JPS6230221A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPS6230221A JPS6230221A JP60169590A JP16959085A JPS6230221A JP S6230221 A JPS6230221 A JP S6230221A JP 60169590 A JP60169590 A JP 60169590A JP 16959085 A JP16959085 A JP 16959085A JP S6230221 A JPS6230221 A JP S6230221A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- polarizing film
- polarizing
- color
- axis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、液晶を用いて文字や数字や絵等の表示パタ
ーンを表示する素子に関するもので、特に、同一表示パ
ターンを多色にて表示するネガタイプの液晶表示素子に
関する。
ーンを表示する素子に関するもので、特に、同一表示パ
ターンを多色にて表示するネガタイプの液晶表示素子に
関する。
一般に実用化されている液晶表示素子における同一表示
パターンをカラー化させるには、カラー偏光膜、バンク
ライトのカラー化、液晶への色素の混合等の手段を用い
る方法があるが、これらは単色のカラー化であり、同一
表示パターンの表示を2色以上の多色で表示できるもの
ではなかった。
パターンをカラー化させるには、カラー偏光膜、バンク
ライトのカラー化、液晶への色素の混合等の手段を用い
る方法があるが、これらは単色のカラー化であり、同一
表示パターンの表示を2色以上の多色で表示できるもの
ではなかった。
近年、液晶表示素子の広い普及性により、同一の液晶表
示素子で多機能を表示させるためや、ファション性を持
たせるために、同一表示パターンを多色でカラー表示さ
せるものが開発されており、たとえば、特開昭58−5
0.583号公報に開示されている。
示素子で多機能を表示させるためや、ファション性を持
たせるために、同一表示パターンを多色でカラー表示さ
せるものが開発されており、たとえば、特開昭58−5
0.583号公報に開示されている。
かかる液晶表示素子は、2枚の対向配設した絶縁性透明
基板の外側に偏光膜を配設し、前記基板の一方の内面に
は表示パターンに応じた形状の透明なセグメント電極を
形成し、前記基板の他方の内面には前記セグメント電極
と対応して2色以上のカラーフィルタを交互に細かく設
けた複数のコモン電極を形成し、これら側基板間に、例
えば、P形のネマチック液晶をツイスト配列状態となる
よう封入して液晶表示素子を構成し、前記各電極への選
択な電圧印加によって任意のカラーフィルタの部分を選
択し、セグメント電極部分、すなわち、表示パターンを
多色表示させるものである。
基板の外側に偏光膜を配設し、前記基板の一方の内面に
は表示パターンに応じた形状の透明なセグメント電極を
形成し、前記基板の他方の内面には前記セグメント電極
と対応して2色以上のカラーフィルタを交互に細かく設
けた複数のコモン電極を形成し、これら側基板間に、例
えば、P形のネマチック液晶をツイスト配列状態となる
よう封入して液晶表示素子を構成し、前記各電極への選
択な電圧印加によって任意のカラーフィルタの部分を選
択し、セグメント電極部分、すなわち、表示パターンを
多色表示させるものである。
このような構成の液晶表示素子では、同一表示パターン
を2色以上の異なる色にて表示可能とすることができる
ものの、表示パターンのみ光が透過するネガタイプの液
晶表示素子として使用する場合、同一表示パターンにお
ける開口率、すなわち、表示を行うセグメント電極部分
におけるセグメント電極の面積に対する光が透過する面
積の比率、が低く、例えば、同一表示パターンを2色に
て表示させる場合には、この表示パターンを構成するセ
グメント電極と対向する2色の色フィルタを交互に細か
く設け、この色フィルタの各色ごとに分割したコモン電
極を形成し、各色ごとに独立に透過光を制御する構成と
するため、開口率は50%を越えることができない。
を2色以上の異なる色にて表示可能とすることができる
ものの、表示パターンのみ光が透過するネガタイプの液
晶表示素子として使用する場合、同一表示パターンにお
ける開口率、すなわち、表示を行うセグメント電極部分
におけるセグメント電極の面積に対する光が透過する面
積の比率、が低く、例えば、同一表示パターンを2色に
て表示させる場合には、この表示パターンを構成するセ
グメント電極と対向する2色の色フィルタを交互に細か
く設け、この色フィルタの各色ごとに分割したコモン電
極を形成し、各色ごとに独立に透過光を制御する構成と
するため、開口率は50%を越えることができない。
更に、表示動作について、特に前記ネマチック液晶をツ
イスト配列状態として使用する液晶表示素子では、視角
依存性が悪く、応答性も劣るという問題を有していた。
イスト配列状態として使用する液晶表示素子では、視角
依存性が悪く、応答性も劣るという問題を有していた。
この発明は、前記従来の問題点に着目して考えられたも
のであり、同一表示パターンを2色以上の色にて表示可
能とするとともに、良好な表示動作を得ることのできる
液晶表示素子の提供を目的とする。
のであり、同一表示パターンを2色以上の色にて表示可
能とするとともに、良好な表示動作を得ることのできる
液晶表示素子の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、この発明は、第1のカラー偏
光膜と、この偏光膜とは異なる色で偏光軸を直交状態に
合わせた第2のカラー偏光膜と、電極への選択的な電圧
印加に応じて表示パターンをネガ表示する第1の液晶セ
ルと、液晶の分子の長軸方向を前記各偏光膜の偏光軸方
向と45度(135度)ずらすとともにその液晶の界面
接触ディレクタの方向を電極内面に対して互いに逆方向
に傾斜させた半波長の可変光学リターダの働きを有する
第2の液晶セルと、偏光軸を前記各偏光膜の一方の偏光
軸と平行で他方の偏光軸と直交するように合わせたニュ
ートラル偏光膜とから成るものである。
光膜と、この偏光膜とは異なる色で偏光軸を直交状態に
合わせた第2のカラー偏光膜と、電極への選択的な電圧
印加に応じて表示パターンをネガ表示する第1の液晶セ
ルと、液晶の分子の長軸方向を前記各偏光膜の偏光軸方
向と45度(135度)ずらすとともにその液晶の界面
接触ディレクタの方向を電極内面に対して互いに逆方向
に傾斜させた半波長の可変光学リターダの働きを有する
第2の液晶セルと、偏光軸を前記各偏光膜の一方の偏光
軸と平行で他方の偏光軸と直交するように合わせたニュ
ートラル偏光膜とから成るものである。
第1図は、この発明の液晶表示素子の構成を示す分解断
面図であり、■は白色の照明光りの進行路中に置かれた
第1の色、例えば、赤色用カラー偏光膜であって、この
偏光膜1を透過する照明光りのうち偏光膜1の偏光軸と
平行な偏光Rのみ赤色に応じた波長となり前記偏光軸と
平行でない偏光Gは白色のままであることから、偏光膜
1を透過した照明光りは赤色光となって見える。2は前
記進行路中で偏光膜1の次に置かれた第2の色、例えば
、緑色用カラー偏光膜であって、偏光軸が赤色用カラー
偏光膜1の偏光軸と90度ずらして設けてあり、この偏
光115ti 2を透過する前記赤色光となった照明光
りのうち偏光膜2の偏光軸と平行な偏光Gのみ緑色に応
じた波長となり前記偏光軸と平行でない偏光Rは偏光膜
2を透過する前の状態そのままで透過することから、偏
光膜2を透過した照明光りは赤色と緑色の混じった光と
なって見える。3は前記進行路中で偏光膜2の次に置か
れた表示パターンをネガタイプにて表示する周知な(例
えば、実公昭59−51.328号公報)ゲスト・ホス
ト型の液晶セルであって、第2図に図示するように、対
向する透明な絶縁性基板30.31のそれぞれ内面に表
示パターンに応じた形状の透明なセグメント電極32お
よびこれと対向するコモン電極33が形成してあり、か
つ、基板30.31の内面は後述する液晶および色素の
分子配列を規制するための配向膜34.35が施され、
周囲を囲うスペーサ36によって小型間を有しながら基
板30.31を対向配設し、この空間内にコレステリッ
ク相を示す誘電異方性が正のコレステリック液晶37お
よび可視光線領域の波長を良好に吸収する色素38を封
入してあり、電極32.33への電圧の印加または除去
によって液晶371色素38がコレステリック相からネ
マチツク相またはネマチック相からコレステリック相へ
の相転移を生じ、しきい値電圧以上の電圧が印加された
電極32.33部分、すなわち、選択されたセグメント
電極32部分のみ光が透過可能となって他の部分は遮断
され、よって選択されたセグメント電極32部分である
表示パターンがネガ表示されるようになっている。4は
前記進行路中で液晶セル3の次に置かれた半波長の可変
光学リターダとして周知なく例えば、特開昭59−21
9,720号)液晶セルであって、第3図に示すように
、対向する透明な絶縁性基板40.41のぞれぞれ内面
に前記液晶セル3の表示パターンと対向する形状の透明
なセグメント電極42およびこれと対向するコモン電極
43が形成してあり、かつ、基板40.41の内面は後
述する液晶のそれぞれ界面接触ディ1/クタの方向を各
電極42.43内面に対して逆方向に傾斜させ、しかも
、前記液晶の分子の長軸方向くラビング方向)を前記偏
光膜1,2の偏光軸に対して45度(−135度)とな
るよう配向膜44. 45が施され、周囲を囲うスベー
ザ46によって小型間を有しながら基板40.41を対
向配設し、この空間内に誘電異方性が正のネマヂノク液
晶47を封入してあり、電極42、43への電圧の印加
の変化により液晶47の界面非接触ディレクタの少なく
とも一部の方向を制御し、十分大きな電圧が印加された
ときは照明光りをそのまま透過させ、後述するような条
件を満たす電圧が印加されたときは照明光りを90度回
転させて透過するようになっている。5は前記進行路中
で液晶セル4の次に置かれたニュートラル偏光膜であっ
て、偏光軸が偏光膜1または偏光膜2の何れか、例えば
、偏光膜2の偏光軸と平行ととなるように設けてあり、
この偏光膜5を透過する前記照明光りのうち、偏光膜5
の偏光軸と平行な偏光のみ透過させ、前記偏光軸と平行
でない偏光は遮断するものである。これら偏光膜1〜偏
光膜5によって液晶表示素子6が構成される。
面図であり、■は白色の照明光りの進行路中に置かれた
第1の色、例えば、赤色用カラー偏光膜であって、この
偏光膜1を透過する照明光りのうち偏光膜1の偏光軸と
平行な偏光Rのみ赤色に応じた波長となり前記偏光軸と
平行でない偏光Gは白色のままであることから、偏光膜
1を透過した照明光りは赤色光となって見える。2は前
記進行路中で偏光膜1の次に置かれた第2の色、例えば
、緑色用カラー偏光膜であって、偏光軸が赤色用カラー
偏光膜1の偏光軸と90度ずらして設けてあり、この偏
光115ti 2を透過する前記赤色光となった照明光
りのうち偏光膜2の偏光軸と平行な偏光Gのみ緑色に応
じた波長となり前記偏光軸と平行でない偏光Rは偏光膜
2を透過する前の状態そのままで透過することから、偏
光膜2を透過した照明光りは赤色と緑色の混じった光と
なって見える。3は前記進行路中で偏光膜2の次に置か
れた表示パターンをネガタイプにて表示する周知な(例
えば、実公昭59−51.328号公報)ゲスト・ホス
ト型の液晶セルであって、第2図に図示するように、対
向する透明な絶縁性基板30.31のそれぞれ内面に表
示パターンに応じた形状の透明なセグメント電極32お
よびこれと対向するコモン電極33が形成してあり、か
つ、基板30.31の内面は後述する液晶および色素の
分子配列を規制するための配向膜34.35が施され、
周囲を囲うスペーサ36によって小型間を有しながら基
板30.31を対向配設し、この空間内にコレステリッ
ク相を示す誘電異方性が正のコレステリック液晶37お
よび可視光線領域の波長を良好に吸収する色素38を封
入してあり、電極32.33への電圧の印加または除去
によって液晶371色素38がコレステリック相からネ
マチツク相またはネマチック相からコレステリック相へ
の相転移を生じ、しきい値電圧以上の電圧が印加された
電極32.33部分、すなわち、選択されたセグメント
電極32部分のみ光が透過可能となって他の部分は遮断
され、よって選択されたセグメント電極32部分である
表示パターンがネガ表示されるようになっている。4は
前記進行路中で液晶セル3の次に置かれた半波長の可変
光学リターダとして周知なく例えば、特開昭59−21
9,720号)液晶セルであって、第3図に示すように
、対向する透明な絶縁性基板40.41のぞれぞれ内面
に前記液晶セル3の表示パターンと対向する形状の透明
なセグメント電極42およびこれと対向するコモン電極
43が形成してあり、かつ、基板40.41の内面は後
述する液晶のそれぞれ界面接触ディ1/クタの方向を各
電極42.43内面に対して逆方向に傾斜させ、しかも
、前記液晶の分子の長軸方向くラビング方向)を前記偏
光膜1,2の偏光軸に対して45度(−135度)とな
るよう配向膜44. 45が施され、周囲を囲うスベー
ザ46によって小型間を有しながら基板40.41を対
向配設し、この空間内に誘電異方性が正のネマヂノク液
晶47を封入してあり、電極42、43への電圧の印加
の変化により液晶47の界面非接触ディレクタの少なく
とも一部の方向を制御し、十分大きな電圧が印加された
ときは照明光りをそのまま透過させ、後述するような条
件を満たす電圧が印加されたときは照明光りを90度回
転させて透過するようになっている。5は前記進行路中
で液晶セル4の次に置かれたニュートラル偏光膜であっ
て、偏光軸が偏光膜1または偏光膜2の何れか、例えば
、偏光膜2の偏光軸と平行ととなるように設けてあり、
この偏光膜5を透過する前記照明光りのうち、偏光膜5
の偏光軸と平行な偏光のみ透過させ、前記偏光軸と平行
でない偏光は遮断するものである。これら偏光膜1〜偏
光膜5によって液晶表示素子6が構成される。
次に、第4図〜第5図を参照しながら、液晶セル4につ
いて詳述する。電場ベクトルの振幅をE、偏光膜1,2
の偏光軸と液晶セル4の液晶47の分子の長軸方向(ラ
ビング方向)とのなす角度φ、偏光膜1,2の偏光軸と
偏光板5の偏光軸とのなす角度をχ、ラビング方向の偏
光とそれに垂直な方向の偏光の位相差をδとすると、偏
光膜5を透し 遇する照明光!強度Iは、 1 = E2(Cos”χ −5in2φ・5in2 (φ−Z)・Sin (δ
/2)) ■で表わされることは周知である(例えば、
4八X BORN、EMIL WOLF″ Pr1
nciples of 0ptics”PEI?G
AMON Pl?ESS 1970.の695頁参照)
。
いて詳述する。電場ベクトルの振幅をE、偏光膜1,2
の偏光軸と液晶セル4の液晶47の分子の長軸方向(ラ
ビング方向)とのなす角度φ、偏光膜1,2の偏光軸と
偏光板5の偏光軸とのなす角度をχ、ラビング方向の偏
光とそれに垂直な方向の偏光の位相差をδとすると、偏
光膜5を透し 遇する照明光!強度Iは、 1 = E2(Cos”χ −5in2φ・5in2 (φ−Z)・Sin (δ
/2)) ■で表わされることは周知である(例えば、
4八X BORN、EMIL WOLF″ Pr1
nciples of 0ptics”PEI?G
AMON Pl?ESS 1970.の695頁参照)
。
そして、φは45度(π/4)に設定しであるから、偏
光軸が直行状態となっている偏光膜1と偏し 光膜5との関係で照明光の強度I工を考えると、χ△ 一π/2より、 TJL= E −5in (δ/2)
■となり、また、偏光軸が
平行状態となっている偏り 光膜2と偏光膜5との関係で照明光の強度T/を考^ えると、 Ti = E’ Co52(δ/2)
■どなる。
光軸が直行状態となっている偏光膜1と偏し 光膜5との関係で照明光の強度I工を考えると、χ△ 一π/2より、 TJL= E −5in (δ/2)
■となり、また、偏光軸が
平行状態となっている偏り 光膜2と偏光膜5との関係で照明光の強度T/を考^ えると、 Ti = E’ Co52(δ/2)
■どなる。
また、E は照明光りが偏光膜1〜偏光膜5を透過して
来る時に得られる最大強度1oにて置き換えることがで
きるから、前記■、■式は下記のように表すことができ
る(例えば、SID、 ITEJ主催の’ JAPA
N DISPLAY ’83 (Octobe
r 3−5.1983 kobe)”における論文
集の480頁参照)。
来る時に得られる最大強度1oにて置き換えることがで
きるから、前記■、■式は下記のように表すことができ
る(例えば、SID、 ITEJ主催の’ JAPA
N DISPLAY ’83 (Octobe
r 3−5.1983 kobe)”における論文
集の480頁参照)。
Iよ= lo−5in (δ/2)
■Iz= lo−Co
52(δ/2) ■ところで、液
晶セル4のような複屈折素子への入射光は、常光波と異
常光波と呼ばれる2成分から成ることが知られているの
で、それぞれの屈折率をno、 ne、液晶4の実効複
屈折をΔn、光の波長をλ、液晶47の厚をdとすると
、前記位相差δは、 δ−2rc(ne −no)・d /λ
■−2π・Δn−d/λ
■で表すことができる。
■Iz= lo−Co
52(δ/2) ■ところで、液
晶セル4のような複屈折素子への入射光は、常光波と異
常光波と呼ばれる2成分から成ることが知られているの
で、それぞれの屈折率をno、 ne、液晶4の実効複
屈折をΔn、光の波長をλ、液晶47の厚をdとすると
、前記位相差δは、 δ−2rc(ne −no)・d /λ
■−2π・Δn−d/λ
■で表すことができる。
ここで、液晶セル4の電極42.43に」−分大きな電
圧V、例えば数K Hzで数1OV、−Pの電圧を印可
した時、液晶47は、初期配列状態(第3図A)から、
界面接触部分はプレチルト角θを保ものの界面非接触部
分はホメオトロピック配列状態(第13図C)へと変化
する。したがって、Δn#O1すな章わち、δ鵬0とな
り、■、■式より、 ■工=0 ■I
z=Io ■
となる。これは、偏光軸が直行状態となっている偏光膜
1と偏光膜5との関係では光はカントされるが、平行状
態となっている偏光膜2と偏光膜5との関係では光が最
大に透過することを示すもので、すなわち、偏光膜lを
透過した赤色の偏光Rは偏光膜5を透過できないが、偏
光膜2を透過した緑色の偏光Gは偏光膜5を透過するこ
とができる。
圧V、例えば数K Hzで数1OV、−Pの電圧を印可
した時、液晶47は、初期配列状態(第3図A)から、
界面接触部分はプレチルト角θを保ものの界面非接触部
分はホメオトロピック配列状態(第13図C)へと変化
する。したがって、Δn#O1すな章わち、δ鵬0とな
り、■、■式より、 ■工=0 ■I
z=Io ■
となる。これは、偏光軸が直行状態となっている偏光膜
1と偏光膜5との関係では光はカントされるが、平行状
態となっている偏光膜2と偏光膜5との関係では光が最
大に透過することを示すもので、すなわち、偏光膜lを
透過した赤色の偏光Rは偏光膜5を透過できないが、偏
光膜2を透過した緑色の偏光Gは偏光膜5を透過するこ
とができる。
もしも、
δ=(2n+1)・π (n=o、1.2 ・・i
@1ならば、■、■式より、前記■、■式は反対になる
ことが分り、例えば、 Δn−d =λ/2 0とす
ると1 、=、 0とな
って、■、■式より、 Iニー■o 0
1/=O。
@1ならば、■、■式より、前記■、■式は反対になる
ことが分り、例えば、 Δn−d =λ/2 0とす
ると1 、=、 0とな
って、■、■式より、 Iニー■o 0
1/=O。
となる。これは、偏光軸が平行状態となっている偏光膜
2と偏光膜5との関係では光はカントされるが、直行状
態となっている偏光膜1と偏光膜5との関係では光が最
大に透過することを示すもので、すなわち、偏光膜2を
透過した緑色の偏光Gは偏光膜5を透過できなか、偏光
膜lを透過した赤色の偏光Rは偏光膜5を透過すること
ができる。
2と偏光膜5との関係では光はカントされるが、直行状
態となっている偏光膜1と偏光膜5との関係では光が最
大に透過することを示すもので、すなわち、偏光膜2を
透過した緑色の偏光Gは偏光膜5を透過できなか、偏光
膜lを透過した赤色の偏光Rは偏光膜5を透過すること
ができる。
この理由は、液晶セル4の液晶47が「オフ」状態(第
4図A)から「オン」状!3(第4図C)への移行過程
、すなわち、液晶セル4の電極42.43に前記同様の
周波数で数■P−Pの保持電圧Vsを印加している時に
おいて生じる「保持」状態(第4図B)で、液晶47の
うちの界面非接触のディレクタの方向が、前記0式より
、 Δn−d/λ=1/2 ■を満
足するよう保持された時、液晶セル4へ進んできた偏光
(直線偏光)R,Gは、液晶セル4を透過する際、楕円
偏光−円偏光一楕円偏光一偏光(最初の直線偏光とは9
0度ねじれた直線偏光)へと変わりながら進み、液晶セ
ル4は、実質的に半波長の可変光学リターダとなること
による。
4図A)から「オン」状!3(第4図C)への移行過程
、すなわち、液晶セル4の電極42.43に前記同様の
周波数で数■P−Pの保持電圧Vsを印加している時に
おいて生じる「保持」状態(第4図B)で、液晶47の
うちの界面非接触のディレクタの方向が、前記0式より
、 Δn−d/λ=1/2 ■を満
足するよう保持された時、液晶セル4へ進んできた偏光
(直線偏光)R,Gは、液晶セル4を透過する際、楕円
偏光−円偏光一楕円偏光一偏光(最初の直線偏光とは9
0度ねじれた直線偏光)へと変わりながら進み、液晶セ
ル4は、実質的に半波長の可変光学リターダとなること
による。
次に、第5図を参照しながら、この液晶表示素子6の表
示動作を説明する。
示動作を説明する。
液晶表示素子6は、液晶セル3あるいは液晶セル4に電
圧が印加されていない場合、照明光りを透過させず、何
も表示しない(第5図A)。
圧が印加されていない場合、照明光りを透過させず、何
も表示しない(第5図A)。
液晶セル3の所定電極32.33にしきい値電圧以上の
電圧が印加されると、選択されたセグメント電極32部
分のみ偏光膜1,2で赤色偏光Rおよび緑色偏光Gの合
成となった照明光りが透過する。
電圧が印加されると、選択されたセグメント電極32部
分のみ偏光膜1,2で赤色偏光Rおよび緑色偏光Gの合
成となった照明光りが透過する。
そして、液晶セル4の電極42.43に十分大な電圧V
を印加した時、前記照明光りはそのまま透過するが、偏
光膜5の偏光軸と平行な緑色偏光Gのみ偏光膜5を透過
して赤色偏光Rはカットされ、よって、液晶表示素子す
は、液晶セル3の選択されたセグメント電極32に応じ
た形状の表示パターンを緑色にて表示する(第5図B)
。
を印加した時、前記照明光りはそのまま透過するが、偏
光膜5の偏光軸と平行な緑色偏光Gのみ偏光膜5を透過
して赤色偏光Rはカットされ、よって、液晶表示素子す
は、液晶セル3の選択されたセグメント電極32に応じ
た形状の表示パターンを緑色にて表示する(第5図B)
。
また、液晶セル3はそのままで、液晶セル4の電極42
.43に保持電圧Vsを印加した時、前記照明光りは9
0度ねじられて透過し、偏光膜5の偏光軸と平行となっ
た赤色偏光Rのみ偏光膜5を透過して、逆に、緑色偏光
Gはカットされ、よって、液晶表示素子6は、前記表示
パターンを赤色にて表示する(第5図C)。
.43に保持電圧Vsを印加した時、前記照明光りは9
0度ねじられて透過し、偏光膜5の偏光軸と平行となっ
た赤色偏光Rのみ偏光膜5を透過して、逆に、緑色偏光
Gはカットされ、よって、液晶表示素子6は、前記表示
パターンを赤色にて表示する(第5図C)。
このように、液晶表示素子6は、液晶セル4への電圧印
加の切り換えによって、同一表示パターンを2色にて切
り換え表示することが可能となる。
加の切り換えによって、同一表示パターンを2色にて切
り換え表示することが可能となる。
かかる液晶表示素子6は、同一表示パターン全体の色を
切り換えるものであり、この場合、開口率は100%で
ある。
切り換えるものであり、この場合、開口率は100%で
ある。
また、液晶セル4は、液晶47のそれぞれ界面接触ディ
レクタの方向を各電極42.43内面に対して互いに逆
方向に傾斜させたため、同方向に傾斜させていた従来の
液晶セルにおいてプレチルト角θの影響で生じていた視
角依存性を改善することができ、よって、視角依存性の
良好な液晶表示素子6とすることができる。
レクタの方向を各電極42.43内面に対して互いに逆
方向に傾斜させたため、同方向に傾斜させていた従来の
液晶セルにおいてプレチルト角θの影響で生じていた視
角依存性を改善することができ、よって、視角依存性の
良好な液晶表示素子6とすることができる。
更に、液晶セル4により同一表示パターンにおける色の
切り換えを制御するが、この液晶セル4は前記特開昭5
9−219.720号公報に示されているように高速応
答性機能を有するもので、色の切り換え応当性も良くな
る。
切り換えを制御するが、この液晶セル4は前記特開昭5
9−219.720号公報に示されているように高速応
答性機能を有するもので、色の切り換え応当性も良くな
る。
なお、応答性をより改善する方法としては、液晶セル4
の液晶47中にカイラル体(例えば、コレステリック液
晶)を混合することが考えられる。
の液晶47中にカイラル体(例えば、コレステリック液
晶)を混合することが考えられる。
(他の実施例〕
カラー偏光膜1,2ば、位置をiヂにしても良く、また
、それぞれ赤色、緑色に限定されるものでなく、他の色
のものでもかまわない。
、それぞれ赤色、緑色に限定されるものでなく、他の色
のものでもかまわない。
また、液晶セル3と液晶セル4とは、位置を逆にしても
良く、また、接近する基板31.40を共通のものとし
て一体的に構成することもできる。
良く、また、接近する基板31.40を共通のものとし
て一体的に構成することもできる。
また、液晶セル4への印加電圧をVとVsとの極めて短
時間の切り換え電圧とすれば、2色のカラー偏光膜1,
2で決定される色を短時間で交互に表示させることが可
能となり、デユーティ比の選択によって前記2色間での
連続的な色変化が可能となる。
時間の切り換え電圧とすれば、2色のカラー偏光膜1,
2で決定される色を短時間で交互に表示させることが可
能となり、デユーティ比の選択によって前記2色間での
連続的な色変化が可能となる。
また、カラー偏光膜1,2とニュートラル偏光膜5とは
、液晶セル3.4を介して位置を逆にしても良い。
、液晶セル3.4を介して位置を逆にしても良い。
また、前記実施例では液晶表示素子6を透過型として説
明したが、カラー偏光膜1の外面(第1図左側)に反射
板を設けた反射型やハーフミラ−等の半透過反射板を同
様に設けた半透過反射型であっても前記同様の表示動作
を得ることができる。
明したが、カラー偏光膜1の外面(第1図左側)に反射
板を設けた反射型やハーフミラ−等の半透過反射板を同
様に設けた半透過反射型であっても前記同様の表示動作
を得ることができる。
このように、この発明は、第1のカラー偏光膜と、この
偏光膜とは異なる色で偏光軸を直交状イフに合わせた第
2のカラー偏光膜と、電極への選択的な電圧印加に応じ
て表示パターンをネガ表示する第1の液晶セルと、液晶
の分子の長軸方向を前記各偏光膜の偏光軸方向と45度
(135度)ずらすとともにその液晶の界面接触ディレ
クタの方向を電極内面に対して互いに逆方向に傾斜させ
た半波長の可変光学リターダの働きを有する第2の液晶
セルと、偏光軸を前記各偏光膜の一方の偏光軸と平行で
他方の偏光軸と直交するように合わせたニュートラル偏
光膜とから構成したものであり、同一表示パターンを2
色以上の色にて表示することができ、しかも開口率10
0%となるので、明瞭な表示を得ることができる。
偏光膜とは異なる色で偏光軸を直交状イフに合わせた第
2のカラー偏光膜と、電極への選択的な電圧印加に応じ
て表示パターンをネガ表示する第1の液晶セルと、液晶
の分子の長軸方向を前記各偏光膜の偏光軸方向と45度
(135度)ずらすとともにその液晶の界面接触ディレ
クタの方向を電極内面に対して互いに逆方向に傾斜させ
た半波長の可変光学リターダの働きを有する第2の液晶
セルと、偏光軸を前記各偏光膜の一方の偏光軸と平行で
他方の偏光軸と直交するように合わせたニュートラル偏
光膜とから構成したものであり、同一表示パターンを2
色以上の色にて表示することができ、しかも開口率10
0%となるので、明瞭な表示を得ることができる。
しかも、かかる構成とすれば、従来技術で述べたネマチ
ック液晶をツイスト配列状態として表示させるものに比
べ、視角依存性が良好で、切り換え応答性も良いという
利点を有し、良好な表示動作を得ることができるという
効果を有するもので、各種表示装置の表示素子として用
いるのに通している。
ック液晶をツイスト配列状態として表示させるものに比
べ、視角依存性が良好で、切り換え応答性も良いという
利点を有し、良好な表示動作を得ることができるという
効果を有するもので、各種表示装置の表示素子として用
いるのに通している。
第1図はこの発明の液晶表示素子の分解斜視図、第2図
は同上液晶表示素子に用いられる液晶セルの要部断面図
、第3図は同上液晶表示素子に用いられる他の液晶セル
の要部断面図、第4図は同上液晶セルの動作を説明する
模型図、第5図は第1図液晶表示素子の表示動作を説明
する平面図である。 1.2・・・カラー偏光膜 3.4・・・液晶セル 5・・・ニュートラル偏光膜 6・・・液晶表示素子 Ys 第2VA 第3図 第41 第4図 第4図 第5図 第5図 15図
は同上液晶表示素子に用いられる液晶セルの要部断面図
、第3図は同上液晶表示素子に用いられる他の液晶セル
の要部断面図、第4図は同上液晶セルの動作を説明する
模型図、第5図は第1図液晶表示素子の表示動作を説明
する平面図である。 1.2・・・カラー偏光膜 3.4・・・液晶セル 5・・・ニュートラル偏光膜 6・・・液晶表示素子 Ys 第2VA 第3図 第41 第4図 第4図 第5図 第5図 15図
Claims (1)
- 第1のカラー偏光膜と、この偏光膜とは異なる色で偏光
軸を直交状態に合わせた第2のカラー偏光膜と、電極へ
の選択的な電圧印加に応じて表示パターンをネガ表示す
る第1の液晶セルと、液晶の分子の長軸方向を前記各偏
光膜の偏光軸方向と45度(135度)ずらすとともに
その液晶の界面接触ディレクタの方向を電極内面に対し
て互いに逆方向に傾斜させた半波長の可変光学リターダ
の働きを有する第2の液晶セルと、偏光軸を前記各偏光
膜の一方の偏光軸と平行で他方の偏光軸と直交するよう
に合わせたニュートラル偏光膜とから成ることを特徴と
する液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60169590A JPS6230221A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60169590A JPS6230221A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230221A true JPS6230221A (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=15889305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60169590A Pending JPS6230221A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230221A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0389318A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-15 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶カラー表示装置 |
US5250856A (en) * | 1989-12-28 | 1993-10-05 | North American Philips Corp. | Differential input buffer-inverters and gates |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095515A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-05-28 | テクトロニツクス・インコーポレイテツド | カラーフイルタ |
JPS61239213A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | Citizen Watch Co Ltd | カラ−表示装置 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60169590A patent/JPS6230221A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095515A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-05-28 | テクトロニツクス・インコーポレイテツド | カラーフイルタ |
JPS61239213A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | Citizen Watch Co Ltd | カラ−表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0389318A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-15 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶カラー表示装置 |
US5250856A (en) * | 1989-12-28 | 1993-10-05 | North American Philips Corp. | Differential input buffer-inverters and gates |
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