JPS6230952B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6230952B2 JPS6230952B2 JP8101481A JP8101481A JPS6230952B2 JP S6230952 B2 JPS6230952 B2 JP S6230952B2 JP 8101481 A JP8101481 A JP 8101481A JP 8101481 A JP8101481 A JP 8101481A JP S6230952 B2 JPS6230952 B2 JP S6230952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- bogie
- spring bundle
- vertical
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000638935 Senecio crassissimus Species 0.000 description 12
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボルスタレス方式の車体支持装置を
有する鉄道車両用台車に関するものである。
有する鉄道車両用台車に関するものである。
従来よりボルスタレス方式の鉄道車両用台車に
おける車体支持装置および前後力伝達機構に関し
ては、リンクを用いたものや板ばねを用いたもの
等多数提案されている。その一例につき第１図お
よび第２図により説明する第１図は従来のボルス
タレス方式の鉄道車両用台車の平面図、第２図は
第１図のＡ―Ａ断面図である。図において、車体
６と台車枠３０の間の前後方向の力の伝達は車体
６に取付けたブラケツト３４に両端を固定し下方
に突出した逆門型の板ばね３２の下辺中央を中心
ピン３３で台車枠３４に固定することにより行な
われている。このような構成によれば車体６と台
車枠３０の上下、左右方向の相対的な動きは逆門
型の板ばね３２のたわみにより逃げることがで
き、前後方向に対して板ばね３２は十分な剛性を
有するため、前後力を伝えられる。ところが、こ
のような構成においては、逆門型に板ばね３２を
配置しているため、車体６方向へ立上る部分の幅
すなわちＢ寸法を広くとる必要があり、該逆門型
の板ばね３２を配置するために設ける横はりの穴
が大きくなる。このため、横はりを２本にする必
要があつた。したがつて、台車枠３０の重量が増
加するとともに製作コストが増加する等の問題が
あつた。また、Ｕ形に曲げた板ばね３２を用いる
必要があるため、該板ばね３２の製作に手間がか
かるという欠点があるとともに、該板ばね３２が
占有する空間が広いため、他機器の配置に支障を
来たすという欠点があつた。
おける車体支持装置および前後力伝達機構に関し
ては、リンクを用いたものや板ばねを用いたもの
等多数提案されている。その一例につき第１図お
よび第２図により説明する第１図は従来のボルス
タレス方式の鉄道車両用台車の平面図、第２図は
第１図のＡ―Ａ断面図である。図において、車体
６と台車枠３０の間の前後方向の力の伝達は車体
６に取付けたブラケツト３４に両端を固定し下方
に突出した逆門型の板ばね３２の下辺中央を中心
ピン３３で台車枠３４に固定することにより行な
われている。このような構成によれば車体６と台
車枠３０の上下、左右方向の相対的な動きは逆門
型の板ばね３２のたわみにより逃げることがで
き、前後方向に対して板ばね３２は十分な剛性を
有するため、前後力を伝えられる。ところが、こ
のような構成においては、逆門型に板ばね３２を
配置しているため、車体６方向へ立上る部分の幅
すなわちＢ寸法を広くとる必要があり、該逆門型
の板ばね３２を配置するために設ける横はりの穴
が大きくなる。このため、横はりを２本にする必
要があつた。したがつて、台車枠３０の重量が増
加するとともに製作コストが増加する等の問題が
あつた。また、Ｕ形に曲げた板ばね３２を用いる
必要があるため、該板ばね３２の製作に手間がか
かるという欠点があるとともに、該板ばね３２が
占有する空間が広いため、他機器の配置に支障を
来たすという欠点があつた。
上記の点に鑑み本発明は、ボルスタレス式の電
動台車において容易に採用できるコンパクトで取
扱いの容易な車体支持装置を有した台車を得るこ
とを目的としたものである。
動台車において容易に採用できるコンパクトで取
扱いの容易な車体支持装置を有した台車を得るこ
とを目的としたものである。
本発明は、台車―車体間の前後力の伝達を行な
う前後力伝達機構として複数の板ばねによつて構
成した逆Ｔ字形の板ばね束を用いることにより、
構成を簡単にすることができる。
う前後力伝達機構として複数の板ばねによつて構
成した逆Ｔ字形の板ばね束を用いることにより、
構成を簡単にすることができる。
次に本発明を図に示す一実施例により説明す
る。第３図は台車の側面図、第４図は第３図に示
した台車の平面図、第５図は第３図のＣ―Ｃ断面
図、第６図は第５図中の中間体を示した垂直断面
図、第７図は水平板ばね束の端部の垂直断面図、
第８図は中間体および板ばね束の斜視図である。
図において、車体６は空気ばね５を介して台車枠
４の上に乗つており、前記空気ばね５は上下力の
みを車体６から台車枠４へ伝える。また、車体６
の中央には車体ブラケツト１４がボルト、ナツト
１５で取付けられており、該車体ブラケツト１４
には複数の板ばねを重ねた垂直板ばね束９が固定
されている。該垂直板ばね束９の下端は中間体１
０に固定され、該中間体１０からは前記垂直板ば
ね束９と同一な構成の水平板ばね束１１が車体６
の左右両側へ伸び、その両端はゴムブツシユ１３
で台車枠４にブラケツト１２を介して固定されて
いる。垂直板ばね束９および水平板ばね束１１は
いずれも主要面（面積の広い方の面）をそれぞれ
左右方向に向けているため、前後方向の力に対し
ては大きな剛性を有しており、垂直板ばね束９お
よび水平板ばね束１１におけるたわみ量は非常に
小さく前後方向の弾性は中間１０に組込まれた防
振ゴムおよびゴムブツシユ１３により付与され
る。このような構成において、車体上下方向の動
揺に対しては水平板ばね１１がゴムブツシユ１３
を支点としてあたかも両端支持梁のように変形す
るが、該水平板ばね束１１は薄い板ばねを重ねた
もので、上下方向のばね定数は小さく十分柔らか
いため、上下方向の乗心地を害することはない。
一方、車体左右方向の動きに対しては、垂直板ば
ね束９が車体側固定点を固定端とした片持ち梁と
して変形し、空気ばね５の横剛性と合せて車体６
と台車との間において適切な横剛性を与える。な
お、過大な横変位を防ぐため、ストツパゴム７と
ストツパ８が車体６を台車枠４の間に設けてあ
る。このストツパ８は台車枠４の間に嵌り込んで
おり、万一前記垂直板ばね束９および水平板ばね
束１１が切損した時の安全受の役目も果すもので
ある。
る。第３図は台車の側面図、第４図は第３図に示
した台車の平面図、第５図は第３図のＣ―Ｃ断面
図、第６図は第５図中の中間体を示した垂直断面
図、第７図は水平板ばね束の端部の垂直断面図、
第８図は中間体および板ばね束の斜視図である。
図において、車体６は空気ばね５を介して台車枠
４の上に乗つており、前記空気ばね５は上下力の
みを車体６から台車枠４へ伝える。また、車体６
の中央には車体ブラケツト１４がボルト、ナツト
１５で取付けられており、該車体ブラケツト１４
には複数の板ばねを重ねた垂直板ばね束９が固定
されている。該垂直板ばね束９の下端は中間体１
０に固定され、該中間体１０からは前記垂直板ば
ね束９と同一な構成の水平板ばね束１１が車体６
の左右両側へ伸び、その両端はゴムブツシユ１３
で台車枠４にブラケツト１２を介して固定されて
いる。垂直板ばね束９および水平板ばね束１１は
いずれも主要面（面積の広い方の面）をそれぞれ
左右方向に向けているため、前後方向の力に対し
ては大きな剛性を有しており、垂直板ばね束９お
よび水平板ばね束１１におけるたわみ量は非常に
小さく前後方向の弾性は中間１０に組込まれた防
振ゴムおよびゴムブツシユ１３により付与され
る。このような構成において、車体上下方向の動
揺に対しては水平板ばね１１がゴムブツシユ１３
を支点としてあたかも両端支持梁のように変形す
るが、該水平板ばね束１１は薄い板ばねを重ねた
もので、上下方向のばね定数は小さく十分柔らか
いため、上下方向の乗心地を害することはない。
一方、車体左右方向の動きに対しては、垂直板ば
ね束９が車体側固定点を固定端とした片持ち梁と
して変形し、空気ばね５の横剛性と合せて車体６
と台車との間において適切な横剛性を与える。な
お、過大な横変位を防ぐため、ストツパゴム７と
ストツパ８が車体６を台車枠４の間に設けてあ
る。このストツパ８は台車枠４の間に嵌り込んで
おり、万一前記垂直板ばね束９および水平板ばね
束１１が切損した時の安全受の役目も果すもので
ある。
第６図において、中間体１０内部には防振ゴム
１７が組込んであり、垂直板ばね束９を取付けた
心金１６と水平板ばね束１１を取付けた外筒１８
の間に弾性を与えるとともに、曲線通過時に台車
回転角を該防振ゴム１７の変形により逃げるよう
になつている。また、防振ゴム１７は前後方向の
弾性も合せて与える役目も有する。次に第７図に
おいて、水平板ばね束１１は外筒２５に取付けら
れ、心金２３は台車枠に取付けられている。該外
筒２５と心金２３との間には、切欠きを有した防
振ゴム２４が配置されている。この防振ゴム２４
が配置されている。この防振ゴム２４は切欠きを
有するため、車体上下動に伴う水平板ばね束１１
の有効長さの変化を吸収できるようになつてい
る。第８図は前記垂直板ばね束９および水平板束
１１の配置を示したものである。なお、前記構成
において、車体６から台車を抜く際には車上より
ボルト、ナツト１５をゆるめれば、車体６と台車
は分離され車体６を上方へ持上げれば台車を抜く
ことができる。
１７が組込んであり、垂直板ばね束９を取付けた
心金１６と水平板ばね束１１を取付けた外筒１８
の間に弾性を与えるとともに、曲線通過時に台車
回転角を該防振ゴム１７の変形により逃げるよう
になつている。また、防振ゴム１７は前後方向の
弾性も合せて与える役目も有する。次に第７図に
おいて、水平板ばね束１１は外筒２５に取付けら
れ、心金２３は台車枠に取付けられている。該外
筒２５と心金２３との間には、切欠きを有した防
振ゴム２４が配置されている。この防振ゴム２４
が配置されている。この防振ゴム２４は切欠きを
有するため、車体上下動に伴う水平板ばね束１１
の有効長さの変化を吸収できるようになつてい
る。第８図は前記垂直板ばね束９および水平板束
１１の配置を示したものである。なお、前記構成
において、車体６から台車を抜く際には車上より
ボルト、ナツト１５をゆるめれば、車体６と台車
は分離され車体６を上方へ持上げれば台車を抜く
ことができる。
このような構成によれば、従来の構成に比べて
垂直部分の幅が狭く、台車枠４の横はりに設けら
れる穴も小さくてよいため、該横はりを１本にで
き、台車枠４の軽量化が図れるとともにホイルベ
ースを短くできる。また、垂直板ばね束９の車体
６への取付け位置が中央部に寄つているため、車
体ブラケツト１４等の取付け部材を小形軽量なも
のとすることができる。さらに、垂直板ばね束９
と水平板ばね束１１との間および水平板ばね束１
１と台車枠４との間にゴムブツシユ１３および防
振ゴム１７を設けているため、前後左右の剛性を
前記ゴムブツシユ１３および防振ゴム１７の選定
により任意に設定できる。
垂直部分の幅が狭く、台車枠４の横はりに設けら
れる穴も小さくてよいため、該横はりを１本にで
き、台車枠４の軽量化が図れるとともにホイルベ
ースを短くできる。また、垂直板ばね束９の車体
６への取付け位置が中央部に寄つているため、車
体ブラケツト１４等の取付け部材を小形軽量なも
のとすることができる。さらに、垂直板ばね束９
と水平板ばね束１１との間および水平板ばね束１
１と台車枠４との間にゴムブツシユ１３および防
振ゴム１７を設けているため、前後左右の剛性を
前記ゴムブツシユ１３および防振ゴム１７の選定
により任意に設定できる。
以上説明したように本発明によれば、台車枠の
小型軽量化が図れるとともにホイルベースを短く
できる。さらに、台車と車体との前後左右方向の
剛性を任意に設定できる。
小型軽量化が図れるとともにホイルベースを短く
できる。さらに、台車と車体との前後左右方向の
剛性を任意に設定できる。
第１図は従来のボルスタレス方式の鉄道車両用
台車の平面図、第２図は第１図のＡ―Ａ断面図、
第３図は本発明による鉄道車両用台車の一実施例
を示す側面図、第４図は第３図に示した台車の平
面図、第５図は第３図のＣ―Ｃ断面図、第６図は
第５図中の中間体を示した垂直断面図、第７図は
水平板ばね束の端部の垂直断面図、第８図は中間
体および板ばね束の斜視図である。 ４……台車枠、５……空気ばね、６……車体、
９……垂直ばね束、１０……中間体、１１……水
平板ばね束、１２……ブラケツト、１３……ゴム
ブツシユ、１４……車体ブラケツト、１６……心
金、１７……防振ゴム、１８……外筒、１９，２
２……押え金。
台車の平面図、第２図は第１図のＡ―Ａ断面図、
第３図は本発明による鉄道車両用台車の一実施例
を示す側面図、第４図は第３図に示した台車の平
面図、第５図は第３図のＣ―Ｃ断面図、第６図は
第５図中の中間体を示した垂直断面図、第７図は
水平板ばね束の端部の垂直断面図、第８図は中間
体および板ばね束の斜視図である。 ４……台車枠、５……空気ばね、６……車体、
９……垂直ばね束、１０……中間体、１１……水
平板ばね束、１２……ブラケツト、１３……ゴム
ブツシユ、１４……車体ブラケツト、１６……心
金、１７……防振ゴム、１８……外筒、１９，２
２……押え金。
Claims (1)
- １ 車体を空気ばねを介して台車枠上に支持した
鉄道車両用台車において、複数の板ばねを重ねて
構した板ばね束を逆Ｔ字型に中間体を介して連結
し、該板ばね束の主要面を車体幅方向および上下
方向に向けて配置するとともに上端を車体に固着
し、下部両端を台車枠に弾性体を介して取付けた
ことを特徴とする鉄道車両用台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101481A JPS57198165A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Truck for railway rolling stock |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101481A JPS57198165A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Truck for railway rolling stock |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57198165A JPS57198165A (en) | 1982-12-04 |
| JPS6230952B2 true JPS6230952B2 (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=13734636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8101481A Granted JPS57198165A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Truck for railway rolling stock |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57198165A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0438851U (ja) * | 1990-07-31 | 1992-04-02 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2190754A (en) * | 1986-04-11 | 1987-11-25 | Hitachi Ltd | Load current detecting device for pulse width modulation inverter |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8101481A patent/JPS57198165A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0438851U (ja) * | 1990-07-31 | 1992-04-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57198165A (en) | 1982-12-04 |
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