JPS6230430Y2 - - Google Patents

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JPS6230430Y2
JPS6230430Y2 JP1981189767U JP18976781U JPS6230430Y2 JP S6230430 Y2 JPS6230430 Y2 JP S6230430Y2 JP 1981189767 U JP1981189767 U JP 1981189767U JP 18976781 U JP18976781 U JP 18976781U JP S6230430 Y2 JPS6230430 Y2 JP S6230430Y2
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JP
Japan
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manhole
cable
offset
sized power
power cables
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JP1981189767U
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JPS5895129U (ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はマンホール容積を縮小可能とした大サ
イズ電力ケーブルのオフセツト接続部に関する。
(考案の技術的背景) 従来から大サイズ電力ケーブルをマンホール内
において接続する場合には、管路内におけるケー
ブルの熱伸縮を吸収させるためにケーブル接続部
の近傍にオフセツト部を形成することが行われて
いる。
第1図及び第2図は、従来のマンホール内にお
ける大サイズ電力ケーブルのオフセツト接続部を
示している。
第1図は二円弧法と呼ばれるケーブルのオフセ
ツト接続部であつて、マンホールH内の対向する
管路1,1′から引き出された大サイズ電力ケー
ブル2,2′は、許容曲率半径内でそれぞれ二つ
の円弧R1、R2からなるS字状に湾曲されてオフ
セツトが形成され、マンホールHのほぼ中間部に
おいて接続されて接続部3が形成される。
第2図は三円弧法と呼ばれる大サイズ電力ケー
ブルのオフセツト接続部であつて、マンホールH
内の対向する管路1,1′から引き出された大サ
イズ電力ケーブル2、2′は二円弧法と同様に、
許容曲率半径内でまず二つの円弧R1、R2からな
るS字状に湾曲され、さらにS字の先端部におい
て下方に向けて一つの円弧R3を形成させて湾曲
されてマンホールHのほぼ中間部において接続さ
れ、同様に接続箱3が形成される。
(背景技術の問題点) しかるにこのような従来の大サイズ電力ケーブ
ルのオフセツト接続部においては、ケーブルが大
サイズ化すると許容曲率半径が大きくなるため、
マンホールHの長さが長くなり、マンホールの容
積が大きくなつて多大の工事費用を要するという
難点があつた。
(考案の目的) 本考案は、かかる従来の難点に対処してなされ
たものでマンホールを大型化することなく大サイ
ズ電力ケーブルの熱伸縮を吸収するオフセツトの
形成を可能とした大サイズ電力ケーブルのオフセ
ツト接続部を提供しようとするものである。
(考案の概要) 本考案はマンホール内の対向する管路から引出
された2条の大サイズ電力ケーブルをそれぞれ他
方のケーブル端を越えて延長して上方にU字状に
折返し、ほぼ管路間の中間点において接続して、
上下の直線部とこれら直線部を結ぶ円弧状部とを
形成することにより、マンホールを大型化するこ
となく大サイズ電力ケーブルに所定のオフセツト
を形成させたものである。
(考案の実施例) 第3図は本考案の一実施例を示すもので、管路
1、1′から引出された大サイズ電力ケーブル
2、2′はそれぞれ他方のケーブル端を越して引
出され、上方にU字状に折返されて管路1、1′
間のほぼ中間点において接続され、接続部3が形
成たれている。4、5はケーブルガイドである。
上記構成のオフセツト接続部においては、大サ
イズ電力ケーブル2、2′の伸び出しは、オフセ
ツト部の上側部分Aと下側部分Bとにそれぞれ分
配される結果、水平方向の伸び出しは著しく小さ
いものとなる。
ちなみに77kV架橋ポリエチレン絶縁ビニルシ
ースケーブル(CVケーブル)の単心2000mm2のケ
ーブルにマンホール内において所定のオフセツト
を形成するためには、第1図及びび第2図に示し
た従来の工法によれば、マンホールの容積は、長
さ1.3mの接続箱3の両端に0.2mの直線部を形成
し、管路口のガイド長さ0.1m、このガイドから
の直線部0.5m、オフセツト部の曲率半径1mと
した場合、マンホールの長さは7.5mとなり、マ
ンホールの幅1.8m、高さを2.6mとして 7.5×1.8×2.6=35.1m3 の容積を必要としていたが、本考案によれば例え
ば、第4図に示すように、ケーブルの伸び出しを
各ケーブルについてそれぞれamとすれば、一方
のケーブルの湾曲部の水平方向の変位×はamよ
り大きくなることはないので、a=×と仮定して
もマンホール長さは、 (1+0.5+0.1+a)×2+1.7=4.9+2a a=0.2mとすればマンホールの長さは5.3mとな
る。
従つて、マンホールの高さを3mとしてもマン
ホール容積は 5.5m×1.8m×3m=29.7m3 となり、ほぼ従来の85%程度に押えることが可能
となる。
(考案の効果) 以上のように、本考案においてはマンホール内
において管路から引き出された2条の大サイズ電
力ケーブルをそれぞれ他方のケーブル端を越えて
延長して上方にU字状に折返し、ほぼ管路間の中
間点において接続して、上下の直線部とこれら直
線部を結ぶ円弧状部を形成したので、マンホール
内をオフセツト部の形成に有効に利用することが
でき、マンホールを大型化することなく大サイズ
オフセツト部の水平方向の伸び出しを小さくする
ことができる。したがつて本考案によれば、マン
ホール容積を縮小することができ、工事費用が安
くなり、またケーブルの伸び出しが円弧部全体に
平均化しやすくなるので、局部的な応力集中を回
避することができて曲げによるケーブルへの悪影
響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来のマンホール内に
おける大サイズ電力ケーブルのオフセツト接続部
を示す正面図、第3図は本考案の一実施例の正面
図、第4図は本考案の効果を説明するための図で
ある。 1,1′……管路、2,2′……大サイズ電力ケ
ーブル、3……接続箱、4……ケーブルガイド、
H……マンホール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール内の対向する管路から引出された2
    条の大サイズ電力ケーブルを、それぞれ他方のケ
    ーブル端を越えて延長して上方にU字状に折返
    し、ほぼ管路間の中間点において接続して、上下
    の直線部とこれら直線部を結ぶ円弧状部とを形成
    して成ることを特徴とする大サイズ電力ケーブル
    のオフセツト接続部。
JP18976781U 1981-12-19 1981-12-19 大サイズ電力ケ−ブルのオフセット接続部 Granted JPS5895129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18976781U JPS5895129U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 大サイズ電力ケ−ブルのオフセット接続部

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JP18976781U JPS5895129U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 大サイズ電力ケ−ブルのオフセット接続部

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Publication Number Publication Date
JPS5895129U JPS5895129U (ja) 1983-06-28
JPS6230430Y2 true JPS6230430Y2 (ja) 1987-08-05

Family

ID=30103536

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JP18976781U Granted JPS5895129U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 大サイズ電力ケ−ブルのオフセット接続部

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745238B2 (ja) * 1974-07-18 1982-09-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745238U (ja) * 1980-08-26 1982-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745238B2 (ja) * 1974-07-18 1982-09-27

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JPS5895129U (ja) 1983-06-28

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