JPS6230772A - シクロプロピルアニリン誘導体 - Google Patents

シクロプロピルアニリン誘導体

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JPS6230772A
JPS6230772A JP61048259A JP4825986A JPS6230772A JP S6230772 A JPS6230772 A JP S6230772A JP 61048259 A JP61048259 A JP 61048259A JP 4825986 A JP4825986 A JP 4825986A JP S6230772 A JPS6230772 A JP S6230772A
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JP
Japan
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formula
cyclopropyl
group
compound
solvent
Prior art date
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Pending
Application number
JP61048259A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Tomari
泊 正純
Masanori Saeki
佐伯 正紀
Setsuo Yamashita
山下 節夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 皇栗上立■里立国 本発明はシクロプロピルアニリン誘導体に関する。さら
に詳しくは式(1)で示される中枢性筋弛緩作用を有す
るシクロプロピルアニリン誘導体及びその生理的に許容
される酸付加塩に関する。
〔式中Rは水素原子、低級アルキル基又はベンジ低級ア
ルキル基を表す。)又は−CH2GHz−を、Aは1−
ピロリジニル基、ピペリジノ基、ヘキサヒドロ−IH−
アゼピン−1−イル基又はオクタヒドロアゾシン−1−
イル基を表わす。〕従沸Jυえ歳 特開昭59−62,579号に2−メチル(又はエチル
)−N−(3−ピペリジノプロピル)アニリン化合物が
、特開昭59−67.278号に2.4′−ジアルキル
−3−ピペリジノプロピオンアニリド(゛アルキル基は
メチル基又はエチル基である。)がそれぞれ中枢性筋弛
緩作用を有するむね開示されている。また、コレクショ
ン オプ チェコスロバック ケミカル コミュニケー
ションズ(Collection of Czecho
slovak ChemicalCommunicat
ions) 、  48(1)、 156 62 (1
983)には4ニジクロペンチル−N−(3−ピペリジ
ノプロピル)アニリン及び4′−シクロペンチル−3−
ピペリジノプロピオンアニリドが中枢神経系刺激作用及
び緩和な鎮痙作用を有するむね開示されている。
しかし、ベンゼン環にシクロプロピル基を有スるアニリ
ン及びアニリド誘導体については知られていない。
3日が”ンしようとする間 点 現今、中枢性筋弛緩剤としてトルペリゾン(Tolpe
risone  :ザ・メルクインデックス(TheM
erck Index )  10 th、 ed、、
 1983 、1lh9351)及びそれよりも優れた
薬理作用を有すると言われるエペリゾン(Eperis
one  :同N13555)が汎用されている。しか
し、これらは作用の強さ及び持続性の点で必ずしも満足
のゆくものではない。
〔発明の構成〕 問題点を解°°するための手段 本発明者らは、トルペリゾン、エペリゾンに比べて薬理
作用の強さ、持続性の点でより侵れた式(I)で示され
る化合物及びその生理的に許容される酸付加塩を見い出
し本発明を完成した。
式(1)の本発明化合物において、R及びR′の低級ア
ルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基などが挙げられる。
式(1)の本発明化合物において、QがR′ 基であるときカルボニル基のα位の炭素原子は不斉炭素
原子であるから(+)一体、(−)一体の光学異性体が
存在する。
本発明化合物の生理的に許容される酸付加塩としては塩
酸、硫酸、硝酸、リン酸などから形成される無機酸塩及
び酢酸、クエン酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸
、酒石酸、乳酸などから形成される有機酸塩が挙げられ
る。
本発明化合物は以下の方法によって製造できる。
(イ)式(1)のQが一〇−CH−の場合。
R′ (各式中Xはハロゲン原子を示し、R,R’。
Aは前記と同じ意味を表す。) シクロプロピルアニリン化合物〔■〕とアクリル酸ハラ
イド化合物(I[[)を−50〜150℃の温度範囲で
反応させて式(IV)の化合物を得る。
反応溶媒としてはクロロホルム、塩化メチレン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ピリジン、トリエチルアミンなどが用いられる。
また、反応促進のために脱酸剤として炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、ピリジン、トリエチルアミンなどの通常の塩基を用い
るのが好ましい。
得られた式(IV)の化合物を環状アミン(V)と無溶
媒又は溶媒の存在下、0〜200℃で反応して目的化合
物C1a )が得られる。使用する溶媒としてメタノー
ル、エタノール、プロパツール、イソプロパツール、ブ
タノール、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどが挙げられる
(ロ)式(I)のQが−CH2CH2−の場合。
(各式中R,A、Xは前記と同じ意味を表す。)シクロ
プロピルアニリン化合物(n)と3−環状アミノ−1−
ハロゲノプロパン化合物(VT)の酸塩を無溶媒又は溶
媒中、0〜200℃で反応させて目的化合物〔l b)
が得られる。反応溶媒としてはメタノール、エタノール
、プロパツール、イソプロパツール、ブタノール、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどが用いられる
。また、反応促進のために前記と同様の脱酸剤を用いる
のが好ましい。
目的化合物(Ib )のRがメチル基又はベンジル基の
化合物はRが水素原子である化合Th CIb−H)を
用いて次の反応式によって製造してもよい。
(以下余白) このようにして得られた目的化合物(Ia 〕及び(r
b )を適当な酸で処理することにより所望の酸塩が得
られる。
本発明化合物の治療患者への投与量は年齢、弱気の症状
及び連続投与、間歇投与によって異なるが通常成人の場
合1回1〜50mgであり、1日の許容量は300■以
下が望ましい。投与形態:よ錠剤、カプセル剤、散剤、
顆粒剤、シロップ剤、懸濁剤、乳剤、注射剤、坐剤など
により経口的、非経口的に投与できる。製剤用添加剤と
してはセルロース、乳糖、蔗糖、マンニット、ソルビッ
ト、でんぷん類(じゃがいも、とうもろこし、米、麦な
ど)、ゼラチン、アラビアゴム、トラガントゴム、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチル
セルロースカルシウム、タルク、ステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸カルシウム、合成ケイ酸アルミニウ
ム、ポリエチレングリコール、ポリソルベート、グリセ
リン、カカオ脂、マクロゴールなどを剤型に従って通宜
使用する。
作用 本発明化合物が中枢性筋弛緩作用を有することを抗ニコ
チン作用、筋弛緩作用、抗トレモリン作用の動物実験に
よって確かめた。
試験に用いた本発明の代表的化合物は次の通りである。
(以下余白) 比較対照化合物として塩酸トルペリゾン、塩酸エペリゾ
ン及び特開昭59−67.278号公報記載の2.4′
−ジメチル−3−ピペリジノプロピオンアニリド・塩酸
塩を用いた。
(a)塩酸トルペリゾン (b)塩酸エペリゾン H3 (イ)抗ニコチン作用 体重29〜33gのddY系雄性マウスを1群10匹使
用した。試験化合物を蒸留水に溶解し200■/ kg
を経口投与し、以後1時間にわたって厘彎致死を観察し
た。
(ロ)筋弛緩作用 体重33〜37gのddY系雄性マウスを1群10匹使
用した。試験化合物を生理食塩水に溶解し、75■/ 
ktrを腹腔内投与した。筋弛緩作用の評価は高さ20
c11の水平な針金(直径2龍)に前肢を懸垂させ後肢
を引き上げる反応(tractiontest)につい
てCourvoisierらの方法〔サイコトロビック
ドラッグス(Psychotropic Drugs)
 + ed。
by  Garattini、 S、 and Ghe
tti、V、、Elsevier Pub。
Co、、Am5terdarn、 1957 、  P
、  373 )に準して行った。
薬物投与15分後にマウスの前肢を針金に掛け、5秒以
内に後肢が針金に掛からないとき筋弛、媛作用ありと判
定した。なお、マウスは予備試験でその前肢を針金に掛
けさせ、5秒以内に後肢を針金に掛けることができるも
のを選び本試験に供した。
(ハ)抗トレモリン作用 体重28〜32gのddY系雄トマウスを1群8匹使用
した。試験化合物を蒸留水に溶解し50■/kgを経口
投与し、30分後に塩酸トレモリン20mg/kgを皮
下投与した。以後30分及び60分経過時点における振
戦発生の有無を観察した。
(a)1・・・振戦発生のなかった動物数(匹)(b)
1・・・振戦抑制率(%) 次に、本発明化合物の製造法を具体的な実施例をもって
説明する。
製造中間体の一種であるシクロプロピル−プロベンアニ
リド化合物(IV)は以下の参考例によって製造した。
参考例1 4′−シクロプロピル−2−メチルプロペンアニリド  H3 4−シクロプロピルアニリン11.7g及びトリエチル
アミン13.5mlを塩化メチレン60mj!に溶解し
、水冷攪拌下メタクリル酸クロライド10、1 gを滴
下した。滴下終了後室温で1.5時間攪拌したのち、水
60m6を加えよく攪拌した。
塩化メチレン層を分取し、さらに水60m1で2回洗浄
したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、得られた残渣をメタノールから再結
晶して目的の4′−シクロプロピル−2−メチルプロペ
ンアニリド12.7g(72%)を得た。
融点:too、o〜101.0℃ rR(KBr)cm−’: 3340. 3010. 
165:)。
1615.1590.1515,1503N M R(
CDCl :1)δppm:0.43〜1.12(4H
m) 、  1.45〜2.22 (L H,m、) 
1.99  (3H,d)、5.31  (LH,d)
5.68  (LH,s)、6.90 (2H,d)。
7.39  (2H,d)、7.90  (LH,br
)参考例2 2′−シクロプロピル−2−メチルプロペンアニリド H3 2−シクロプロピルアニリン10. Og、メタクリル
酸クロライド8.6g及びトリエチルアミン11.6m
fを用い、参考例1と同法に反応処理したのち、n−ヘ
キサンから再結晶して目的の2′−シクロプロピルー2
−メチルプロペンアニリド11.3g(75%)を得た
融点:49.O〜50.0℃ IR(KBr)cm−’: 3250,3000,16
55゜1620.1600,1520.149ON M
 R(CDCj! s)δppm  : 0.47〜1
.18  (4H。
m) 、  1.48〜2.32 (L H,m) 。
2.09  (3H,a)、5.45  (LH,a)
5.83  (I H,s) 、  6.92〜7.3
8(3H,m)、7.95〜8.48  (2H。
m) 参考例3 4′−シクロプロピルプロペンアニリド4−シクロプロ
ピルアニリン1.4g及びトリエチルアミン1.61I
Ilを塩化メチレン18mj!に溶解し、水冷撹拌下ア
クリル酸クロライド1.0gを滴下した。滴下終了後室
温で1.0時間攪拌した汲水。
18mj!を加えよく攪拌した。塩(ヒメチレン層を分
取し、さらに水18m2で2回洗浄した後乾燥した。溶
媒を減圧留去し、得られた残渣をベンゼン−ヘキサンの
混合溶媒から再結晶して目的の4′−シクロプロピルプ
ロペンアニリド1.6g(80%)を得た。
融点:120.O〜121.0℃ IR(KBr)am−’:3260,3200.313
0゜3070.1665,1630,1600゜154
0.151O N M R(CDCl 3)δl)pm: 0.43〜
1.13  (4H。
m) 、  1.57〜2.10 (L H,m) 。
5.57 (IH,t) 、  6.32 (2H,d
) 。
6.89 (2H,d) 、  7.40 (2H,d
) 。
8.43 (I H,br) 参考例4〜9 参考例1又は2を準用して表1に示す化合物を合成した
(以下余白) 実施例1 4′−シクロプロピル−2−メチル−3−ピペリジノプ
ロピオンアニリド C)Iユ 4′−シクロプロピル−2−メチルプロペンアニリド3
.5g及びピペリジン2.6gをエタノール10mfに
溶解し、2.5時間加熱還流した。放冷後、溶媒を減圧
留去し、得られた油状残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、クロロホルム−エタノール(30:
1)の混合溶媒で溶出した。目的物を含有する百分を集
め溶媒を減圧留去して目的の4′−シクロプロピル−2
−メチル−3−ピペリジノプロピオンアニリドを油状物
として4.7g(94%)得た。
IR(Neat)cm−’: 3320,2930,2
850゜1680.1600,1535,1515N 
M R(CDC13)δppm  : 0.42〜1.
02  (4H。
m)  、  1.02〜2.95  (14H,m)
  。
1.13  (3H,d)  、  6.93  (2
H,d)  。
7.41  (2H,d)、  11.23  (LH
,br)実施例2 4′−シクロプロピル−2−メチル−3−(1−ピロリ
ジニル)プロピオンアニリドCH:1 4′−シクロプロピル−2−メチルプロペンアニリド2
.5gをピロリジン15+nj!に加え、2.5時間加
熱還流した。放冷後、反応液を氷水300m1?74塩
酸30mA中に注ぎエチルエーテルで洗浄した。次いで
、クロロホルム90mlで3回抽出し、クロロホルム層
を合して飽和食塩水で洗浄後、1N−水酸化ナトリウム
水溶液180mlを加えてよく攪拌した。クロロホルム
層を分取し、水90mfで3回洗浄し、クロロホルム層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮した。得られた
固形残渣をヘキサンから再結晶して目的の4′−シクロ
プロピル−2−メチル−3−(1−ピロリジニル)プロ
ピオンアニリドを2.9g(85%)得た。
融点 87.0〜88.0℃ IR(KBr)am−’: 3300.3260,32
00゜3150.3090,2970,2940゜28
80.2790,1660,1600゜1530.15
1O N M R(CDCE :l)δppm  : 0.4
3〜1.03  (4H。
m)、1.18  (3H,d)、1.43〜3.23
  (12H,m) 、  6.94  (2H,d)
7.37  (2H,d)、11.27  (LH,b
r)元素分析値(C,□H24NZOとして)CHN 理論値(%)  74.96  B、88 10.28
実験イ直 (%)    75.03   8.83 
  10.19実施例3〜16 4′−シクロプロピル−2−エチルプロペンアニリド、
4′−シクロプロピル−2−n−7”ロピルプロペンア
ニリド、4′−シクロプロピル−2−イソプロピルプロ
ペンアニリド、2′−シクロフロヒル−2−メチルプロ
ペンアニリド、2′−シクロプロピル−2−エチルプロ
ペンアニリド、2′−シクロプロピル−2−n−プロピ
ルプロペンアニリド又は2′−シクロプロピル−2−イ
ソプロピルプロペンアニリドとピロリジン又はピペリジ
ノを適宜選択し実施例2を準用して表2に示す化合物を
合成した。
(以下余白) 実施例17 4′−シクロプロピル−2−メチル−3−ピペリジノプ
ロピオンアニリド塩酸塩 H3 実施例1で得た4′−シクロプロピル−2−メチル−3
−ピペリジノプロピオンアニリド4.0gをエタノール
40mfに溶解し、これに塩化水素を飽和したベンゼン
を加えて酸性とした。溶媒を減圧留去して得られた固形
残渣をエタノール−エチルエーテルの混合溶媒から再結
晶して目的の4′−シクロプロピル−2−メチル−3−
ピペリジノプロピオンアニリド塩酸塩3.8g(84%
)を得た。
融点:189.0〜190.0℃ IR(KBr)cm−’:3220,3180,311
0゜3040.2940.2800〜2100゜168
0.1590.1520.151ON M R(CDC
I23)δppm:Q、43〜1.07(4H。
m)  、  1.1 0〜4.1 0  (14H,
m)  。
1.32  (3H,d)、  6.94  (2H,
d)。
7.62  (2H,d)、  10.23  (LH
,br)。
1 1.0 5  (L H,br) 元素分析値(C+ 1lHzbNtO・HClとして)
HN 理論値(%)  66.96 8.43 8.68実験
値(%)  67.00 8.39 8.51実施例1
日 4′−シクロプロピル−2−メチル−3−ピペリジノプ
ロピオンアニリド硝酸塩 実施例1で得た4′−シクロプロピル−2−メチル−3
−ピペリジノプロピオンアニリド1.0gをエタノール
0.5 m j!に溶解し、これに0.5%硝酸水溶液
を加えて酸性とした。溶媒を減圧留去して得られ1こ固
形蔑、古をイソプロパツールから再結晶して目的の4′
−シクロプロピル−2−メチル−3−ピペリジノプロピ
オシアニリド硝酸塩0.9g(74%)を得た。
融点:141.O〜142.0“C(分解)IR(KB
r)c++1−’: 3230,3150,2940゜
2860.2800〜2000,1660゜1605.
1590,1530,1510゜1410.138O N M R(CDC13)δppm  : 0.37〜
2.27  (11H。
m)、1.28  (3H,d)、2.33〜4.13
  (7H,m) 、  6.90  (2H,d) 
7.45  (2H,d) 、  9.61  (LH
,br) 。
9.67  (L H,br) 元素分析値(C+5Hz6NzO・HNO3として)C
HN 理論値(%)  61.87  ?、79 12.03
実験値(%)  61.90  ?、63 12.11
実施例19 2′−シクロプロピル−2−メチル−3−(1−ピロリ
ジニル)プロピオンアニリドl塩L 2′−シクロプロピル−2−メチルプロ、ベンアニリド
3.Og及びピロリジン1.3gをエタノール10ml
に溶解し8時間加熱還流した。放冷後、10%塩酸50
mlに溶解して、これに食塩を加えて飽和したのちクロ
ロホルム30nj!で3回抽出した。クロロホルム層を
合し飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
溶媒を減圧留去した。得られた固形残渣をイソプロパツ
ールから再結晶して目的の2′−シクロプロピル−2−
メチル−3−(1−ピロリジニル)プロピオンアニリド
塩酸塩2.9g(63%)を得た。
融点: 163.0−165.0℃ IR(KBr)am−’: 3200,3160,29
60゜2860.2800〜2100,1665゜16
00.1575.1525 Nコーff R(CDCI  り  δppm   :
  0.4 2 〜1.1 8  (4H。
m)  、  1.33  (3H,d)  、  1
.52〜4.22(12H,m)、  6.88〜7.
45  (3H,m)7.58〜8.02  (L H
,m)  、  9.02  (L H。
br)  、  1 1.92  (LH,br)元素
分析値(C+JzmNzO・HClとして)CHN 理論値(%)  66.11 8.15 9.07実験
値(%”)  65.98  B、06 9.12実施
例20 4′−シクロプロピル−3−ピペリジノプロピオンアニ
リド塩酸塩 4′−シクロプロピルプロペンアニリド1.5g及びピ
ペリジン0.7gをエタノール2.Oa+Ilに加え、
20分間加熱還流した。放冷後、10%塩酸20nal
を加え攪拌したところ結晶が析出した。
これにクロロホルム70nj!を加え析出結晶を抽出し
た。このクロロホルム層を飽和食塩水で3回、洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得
られた残渣をエタノールから再結晶して目的の4′−シ
クロプロピル−3−ピペリジノプロピオンアニリド塩I
RffM 1.9 g (76%)を得た。
融点:220.5〜221.5℃(分解)r R(KB
r)c11〜’:3220,3180,3100゜30
40.2940.2800〜2200゜1665.15
90,1525,151ON M R(DzO)  δ
ppm  : 0.93〜1.60 (4H,m) 。
1.77〜2.70 (7H,m) 、  2.93〜
4.23 (8H,m)、7.53 (2H,d)。
7.76 (2H,d) 元素分析値(C+tHzJzO・HClとして)HN 理論値(%)  66.11 8.16 9.07実験
値(%)  66.29 8.12 9.16実施例2
1〜38 4′−シクロプロピル−2−メチルプロペンアニリド、
4′−シクロプロピル−2−エチルプロペンアニリド、
4′−シクロプロピル−2−n−プロビルプロペンアニ
リド、4′−シクロプロピル−2−イソプロピルプロペ
ンアニリド、2′−シクロプロピル−2−メチルプロペ
ンアニリド、2′−シクロプロピル−2−エチルプロペ
ンアニリド、2′−シクロプロピル−’1−n−プロピ
ルプロペンアニリド 又は2′−シクロプロピル−2−
イソプロピルプロペンアニリドとピロリジン、ピペリジ
ン、ヘキサヒドロ−IH−アゼピン又はオククヒドロア
ゾシンを適宜選択し、実施例1゜2.17.19又は2
0を準用して表3に示す化合物を合成した。
(以下余白) 実施例39 2−シクロプロピル−N−(3−ピペリジノプロピル)
アニリン 2−シクロプロピルアニリン9.3g及び1−(3−ブ
ロモプロピル)ピペリジン臭化水素酸塩10、0 gの
混合物を115〜120℃で3時間攪拌した。放冷後、
20%水酸化ナトリウム水溶液40m1を加えてよく攪
拌したのち、エチルエーテルで抽出した。エーテル層を
水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次
いで、溶媒を減圧留去し、得られた油状残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−エ
タノール(30:1)の混合溶媒で溶出した。目的物を
含有する両分を集め溶媒を減圧留去して目的の2−シク
ロプロピル−N−(3−ピペリジノプロピル)アニリン
6.8g(76%)を油状物として得た。
IR(Neat)cm−’:3440,3330,30
80゜2930.2850.2800,2760゜16
00.1575.150O N M R(CDC1:+)δppm  : 0.38
〜1.08  (4H。
m) 、  1.15〜2.68  (15H,m) 
2.98〜3.45  (2H,m) 、  4.55
(L H,br) 、  6.40〜6.78  (2
H,m) 。
6.80〜7.28  (2H,m) 実施例40 2−シクロプロピル−N−メチル−N−(3−ピペリジ
ノプロピル)アニリン 実施例39で得た2−シクロプロピル−N−(3−ピペ
リジノプロピル)アニリン2.0g、37%ホルマリン
1.8g、87%ギ酸1.Og及びギ酸ナトリウム1.
3gの懸:勇;夜を90〜95℃で1、5時間攪拌した
。放冷後、10%塩酸50mlに溶解し、これをエチル
エーテルで洗浄した。水層を5%水酸化ナトリウム水溶
液でアルカリ性とした後、ベンゼン20mj!で3回抽
出した。ベンゼン層を水で洗浄したのち無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した0次いで、溶媒を減圧留去し、得られた
油状残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
クロロホルム−エタノール(20:1)の混合溶媒で溶
出した。目的物を含有する画分を集め溶媒を減圧留去し
て目的の2−シクロプロピル−N−メチル−N−(3−
ピペリジノプロピル)アニリンを油状物として1.5g
(71%)得た。
IR(Neat)Cm−’: 3080.2930,2
850゜2790.2750,1595,1485N 
M R(CDCl 3)δppm:0.47〜1.15
(4H。
m) 、  1.17〜2.52 (15H,m) 。
2.70 (3H,s)、2.97 (2H,t)。
6.52〜7.08 (tH,m) 実施例41 N−ベンジル−2−シクロプロピル−N−(3−ピペリ
ジノプロピル)アニリン 実施例39で得た2−シクロプロピル−N−(3−ピペ
リジノプロピル)アニリン2.0g。
ベンジルクロライド2.0g及び炭酸カリウム1.6g
をエタノール5mA中に加え30時間加熱還流した。放
冷後、20%水酸化ナトリウム水溶液20II11を加
え強アルカリ性としよく攪拌した後ベンゼン20m1で
3回抽出した。ベンゼン層を水で洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。
次いで、溶媒を減圧留去して得られた油状残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルム−エ
タノール(20:1)の混合溶媒で溶出した。目的物を
含有する百分を集め溶媒を減圧留去して目的のN−ベン
ジル−2−シクロプロピル−N−(3−ピペリジノプロ
ピル)アニリンを0.8g(30%)得た。
IR(Neat)cm−’:3060,2920,28
50゜2790.2750.1595,1485N M
 R(CDCl 3)δppra  : 0.48〜1
.17  (4H。
m) 、  1.18〜2.70 (15H,m) 。
3.00 (2H,t)、4.15  (2H,s)。
6.58〜7.15 (4H,m) 、  7.22 
(5H。
S) 実施例42 4−シクロプロピル−N−(3−(1−ピロリジニル)
プロピルコアニリン 4−シクロプロピルアニリン2.Og及び1−(3−ブ
ロモプロピル)ピロリジン臭イヒ水素酸塩2.1gを用
い実施例39と同様に反応処理して目的の4−シクロプ
ロピル−N−(3−(1−ピロリジニル)プロピルコア
ニリン1.3g(68%)を油状物として得た。
IR(KBr)am−’: 3310,3080,29
40゜2800.1615,1580.152ON M
 R(CDCIt s)δppn+ : 0.37〜1
.03 (4H。
m) 、  1.43〜2.10 (7H,m) 。
2.20〜2.77 (6H,m) 、  3.13(
2H,t) 、  4.20 (L H,br) 。
6.45 (2H,d)、6.87 (2H,d)実施
例43〜47 2−シクロプロピルアニリン又は4−シクロプロピルア
ニリンと1−(3−ブロモプロピル)ピロリジン臭化水
素酸塩、1−(3−ブロモプロピル)ピペリジン臭化水
素酸塩、ヘキサヒドロ−1−(3−ブロモプロピル)ア
ゼピン臭化水素酸塩又はオクタヒドロ−1−(3−ブロ
モプロピル)アゾシン臭化水素酸塩を適宜選択し、実施
例39又は42を準用して表4に示した化合物を得た。
(以下余白) 実施例48 2−シクロプロピル−N−(3−ピペリジノプロピル)
アニリンニ塩酸塩 実施例39で得た2−シクロプロピル−N−(3−ピペ
リジノプロピル)アニリン2.0gをエタノール100
mlに溶解し、これに塩化水素を飽和したベンゼンを加
え酸性とした。溶媒を減圧留去し、得られた固形残渣を
エタノールから再結晶して目的の2−シクロプロピル−
N−(3−ピペリジノプロピル)アニリンニ塩酸塩2.
3g(89%)を得た。
融点:227.O〜228.0℃(分解)IR(KBr
)cm−’: 2950,2800〜2000゜161
0.1575.150O N M R(DzO)  δppm  : 1.07〜
1.80 (4H,m) 。
1.83〜3.00  (9H,m)  、  3.0
3〜4.27  (8H,m)  、  7.27〜8
.03(4H,m) 元素分析値(C+JzbNz・2HCffiとして)C
HN 理論値(%)61.63  8.52  8.46実験
値(%”)   61.59  8.48  8.53
実施例49〜54 実施例42〜47で得られたシクロプロピルアニリン化
合物を実施例48と同様の操作を行なって表5に示した
シクロプロビルアニリンニ塩酸塩化合物を得た。
(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明化合物は塩酸トルペリゾン、塩酸エペリゾンより
も優れた抗ニコチン作用、筋弛暖作用及び抗トレモリン
作用を有するので従来化合物より改善された中枢性筋弛
援剤として脳卒中後遺症、脳性麻厚、痙性を髄麻厚、頭
部外傷等による痙性麻厘及び腰背癌症、頚肩腕痛症等の
有痛性痙縮の治療に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは水素原子、低級アルキル基又はベンジル基を
    、Qは▲数式、化学式、表等があります▼(R′は水素
    原子又は 低級アルキル基を表す。)又は−CH_2CH_2−を
    、Aは1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、ヘキサヒド
    ロ−1H−アゼピン−1−イル基又はオクタヒドロアゾ
    シン−1−イル基を表わす。〕で示されるシクロプロピ
    ルアニリン誘導体及びその生理的に許容される酸付加塩
JP61048259A 1985-04-16 1986-03-07 シクロプロピルアニリン誘導体 Pending JPS6230772A (ja)

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JP7931185 1985-04-16
JP60-79311 1985-04-16

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JPS6230772A true JPS6230772A (ja) 1987-02-09

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JP61048259A Pending JPS6230772A (ja) 1985-04-16 1986-03-07 シクロプロピルアニリン誘導体

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