JPS6230302Y2 - - Google Patents

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JPS6230302Y2
JPS6230302Y2 JP17640679U JP17640679U JPS6230302Y2 JP S6230302 Y2 JPS6230302 Y2 JP S6230302Y2 JP 17640679 U JP17640679 U JP 17640679U JP 17640679 U JP17640679 U JP 17640679U JP S6230302 Y2 JPS6230302 Y2 JP S6230302Y2
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JP
Japan
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sheet
conductive
synthetic resin
power supply
welded
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JP17640679U
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JPS5694000U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は導電性シートの両面を塩化ビニルシー
ト等で被覆した導電性複合シートに関するもので
ある。
導電性複合シートは、主として面状発熱体の基
体として使用され、特に、軟質塩化ビニルシート
で被覆したものは、柔軟性に富み、ロール巻きが
できるので製造上、取扱上有利であり広い用途が
見込まれる。しかしながら従来の面状発熱体等の
基体等は原反から裁断された裁断縁、即ち内蔵導
線列と直角な側縁、および前記導線と外部給電線
等を接合した給電端子部分などは、専ら接着剤を
使用して絶縁シートを貼着し絶縁シールされる。
これは、導電性複合シートでは、高周波溶着に際
し、陽極と導電性シート間にスパークが頻発し易
く、溶着部の電気絶縁が不完全となるので、高周
波溶着法は実用に供されていないのである。
本願出願人は導電性複合シートにスパークを生
起せしめず溶着する方法として「導電性樹脂シー
トの高周波ウエルダー加工方法」(昭和54年12月
21日出願)を特許出願した。その発明の要旨は
「高周波ウエルダー加工において、導電性シート
または導電性フイルムの両面を高周波溶着できる
絶縁シートで被覆した複合シートの表面に高周波
溶着できる絶縁シートを積層し溶着せしめる際
に、上部電極の下端部を高周波溶着できない高分
子皮膜で被覆し溶着加工することを特徴とする導
電性樹脂シートの高周波ウエルダー加工方法」に
在り、この方法によりスパークの発生なしに高周
波溶着が可能となつた。
本考案は、接着剤を使用する不利、欠点の解消
された新規な導電性複合シートを提供するもので
ある。
本考案の実施例を第1図乃至第2図に基いて説
明すると、図中で、導電性シート1は基布端部に
細い銅線を並行して取付け電極の役割をする電極
導線列2とした基材に、塗料状態の導電性組成物
を含浸、乾燥せしめて成るものであつて、その両
面は軟質塩化ビニルシート3,3で被覆され複合
シートを形成している。側縁4は原反から裁断し
た未シール状態の側縁であり、電極である電極導
線列2と直角な方向の側縁である。この側縁4を
断面コ字状に取囲んで軟質の絶縁強化塩化ビニル
シート5が積層され、前記シート3とシート5が
上述の方法を用いて高周波溶着されている。
また、給電端子部分の実施例を第3図乃至第4
図に基いて説明すると、上部の塩化ビニルシート
3は切欠かれ電極導線列2に外部給電線7付きの
電極端子6が取付けられており、この部分を覆つ
て絶縁強化塩化ビニルシート5が積層され、積層
したシート5は、上部の塩化ビニルシート3と溶
着結合すると同時に、電線の被覆樹脂に溶着し外
部給電線7をも確固として固定している。
本考案は上述の如く従来行なわれなかつた高周
波溶着による側縁部、給電端子部を有するので、
接着法によるものに比較して合成樹脂シートの溶
着部分は一体的に融合しており、剥離するおそれ
や、接着剤中の溶剤の移行などの心配がなく、絶
縁シールは一層完全である。また、給電端子部と
導電性シート間は接着剤による貼着法の場合のよ
うにぐらつくおそれがなく確固として固定され、
特に取扱いに注意する必要がない利点がある。ま
た、同様に、例えばサーミスターやマイクロスイ
ツチこれに判なう配線などを複合シート表面に積
層シートを用いて高周波溶着して固定することが
でき、何れも給電端子部分同様の利点がある。本
考案では溶着は極めて短時間で行なわれるので、
作業性が高く、かつ有機溶剤を使用しないので作
業環境が悪化しない。また本考案では、溶着部分
は美しく端正な外観を呈し、接着剤法で見られる
貼着線の曲り等はなく、面状発熱体基体等のシー
トとして優れた商品価値を付与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の側縁部の一実施例を示す
一部切欠斜視図、第2図は第1図の−線に沿
う拡大断面図、第3図は、この考案の給電端子部
分の一実施例を示す斜視図で、第4図は第3図の
−線に沿う拡大断面図である。 1……導電性シート、2……電極導線列、3…
…軟質塩化ビニルシート、4……側縁、5……絶
縁強化塩化ビニルシート、6……電極端子、7…
…外部給電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性シートの両面を高周波溶着できる合成樹
    脂シートで被覆し該複合シートの少なくとも内蔵
    導線列と直角な側縁部および前記導線と接合した
    給電端子部分に、さらに高周波溶着できる合成樹
    脂シートが積層され、前記複合シートの合成樹脂
    シートと積層された合成樹脂シートが高周波ウエ
    ルダーで溶着加工されてなる導電性複合シート。
JP17640679U 1979-12-21 1979-12-21 Expired JPS6230302Y2 (ja)

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JP17640679U JPS6230302Y2 (ja) 1979-12-21 1979-12-21

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JPS5694000U JPS5694000U (ja) 1981-07-25
JPS6230302Y2 true JPS6230302Y2 (ja) 1987-08-04

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