JPS5936190Y2 - 笛付きケツトルの口蓋開閉装置 - Google Patents

笛付きケツトルの口蓋開閉装置

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JPS5936190Y2
JPS5936190Y2 JP10580880U JP10580880U JPS5936190Y2 JP S5936190 Y2 JPS5936190 Y2 JP S5936190Y2 JP 10580880 U JP10580880 U JP 10580880U JP 10580880 U JP10580880 U JP 10580880U JP S5936190 Y2 JPS5936190 Y2 JP S5936190Y2
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JP
Japan
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palate
lever
hollow chamber
opening
whistle
Prior art date
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Expired
Application number
JP10580880U
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English (en)
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JPS5730129U (ja
Inventor
静夫 清水
Original Assignee
ホクセイ日軽家庭用品株式会社
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Publication date
Application filed by ホクセイ日軽家庭用品株式会社 filed Critical ホクセイ日軽家庭用品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ケラトルの注口に笛付きの口蓋を、簡単に
しかも確実に嵌脱し得るようにした笛付き口蓋の開閉装
置に関する。
周知首付きケラトルの内、ケラトルの注口に嵌脱する笛
付きの口蓋を、持手の前柱内に設けた開閉機構によって
嵌脱するケラトルにあっては、口蓋の開閉機構が種々工
夫されているが、何れの開閉機構にも一長一短があった
そこでこの考案は、口蓋を押ボタンにて直接開放し、開
放した口蓋を手動にて閉鎖する開閉装置を工夫して、従
来開閉装置では得られない簡単で確実な口蓋の嵌脱を可
能にしたものである。
次に本案による口蓋の開閉装置を実施例の図面に基づき
説明すると、ケラトル本体1の前部に注口11を設け、
本体1の上壁10に持手2を固定し、持手2の前柱20
内より上方に向けて開口する中空室3と、中空室3の下
部より前方の注口11上部に向けて抜ける開放口4を設
け、注口11に嵌脱する笛15付きの口蓋5に、持手前
柱20の開放口4より中空室3内の前方まで挿入するレ
バー50を設け、該レバー50の後端に爪部51を突出
し、レバー50の後部をピン25にて開放口4に軸支し
て、ピン25を支点として口蓋5が揺動し得るように支
持する一方、前柱20に設けた中空室3の底30に、口
蓋レバー50の後端に圧接する板バネ6を固定し、この
板バネ6は下部に開放状態の口蓋レバー50の爪部51
に係止する段部61を設け、上片60が嵌合状態にある
口蓋レバー50の後端を閉鎖方向に押圧するように形成
され、持手前柱20に設けた中空室3内に、口蓋レバー
50の後端爪部51に載置係止し持手2より突出する押
ボタン7を上下動可能に挿入し、押ボタン7の上部に切
欠71を設け、中空室3上部の持手2に押ボタン7の脱
出を防止するソケット8を固定しているものであって、
ソケット8は持手前柱2の中空室3内に挿入する胴部8
1と、中空室3上部の持手2に設けた凹部21に嵌合す
る鍔部80から威り、胴部81に押ボタン7の挿入する
貫通孔82を設け、押ボタン7の頭部70は前方下部に
向って楔状を威し、押ボタン7を上下動しても板バネ6
に触れないようにされ、板バネ6は中空室3の底30に
設けた凸起31に嵌挿し、凸起31の頂部を潰して第4
図の如く固定するか、ソケット8の下部に中空室3の底
30まで達する脚部83を設け、脚部83にて板バネ6
を第1図の如く固定する。
本案首付き口蓋の開閉装置は上記構造であるから、笛1
5付きの口蓋5が自重によって注口11に嵌合し、口蓋
5と一体を威すレバー50後端の爪部51の上部に載置
する押ボタン7が、持手2より上方に突出する口蓋閉鎖
状態において、持手2より突出している押ボタン7を押
込めば、押ボタン7の頭部70は開放口4に軸支するレ
バー50後端の爪部51に載置しているため、レバー5
0の後部は押ボタン7の押込みに従って、レバー50の
後端に圧接している板バネ6の上片60を、中空室3の
後方に押圧しながら下方に揺動し、板バネ6下部の段部
61にレバー爪部51が係止するまで押込まれ、板バネ
段部61にレバー爪部51が係止した所で、注口11よ
り離反した口蓋5が揺動不能となり、開放状態に支持さ
れる。
又口蓋5を開放状態より注口11に嵌合するには、口蓋
5を直接注口11方向に押圧して、板バネ6の段部61
に係止していたレバー50後端の爪部51を、板バネ段
部61より上片60側に外せば、以後口蓋5はレバ−5
0後部に載置している押ボタン7を上昇しながら、又レ
バー50の後端に圧接している板バネ6の押圧に対向し
ながら自重によって反時計方向に揺動し、注口11に嵌
合する。
口蓋5が注口11に嵌合した状態で、口蓋5のレバー5
0に圧接する板バネ6の上片60は、口蓋5の閉鎖方向
に押圧して、蒸気の吹き上げによる口蓋5の踊りを防止
する。
従って本案の笛付きケラトルにおける口蓋の開閉装置は
、笛付きの口蓋を押ボタンによって開放し、開放した口
蓋を板バネにて係止し、開放状態に保持されている口蓋
を手指によって押下げて注口に嵌合するものであるから
、口蓋の開閉構造が実に簡単であると共に、その組立て
と開閉操作も実に容易である。
しかも口蓋を開放状態に係止する板バネは、口蓋の嵌合
状態に、口蓋を閉鎖方向に押圧するようにも工夫しであ
るため、注口より口蓋に吹き上げる蒸気によって、口蓋
が開放方向に押上げられて踊ることもない等、本案の口
蓋開閉装置は、ケラトルに入れた水が沸騰すると笛が確
実に鳴り、笛の鳴りを止めた状態で加熱の続行を可能に
する笛付きケラトルとして実用面に顕著な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は笛付きケットルにおける本案口蓋開
閉装置の要部構造を示す断面図で、第1図は口蓋の嵌合
状態を、第2図は口蓋の開放途中の状態を示し、第3図
は開放状態を示す。 第4図は類例開閉装置の開放状態における要部構造を示
す断面図、第5図はソケットの縦断面図、第6図は板バ
ネの縦断面図、第7図は押ボタンの縦断面図である。 1・・・・・・ケラトル本体、10・・・・・・上壁、
11・・・・・・注口、2・・・・・・持手、20・・
・・・・前柱、21・・・・・・凹部、3・・・・・・
中空室、30・・・・・・底、31・・・・・・凸起、
4・・・・・・開放口、5・・・・・・口蓋、50・・
・・・・レバー、51・・・・・・爪部、15・・・・
・・笛、25・・・・・・ピン、6・・・・・・板バネ
、60・・・・・・段部、61・・・・・・上片、7・
・・・・・押ボタン、70・・・・・・頭部、71・・
・・・・切欠、8・・・・・・ソケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケラトル本体1に取付ける持手2の前柱20に、前柱内
    より上方に抜ける中空室3と、中空室の下部より注口1
    1方向に抜ける開放口4を設け、注口に嵌脱する笛15
    付きの口蓋5に、前柱の開放口より中空室内まで挿入す
    るレバー50を設け、レバーの後端に爪部51を突設し
    、レバーの後部を開放口に軸支して揺動可能にすると共
    に、中空室の底30にレバーの後端に圧接する板バネ6
    を設け、板バネ下部に設けた段部61にて口蓋を開放状
    態に係止し、板バネの上片60にて口蓋を嵌合状態に押
    圧し得るようにせしめ、中空室内にレバー爪部の上部に
    載置し持手より突出する押ボタン7を上下可能に挿入し
    、中空室上部に押ボタンの脱出防止ソケット8を設けた
    笛付きケラトルの口蓋開閉装置。
JP10580880U 1980-07-25 1980-07-25 笛付きケツトルの口蓋開閉装置 Expired JPS5936190Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10580880U JPS5936190Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

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JP10580880U JPS5936190Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5730129U JPS5730129U (ja) 1982-02-17
JPS5936190Y2 true JPS5936190Y2 (ja) 1984-10-05

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ID=29467168

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JP10580880U Expired JPS5936190Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 笛付きケツトルの口蓋開閉装置

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JPH0538684Y2 (ja) * 1988-06-24 1993-09-30

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JPS5730129U (ja) 1982-02-17

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