JPS6230699Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6230699Y2 JPS6230699Y2 JP1981108821U JP10882181U JPS6230699Y2 JP S6230699 Y2 JPS6230699 Y2 JP S6230699Y2 JP 1981108821 U JP1981108821 U JP 1981108821U JP 10882181 U JP10882181 U JP 10882181U JP S6230699 Y2 JPS6230699 Y2 JP S6230699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid receiver
- working refrigerant
- expander
- circulation pump
- refrigeration cycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 21
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、いわゆるランキンサイクルを備えた
熱駆動式冷凍装置に関する。
熱駆動式冷凍装置に関する。
冷凍サイクルの駆動源として、太陽熱や温水な
どの熱を利用するランキンサイクルを備えた冷凍
装置が注目される。上記ランキンサイクルは、膨
張機と、凝縮器と、循環ポンプおよびガス発生器
を順次配管を介して連通してなる。上記膨張機に
は冷凍サイクルの圧縮機が機械的に接続され、膨
張機の膨張仕事により駆動するようになつてい
る。
どの熱を利用するランキンサイクルを備えた冷凍
装置が注目される。上記ランキンサイクルは、膨
張機と、凝縮器と、循環ポンプおよびガス発生器
を順次配管を介して連通してなる。上記膨張機に
は冷凍サイクルの圧縮機が機械的に接続され、膨
張機の膨張仕事により駆動するようになつてい
る。
ところで上記循環ポンプは、凝縮器で凝縮され
た作動冷媒を吸込み、ガス発生器へ送り込む作用
をなしているが、吸込側で作動冷媒の過冷却が不
充分であるとキヤビテーシヨンが発生する。この
結果、吐出流量が低減し、騒音が発生するなど、
循環ポンプの運転効率低下を招くという不具合が
ある。
た作動冷媒を吸込み、ガス発生器へ送り込む作用
をなしているが、吸込側で作動冷媒の過冷却が不
充分であるとキヤビテーシヨンが発生する。この
結果、吐出流量が低減し、騒音が発生するなど、
循環ポンプの運転効率低下を招くという不具合が
ある。
本考案は、上記事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、循環ポンプの吸
込側に冷凍サイクルを利用して作動冷媒を過冷却
する過冷却器を設けることにより、キヤビテーシ
ヨンの発生をなくし循環ポンプの運転効率の向上
化を図れる熱駆動式冷凍装置を提供しようとする
ものである。
あり、その目的とするところは、循環ポンプの吸
込側に冷凍サイクルを利用して作動冷媒を過冷却
する過冷却器を設けることにより、キヤビテーシ
ヨンの発生をなくし循環ポンプの運転効率の向上
化を図れる熱駆動式冷凍装置を提供しようとする
ものである。
以下本考案の一実施例を第１図および第２図に
もとづいて説明する。図中１は膨張機、２は空冷
式の凝縮器、３は受液器、４は後述する過冷却
器、５は循環ポンプ、６はたとえば太陽熱を吸収
して得た温水を循環するガス発生器であり、これ
らは上記番号順に配管Ｐを介して連通し、ランキ
ンサイクルＡを構成する。また７は上記膨張機１
に機械的に接続する圧縮機であり、上記ランキン
サイクルＡの凝縮器２と受液器３を兼用し、さら
に膨張弁８、蒸発器９の順に配管Ｐを介して連通
し、冷凍サイクルＢを構成する。
もとづいて説明する。図中１は膨張機、２は空冷
式の凝縮器、３は受液器、４は後述する過冷却
器、５は循環ポンプ、６はたとえば太陽熱を吸収
して得た温水を循環するガス発生器であり、これ
らは上記番号順に配管Ｐを介して連通し、ランキ
ンサイクルＡを構成する。また７は上記膨張機１
に機械的に接続する圧縮機であり、上記ランキン
サイクルＡの凝縮器２と受液器３を兼用し、さら
に膨張弁８、蒸発器９の順に配管Ｐを介して連通
し、冷凍サイクルＢを構成する。
上記過冷却器４は第２図に示すように、配管Ｐ
より直径の大なる管体１０内に、細管をコイル状
に巻廻した熱交換体１１を収容してなる。熱交換
体１１の一端部は第１図に示すように補助膨張弁
１２を介して上記受液器３に連通し、他端部は冷
凍サイクルＢの蒸発器９と圧縮機７とを連通する
配管Ｐの中途部に接続される。したがつて、圧縮
機７、凝縮器２、受液器３、補助膨張弁１２、過
冷却器４の熱交換体１１の順に配管Ｐを介して連
通し、補助冷凍サイクルＣを構成する。
より直径の大なる管体１０内に、細管をコイル状
に巻廻した熱交換体１１を収容してなる。熱交換
体１１の一端部は第１図に示すように補助膨張弁
１２を介して上記受液器３に連通し、他端部は冷
凍サイクルＢの蒸発器９と圧縮機７とを連通する
配管Ｐの中途部に接続される。したがつて、圧縮
機７、凝縮器２、受液器３、補助膨張弁１２、過
冷却器４の熱交換体１１の順に配管Ｐを介して連
通し、補助冷凍サイクルＣを構成する。
しかして、凝縮器２で凝縮液化した作動冷媒
は、受液器３、過冷却器４、循環ポンプ５、ガス
発生器６、膨張機１の順にランキンサイクルＡを
循環する。膨張機１で作動冷媒は膨張仕事を行
い、圧縮機７を駆動する。圧縮機７は作動冷媒を
圧縮し、凝縮器２、受液器３、膨張弁８、蒸発器
９の順に冷凍サイクルＢを循環する。蒸発器９で
蒸発する作動冷媒は周囲から蒸発潜熱を奪つて冷
凍作用を行う。
は、受液器３、過冷却器４、循環ポンプ５、ガス
発生器６、膨張機１の順にランキンサイクルＡを
循環する。膨張機１で作動冷媒は膨張仕事を行
い、圧縮機７を駆動する。圧縮機７は作動冷媒を
圧縮し、凝縮器２、受液器３、膨張弁８、蒸発器
９の順に冷凍サイクルＢを循環する。蒸発器９で
蒸発する作動冷媒は周囲から蒸発潜熱を奪つて冷
凍作用を行う。
さらにまた、受液器３から一部の作動媒体は補
助膨張弁１２に分流し、低圧化してから熱交換体
１１に導びかれる。この熱交換体１１にて蒸発
し、管体１０内を導通する作動媒体から蒸発潜熱
を奪う。このためランキンサイクルＡを循環する
作動媒体は過冷却状態となり、キヤビテイーシヨ
ンの発生することなく循環ポンプ５に吸込まれ
る。循環ポンプ５は効率良く運転できる。上記熱
交換体１１で蒸発した作動冷媒は冷凍サイクルＢ
を循環する作動冷媒に合流し、圧縮機７で圧縮さ
れることになる。
助膨張弁１２に分流し、低圧化してから熱交換体
１１に導びかれる。この熱交換体１１にて蒸発
し、管体１０内を導通する作動媒体から蒸発潜熱
を奪う。このためランキンサイクルＡを循環する
作動媒体は過冷却状態となり、キヤビテイーシヨ
ンの発生することなく循環ポンプ５に吸込まれ
る。循環ポンプ５は効率良く運転できる。上記熱
交換体１１で蒸発した作動冷媒は冷凍サイクルＢ
を循環する作動冷媒に合流し、圧縮機７で圧縮さ
れることになる。
以上説明したように本考案によれば、ランキン
サイクルの受液器と循環ポンプとの間に過冷却器
を設け、冷凍サイクルを流通する作動冷媒の一部
を受液器から分流して上記過冷却器に導きランキ
ンサイクルを循環する作動冷媒を過冷却する補助
冷凍サイクルを備えたから、循環ポンプは充分に
過冷却した作動冷媒を吸込み、キヤビテーシヨン
の発生はない。したがつて循環ポンプの吐出流量
を確保し、運転効率の向上化と騒音の低減化が得
られ、このことによりランキンサイクルが安定す
るなどの効果を奏する。
サイクルの受液器と循環ポンプとの間に過冷却器
を設け、冷凍サイクルを流通する作動冷媒の一部
を受液器から分流して上記過冷却器に導きランキ
ンサイクルを循環する作動冷媒を過冷却する補助
冷凍サイクルを備えたから、循環ポンプは充分に
過冷却した作動冷媒を吸込み、キヤビテーシヨン
の発生はない。したがつて循環ポンプの吐出流量
を確保し、運転効率の向上化と騒音の低減化が得
られ、このことによりランキンサイクルが安定す
るなどの効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例を示す熱駆動式冷凍
装置の概略的構成図、第２図は過冷却器の縦断面
図である。 １……膨張機、２……凝縮器、３……受液器、
５……循環ポンプ、６……ガス発生器、Ａ……ラ
ンキンサイクル、Ｂ……冷凍サイクル、７……圧
縮機、４……過冷却器、１０……管体、１１……
熱交換体、Ｃ……補助冷凍サイクル。
装置の概略的構成図、第２図は過冷却器の縦断面
図である。 １……膨張機、２……凝縮器、３……受液器、
５……循環ポンプ、６……ガス発生器、Ａ……ラ
ンキンサイクル、Ｂ……冷凍サイクル、７……圧
縮機、４……過冷却器、１０……管体、１１……
熱交換体、Ｃ……補助冷凍サイクル。
Claims (1)
- 膨張機、凝縮器、受液器、循環ポンプおよびガ
ス発生器を順次連通してなるランキンサイクル
と、上記膨張機に機械的に接続され膨張機で得ら
れる駆動力をもつて駆動される圧縮機、上記凝縮
器、上記受液器、膨張弁および蒸発器を順次連通
してなる冷凍サイクルと、上記受液器と循環ポン
プとの間に設けられランキンサイクルの作動冷媒
を導く管体およびこの管体内に熱交換体を収容し
てなる過冷却器と、上記受液器から冷凍サイクル
を流通する作動冷媒の一部を分流し補助膨張弁を
介して上記過冷却器の熱交換体内に導通させ管体
内の作動冷媒と熱交換して過冷却し上記圧縮機の
吸込側に導く補助冷凍サイクルとを具備したこと
を特徴とする熱駆動式冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882181U JPS5815167U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 熱駆動式冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882181U JPS5815167U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 熱駆動式冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815167U JPS5815167U (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6230699Y2 true JPS6230699Y2 (ja) | 1987-08-06 |
Family
ID=29903211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10882181U Granted JPS5815167U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 熱駆動式冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815167U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59131503U (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-04 | 株式会社日立製作所 | 冷熱発電設備 |
| JP4682677B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2011-05-11 | 株式会社デンソー | 熱サイクル装置 |
| JP4631426B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2011-02-16 | 株式会社デンソー | 蒸気圧縮式冷凍機 |
| JP5151014B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2013-02-27 | 株式会社日立製作所 | ヒートポンプ装置及びヒートポンプの運転方法 |
| EP1934435B1 (en) * | 2005-10-04 | 2015-06-10 | AC-Sun ApS | Cooling apparatus for air conditioning and heat pumps |
| HUE053566T2 (hu) * | 2013-02-05 | 2021-07-28 | Heat Source Energy Corp | Továbbfejlesztett szerves rankine ciklusú dekompressziós hõmotor |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS477972U (ja) * | 1971-02-16 | 1972-09-29 | ||
| JPS5644560A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-23 | Hitachi Ltd | Rankine engine driven refrigerating machine |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4711644U (ja) * | 1971-03-05 | 1972-10-12 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP10882181U patent/JPS5815167U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS477972U (ja) * | 1971-02-16 | 1972-09-29 | ||
| JPS5644560A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-23 | Hitachi Ltd | Rankine engine driven refrigerating machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5815167U (ja) | 1983-01-29 |
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