JP2002211394A - 鉄道車両用台車 - Google Patents

鉄道車両用台車

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JP2002211394A
JP2002211394A JP2001012085A JP2001012085A JP2002211394A JP 2002211394 A JP2002211394 A JP 2002211394A JP 2001012085 A JP2001012085 A JP 2001012085A JP 2001012085 A JP2001012085 A JP 2001012085A JP 2002211394 A JP2002211394 A JP 2002211394A
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axle
shaft
support
railway vehicle
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Yukio Minowa
行雄 箕輪
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速に走行する振り子車両に好適な鉄道車両
用台車を提供することである。 【解決手段】 ウィングばね式軸箱支持装置を採用し、
軸箱の前後に突出させて軸ばね座を設け、台車中央側の
軸ばね座を他方側の軸ばね座より高く配置し、この軸ば
ね座の下方まで連結支持部材を側はりから延長し、この
連結支持部材に前後に移動し易く左右に移動し難い支持
ゴムを介して軸箱を連結し、左右の側はり上に載置した
一対の空気ばねに架け渡して車体に追従して偏倚する枕
梁を設け、枕梁の左右端上部に略水平に前後方向に空気
ばねの外縁より前方まで延びる操舵連結棒の一端を揺動
自在に固定し、その他端に上下方向に延在する縦てこの
上端を揺動自在に固定し、縦てこの下端部を側はりに軸
着するとともに縦てこに一対のロッドの基端を揺動自在
に固定し、各ロッドを前後に延長して各ロッドの先端を
台車中央側の軸ばね台座に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用台車に
関し、詳細には、高速に走行する振り子式電車に好適な
鉄道車両用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道用車両の高速化は、鉄道用車
両の設計、製造においての大きな課題であるが、我が国
は地理的な条件から、カーブが非常に多いため、曲線通
過速度を高めることが鉄道用車両の高速化に非常に有効
となる。
【0003】しかし、曲線通過速度を高めると遠心力に
よって、車両内部の人がカーブの外側に押されてしま
い、乗り心地が悪化してしまう。そこで、車体をカーブ
の内側に傾けて高速でも乗り心地を損なわない振り子車
両が開発されており、この振り子車両は大いに活用され
ている。
【0004】また、曲線路を高速に走行すると、乗り心
地の他に車輪がレールを横方向に押す力(横圧という)
が問題となり、横圧が大きくなると車輪とレールの摩耗
や、きしみ音などの原因となり、車体およびレールの寿
命を低下させる。
【0005】横圧は、車輪とレールの向きがずれること
によって大きくなるため、例えば、特開平10−203
364のように、車体と一体に回動する操舵はりを台車
枠の上部に設け、この操舵はりの変位を車体の外方に延
びた水平テコを利用してロッドに伝達し、ロッドに固定
された車軸の軸端を移動させて、車軸の向きをレールと
同じ方向に向かせるリンク式の操舵装置が開発されてお
り、この操舵装置は振り子装置と組み合わせて車両の高
速化に活用されている。
【0006】一方、車両用台車の軸箱を支持する軸箱支
持装置としては、軸梁式とウィングばね式等があるが、
リンク式操舵装置を備える鉄道車両用台車の場合は、ロ
ッドを車軸中心と略同一の高さに取り付けることが望ま
しいため、ウィングばね式に比べて軸箱左右にスペース
のある軸梁式軸箱支持装置が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸梁式
軸箱支持装置を備える鉄道車両用台車では、振り子装置
の振り幅を大きくしてさらに高速な車両を製造しようと
すると、台車枠の側はりの上面と車体の裾部が接触して
しまい、列車高速化の足かせになってしまう。
【0008】そのため、ウィングばね式軸箱支持装置を
利用して台車枠の側はりの高さを低くしたいが、ウィン
グばね式軸箱支持装置の内側の軸ばねを支持する軸ばね
座に操舵装置のロッドを固定すると、ロッドの高さが車
軸中心より低くなってしまい、力の伝達が適切に行えな
くなる。また、ロッドの高さを車軸中心の高さと略同一
になるようにすると、軸ばね座と側はりの高さ方向の差
が短くなり、軸ばねの長さを十分長くすることができな
くなり、軸箱を支持するのに十分なばね剛性が得られな
いという問題がある。加えて、台車枠から軸箱を何らか
の形で支持する必要があるが、上下、前後に大きく変位
を許し、左右にはあまり動かなく支持することがウィン
グばね式軸箱支持装置では困難であった。
【0009】また、振り子車両を高速に走行させるため
には、左右の空気ばねの間隔を広くし、車体を安定させ
たいが、上記の特開平10−203364の操舵装置で
は空気ばねの外側に水平テコを設けているため、空気ば
ねの位置はこの水平テコの幅だけ内側に寄ることにな
り、空気ばねの左右間隔は狭くなり、列車の高速走行時
における安定性の面で問題となってしまう。
【0010】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、本発明は、高速に走行する振り子車両に好適
な鉄道車両用台車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車軸51の軸端を支持する
軸箱4を台車枠11に対して弾性的に支持する軸箱支持
装置6と、車体Sと台車枠11の相対偏倚により車軸の
向きを変更する操舵装置と、を備える鉄道車両用台車1
00であって、前記軸箱支持装置は、前記軸箱から該軸
箱の前後に各々突出した軸ばね座61a、61bと、こ
の軸ばね座に載置され前記台車枠を支持する軸ばね62
aと、を備え、台車枠の中央側の軸ばね座に取り付けら
れる軸ばねの上方の前記台車枠に、当該軸ばねの一部を
収容する凹部1aが形成されていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項1記載の発明によれば、台車中央側
の軸ばね座に取り付けられる軸ばねの上方の台車枠に、
当該軸ばねの一部を収容する凹部が形成されているの
で、操舵装置の水平ロッドを車軸中心位置高さに配置し
ても軸ばねの長さを十分長くすることができることとな
って、軸箱を支持するのに十分なばね剛性を得ることが
出来る。従って、いわゆるウイングばね式軸箱支持装置
であっても効率的な位置に操舵装置を取り付けることが
出来、ウィングばね式軸箱支持装置を採用することによ
り振り子車両は更に車体振り角度を大きくしても側はり
に車体が当たることがなく、高速走行出来る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の鉄
道車両用台車において、前記台車枠に結合され、前記台
車枠の中央側の軸ばね座61aの下方に配置された支持
部材71に収納された支持ゴム73と、前記支持ゴムに
垂直方向に起立して設けられ、前記軸ばね座に固定され
る支持軸72と、を有し、前記支持軸は、前記支持ゴム
によって、前記台車枠に対して、上下方向、前後方向に
比べて左右方向に変位し難くなるように支持されている
ことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、支持ゴムに、垂直方向に起立して設けられ、軸ばね
座に固定される支持軸は、台車枠に対して、上下方向、
前後方向に比べて左右方向に変位し難い弾性を持つ支持
ゴムに支持されているので、支持軸は台車枠と車軸が左
右方向に大きくずれないようにするとともに、曲線路走
行時に車軸が上下方向および前後方向に移動する作用を
許容し、操舵装置によるかじ取り操作が出来る。これに
より、乗り心地を損なうことなく、曲線路を高速走行出
来る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の鉄
道車両用台車において、前記支持ゴムは、ゴム層73a
と、金属層73bとが交互に積層された積層構造を有す
るものからなり、前記台車枠に対して、上下方向、前後
方向に力が作用すると前記ゴム層にせん断力が作用し、
左右方向に力が作用すると前記ゴム層に圧縮力が作用す
るように構成されていることを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明によれば、支持ゴム
は、ゴム層と、金属層とが交互に積層された積層構造を
有し、台車枠に対して、上下方向、前後方向に力が作用
するとゴム層にせん断力が大きく作用し、左右方向に力
が作用するとゴム層に圧縮力が大きく作用するように、
支持ゴムが配置されているので、支持軸は台車枠と車軸
が左右方向に大きくずれないようにするとともに、曲線
路走行時に車軸が上下方向および前後方向に移動する作
用を許容し、操舵装置によるかじ取り操作が出来る。こ
れにより、乗り心地を損なうことなく、更に曲線路を高
速走行出来る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2、又は3
記載の鉄道車両用台車において、前記支持部材と前記台
車枠とは、上下方向に回動自在に結合されてなることを
特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明によれば、請求項2、
又は3記載の発明と同様の効果が得られることは無論の
こと、特に、支持部材と前記台車枠とは、上下方向に回
動自在に結合されているので、軸ばねの上下動がよりフ
レキシブルとなって、高速走行中の乗り心地が更によく
なる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の鉄道車両用台車において、該鉄道車両用台
車は、前記台車枠の左右の側はり1上に設けられる枕ば
ね(例えば、空気ばね3)と、各側はりに設けられた2
つの枕ばねを掛け渡すように取り付けられる枕はり31
と、を有しており、前記操舵装置は、前記枕はりに、一
端が固定回転支点84bとなって取り付けられ、前後方
向に延びる操舵連結棒84と、前記操舵連結棒の他端
に、上端が移動回転支点84aとなって取り付けられ、
下端部が固定回転支点81aとなって台車枠に取り付け
られる縦テコ81と、前記縦テコの下端部に、一端が各
々移動回転支点82a、83aとなって取り付けられ、
他端が前後の軸箱に各々結合される一対のロッドと、を
備え、前記縦テコは、前記枕ばねの最外縁部3aよりも
前方もしくは後方に配置されていることを特徴とする鉄
道車両用台車。
【0020】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、縦テコは台車枠の左右方向に対する
枕ばねの最外縁部よりも前方もしくは後方に配置されて
いるので、枕ばねの左右スパンを最大限広くとることが
出来ることとなって、高速走行時の車体の安定性が向上
する。即ち、従来の操舵装置では、枕ばねの外側に水平
テコが設けられているため、枕ばねのスパンを広くする
ことが困難であったが、本発明では、縦テコを採用し、
且つ縦テコの位置を枕ばねの最外縁部よりも前方もしく
は後方にしたので、縦テコが邪魔になることがなく枕ば
ねのスパンを広くすることが出来る。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の鉄
道車両用台車において、前記操舵連結棒は、前記台車枠
外側の前記枕はりの上部で、且つ前記側はりの外側に配
置されていることを特徴としている。
【0022】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、操舵連結棒は、台車枠外側の枕はりの上部で、且つ
車体の振り子軌跡の外側に配置することができるので、
デッドスペースに操舵連結棒が配置されることとなっ
て、操舵連結棒が枕ばねのスパンに影響を与えることが
なく、枕ばねのスパンを広くとることが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて本発
明の一実施例である鉄道車両用台車(以下、台車と呼
ぶ)について説明する。
【0024】[第1の実施の形態]図1〜図6に示す台
車100は、振り子装置F、操舵リンク(操舵装置)8
を備えた台車であり、高速で曲線路を走行する車両に取
り付けられる。
【0025】台車100は、側方から見て、主に、中央
が下方に凹んだ2本の側はり1、1と、左右の側はり
1、1を固定する横はり2とからなる台車枠11と、側
はり1の中央部に設けられた空気ばね3(枕ばね)と、
台車枠11の前後に配置された車軸51と、車軸51の
軸端を支持する軸箱4、4などにより構成されており、
台車100には車体Sが取り付けられる。
【0026】車体Sは、図6に示すように、前後に設け
られた2台の台車100、100により下から支えられ
ており、図1に示すように、車体Sは空気ばね3および
まくら梁31を介して台車100に取り付けられる。空
気ばね3は、各側はり1、1の中央部上に一つずつ取り
付けられており、空気ばね3、3の上部には、2つの空
気ばね3、3を掛け渡すようにまくら梁31が設けられ
ている。まくら梁31は車体Sに固定されているので、
まくら梁31は車体Sに対して水平面内の相対偏倚はな
い。一方、まくら梁31と台車100を連結する空気ば
ね3は水平面内の横ずれが生ずるため、車体Sと台車1
00は水平面内の相対偏倚がある。
【0027】まくら梁31の上面には、図4に示すよう
に、縦長の凹部32が設けられている。この凹部32の
両端には回転軸33が取り付けられており、回転軸33
の外周面は、車体Sの下部に設けられた振り子転動部3
4の転動面34aと当接している。この振り子転動面3
4aは、所定の曲率半径を有する曲面であり、車体Sが
曲線路を走行する際、車体Sは、振り子転動面34aに
沿って回転軸33を転動させることにより振り子動作を
行うようになっている。
【0028】また、図6に示すように、まくら梁31の
中心部31aは台車100の中心部Oと回動自在に固定
され、台車100は、中心部Oを支点として車体Sに対
して水平に回動可能になっている。
【0029】また、図1、2に示すように、台車100
の下部には車軸51、51が所定の間隔で2本、側はり
1、1に対して垂直に配置され、この車軸51は、車輪
5が挿入された状態で軸箱4に支持されている。
【0030】軸箱4は、台車100の左右に設けられた
側はり1、1の両側の下側に設けられており、左右に対
向する2つの軸箱4、4に設けられた軸受け45、45
によって、一本の車軸51の軸端54、54を支持して
いる。また、軸箱4は軸箱支持装置6を介して台車10
0に弾性的に支持されている。
【0031】軸箱支持装置6は、図3に示すように、軸
箱4の側面から台車100の進路方向に対して前後に各
々突出した軸ばね座61a、61bと、軸ばね座61
a、61bの上面に取り付けられた軸ばね62a、62
bとを備えるウィングばね式軸箱支持装置である。台車
100の後方側に突出した軸ばね座61aは車軸51の
中心とほぼ同一の高さに設けられ、台車100の前後方
向中央に突出した軸ばね座61bは車軸51中心より低
い高さに設けられている。
【0032】各軸ばね座61a、61bの上部には軸ば
ね62a、62bが防振ゴム64、64を介して取り付
けられており、後方側の軸ばね62aの上端部621a
は側はり1の下面に形成された凹部1aの底面に固定さ
れ、前方側の軸ばね62bの上端部621bは側はり1
の下面に形成された凸部1bに固定されている。そのた
め、軸ばね62a、62bは、軸ばね座61a、61b
の高さ方向の差が軸ばね62a、62bの上端部621
a、621bの固定位置の差によって相殺され、軸箱4
の前後に設けられた軸ばね62a、62bは略同一の長
さとされている。
【0033】また、中央側の軸ばね座61aの下方に
は、軸箱支持部7が設けられている。軸箱支持部7は、
支持ゴム73を収納するための支持部材71と、支持ゴ
ム73に挿入され軸ばね62a方向に垂直に起立した支
持軸72とを備え、支持部材71は固定部71aによっ
て側はり1の側面に固定され、支持軸72は軸ばね座6
1aを貫通し、その上端部が軸ばね62aの内部に突出
した状態で軸ばね座61aに固定されている。
【0034】支持部材71には、図5に示すように、平
面視略八角形の本体凹部711が形成され、この本体凹
部711の中央部には、本体凹部711の内周面と対向
する8つの側面を有するとともに支持軸72の下端部を
構成する支持ゴム結合部74が配置されている。
【0035】支持ゴム結合部74の各側面は本体凹部7
11の内周面と略平行になっていて、支持ゴム結合部7
4の各側面のうち、車両の前後方向に対して平行及び垂
直な面以外の側面と、この面に対向する支持部材71の
内周面の間には支持ゴム73が介装され、この支持ゴム
73によって支持ゴム結合部74が支持部材71に支持
されている。
【0036】また、支持ゴム73は、ゴム層73aと鉄
等の金属層73bが交互に積層された構造を有し、支持
軸72に対し車両の上下方向及び前後方向に力が加わる
と、支持ゴム結合部74を介して支持ゴム73のゴム層
73aにせん断力が作用して、ゴムの弾性の許容範囲内
で比較的大きく支持軸72が変位するが、支持軸72に
対し車両の幅方向に力が加わると、支持ゴム73のゴム
層73aに圧縮力が作用して、支持軸72は、上下方向
および前後方向に比べて変位し難くなっている。
【0037】従って、軸箱支持部7は、台車100と車
軸51が幅方向にずれないようにするとともに、曲線路
走行時に車軸51が曲線の中心方向に向こうと前後方向
に移動する作用を妨害せず、後述する操舵リンク8によ
るかじ取り操作を可能にしている。
【0038】操舵リンク8は、曲線路走行時において、
車軸51がレールに直交するよう車軸51、51同士の
軸端間の距離を調整するリンク機構であり、側はり1の
下側に設けられた軸箱4、4のうちのどちらか一方の軸
箱4と空気ばね3の間に設けられた縦テコ81を利用し
て軸箱4を台車100の前後方向に移動させる。縦テコ
81は、まくら梁31の高さから車軸51中心の高さま
で上下に延びており、縦テコ81の下部中央よりの位置
に設けられた固定回転支点81aにより側はり1の側面
に回動自在に固定されている。固定回転支点81aの上
下には移動回転支点82a、83aが設けられており、
この移動回転支点82a、83aに連結されたロッド8
2、83は、それぞれ台車100の前後に延び、軸ばね
座61a、61aから突出して設けられた操舵リンク受
63、63に取り付けられている。
【0039】また、縦テコ81の上端に設けられた移動
回転支点84aには操舵連結棒84の一端が結合されて
いる。この操舵連結棒84の他端と結合する固定回転支
点84bはまくら梁31の上面近くに設けられており、
この固定回転支点84bは縦テコ81と反対側の側縁部
31aの上方に位置する。縦テコ81は、図2に示すよ
うに、台車枠11の左右方向に対する空気ばね3の最外
縁部3aよりも前方もしくは後方で、且つ、まくら梁3
1の側端3aと台車枠11の間に配置されている。ま
た、操舵連結棒84は、図1、4に示すように、台車枠
11外側の枕はり31の上部で、且つ車体の振り子軌跡
の外側に配置されている。なお、操舵リンク8は、台車
100の左右の側はり1に取り付けられ、互いの操舵リ
ンク8は左右対称になっている。
【0040】次に、上述の操舵リンク8の動作につい
て、例えば、図1の車輪5、5が曲線軌道の内軌側の車
輪であり、図面の右から左に向かって走行していると仮
定した場合の操舵リンク8の動作を、図6〜8を用いて
説明する。
【0041】まず、車両が曲線軌道に入った場合、例え
ば、図6に示すように、車体Sを支持する台車100、
100はその軸方向をレールの進行方向に沿うような方
向に回転する。そして、その時、車体Sの前後方向の中
心線L1は車体前後に取り付けられた台車100、10
0の中心O、Oを結ぶ線となるため、台車100の前後
方向の中心線L2と車体Sの前後方向の中心線L1はね
じれの位置になる。即ち、台車100は、車体Sに対し
て反時計回りに回動する。
【0042】そのため、車体Sに固定されたまくら梁3
1は側はり1に対して車体Sの前後方向に移動した状態
になり、まくら梁31の上面に設けられた固定回転支点
84bも前後方向に向かって移動する。即ち、内軌側の
固定回転支点84bは、図7(A)の矢印Aの方向に移
動する。そのため、縦テコ81の移動回転支点84aは
矢印Aの方向に押され、縦テコ81は、図7(B)に示
すように、固定回転支点81aを中心として反時計回り
に回動し、縦テコ81に連結されたロッド82、83
を、それぞれ矢印A1、A2方向に引っ張る。
【0043】また、このとき、外軌側の固定回転支点8
4bは図8(A)の矢印Bの方向に移動し、図8(B)
に示すように、縦テコ81に連結されたロッド82、8
3は、それぞれ矢印B1、B2の方向に押し出される。
そのため、内軌側のロッド82、83に連結された軸箱
4、4は互いに近づき、外軌側のロッド82、83に連
結された軸箱4、4は互いに離れ、車軸51はレール外
軌側から内軌側に向かって逆ハの字に狭まるようにな
り、操舵が行われる。
【0044】以上のように、本発明における台車100
は、ウィングばね式軸箱支持装置6において、台車10
0の中央側に突出した軸ばね座61aの高さを車軸中心
と略同一の高さにし、その軸ばね座61aに操舵リンク
8を取り付けて、操舵リンク8の力が軸ばね座61aを
介して軸箱4に伝達されるようにした。しかも、本発明
における台車100は、軸箱前後の軸ばね座61a、6
1bの高さ方向の変位幅だけ、側はり1に凹部1aおよ
び凸部1bが設けられているため、軸ばね62a、62
bの長さを変えずに軸ばね62a、62bが取り付けら
れ、軸ばね62a、62bに必要な弾性が確保されると
ともに、左右の軸ばね62a、62bの弾力を略同一に
保つことができる。
【0045】このことにより、本鉄道車両用台車100
は、従来の軸梁式軸箱支持装置を用いた操舵台車100
と比較して、側はり1の高さを低くすることが可能にな
り、大きな振り幅を持つ振り子車両においても、側はり
1の上部が車体Sの裾部と接触しなくなり、振り子車両
が大きな振り幅をとることが可能になる。
【0046】さらに、本発明における鉄道車両用台車1
00は、中央側の軸ばね座61aに軸箱支持部7が固定
されているため、車輪5と台車100及び車体Sの相対
位置は支持ゴム73により支持され、車輪5と台車10
0及び車体Sの相対変位は所定範囲内に保たれ車両前後
方向の牽引力やブレーキ力を車輪5(車軸51)と台車
100の間で適切に伝達される。特に、支持ゴム73
は、前後には変位が可能でかつ適度の剛性を持ち、左右
には比較的硬くなるような配置としたため、支持ゴム7
3は、車輪5と台車100及び車体Sの横方向の支持剛
性を車両走行安定性上の適正値に維持するとともに、曲
線路進入時に車軸51が曲線の中心方向に向こうと前後
方向に移動する作用を妨害せず、操舵リンク8によるか
じ取り操作を容易にする。
【0047】また、本発明における鉄道車両用台車10
0における操舵リンク8は、まくら梁31の水平方向の
変位を空気ばね3の片側に設けられた縦テコ81を介し
て軸箱4に伝達するため、台車100の外側に操舵リン
ク8を設置するスペースが不要となり、左右の空気ばね
3の間隔を広くとれるようになり、高速に走行する車両
においても車体Sを安定して支持できる。また、このこ
とにより、左右の側はり1の間隔も広くとれるようにな
り、台車100の内部のスペースが広くなり、台車10
0の内部に軌間可変機構等の様々な機構を組み込むスペ
ースとして利用できる。
【0048】なお、軸ばね62aの強さは軸ばね62b
と同じ強さのばねを用いてもよいが、軸ばね62aと支
持ゴム73の上下剛性を合わせて軸ばね62bとほぼ同
じ強さにするようにしてもよい。
【0049】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態にかかる台車200を図9、図10を用いて説明す
る。第2の実施の形態にかかる台車200は、軸箱支持
装置6と側はり1との間を上下方向に回動自在に結合す
るために、結合部に防振ゴムブシュ8を取り付けたこと
を特徴とし、軸箱支持装置6の側はり1に対する回転変
位をゴムの弾性で緩衝する。従って、第1の実施の形態
にかかる台車100と同一の構成については同符号を用
いて説明する。
【0050】側はり1を支持部材71に取り付ける取付
部9は、円筒形の防振ゴムブシュ91、台車枠受け座9
2およびピン付把持板93などから構成される。防振ゴ
ムブシュ91は、両端部にフランジ状の鍔部91aを有
する円筒ドーナツ形状を有するものであって、本体部7
1の取付けアーム部71aの取付穴71bに挿入され
る。また、この防振ゴムブシュ91にはピン付把持板9
3のピン93aが挿入されている。
【0051】台車枠受け座92は、断面コの字状部92
aと、このコ字状部92aの一辺から突出した突出部9
2bからなり、断面視において逆ユ字形状となってい
る。コ字状部92aは、側はり1に溶接等により取り付
けられ、突出部92bの内側面には、防振ゴムブシュ9
1の鍔部91aの側面が当接されている。コ字状部92
aにおいて突出部92bと反対側の側面には、ピン付把
持板93がボルト93bにより取り付けられ、このピン
板把持板93の内側面には、防振ゴムブシュ91の鍔部
91aの側面が当接されている。
【0052】また、防振ゴムブシュ91の側面は、突出
部92bとピン付把持板93により締め付けられ、防振
ゴムブシュ91を側面から圧縮するとともに、支持部材
71の取付けアーム71aは、防振ゴムブシュ91に覆
われた状態で側はり1に取り付けられている。
【0053】以上説明した第2の実施の形態に係る鉄道
車両用台車200によると、支持部材71と側はり1を
防振ゴムブッシュ91により回動自在にするとともに、
防振ゴムブシュ91を介して結合するようにしたため、
支持部材71はピン93aを支点として回動動作ができ
るようになり、防振ゴムブシュ91の回動動作により支
持軸72の上下方向の変位が増長される。従って、支持
部材71を側はり1に固定する場合よりさらに軸箱4の
上下方向の変位を緩衝し、軸箱4は車体Sや車軸を一段
と柔軟に支持することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、鉄道車両用台車は、軸
箱支持装置をウィングばね式軸箱支持装置にして台車枠
の側はりの高さを低くすることができるので、曲線走行
路での車両の振り子角度を大きくして高速走行出来る。
また、軸箱支持装置に軸箱支持部を取付け車軸と軸箱お
よび車体と軸箱の間にかかる力を緩衝しながら適切に伝
達されるように調整し、さらに、空気ばねの左右間隔を
広くとることにより、高速走行時の車体の安定性を高め
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鉄道車両用台車の側面図であ
る。
【図2】本発明を適用した鉄道車両用台車の平面図であ
る。
【図3】図1の鉄道車両用台車の軸箱近傍を拡大した図
である。
【図4】図2の鉄道車両用台車の空気ばね近傍を拡大し
た図である。
【図5】本発明を適用した軸箱支持部をの構造を示す、
平面図(a)、A−A断面図(b)である。
【図6】曲線路通過時における車体と台車の変位を模式
的に示す図である。
【図7】本発明における内軌側の操舵リンクの動作を模
式的に示す図である。
【図8】本発明における外軌側の操舵リンクの動作を模
式的に示す図である。
【図9】第2の実施の形態に係る鉄道車両用台車要部の
平面図である。
【図10】第2の実施の形態に係る鉄道車両用台車要部
の側面図である。
【符号の説明】
1 側はり 2 横はり 1a 凹部 3 空気ばね(枕ばね) 4 軸箱 6 軸箱支持装置 8 操舵リンク(操舵装置) 11 台車枠 51 車軸 61a 軸ばね座 61b 軸ばね座 62a 軸ばね 62b 軸ばね 71 支持部材 72 支持軸 73 支持ゴム 73a ゴム層 73b 金属層 81 縦テコ 82 ロッド 83 ロッド 84 操舵連結棒 100 鉄道車両用台車 S 車体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/04 F16F 15/04 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸の軸端を支持する軸箱を台車枠に対
    して弾性的に支持する軸箱支持装置と、 車体と台車の相対偏倚により車軸の向きを変更する操舵
    装置と、 を備える鉄道車両用台車であって、 前記軸箱支持装置は、前記軸箱から該軸箱の前後に各々
    突出した軸ばね座と、この軸ばね座に載置され前記台車
    枠を支持する軸ばねと、を備え、 台車枠の中央側の軸ばね座に取り付けられる軸ばねの上
    方の前記台車枠に、当該軸ばねの一部を収容する凹部が
    形成されていることを特徴とする鉄道車両用台車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鉄道車両用台車におい
    て、 前記台車枠に結合され、前記台車枠の中央側の軸ばね座
    の下方に配置された支持部材に収納された支持ゴムと、 前記支持ゴムに垂直方向に起立して設けられ、前記軸ば
    ね座に固定される支持軸と、を有し、 前記支持軸は、前記支持ゴムによって、前記台車枠に対
    して、上下方向、前後方向に比べて左右方向に変位し難
    くなるように支持されていることを特徴とする鉄道車両
    用台車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の鉄道車両用台車におい
    て、 前記支持ゴムは、ゴム層と、金属層とが交互に積層され
    た積層構造を有するものからなり、前記台車枠に対し
    て、上下方向、前後方向に力が作用すると前記ゴム層に
    せん断力が作用し、左右方向に力が作用すると前記ゴム
    層に圧縮力が作用するように構成されていることを特徴
    とする鉄道車両用台車。
  4. 【請求項4】 請求項2、3記載の鉄道車両用台車にお
    いて、 前記支持部材と前記台車枠とは、上下方向に回動自在に
    結合されてなることを特徴とする鉄道車両用台車。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の鉄道車両
    用台車において、 該鉄道車両用台車は、 前記台車枠の左右の側はり上に設けられる枕ばねと、 各側はりに設けられた2つの枕ばねを掛け渡すように取
    り付けられる枕はりと、を有しており、 前記操舵装置は、 前記枕はりに、一端が固定回転支点となって取り付けら
    れ、前後方向に延びる操舵連結棒と、 前記操舵連結棒の他端に、上端が移動回転支点となって
    取り付けられ、下端部が固定回転支点となって台車枠に
    取り付けられる縦テコと、 前記縦テコの下端部に、一端が各々移動回転支点となっ
    て取り付けられ、他端が前後の軸箱に各々結合される一
    対のロッドと、を備え、 前記縦テコは、前記枕ばねの最外縁部よりも前方もしく
    は後方に配置されていることを特徴とする鉄道車両用台
    車。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の鉄道車両用台車におい
    て、 前記操舵連結棒は、前記台車枠外側の前記枕はりの上部
    で、且つ前記側はりの外側に配置されていることを特徴
    とする鉄道車両用台車。
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