JPS6230392Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230392Y2
JPS6230392Y2 JP9660181U JP9660181U JPS6230392Y2 JP S6230392 Y2 JPS6230392 Y2 JP S6230392Y2 JP 9660181 U JP9660181 U JP 9660181U JP 9660181 U JP9660181 U JP 9660181U JP S6230392 Y2 JPS6230392 Y2 JP S6230392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
pole
shaped
magnetic circuit
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9660181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS583693U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9660181U priority Critical patent/JPS583693U/ja
Publication of JPS583693U publication Critical patent/JPS583693U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6230392Y2 publication Critical patent/JPS6230392Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリボン形スピーカの磁気回路の改良に
関する。
従来、例えばコーン形スピーカのような円環状
の磁気回路の場合は、ポールヨークは冷間鍜造加
工により簡単に製造可能であるため、製造コスト
が比較的安くなる。
一方、リボン形スピーカの磁気回路としては従
来第1図に示すものがある。即ちリング状のマグ
ネツト3を円板状のプレート2とヨーク1′との
間にサンドイツチ状に固着し、そして前記プレー
ト2に設けた長孔2A内に別体で直方体のポール
1′Aを立設して挿入することによつて磁気回路
を形成していた。この磁気回路においては、ポー
ル1′Aが直方体乃至は台形状であるため、鍜造
加工が困難であり、ポール1′Aは角ブロツクを
切削加工によつて製作し、別に製作した円板状の
ヨーク1′に組合わせる方法をとつていた。この
ため、製造コストは鍜造加工品に比較して数倍と
なり、スピーカ全体はコスト高になる要因となつ
ていた。しかもポールにヨークを接着剤で接着す
る構造であるため接着面での磁気抵抗の増加によ
る損失がなく、効率の良い磁気回路とすることが
できる。
本考案は上述の如き点に鑑みてなされたもので
ありその目的とするところは、ポールとヨークと
を形成すべき構成材を打抜成型した後に曲げ加工
を施し、その背中合わせに固着してヨーク部にポ
ール部を一体に形成したことにより量産可能で製
造コストが安価でしかも効率の良いリボン形スピ
ーカの磁気回路を提供するにある。
以下本考案を第2図及び第3図に示す一実施例
に従つて説明する。
1は円板状のヨーク部、1Aはヨーク部1の中
央に立設されたポール部、2はポール部1Aを挿
入して磁気ギヤツプ2A1,2A1を形成するよう
な長孔2Aが穿設されたプレート、3はリング状
のマグネツトで、このリング状のマグネツト3は
ヨーク部1とプレート2とでサンドイツチ状に固
着される。前記磁気ギヤツプ2A1,2A1にはリ
ボン箔等の振動板(図示せず)がシール材等で接
着、保持される。
前記ヨーク部1とリボン部1Aとは一体に形成
されるが、このヨーク部1とポール部1Aを形成
するのには第3図に示すように、磁性板材4から
略半円状のヨーク部1の直径側の中央に略矩形の
ポール部1Aを突設した構成材5を打抜形成し
(第3図I参照)、次に前記構成材5のポール部1
Aをヨーク部1に対して直角に折曲し(第3図
参照)、そして2つの構成材5,5のポール部1
A,1Aを背中合わせに接合することによつて円
板状のヨーク部1の中央部にポール部1Aを立設
して形成する。
本考案の一実施例は上述のように、磁性板材4
から打抜手段等により円板状のヨーク部1とポー
ル部1Aを設けた構成材4を打抜形成し、そして
この構成材4のポール部1Aをヨーク部1に対し
て直角に折曲加工した後に、2つの構成材4,4
を背中合わせに固着したことにより円板状のヨー
ク部1の中央にポール部1Aを一体に形成してい
る。
従つて、打抜加工と折曲加工との2工程でヨー
ク部1の中央にポール部1Aを形成できるので角
ブロツクを切削加工によつて製作し、別に製作し
た円板状のヨーク部1に組み合わせる従来のもの
と異なり、多量に製作でき、コストも低廉とな
る。しかもヨーク部1にポール部1Aを接着剤等
で接着する構造でないため、接着面での磁気抵抗
の増加による損失がなく、効率の良い磁気回路を
得ることができる。
また第4図乃至第6図に示すものは本考案の他
の実施例であり、この実施例においては前記実施
例のものがヨーク部1とプレート2とにサンドイ
ツチ状に固着するマグネツト3が真円のリング状
に形成されたのと異なり、本実施例のマグネツト
3はポール部1Aに対向して近接する直線状部3
A1,3A1を有する長孔3Aを設けたリング状に
形成される。従つて直方体又は台形状のポール部
1Aに対して上記マグネツト3よりもマグネツト
3が対向して近接することになるから磁気回路と
しての効率は上記実施例のものより一層、良くな
る。
上述のように本考案は、ポールとヨークとを形
成すべき構成材を打抜成型した後に曲げ加工を施
し、その後2つの構成材を背中合わせに固着して
ヨーク部にポール部を一体形成したので量産可能
となり、製造コストが安価でしかも磁気回路とし
ての効率は良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリボン形スピーカの磁気回路の
一例を示す一部切欠斜面図、第2図は本考案のリ
ボン形スピーカの磁気回路の一実施例を示す一部
切欠斜面図、第3図,,は同じく本実施例
を構成するヨークとポールとを製作工程毎に示し
た斜面図、第4図は本考案の他の実施例を示した
ものでプレートを省いた状態の平面図、第5図お
よび第6図は第4図のA−A断面図、B−B断面
図をそれぞれ示す。 1……ヨーク部、1A……ポール部、2A……
長孔、2A1……磁気ギヤツプ、4……構成材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長孔を中央に設けた円形のプレートと、円形の
    ヨークとの間にリング状のマグネツトをサンドイ
    ツチ状に固着するとともに前記長孔内にポールを
    挿入して磁気ギヤツプが形成されたリボン形スピ
    ーカの磁気回路において、略半円状のヨーク部の
    直径側の中央に略矩形のポール部を突設した構成
    材を磁性体取付板から打抜形成し、該構成材の前
    記ヨーク部を折曲してこの折曲部分を背中合わせ
    に接合することによつて円板状のヨークの中央部
    分にポール部を立設するように形成したことを特
    徴としたリボン形スピーカの磁気回路。
JP9660181U 1981-07-01 1981-07-01 リボン形スピ−カの磁気回路 Granted JPS583693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9660181U JPS583693U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 リボン形スピ−カの磁気回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9660181U JPS583693U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 リボン形スピ−カの磁気回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS583693U JPS583693U (ja) 1983-01-11
JPS6230392Y2 true JPS6230392Y2 (ja) 1987-08-04

Family

ID=29891444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9660181U Granted JPS583693U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 リボン形スピ−カの磁気回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS583693U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS583693U (ja) 1983-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4158756A (en) Dynamic loudspeaker with plastic basket encapsulating front pole plate
US7079665B2 (en) Loudspeaker
JPH07121184A (ja) 電気音響変換器及びその製造方法
JP3224690B2 (ja) 電気音響変換器の製造方法
US4061890A (en) Loudspeaker with single layer rectangular wire voice coil wound on slit metal bobbin with a notch in the adjacent pole plate
JPS59226768A (ja) 強磁性流体極片磁石装置及びこの装置の製造法
JPS6230392Y2 (ja)
JPH0246159Y2 (ja)
JPS6214794Y2 (ja)
JPH05236707A (ja) モールド整流子及びその製造方法
JPH026717Y2 (ja)
JPH0129916Y2 (ja)
JPS589313A (ja) 複数の磁性体個片を含む一体化部品の製造方法
JP2593982B2 (ja) スピーカの製造方法
JPS6130200A (ja) スピ−カの組立方法
JPS5821410Y2 (ja) ブザ−用ケ−ス
JPH025671Y2 (ja)
JPS6035120Y2 (ja) ブザ
JPH0419983Y2 (ja)
JPH0352075Y2 (ja)
JPS6026509Y2 (ja) 小型電動機
JPS5821709Y2 (ja) 複合板
JPS59879Y2 (ja) 圧電ブザ−
JPH0530691A (ja) ステータコア
JP2673511B2 (ja) 磁気ヘツド用シールド板の製造方法