JPS623060Y2 - - Google Patents

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JPS623060Y2
JPS623060Y2 JP1585683U JP1585683U JPS623060Y2 JP S623060 Y2 JPS623060 Y2 JP S623060Y2 JP 1585683 U JP1585683 U JP 1585683U JP 1585683 U JP1585683 U JP 1585683U JP S623060 Y2 JPS623060 Y2 JP S623060Y2
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JP
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lever
hole
push rod
rod
push
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JP1585683U
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JPS59122820U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、笛付きケツトルの口蓋開閉装置に
関するもので、その目的は、蒸気の吹き出しによ
つて鳴動し湯が沸いたことを知らせる警笛を附設
した口蓋を、極めて簡単な取扱い操作でより円滑
且つ確実に全く誤動作のない状態で開閉し得る機
能を備えた理想的な笛付きケツトルの口蓋開閉装
置を提供することにある。
次に、本考案による口蓋開閉装置の構造及びそ
の使用操作を実施例の図面について具体的に説明
すると、1はケツトル本体2の上壁2aに取付け
た持手で、持手1の前柱3内部には、上下方向に
貫通する押動杆案内孔4と、該孔4の下部に前方
に注ぎ口5に向かつて開口するレバー動作室6が
設けられ、このレバー動作室6内には、上方から
注ぎ口5に嵌合する口蓋7の後部に連らなるレバ
ー8を前方より挿入し、該レバー8の中間部を前
柱3の左右側壁3a,3a間に横架したピン9で
揺動可能に枢支してあり、レバー8のピン9には
蔓巻きスプリング10が嵌挿され、このスプリン
グ10の弾力によりレバー8は常時閉蓋方向に附
勢されていて、口蓋7の中央部には、蒸気圧によ
り鳴動する笛11が装着してある。また本考案の
場合、前柱3内部の案内孔4には、手前側(図面
では右方)に開蓋用の第1押動杆12とその前面
に閉蓋用の第2押動杆13を重合して各々上下方
向へ摺動可能に嵌挿し、両押動杆12,13の上
端部を当該押動杆の段部12a,13aに係合す
るカバー14で所定の高さ以上に突出しないよう
に係止固定すると共に、第1押動杆12の下端を
レバー8の後端部上面に当接させてある。図面中
の符号15,16は前記両押動杆12,13の中
間部に連通して設けた透孔、17はこの透孔1
5,16内に収設したT字形のトリガレバーで、
前記の透孔15,16には、トリガレバー17の
上部腕杆18が第1押動杆12の透孔15を貫通
して第2押動杆13の透孔16に突入し、下部腕
杆19は第1押動杆12の透孔15内に於いて下
方に延び、透孔15の下端部前面に設けた係止段
部20と係合し、トリガレバー17は、後端の軸
部17aで前柱3の後壁3bに枢支され、下部腕
杆19と後壁3bとの間にはトリガレバー17を
常時前方(第2押動杆の復帰方向)に附勢するバ
ネ21が介挾してある。
本考案の装置は上記構造なので、この装置を備
えた笛付きケツトルは、通常の状態、即ち注ぎ口
5の口蓋7を開く必要のないときには、スプリン
グ10の弾力によつてレバー8の上端部が上方に
押し上げられ、該レバー8前端部の口蓋7が注ぎ
口5に嵌合し、その時、第1押動杆12及び第2
押動杆13とトリガレバー17との関係は第2図
図示のようになつており、両押動杆12,13の
上端部は所定の高さまで突出した位置で停止して
いる。
このような状態にあるケツトルの内部に水を注
入したり、内部の湯が沸いて笛11が鳴つた後、
ケツトル本体2から湯を注出したりするために口
蓋7を開く必要が生じた場合には、持手1の前柱
3上部に突出している両押動杆12,13のうち
後方の第1押動杆12だけを指先で軽く下方に押
し込めば、前記第1押動杆12の下降に伴なつて
レバー8の後端部がスプリング10の弾力に抗し
て下方に揺動し、反対側の口蓋7が上方に揺動し
て第3図図示の如く注ぎ口5が開放される。その
際、トリガレバー17の下部腕杆19は、第1押
動杆12の下降中、バネ21の弾力に抗しながら
透孔15の係止段部20下端の斜面20aに押さ
れて後退し、第1押動杆12が最下降点附近まで
降下したときに、バネ221の弾力により前方に
押圧されて係止段部20上面に係合するので、第
1押動杆12の上端部から指を離しても、当該押
動杆12が上方に復帰することはなく、次に説明
する閉蓋操作を行なわない限り、そのまゝ口蓋7
の開放状態が保持されるものである。
次に、ケツトル内部の湯を注出し、又は再度ケ
ツトル内に水を注入した後、口蓋7を閉じる際に
は、第1押動杆12の前にある第2押動杆13の
上端を指先で下方に軽く押圧すれば、該押動杆1
3の透孔16に突入しているトリガレバー17の
上部腕杆18が下方に回動し、これと共動する下
部腕杆19の爪19aが第1押動杆12の透孔1
5内に於いて係止段部20から外れて第4図図示
の如く後方に離脱し、スプリング10の弾力によ
つて第1押動杆12がレバー8と共に上方へ押し
上げられて夫々元の位置に戻るので、レバー8先
端部の口蓋7でケツトルの注ぎ口5が閉鎖され
る。この場合、第1押動杆12の上昇に伴なつて
下部腕杆19の爪19aが係止段部20下方の空
間に位置すると、トリガレバー17はバネ21の
弾力によつて前方に回動し、上部腕杆18で第2
押動杆13が第2図の如く上方に押し上げられる
ため、前記の操作により第1押動杆12だけでな
く第2押動杆13も自動的に当初の位置に復帰す
る。
従来、笛付きケツトルに設けられている口蓋開
閉装置については、1本の押動杆だけを単に上下
動して口蓋を開閉する簡単なものから押動杆を上
下方向だけでなく前後方向にも動かせるようにセ
ツトし、押動杆の押し下げ動作と引付け動作を複
合して口蓋を開閉する複雑な機構のものまで種々
多様な装置が考案されているが、前者の場合は、
口蓋を開き続けるためにはその間絶えず押動杆を
押し続けねばならぬ不便があり、また、後者の場
合は、取扱い操作が面倒で誤動作を起しやすく、
家庭の主婦や子供がその使用操作を誤まつて装置
を破損しり火傷の原因になる等の欠点があつた。
然しながら、本考案の口蓋開閉装置は、使用の
際に口蓋を開いた後、第1押動杆から指先を離し
ても、そのまま開蓋状態が保持されているため、
従来装置のように押動杆を押し続ける必要がない
事は勿論、持手の前柱部に開蓋操作と閉蓋操作を
分担する二つの専用押動杆が設けられ、然かも開
蓋用の第1押動杆が手前側に、そして閉蓋用の第
2押動杆が第1押動杆の前方に配列されているの
で、持手を把持したまゝ前記の両押動杆を手前側
から順に押し下げていけば、全く誤動作のない状
態で口蓋を極めて円滑且つ確実に開閉することが
出来、主婦や子供達でも容易に取扱える優れた利
点があり、その構造が比較的簡単で故障が殆んど
なく製作費が安価な事とも相俟つて、頗る顕著な
実用効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による口蓋開閉装置を設けた笛
付きケツトルの具体的な実施構造の一例を示す要
部の断面図、第2図乃至第4図は装置各部の動作
順序を示す断面図である。 1……持手、2……ケツトル本体、2a……上
壁、3……前柱、3a……側壁、3b……後壁、
4……押動杆案内孔、5……注ぎ口、6……レバ
ー動作室、7……口蓋、8……レバー、9……ピ
ン、10……スプリング、11……笛、12……
第1押動杆、12a……段部、13……第2押動
杆、13a……段部、14……カバー、15,1
6……透孔、17……トリガレバー、17a……
軸部、18……上部腕杆、19……下部腕杆、1
9a……爪、20……係止段部、20a……斜
面、21……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケツトル本体の上壁に取付けた持手の前柱内部
    に、上下方向に貫通する押動杆案内孔と該孔の下
    部に前方の注ぎ口に向かつて開口するレバー動作
    室を設け、このレバー動作室内に、上方から注ぎ
    口に嵌合する笛付き口蓋の後部に連らなるレバー
    を前方より挿入して、該レバーの中間部を前柱の
    左右側壁間に横架したピンで揺動可能に枢支し、
    レバーの後端部に当該レバーを常時閉蓋方向に附
    勢するスプリングを設け、前柱内部の案内孔に
    は、手前側に開蓋用の第1押動杆とその前面に閉
    蓋用の第2押動杆を重合して各々上下方向へ摺動
    可能に嵌挿し、両押動杆の上端部を当該押動杆の
    段部に係合するカバーで所定の高さ以上に突出し
    ないように係止し、且つ、第1押動杆の下端をレ
    バーの後端部上面に当接させると共に、両押動杆
    の中間部に前後に連通する透孔を設け、前記の透
    孔には、上部の腕杆が第1押動杆の透孔を貫通し
    て第2押動杆の透孔に突入し、下部の腕杆が第1
    押動杆の透孔内に於いて下方に延び該透孔下端の
    係止段部と係合するT字形のトリガレバーを後端
    の軸部で前柱の後壁に枢支せしめ、下部腕杆と後
    壁との間に、前記トリガレバーを常時前方に向か
    つて附勢するバネを介在させて成る笛付きケツト
    ルの口蓋開閉装置。
JP1585683U 1983-02-04 1983-02-04 笛付きケツトルの口蓋開閉装置 Granted JPS59122820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1585683U JPS59122820U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1585683U JPS59122820U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122820U JPS59122820U (ja) 1984-08-18
JPS623060Y2 true JPS623060Y2 (ja) 1987-01-23

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ID=30147167

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JP1585683U Granted JPS59122820U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

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JPS59122820U (ja) 1984-08-18

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