JPS6230966A - 液面調整装置及びそれを用いた試料液分析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、試験管あるいは同様の容器に挿入して、容器
内の液体を濾過しながら、液面を自動的に所定位置に、
繰り返しても正確に調整する新規で改良された液面調整
装置に関し、特に容器と協同して、複数の試料液の正確
な量を各々順に吸引プローブ手段に供給する自動試料液
分析システムの使用に最適な液面調整装置に関する。

「従来技術」 本発明者が知っている最も関連の従来技術は、本出願人
が市販した商標名５ＥＲＡＣＬＥＡＲの試料液濾過装置
である。この従来技術の濾過装置は、本明細書で説明す
るが、自動試料液分析システムの吸引プローブ手段に供
給するために、濾過装置が挿入される試験管あるいは同
様の容器内の液体濾過が効果的に機能しない。また、吸
引プローブ手段に供給される試料液の液面を所定の正確
な再現可能な位置に自動的に調整することができない。

勿論、この発明の関連は、１９７５年１２月３０日に発
行されて本出願人に譲渡されたスタンフォード　エル　
アドラー氏の米国特許第３，９２９゜６４６号に開示さ
れた「血清分離器およびフィブリン濾過器」である。

「発明が解決しようとする問題点」 この分離器は、自動試料液分析システムの吸引プローブ
手段に供給するために、試料液容器に挿入された分離器
と共に試料液を遠心分離して、血液試料の成分の血清を
分離濾過する効果的な機能がない。また、吸引プローブ
手段に供給される試料液の液面を所定の正確な再現可能
な位置に自動的に調整することが全体的に非効率的であ
る。

更に、自動試料液分析システムは、吸引プローブ手段に
試料液を同じレベルで供給するために、試料液容器の位
置を自動調整する手段をものが存在すると思われるが、
これらのシステムから明確に本発明の主題を予測できな
い。

「問題点を解決するための手段」 本発明は、容器に挿入して、容器に含まれた液体の液面
を所定位置に調整する、容器と共に使用される液面調整
装置において、 容器と協同関連する液体貯蔵手段と、容器に対する貯蔵
手段の位置を固定する固定手段と、貯蔵手段に接続され
て、液体を、容器への挿入時に容器から供給して貯蔵手
段に一杯に満たず液体輸送手段とを備えて、容器内の液
面が貯蔵手段の位置に調整される液面調整装置を目的と
している。

本発明は、通常垂直に配向した試験管あるいは同様の容
器内の液面を自動的に所定位置に、繰り返しても正確に
調整し、このように液面調整された液体を濾過する新規
で改良された液面調整濾過装置を提供する。

この貯蔵手段は、容器の内部容積より少ない容積の内部
空間を形成し、上下端に内部空間と連通ずる概略円筒状
部材を備えている。また、液面調整装置は容器に挿入す
ることで動作する。従って、ワイパーの形態の密封ポン
プ手段は、円筒状部材の下端に含まれ、円筒状部材の容
器への挿入時に、容器の壁液体に接触して、液体を円筒
状部材の下部開口を通って内部空間に積極的にポンプす
るように動作している。この円筒状部材の下部開口には
濾過器が配置され、濾過器が内部空間にポンプされる液
体を濾過する。キャップ部材は、容器にかく挿入された
円筒状部材を支持し、円筒状部材が容器に挿入された時
の範囲を制限する停止手段を含んでいる。円筒状部材の
必須寸法は、停止手段で許容される最大範囲で円筒状部
材の容器内への挿入が内部空間を満たし、溢れ出させる
のに十分な量の液体をワイパーでポンプできることを保
証するために、容器の必須寸法によって予め決定され、
容器に含まれる液体の量が通常経験と注意深い検査で予
想される。従って、円筒状部材の上端では、容易に吸引
でき、正確に繰り返せる液面が保証される。このキャッ
プ部材は更に、ポンプされた液体の過剰物を容器に戻す
溢れ出し開口と、容器内の空気を大気中にベントするベ
ント開口を備えている。容器内の垂直に積層した液体で
の使用の場合に、円筒状部材は、該円筒状部材の容器へ
の許容挿入時に、液体層の最上層のみから液体をポンプ
し、接触する長さ寸法である。

この液面調整装置は、特に、遠心分離で血清、軟層およ
び血球層に分離されたままの全体の血液試料を含む吸引
容器に関連して使用でき、吸引容器に関連して、血清試
料を順に自動血清分析システムの吸引プローブに、該プ
ローブに対して正確な繰り返し可能な位置で所定量供給
される。これは、分析システムに血液試料の液面検知装
置の使用および協同を不必要とし、吸引プローブに必要
な垂直動作を本質的に早めがちである。分析前の血清状
［１の蒸発を補償するためには、液面調整装置が最初吸
引容器に挿入されろ時に停止手段に停まる直面の位置に
留どめて、吸引プ［ｌ−ブに血清状オニ１を吸引さ］」
る直面に、寸１Ｆ挿入を自動的に完全な挿入にさせる手
段を分析ノステノー入内に設（１て、円筒状部材の上ｉ
、ｉｉ５で目的の血液状１′川を必要に応じて補充して
もよい。

濾過器には、血清をワイパーでポンプ中に、血清を処理
オろために、血清処理液を含ませてもよい。

試料の持ち越しを最小に一４゛ろ混和しない隔離液ある
いｔＪ：　Ｉ　１ｌｔｌ　ｊを使用した試料分析システ
ムの使用で（Ｊ、液面調整装置が親水性＋ｔ　１’、４
から作られろ。

［一実施例１ 以下に図面を参照１．て本発明の詳細な説明オろ。

第１図および第２図を参照すると、従来技術の原理によ
−・て動作し、構成されろ液体濾過装置１０は、本出願
人から商標名６．１”；　ｒえＡ　ＣＬ　Ｅ　Ａ　ｒえ
て市販されている。

この液体構過装置１０は、内部空間Ｉ４をＮｊ、　７）
円筒本体部材１２を備えている。本体部材１２（］、第
２図に示すように上端１６で開口シ、−上端で小口径の
段階開口２０を形成する首根−）手部分Ｉ８を含んでい
ろ。本体部材１２は、外周面に放射力向に突出した均一
な直径の間隔配置リブ２２が形成され、−上端近傍の側
壁に空気抜き用のベント穴２４が形成される。

また、本体部材１２の下端には、開口２０と同軸配置さ
れろドーナツ状ワイパー２６が本体と−・体に形成され
ろ。このワイパー２６は、外周先瑞）が薄くなった柔軟
な外周縁２８を含んでいろ。この外周縁２８は、リブ２
２の外径より僅かに大きい外径を持っている。

段階間Ｉ−１２０内には、第１図および第２図に示すよ
うにメソシュ状の濾過器３０が好適な手段て配置される
。

本体部材１２は、ポリエチレンのような、容いに入手で
き、安価な、不透明で化学的に不活性＋（月から作られ
るのが好ましく、一方々過器３０は最適な多孔寸法の高
密度ポリエチレンから作られるのが好ましい。

ワイパー２６の外周縁２８に密着オろインタフェースを
形成４−ろ所定の内径を（′：Ｉ４−ろ円筒容器内で異
なった特性の層に分Ｗ１される液体、例えば試験管３２
内に採取されて、＋ｆｎ清、軟層および血球層に遠心分
離される面液試料のり１部層を濾過オろための使用にお
いて、従来技術の液体濾過装置１０は、ワイパー２６が
第２図に示ｔ　＋ｆｎ清／軟層の明確な境界面の上部ま
で、手動で試験管３２に挿入されていた。これが終わる
と、本体部４ｇ’　ｌ　２が試験管３２内にずり落ちる
のを防止する挿入案内用のリプ２２によって、ワイパー
２６は血液状Ｅｌを十゛方に移動させ、開１」２０内の
濾過器３０を通過して本体部材１２の内部空間１４に−
１一方に流入させる。従って、繊！ｆ累あるいは凝固蛋
白質の、■−うな不要物質を血１ｌｊＩから効果的に濾
過１．て、内部空間１４に純粋な血清を供給させろ。試
験管３２内の液体濾過装置１０の手動挿入か通常開Ｅｌ
　ｌ　６に親指を当てて実施されるので、ベント穴２４
は、内部空間１４に閉じ込められた空気を、血清の流入
で逃がすために形成される。

第２図は、濾過装置１０の試験管３０への挿入時に外周
縁２８が−１一方に僅か曲がっていることか明白である
。これは、ワイパー２６および試験管の壁間に必須的に
気密のインクフＪ−スを保証し、従って血清がワイパー
２６の外周から漏れるのを効果的に防止し、濾過装置１
０が試験管に挿入された分の試験管３２内の血清と同電
の濾過器３０を通過する内部空間１４への最大血清流れ
を保証４゛ろことが理解されろ。即し、ワイパー２Ｇは
試験管３２内の血清を正方向に移動させるポンプとして
作用する。

前述のように使用された従来技術の液体濾過装置１０お
よび試験管３２は、通常使用後１１ｊ純に捨てられる。

従来技術の液体濾過装置１０は、］）１ｊ述の如く効果
的に疑１１−１もなく機能）７て必須的純粋血清を本体
部材１２の内部空間１４に供給する長所があり、従って
広範囲の消費者の要求を腐足し続１−１ろものてあろが
、透明な試験管３２を通１．て不透明の本体部＋１１２
を注意して観察ｊ７て、ワイパー２６が試験管内の軟層
以下に挿入されないように、本体部１４】２の所望のレ
ベルに血清の表面を到着させろことが操作者に要求され
ろことが明白である。

従って、操作者の操作誤差がファクタとなる可能性があ
る。試験管３２内での血液試料のレベル、従ってｔｆ＋
を清層のレベルか全体として変化し、特に試験管３２が
中、者から直接採取した血液試料を取り込む吸引容器の
例では、標ケ採取量より少ない類レベルあろい（Ｊ標Ｑ
（ｉ採取量より多い長レベルが発生し、本体部ｔ４１２
山の内部空間１４内での血清レベルも変化−セろことが
明白である。これは、自動血液分析ンステノ−１に移動
が制限されて備えられた自動吸引プローブ手段によって
目盛り付（Ｊされた図示しない運搬ブｔＪ−７りに、試
験管３２が順次取イマ］られた例で困ｔイｆさを提供す
る。更に、操作者が相当性はしないと、従来技術の液体
濾過装置１０を試験管３２因に相当長く挿入■７た場合
に、試験管３２内の非常に大量の血液試料が血清を勿論
開口１６およびヘント穴２４を通して溢れ出させる結果
となる 第３図および第４図を参照すると、本発明の教示によっ
て代表的に構成され、操作されろ新規で改良された液面
調整装置４０は、中央開口４４を持つ円筒状のキャップ
部月４２と、この中東間１−１から放射内方に間隔おい
て延長する支持リブ４８．５０および５２および平行に
近接配置された支持リブ５４および５６て支持されろ一
体の円錐台の円筒状部材４６とを備えている。ごれは、
キャップ部材の）益れ出し用量ｌ］５８．６０．６２お
よび６３と、支持リブ５２および５４で開１］５８およ
び６３から分離され、更に第３図に最良に示されろ３Ｊ
−うに支持リブ５４および５６で結合された湾曲キャッ
プ部材のダム即ち壁部＋Ａ′６６によ−、て、本体部材
４６の−に端間［−１から分離したベント開［１６４を
形成している０、 このキャップ部付４２には、更に、環状の取（＝ｊフラ
ンジ６８と、−ド端部の回りに形成されて、後述するよ
うに試験管あるいは同等の容器の開［］に窮屈に差し込
まれる寸法の円筒状のスカート７０とが形成されろ。

まノコ、円筒状部＋１４６は、子端７２が開口して容易
にアクセスできろ液体貯蔵器を形成する円筒部分４７と
、貯蔵器４７に液体を供給４−ろ遷移管を形成する円錐
台部分４つとを含んでいろ。この円筒状部＋４４６は、
段階下部間１」７６を含む拡大径の通常円筒下端部７４
で終端している。従って、円筒状部材４６（Ｊ、上端間
１」７２および下端下部開口７６の両者に連通オろ内部
空間７８を形成オろ、。

この部材４Ｇの下端部７４には、下端下部間［］７６と
同軸配置されろドーナツ状のワイパー８０が本体と一体
に形成される。このワイパー８０は、外周先端が薄くな
った柔軟な外周縁８２を含んでいる。この外周縁８２は
１．スカート７０の外径より僅かに大きい外径を楯。て
いる。

円筒状部＋４４６の段階下部間１ｍ　７６内には、図示
オろようにメツツユ状の濾過器８４が好適な手１６−一 段、例えば圧入で配置される。

また、キャップ部材４２には、図示の如くスカート７０
の直ぐＬ側まで形成された必須の平坦底面８６を含むド
ーナツ状の肩８５が形成されろ。

この肩８５は、後述するように、本発明の液面調整装置
が試験管あるいは同等の容器に挿入できる範囲を自動的
に決定叩ら制限する停【ヒ点として機能オろ。フランジ
６８には、第３図に示すように液面調整装置４０が使用
された試料液を識別する標識ラベル８８あるいは同等の
コードが取付られろ。

キャップ部材４２および一体の円筒状部材４６は、ポリ
エチレンのような、容易に入手でき、安価な、不透明で
化学的に不活性材料から作られるのが好ましく、公知の
成型技術でユニットとして製造されることか好すしく、
−力源過器８４は最適な多孔寸法の高密度ポリエチレン
から作られるのが好ましい。

第４図に示す吸引容器９０内に採取されて、血清、軟層
および血球層に遠心分離されろ１ｆ１１液試ｔ′トの上
部の血清層を濾過器のレベルに自動調整する代表的使用
例において、本発明の液面調整濾過装置／１．　Ｏは、
吸引容器９０の開口部に確実に挿入され、平坦面、即ち
停止点８６か吸引容器の上端に当接して、これ以上移動
できない位置まで下方に移動させられろ。従って、液面
調整装置４０は、スカート７０が第４図に示すように吸
引容器９０の上部近傍の内壁と接触して必須的気密を形
成する。ワイパー８０は、吸引容器９０に挿入されて、
徐々に下方に押し込まれると、外周縁８２が図示のよう
に僅かな範囲上方に湾曲して吸引容器の内壁との間に円
筒状の気密シールを形成オろ。従って、このワイパー８
０は、ポンプとして作用し、まず、降下中のワイパーの
下方で捕獲された空気が円筒状部材４６を通過して排気
され、一部の空気が気泡となって上部の血清層を通過し
て円筒状部材４６の−に部間ロア２から外に逃げさせ、
血清層の血清を濾過器８４を通して円筒状部材４６の内
部空間７８に上方に流入させている。勿論、これは、ご
のようにポンプされた血清から繊維素あるいは凝固蛋白
質等のような不要物質を濾過させる結果となる。

吸引容器９０は、全長および容積か当該分野で支持され
ろ代表的なヘマトクリット管のそれと合わせて決定され
る。一方液面調整装置４０は、第４図に示すように、停
止点８６から底までの長さし、内部空間７８の容積が吸
引容器の綿密な検査および経験から予め決定される。従
−）で殆どの例において、液面調整装置４０は、停止点
８６が吸引容器の上端に当接する位置まで吸引容器９０
内へ挿入させられると、ワイパー８０が軟石および血球
層の」二部にある血清層内まで降下して、血清のみが内
部空間７８にポンプされ、更に、十分な量の血清が内部
空間７８をに４杯にして溢れ出さ■るまでポンプされて
、過剰の血清がギヤツブ部材４２の溢れ出し開口５８．
６０．６２および６３を通ってワイパー８０の一ヒ部の
吸引容器９０に落下させられろ。即ち、十分な血清は、
ワイパー８０で記述のように遷移管４９を通過して貯蔵
器を満杯にして溢れ出るようにポンプされろ。一方、医
学診断環境に特に不要な血液試料がこぼれろことが防止
されろ。吸引容器９０内の空気は、血清の還流と単純に
置換してベント開１コ４２を通して大気中に逃がされる
。例えば、約７ｍＱ以下の血液を吸引する仕様のＩｏｎ
夕容積の１６Ｘ７５ｍｍ寸法の吸引容器（ベックＩ・ン
ーデッキンソン部品番号６５３３）を使用した場合、液
面調整装置４０は停止点８６から円筒状部材４６の底ま
での代表的長さＬが４７ｍｍである。

上記の環境下で、本発明の液面調整装置４０が吸引容器
９０と共に記述の如く使用された場合には、円筒状部材
４６の貯蔵器４７の−Ｌ端が吸引容器に対して一定であ
り、繰返し可能の容易にアクセスできる位置で血清を自
動的に効果的に供給できることが明白である。

本発明の液面調整装置４０を１９８２年１１月１１日に
出願され、許可通知された本出願人のスチーブ　ザロス
氏等の米国特許出願第４．４．１　、１８１号の血液試
料分析ンステムに適用さ且た場合には、一連の血液試料
が吸引プローブ手段に順に供給されて、所定量の血清を
連続自動吸引し、種々の血清成分に対して連続自動分析
が実施される。

複数の液面調整装置は、各々が第４図１の吸引容器に挿
入され、取イ」フランジ６８を介して運搬ブ［ノック等
に配置され、円筒状部材４６の上端間ロア２と一致して
容易にアクセスできるレベルで血清が吸引プローブ手段
に順に供給される。

第５図には、液面調整装置を各々含む吸引容器の合同物
９４および９６が運搬ブロック９８−ヒに配置されて示
されている。各液面調整装置４０におけろ血清試料の各
レベルは、円筒状部材４６の各上端間ロア２と一致して
運搬ブ［ｌツク９８から正確に同じである。従って、こ
れらのレベルは、所定量の血清試料を吸引するために、
液面調整装置／吸引容器合同物９４に対して動作的に配
置される吸引プローブ手段１００に関して正確に同じで
ある。これら吸引プローブ手段は、例えば１９７８年１
０月２４日に発行された本出願人のアレン　ライクラ−
氏等の米国特許第４．＋２］、４．６６号に開示された
形態でにい。

本発明の液面調整装置が容易に使用できる他の代表的自
動血液試料分析システムは、１９８１年３月３１１に発
行された本出願人のウィリアム　ジェイ　スミス氏等の
米国特許第４．．２５３，８４．６号に開示されている
。

「発明の効果」 代表例で特定した自動血液試料分析システムに、本発明
の液面調整装置を記述通りに使用した場合の特定の利点
は、血清試料が常に正確に同一レベルで吸引プローブに
供給されるので、血清試料の液面を検知して吸引プロー
ブの垂直方向の移動範囲を制御する装置が全く不必要と
なることである。

また、このようなレベル検知装置は、混和しない隔離液
、即ち「ＭＩ＋　Ｊ用いて、血清試料の持ち越しを皆無
にした自動血液分析ノステノ・と使用すると、組み込み
が非常に困難となり、材１４の費用とシステムの複雑さ
が追加されろことが当業者によって理解される。余りに
も、目的の血液試訓毎に吸引プ「１−ブと、血清試料と
のレベルが繰り返しても正確に同一なので、米国特許出
願第４４１．１８１号のシステムに固定されたプローブ
のサービスループ長さで要求される場合でも、垂直方向
の吸引プローブの運行がかなり短くなり、従って明白な
ように分析システムの全体の操作速度を増加させること
が明白である。

所望ならば、濾過器８４は、血清が濾過器を通過中に、
血清を前処理する最適な化学物質を含侵あるいは含有さ
せてもよい。この化学物質は、血清の表面張力を低下さ
せろ最適な表面活性剤の形態をとって、関連の血清成分
に働いて前分析を禁止してもよく、あるいは分析前の血
清悪化あるいは酸化を禁止して最適な保存剤の形態をと
ってもよい。勿論、他の異なった化学物質がこの概念の
全範囲に含まれる。

運搬ブロック９８上に液面調整装置４０が載置された状
態で、血清のかなり長い滞留時間が予想されて、診断に
重大な血清の蒸発の可能性、例えば開口７２の北端以下
の重大な範囲に血清の液面が減少する程の蒸発の場合に
は、操作音が液面調整装置４０を吸引容器９０内に不十
分に挿入して、停止点８６と吸引容器９０の上端間に測
れる空間を残し、吸引プローブに血清試料を吸引させる
直０でＩに、吸引容器に液面調整装置を自仰ｊ的に完全
な挿入させる手段を分析システム内に設けて、このにう
な供給に付随する所望レベルで血清を保証してもよい。

これらの手段は、例えば第６図に示す傾斜板１０２の形
態で、吸引容器９０の底の運行通路に配置されて、吸引
容器９０が不完全に挿入された液面調整装置４０に沿っ
て移動している。

従って、第６図の矢印で示す方向に移動する運搬ブロッ
クによって、各吸引容器９０の底が傾斜板１０２に順に
接触した時に、吸引容器が上方に持ち上げられて、停止
点８６と吸引容器の上端が強固に接触し、従って吸引容
器の上方移動で液面調整装置の挿入が完全となり、ワイ
パー８０のポンプ作用によって、内部空間７８内の血ｔ
９を開口７２の］一端の所望レベルに・引き上げられる
。勿論、傾斜板１０２の動作は、本発明の液面調整装置
４０のキャップ部材４２が運搬ブロックに強固に掴まれ
ていて、各側において吸引容器９０の上方への移動に同
期して、キャップ部材の上方への移動を防止することが
要求される。

本発明の液面調整装Ｆ１４０は、目的の血清試料と混和
しない隔離液あるいは浦を用いて、血清試料の持ち越し
、即ち吸引プローブ手段による血清試料の吸引前に隔離
液の少量が各血清試料の前で排出して、先に検査した血
清試料の残余が次に検査される検査試料に混合する汚染
度を最小にした吸引プローブ手段と関連する自動血液試
料分析システムと共存して使用した場合に、貯蔵器４７
の頂上の開口７２で血清試料のメニスカスが負即ち凹状
であって、凹表面上に隔離液の量を好適に保持する分析
システムの動作を満足することが必須であると決定され
た。

通常疎水性のポリエチレン製の液面調整装置４０に血清
試料を使用した場合には、メニスカスが通常止部ち凸状
となり、隔離液が水溶性の血清試料上に保持できない。

従って、ポリエチレンに最適に（変成）ホルミル基を導
入あるいは処理して親水性を再現して、必要な負即ち凹
状のメニスカスを形成して、目的の血清試料に隔離液の
少量をイ・］随させることが本発明の教示で更に決定さ
れた。

このポリエチレンの変成が例えは親水性の再現するため
には、分（ｊ〒ンステムにおけろ液面調整装置の使用前
に、最適な表面活性剤等を添加し、−・方このポリエチ
レン処理が例えば液面調整装置４０の最適な腐食等の形
態あるいは貯蔵器４７の」二端の少なくとも関連ずろ部
分に処理してもよい。

親水性を再現するために、変成処理されたポリエチレン
の場合には、貯蔵器４７の−１一端で目的の血清試料の
メニスカスが第４図および第５図に示すように負即ち凹
状であり、従って混和しない隔離液１０４が目的の血清
試料の先頭に保持されることが当業者にとって明白であ
る。

本発明の液面調整装置４０の寸法は、吸引容器９０の寸
法に関ずろパラメータによって変化するが、円筒状部材
４６の壁の厚さおよび内部空間７８の容積は、液面調整
装置の満足な機能に一致して血清の最小量を移動させる
に実際十分少なく作られて、吸引容器の吸引に広範囲の
変動に効果的に対応してもよい。

液面調整４３よび’ｔＱ過装置４０は、６７）述のよう
に明らかに必須的に独立しているので、ｉ［ｊ述の如く
自動液面調整の目的用に単に操作させるために、濾過器
８４を用いないで使用できろことが当業者にとって明白
である。

本発明の液面調整装置４０は、吸引容器において分離用
に採取され、遠心分離された１１１１液試月に応用した
代表的実施例を開示したが、このような使用法に限定さ
れろものでなく、広範囲の他の異なった容器に含まれる
層状に分離１．な広範囲の他の液体の液面を調整するた
めに使用できろ。勿論、分析用の液体でなくてもよい。

勿論、本発明の液面調整および濾過装置４０は、吸引容
器９０と共に使用されて、使用後捨てられるが、装置４
０の安価な材料および製造方法を選択して、大量生産を
確保して、製造＋１′１価を非常に安くてきることが当
業者にと−・て明白である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来技術の原理で構成操作される液２ｔ− 休講過装置の容器への挿入状態を示す平面図、第２図は
第１図の■−■線断面図、第３図は本発明の教示に従っ
て代表的に構成操作される新規で改良された液面調整濾
過装置の容器への挿入状態を示す平面図、第４図は第３
図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図は代表的自動試料液分
析システムの運搬ブロックに配置されて操作位置に運ば
れた２個の液面調整装置および吸引容器の断面図、第６
図は分析前の試料液の蒸発を補償する本発明の教示によ
る手段を示す概略側面図である。 ４６・・円筒状部材、４７・・貯蔵手段、７８　・内部
空間、８０　輸送手段、９０　吸引容器。 出願人　テクニコン　インストルメンツコーボレーンヨ
ン −２８−、− Ｆ／θ、ｌ

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器に挿入して、該容器に含まれた液体の液面を
   所定位置に調整する、該容器と共に使用される液面調整
   装置において、 前記容器９０と協同する液体貯蔵手段４７と、前記容器
   に対して前記貯蔵手段の位置を固定する固定手段８５と
   、前記貯蔵手段に接続されると共に該貯蔵手段の前記容
   器への挿入時に前記液体を該容器から該貯蔵手段４７に
   供給して該貯蔵手段を満杯にする液体輸送手段８０とを
   備え、 前記容器内の前記液体の液面が前記貯蔵手段４７の位置
   によって調整されることを特徴とする液面調整装置。
2. （２）前記貯蔵手段は前記容器の内部容積より少ない容
   積の内部空間７８を形成する概略円筒状部材４６を含み
   、該円筒状部材が該内部空間と連通する下部開口７６を
   有し、 前記輸送手段は、前記円筒状部材に関連して、前記貯蔵
   手段の前記容器への挿入時に、該円筒状部材が該容器に
   挿入された範囲に依存する量の前記液体を、前記下部開
   口を通過して、前記内部空間にポンプするポンプ手段８
   ０を含み、 前記固定手段は、前記円筒状部材および前記容器に関連
   して、該円筒状部材が該容器に挿入された時の範囲を制
   限する停止手段８５を含むことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の液面調整装置。
3. （３）前記内部空間の容積は、前記円筒状部材が前記液
   体に沈み込む量に従って予め決定される特許請求の範囲
   第２項記載の液面調整装置。
4. （４）前記容器が円筒状で、前記円筒状部材は、前記停
   止手段で許容された長さ前記容器内に挿入された時に、
   該容器に対して、該円筒状部材の外側壁と該容器との内
   側壁が接触しないで、同軸的に挿入できる寸法である特
   許請求の範囲第２項あるいは第３項記載の液面調整装置
   。
5. （５）前記円筒状部材は、上端および下端が開口した円
   錐台形で、該下端が前記下部開口で形成され、前記上端
   が親水性の開口７２で形成される特許請求の範囲第２項
   、第３項あるいは第４項記載の液面調整装置。
6. （６）前記円筒状部材の前記下部開口には、前記液体が
   前記ポンプ手段によって該下部開口を通過して前記内部
   空間にポンプされた時に、該液体を濾過する濾過手段が
   接続される特許請求の範囲第１項から第５項までのいず
   れかに記載の液面調整装置。
7. （７）前記容器および円筒状部材間には、該円筒状部材
   を該容器内に挿入時に支持するキャップ部材４２が接続
   され、 前記キャップ部材は、前記円筒状部材の前記内部空間を
   除外して前記容器の内部容積と連通する開口４４を備え
   、 前記円筒状部材は前記開口４４で前記内部空間と連通す
   る第２の開口７２を備えて、 前記ポンプ手段で前記円筒状部材の前記内部空間にポン
   プされた前記液体は、液面調整用の前記所定位置が前記
   第２の開口の位置になるように、該第２の開口を通って
   前記開口４４に溢れ出して、該容器に戻り、前記キャッ
   プ部材は前記容器の内部容積に連通するベント開口を備
   えて、前記容器内の空気が該液体の溢れ出し時に大気中
   にベントされ、前記停止手段が前記キャップ部材に形成
   される特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか
   に記載の液面調整装置。
8. （８）前記液体は前記容器内で、異なった特性の垂直に
   配列された複数の層を備え、 前記円筒状部材は、前記容器に対して、該円筒状部材の
   前記容器への前記停止手段で許容される量の挿入が前記
   円筒状部材の挿入を前記液体層の最上層に制限されるよ
   うな寸法である特許請求の範囲第１項から第７項までの
   いずれかに記載の液面調整装置。
9. （９）前記ポンプ手段は、前記円筒状部材に関連して、
   前記容器の内側壁に気密的に接触するワイパー手段を備
   え、従って前記液体は、前記円筒状部材を該液体への挿
   入時に、前記ワイパー手段によって円筒状の前記下部開
   口を通って前記内部空間にポンプされる特許請求の範囲
   第１項から第８項までのいずれかに記載の液面調整装置
   。
10. （１０）前記下部開口には濾過手段８４が取付られ、該
    濾過手段には、前記ポンプ手段で前記液体が該濾過手段
    を通ってポンプされた時に、該液体を処理する液体処理
    手段が接続される特許請求の範囲第１項から第９項まで
    のいずれかに記載の液面調整装置。
11. （１１）前記液面調整装置が親水性材料で作られる特許
    請求の範囲第１項から第１０項までのいずれかに記載の
    液面調整装置。
12. （１２）前記液面調整装置には、前記液体を吸引する吸
    引プローブ手段が差し込まれて、各容器の一連の試料液
    を順番に連続的に分析する試料液分析システムが形成さ
    れ、前記吸引プローブ手段は、前記試料液分析システム
    による分析のために、前記容器からの前記液体の所要量
    を順に連続的に吸引し、前記システムは前記容器の各々
    に関連して、同じ位置で前記吸引プローブ手段に順に供
    給するために、前記円筒状部材に含まれる前記試料液の
    各レベルを調整する液面調整手段を備えた特許請求の範
    囲第１項から第１１項までのいずれかに記載の液面調整
    装置。
13. （１３）前記液面調整装置が前記容器内に十分に挿入さ
    れず、前記試料液分析システムは、前記液体を前記吸引
    プローブ手段に供給前に、前記停止手段によって許容さ
    れた量該容器内に該液面調整装置を挿入する手段を備え
    た特許請求の範囲第１２項記載の液面調整装置。