JPS6230218Y2 - - Google Patents

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JPS6230218Y2
JPS6230218Y2 JP1980128167U JP12816780U JPS6230218Y2 JP S6230218 Y2 JPS6230218 Y2 JP S6230218Y2 JP 1980128167 U JP1980128167 U JP 1980128167U JP 12816780 U JP12816780 U JP 12816780U JP S6230218 Y2 JPS6230218 Y2 JP S6230218Y2
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tracking servo
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tracking error
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JP1980128167U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイスク上に形成した情報記録トラツ
クから記号を読出す信号読取装置を、トラツクと
垂直な方向に駆動して、トラツクに追従させるよ
うにしたデイスクプレーヤにおけるトラツキング
サーボ装置の改良に関する。
例えば従来の光学式ビデオデイスクプレーヤに
おけるトラツキングサーボ装置は、第1図の如き
構成よりなつている。図中Aは差動アンプで、2
本のトラツキング検出用ビームを各々受光する受
光素子(図示せず)からの信号を入力としてトラ
ツキングエラー信号を出力する。Bはゲイン調整
用のボリウム、Cはイコライザ、Dは信号読取ビ
ーム(及びトラツキング検出用ビーム)の情報記
録トラツクに対する位置を制御するトラツキング
ミラー(図示せず)のドライブ回路である。
差動アンプAより出力されたトラツキングエラ
ー信号はボリウムB及びイコライザCにより適度
なレベル及び周波数特性に調整された上、ドライ
ブ回路Dに供給される。ドライブ回路Dはトラツ
キングミラーを駆動して、信号読取ビームが常に
情報トラツク上を追従するように制御する。第2
図に示す如くトラツキングミラーは、トラツキン
グエラー信号が零であるときニユートラル位置に
あり、トラツキングエラー信号のレベルが増大す
るにつれてニユートラル位置から極性に応じて左
又は右に回動するようになつている。第2図にお
いては一方向への回動のみが示されている。トラ
ツキングミラーの回動端部にはストツパが設けら
れており、所定角度回動するとストツパに当接し
物理的にそれ以上回動不能となり、最早トラツク
を追従することができなくなる。その結果トラツ
キングミラーが回動限界まで回動されると、トラ
ツキングエラーが増大すると共に、トラツキング
サーボがオープンになつた場合と等価となり、ト
ラツキングミラーは自らの弾性力によりニユート
ラル位置方向に戻ろうとする。トラツキングミラ
ーがストツパを離れ回動可能範囲内に再び戻る
と、トラツキングサーボはクローズされた場合と
等価となり、何処かの位置でロツクインする。し
かしながらこのロツクインする位置は、デイスク
の偏心や半径方向の移動速度、またトラツキング
ミラーの弾性力等により影響され、一定位置とは
ならない。従つてピツクアツプをデイスクの半径
方向に相対的に高速で連続的に移動させ、所望の
画面を探すスキヤン動作を、トラツキングサーボ
ループをクローズしたまま行なうクローズスキヤ
ンニング方式において、トラツキングミラーがダ
イナミツクレンジ(回動可能範囲)を越えてトラ
ツキングサーボループが実質的にオープンとなつ
た後、再びロツクインする時のトラツキングミラ
ーの位置は、必ずしもニユートラル位置とはなら
ない。その結果スキヤンニング時においてトラツ
キングサーボループがクローズとなる期間とオー
プンとなる期間とが不規則になり、スキヤン中の
画面が見ずらいものとなつてしまうばかりでな
く、線速度一定のデイスク(以下CLVデイスク
と称する)においてはスキヤンニング中のスピン
ドルサーボも不安定となる。
またスキヤンニング中においてトラツキングサ
ーボループがオープンとなつた場合は、トラツキ
ングエラー信号の周波数は約50KHzから100KHz
にもなり、この高い周波数の信号がイコライザC
によりブーストされる。従つてドライブ回路Dの
スルーレートに極性上差があると直流電圧が発生
し、スキヤン方向によつてトラツキングサーボル
ープがオープンになる期間とクローズになる期間
とが異なることになる。
本考案は叙上の点に鑑みなされたもので、スキ
ヤン時において、信号読取装置が回動限界まで回
動してトラツキングサーボループが実質的にオー
プンになつたとき、トラツキングサーボループの
ゲインを下げることにより、信号読取装置がニユ
ートラル位置近傍で再びロツクインすると共に、
スキヤン方向が正逆いずれの方向であつてもスキ
ヤンの期間を略同一とすることができるデイスク
プレーヤにおけるトラツキングサーボ装置を提供
することを目的とする。
以下第3図及び第4図を参照して本考案の一実
施例を説明する。第3図はトラツキングサーボ装
置のブロツクダイアグラム(第1図に示す場合と
対応する部分には同一符号が付してある)であ
る。すなわち本考案は、第1図に示す構成に、
20KHz付近にポールを有するハイパスフイルタE
と、所定の時定数を有する検波器Fと、アツテネ
ータ、ボルテージコントロールフイルタ等の利得
制御回路Gとの直列回路を付加した構成となつて
いる。
差動アンプAから出力されたトラツキングエラ
ー信号の一部は、ハイパスフイルタEにより高周
波成分のみが抽出された後、検波器Fにより検波
され、直流電圧として出力される。この検波電圧
により利得制御回路Gが制御される。利得制御回
路Gは検波電圧が大きい程ドライブ回路Dに供給
されるトラツキングエラー信号を大きく減衰する
ように動作する。従つてクローズスキヤン動作中
において、トラツキングミラーが物理的回動限界
(ストツパ位置)まで回動し、トラツキングサー
ボループが実質的にオープンとなりトラツキング
エラーの高周波成分のレベルが増大すると、検波
器Fの検波電圧が大きくなり、利得制御回路Gは
ドライブ回路Dに入力されるトラツキングエラー
信号のレベルを減衰する。その結果トラツキング
ミラーの電磁駆動力は弱くなり、トラツキングミ
ラーの回動可能範囲がニユートラル位置近傍の狭
い範囲となり、トラツキングミラーがニユートラ
ル位置近傍に復帰したときのみトラツキングサー
ボループが再びロツクイン可能となる。従つてト
ラツキングミラーが物理的回動限界位置付近にあ
るときサーボがロツクインされることがなくな
る。またドライブ回路Dのスルーレートが極性に
よつて異なつていても(例えば正側には速く、負
側には遅い)、トラツキングエラー信号の入力レ
ベルを小さくするため、スルーレートの不揃いに
よる直流成分の発生を少くすることができる。
以上の如く本考案は、スキヤン時において、信
号読取装置が回動限界まで回動してトラツキング
ループが実質的にオープンになつたとき、トラツ
キングサーボループのゲインを下げるようにした
ので、トラツキングサーボループは信号読取装置
がニユートラル位置近傍にあるとき再びロツクイ
ンするようになり、スキヤンの間隔が規則的にな
り、CLVデイスクであつてもスピンドルサーボ
が外れるおそれが少なくなるばかりでなく、ドラ
イブ回路のスルーレートの不揃いによる悪影響を
少くすることができる。
尚本考案は、静電容量方式、圧電方式等のデイ
スクプレーヤにおけるトラツキングサーボ装置に
おいても実施可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトラツキングサーボ装置のブロ
ツク図、第2図はその動作説明図、第3図は本考
案に係るトラツキングサーボ装置のブロツク図、
第4図はその動作説明図である。 A……差動アンプ、D……ドライブ回路、E…
…ハイパスフイルタ、F……検波器、G……利得
制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報記録トラツクに追従するように、トラツキ
    ングエラー信号に対応して信号読取装置を駆動す
    る駆動手段を備えたデイスクプレーヤーにおい
    て、上記トラツキングエラー信号の高周波成分を
    抽出するハイパスフイルタと、該ハイパスフイル
    タの出力を検出し直流電圧として出力する検波器
    と、該検波器の出力に対応して上記駆動手段に供
    給される上記トラツキングエラー信号のレベルを
    制御する利得制御手段とを有し、上記の信号読取
    装置がトラツキングサーボループの開放状態にお
    いてトラツキングサーボループのゲインを下げ、
    信号読取装置がニユートラル近傍位置にあるとき
    トラツキングサーボループを再びロツクインさせ
    るようにしたことを特徴とするデイスクプレーヤ
    におけるトラツキングサーボ装置。
JP1980128167U 1980-09-09 1980-09-09 Expired JPS6230218Y2 (ja)

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JPS5753273U JPS5753273U (ja) 1982-03-27
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JPS6083227A (ja) * 1983-10-12 1985-05-11 Nippon Gakki Seizo Kk 光学式デイスク再生装置のフイ−ド制御装置
JPS62130081U (ja) * 1986-02-13 1987-08-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966115A (ja) * 1972-09-05 1974-06-26

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