H_5である。)なる構造を
    有するπ−共役系高分子膜を化学的重合法(化学酸化重
    合法)によって得ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電界効果型トランジスタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5017975A (en) * 1988-07-15 1991-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Organic electronic device with a monomolecular layer or multi-monomolecular layer having electroconductive conjugated bonds
US5213983A (en) * 1990-01-04 1993-05-25 Neste Oy Method for the preparation of electronic and electro-optical components and circuits using conductive polymers
US5500537A (en) * 1989-08-17 1996-03-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Field-effect transistor with at least two different semiconductive organic channel compounds
JP2003092410A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Nec Corp 薄膜トランジスタ

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