JPS6230156A - 共重合体エマルジヨン - Google Patents

共重合体エマルジヨン

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JPS6230156A
JPS6230156A JP15260186A JP15260186A JPS6230156A JP S6230156 A JPS6230156 A JP S6230156A JP 15260186 A JP15260186 A JP 15260186A JP 15260186 A JP15260186 A JP 15260186A JP S6230156 A JPS6230156 A JP S6230156A
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JP
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copolymer emulsion
copolymer
emulsion according
monomer
group
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JP15260186A
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English (en)
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マーチン・ケイ・リンドマン
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Sun Chemical Corp
Original Assignee
Sun Chemical Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エネルギーを加えると、不溶性架橋網状構
造を形成すると共に苛性溶液中において、加水分解に抵
抗するコロイド状に懸濁している共重合体を含む共重合
体に関し、したがって、この発明は、耐久性を高めるた
めに紡織糸をサイジングする場合、即ち、糸に所望の加
工、手ざわり、風合および審美性を付与する場合に特に
有用である。
[従来の技術] 織物を織るために紡織糸を加工する場合、紡織糸を重合
物質でサイジングして織りやすくし、織物を織ることは
、従来から行なわれている。
保護サイジング組成物は、織物を織る織物製造工程中に
糸が摩耗または損傷するのを防止するために糸に適用さ
れる。通常、サイジング組成物はポリアクリル酸、ポリ
メタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコ
ール、デンプンおよび変性ポリエステルの単独または組
合わせのような水溶性重合体を含んでいる。しかしなが
ら、そのように生成された織物を漂白、染色または他の
湿式加工段階のような仕上げ工程で処理する萌に、サイ
ジング組成物が除去される。なぜならばサイジング組成
物【よプロセス水中に部分的に溶解し、仕上げ工程を妨
害するからである。さらに、サイジング組成物が仕上げ
工程前に織物から除去されないと、サイジング組成物は
織物にざらざらした感触を与え望ましくない手ざわりを
織物に加える傾向がある。
従って、現在の工業的方法によれば、高価で時間のかか
る織物の湿潤加工(仕上げ工程)の開始前に、サイジン
グ組成物が除去される。さらに、水中に溶解した除去サ
イジング組成物は、生態学的問題を引起こすと共に廃水
の処理が必要となり、または大変費用のかかる方法によ
り回収しなければならない。
このため、これまでに持続性のあるサイジング組成物、
即ち仕上げ工程に先立って除去する必要性のないサイジ
ング組成物を提供する試みがなされている。しかしなが
ら、これら持続性のあるサイジング組成物は一般的に満
足のいくものではなかった。市販製品として受入れられ
るためには、持続性サイジング組成物は多くの苛酷な基
準を満足しなければならない。また上記組成物は織物糊
付機を用いて塗布されなければならず、かつ織物生成工
程中糸を保護しなければならない。持続性サイジング組
成物は、苛性アルカリ精練操作、漂白、シルケット加工
、染色または他の織物仕上げ工程により除去されないよ
うに、または化学的に減成されないように、苛性アルカ
リ溶液中において加水分解に抵抗するものでなければな
らない。
仕上げ工程後、サイジング組成物の少なくとも50%、
好ましくは少なくとも75%は織物上に保持されなけれ
ばならない。さらに、糸上に存在する持続性サイジング
組成物は、従来の染料および製造工程を用いて織物を染
色および仕上げすることができるように、従来の染料お
よび仕上げ剤と完全に両立できなければならない。さら
に、上記組成物はざらざらした感触のような望ましくな
い手ざわりまたは審美性を付与することのないように、
上記基準のすべてを満足しなければならない。織物に望
ましい柔軟な感触を付与するために、サイジング組成物
中の共重合体は0℃以下のT(+を有していなければな
らない。ここでTg (ガラス転移温度)とは、重合体
が硬質で脆い材料から柔軟でゴム状、またはプラスチッ
ク状に変化する温度である。
持続性サイジング組成物を生成するこれまでの試みは、
一般的に上記の苛酷な基準を満足せず、従って多分極く
特殊な用途を除いて、工業上の工程中に受入れられなか
った。通常、従来の方法は従来の非持続性サイジング剤
を使用すること、および架橋剤の使用により永久的にサ
イジング剤を糸に結合させることを伴うものであった。
この方法は、例えば米国特許第3.676、207号お
よび第3.666.400号、さらに欧州特許出願箱5
7,985号に述べられている。
[発明の概要] 要約すれば、本発咀はエネルギーを加えると不溶性架橋
網状構造を形成すると共に苛性アルカリ溶液中において
加水分解に抵抗するコロイド状に懸濁している共重合体
を含み、従って持続性サイジング組成物として特に望ま
しい水性共重合体エマルジョンを提供する。上記エマル
ジョン重合体は50〜95%の軟化モノマーと、0.5
〜10%の潜架橋モノマーと、0.01〜0.5%の活
性架橋モノマ−と、0.5〜5%のエチレン性不飽和カ
ルボン酸と、0〜35%の硬化モノマーとから成り、共
重合体エマルジョンを生成するのに有効な量の上記硬化
モノマーは0℃以下のT(+温度を有する共重合体を包
含する。
本発明の水性共重合体エマルジョンは、従来のバッチ式
重合法、半連続重合法または連続重合法によって製造さ
れる。これらの方法は米国特許第2,754,280 
@、同第2.795.564号、同第3、732.18
4号および11、ワーソン(l1arson)著、ロン
ドン、アーネスト・ペン・リミテッド(rrnestB
enn Lill1ited)発行、題名「ザ・アプリ
ケイションズ・オブ・シンセテック・レジン・エマルジ
ョン(The Applications of 5y
nthetic ResinEmulsion) 」に
教示されている。本発明に従って共重合するモノマーは
エチレン性不飽和化合物であり、これらモノマーは軟化
モノマー、硬化モノマー、潜架橋モノマー、活性架橋モ
ノマーおよびエチレン性不飽和カルボン酸から成ってい
る。
この明細書の記載において、「軟化モノマー」という用
語は0℃未満の1g1好ましくは一20〜80℃のTo
を右づるビニルモノマーを意味する。
軟化モノマーは硬化モノマーと共重合すると、共重合体
のガラス転移温度(To)を低下さける。
言い換えると共重合体を柔軟化させる。軟化モノマーは
モノエチレン性、またはジエチレン性不飽和モノマーで
ある。モノエチレン性不飽和軟化モノマーの例としては
、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、
吉草酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビニル、イソオク
タン酸ビニル、ノナン酸ビニル、デカン酸ビニル、ピバ
ル酸ビニル、ビニルエステル(例えばシェル・オイル・
コーポレーション(Shell Oil Corpor
ation)から市販されているバーサチック酸(V(
!rsatic Ac1d)−TH,枝分れカルボン酸
)、ラウリン酸ビニルおよびステアリン酸ビニルのよう
な3〜約18個の炭素原子を有するアルカン酸(alk
anoic acid)のビニルエステル;またエチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、ペンテン等
のようなアルファーオレフィン;またマレイン酸ジブチ
ル、フマル酸ジブチル、イタコン酸ジブチルのようなC
1〜C8のアルコールのマレイン酸エステル、フマル酸
エステルおよびイタコン酸エステル;メチル、エチル、
n−ブチル、5ec−ブチル、種々の異性ペンデル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル(特に2−エチルヘキシル
)、ラウリル、セチル、ステアリル等のような1〜18
個の炭素原子を有するアルキル基とのアクリル酸アルキ
ル;またn−ブチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシ
ル、n−オクチル、ラウリル、セチル、ステアリル等の
ような4〜約18個の炭素原子を有するアルキル基とメ
タクリル酸のアルキルエステル:またメチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルお
よびステアリルビニルエーテルのような1〜18個の炭
素原子を含むアルキル基を有するビニルアルキルエーテ
ルがある。軟化モノマーの例は、ブタジェン、クロロブ
レンおよびイソプレンのようなジエンモノマーおよび類
似の化合物である。これら軟化モノマーはエマルジョン
中において共重合体(固体)の50〜911%の量で存
在する。
「硬化」モノマーとは、軟化モノマーと共重合した時に
共重合体のガラス転移温度を引上げるモノマー、言い換
えると共重合体を硬化させるモノマーを意味する。硬化
モノマーは0℃を越えるTg、好ましくは20〜115
℃のT(]を有する。硬化モノマーの例としては、スチ
レン、アルファーメチルスチレン、ビニルトルエン、2
−ブロモスチレンおよびp−クロロスチレンのような芳
香族ビニルモノマー;またアクリロニトリル;また塩化
ビニルおよび塩化ごニリデンのようなハロゲン化ごニル
モノマー;またメタクリル酸メチルおよびメタクリル酸
エチルのようなメタクリル酸アルキル;またアクリル酸
ベンジルおよびアクリル酸t−ブチル;また安息香酸ビ
ニルのような芳香族酸のビニルエステル;また酢酸ビニ
ルのような1〜2個の炭素を有するアルカン酸のビニル
エステルがある。共重合体の所望のガラス転移温度(T
ill)を得るのに必要な硬化モノマーの量は、フォッ
クス(rox)、プリテン・アメリカン・フィジクス・
ソサイエティ(Bull、 Am、 Physics 
Soc、)、1.3.1956年、123頁に述べられ
ている方法を用いて算出する。次の式はT(+の計算値
を与えるものである。
Tg共重合体 式において、Wl、W2およびW3はそれぞれ共重合体
M1.M2およびM3の重量分率であり、かつTq、T
g およびT(Ip3はそれぞれ分子Pi      
P2 M、M2およびM3から誘導された単独重合体P  、
P  およびP3のケルビン目盛のガラス転移温度であ
り、かつT9共重合体はV〕られた共重合体のケルビン
目盛のガラス転移温度である。単独重合体のガラス転移
温度の一覧表は容易に入手でき、W、 A、リ−(Le
(3)およびR8へ、ラザフォード(Rutherfo
rd )共著、[ポリマー・ハントフック(Polym
er Handbook) 、第2版、〔ワイレイ(W
iley)、 1975) 、第3節、143〜192
頁に包含されている。適切なT(+を19るために、ペ
ンシルバニア州、フィラデルフィア、ローム・アンド・
ハス・カンパニー (RohlIland 1laas
 Co、)の刊行物C)I−24,4176号に紹介さ
れている「ローム・アンド・ハス・アクリリック・ガラ
ス・テンベラチャー・アナライザー(Rohm and
 Haas AcrylicGlass Temper
ature Analyzer) Jを用いてモノマー
を選ぶことができる。I’T(IJ即ちガラス転移温度
については、フローリー(Nory)著、[ブリンシブ
ルズ・オブ・ポリマー・ケミス1〜リ−(Princi
ples of Polymer Chemistry
)J 、コーネル・ユニバーシティ・プレス(Corn
el 1tlniversity Press)、 、
1953年、56および57頁に述べられている。本発
明の共重合体エマルジョンにおいて、共重合エマルジョ
ン中の硬化モノマーの吊は共重合体の約O〜35重機%
であり、即ち硬化モノマーの伍は0℃未満のTgを付与
するために有効な量である。本発明のエマルジョン共重
合体のガラス転移温度(T(+)は0℃以下、好ましく
は一60〜0℃、最適値としては一40〜0℃である。
この明細書で用いられる「潜架橋モノマー」とは多官能
価モノマーを意味し、この多官能価モノマーにおいて官
能価の一部は共重合体エマルジョン中の他のモノマーと
の共重合に参加し、残りの官能価はその後のエネルギー
の添加により、通常加熱することにより、例えばしばし
ば触媒の存在の下でラテックス粒子の乾燥および硬化に
より、または放射線を当てることにより共重合体を架橋
さVる。潜架橋モノマーは熱硬化性を共重合体エマルジ
ョンに付与する。その後にエネルギーを加えると、架橋
モノマーは不溶性架橋網状構造を形成する。架橋結合は
、共重合体エマルジョンを生成し、織物に塗布した後に
、通常熱または放射線により開始される。従って、織物
上におけるこの不溶性架橋網状構造は持続性サイジング
組成物を形成する。潜架橋モノマーの例としては、N−
メチロールアクリルアミド、N−エタノールアクリルア
ミド、N−プロパツールアクリルアミド、N−メチロー
ルメタクリルアミド、N−エタノールメタクリルアミド
、N−メチロールマレイミド、N−メチロールマレアミ
ド、N−メチロールマレイン酸およびN−メチロールマ
レイン酸エステルのような3〜10個の炭素原子を有す
るアルファ、ベーターエチレン性不飽和カルボン酸のN
−アルキロールアミド:N−メチロール−p−ビニルベ
ンゼン等のようなビニル芳香族酸のN−アルキロールア
ミド:またN−(メトキシメチル)アクリルアミド、N
−(ブトキシメチル)アクリルアミド、N−(メトキシ
メチル)メタクリルアミドおよびN−(ブトキシメチル
)メタクリルアミドのような1〜8個の炭素原子を有す
るアルキル基を含むN−(アルコキシメチル)アクリレ
ートおよびN−(アルコキシメチル)メタクリレートが
ある。上記潜架橋モノマーとアクリルアミド、メタクリ
ルアミドまたはアリルカルバメートとの混合物もまた使
用することができる。この範囲に属する伯の使用可能な
モノマーとしては、N−(ブトキシメチル)アリルカル
バメートN−(メトキシメチル)アリルカルバメートう
な1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を含むN−メ
チロールアリルカルバメートおよびN−(アルコキシメ
チル)アリルカルバメート、およびこれらモノマーとア
リルカルバメ−1〜、アクリルアミドまたはメタクリル
アミドとの混合物がある。アクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸グリシジルおよびビニルグリシジルエーテルの
ようなエポキシ含有モノエチレン性不飽和化合物は、炭
酸カリウムまたは炭酸ナトリウム、ジエチレントリアミ
ン等のようなアルカリ性触媒により触媒作用を受ける時
、アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸のような
モノおよびジエチレン性不飽和カルボン酸と共に潜架橋
モノマーとして作用する。
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルア
クリレートおよびこれに対応するメタクリレートは、3
〜10個の炭素原子を有するアルファ、ベーターエチレ
ン性不飽和酸のN−アルキルアミドと結合する時、また
は酸自体と結合しエステルを生成する時に、潜架橋を形
成する。その他の潜架橋モノマーについては、米国特許
第3,878,098号および第4,009,314号
に述べられている。これらは次の式を有するカチオンク
ロロヒドリン化合物である。
式において、R−メチルまたはト1.A=アルキレン、
およびX、Y=ハロゲンである。
これらモノマーの架橋反応はまた上記アルカリ化合物に
より触媒作用を受ける。本発明の共重合体中における潜
架橋モノマーの量は、共重合体の約0.5〜10重問%
、好ましくは約2〜6重■%である。
「活性架橋モノマーjという用品は、エマルジョン共重
合体の初期生成中に重合体の架橋および枝分れを直ちに
形成して、エマルジョン共重合体の分子量を増加させる
官能モノマーを意味する。
活性架橋モノマーによるエマルジョン共重合体の   
′架橋および枝分れのために、その後の乾燥または他の
硬化技術は必要でない。この種のモノマーは一般にエス
テル基またはエーテル基、若しくは芳香環または窒素環
構造により分子fiされた1つの分子中に2〜5個のエ
チレン性不飽和基を含む化合物から成り、この場合、不
飽和基はTi離基手段によって付加重合を受けることの
できるものである。
望ましい活性架橋モノマーとしては、エチレングリコー
ルジアクリレート、1.3−ブチレングリコールジアク
リレート、プロピレングリコールジアクリレート、トリ
エチレングリコールジメタクリレート等、1.3−グリ
セロールジメチルアクリレート、1.1.1−トリメチ
ロールプロパンジメタクリレート、1.1.1−トリメ
チロールエタンジアクリレート、ペンタエリスリトール
トリメタクリレート、ソルビトールペンタメタクリレー
ト、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタク
リルアミド、ジビニルベンゼン、メタクリル酸ビニル、
クロトン酸ビニル、アクリル酸ビニルおよびアジピン酸
ジビニルのようなアルキレングリコールジアクリレート
およびメタクリレート二またシアヌル酸トリアリル、イ
ソシアヌル酸トリアリル、フタル酸ジアリル、メタクリ
ル酸アリル、アクリル酸アリル、マレイン酸ジアリル、
フマル酸ジアリル、イタコン酸ジアリル、マロン酸ジア
リル、カルボン酸ジアリル、クエン酸トリアリルおよび
アコニット酸トリアリルのようなジーおよびトリーアリ
ル化合物;またジビニルエーテル、エチレングリコール
ジビニルエーテル等がある。本発明の共重合体エマルジ
ョン中における活性架橋モノマーの楢は、共重合体の約
0.01〜0.5%、好ましくは約0.05〜0.25
%である。
エチレン性不飽和カルボン酸は、流動性を付与するため
にエマルジョン共重合体に加えられ、こうすることによ
りエマルジョンは粘着することなく糸に塗布することが
できる。不飽和カルボン酸はスラッシュにサイジング組
成物を塗布する間にエマルジョン共重合体が早期に架橋
するのを防止すると共に、スラッシュ形成中にパッドロ
ール(padro1日上に重合体が堆積するのを防止す
る。
一般的に、エチレン性不飽和モノ−またはジカルボン酸
は、共重合体にカルボキシル官能性を付与するために用
いられる。望ましい酸の例としては、アクリル酸、クロ
トン酸およびメタクリル酸のようなモノカルボン酸エチ
レン性不飽和酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸お
よびシトラコン酸のようなジカルボン酸エチレン性不飽
和酸、並びにこれらジカルボン酸とC1〜C12のアル
コールとの半エステルがある。これらモノマレイン酸の
例としては、モノエチルマレエート、モノエチルマレエ
ート、モノブチルマレエートおよびモノ(2−エチルヘ
キシル)マレエート等がある。
本発明のエマルジョン重合体に存在する不飽和酸の呈は
、共重合体の約0.5〜5%、好ましくは1〜2.5%
である。この量は再分散性を与えるのに充分であるが、
エマルジョン共重合体をアルカリ可溶性にするのに不充
分なものである。
本発明のポリマー重合体は、望ましいアニオン乳化剤、
カチオン乳化剤または非イオン乳化剤またはこれらの混
合物の存在の下で製造される。任意に、ポリビニルアル
コールおよびヒドロキシエチルセルロースに代表される
保護コロイドを使用することもでさる。望ましい非イオ
ン性乳化剤としては、オクチルフェノキシポリエトキシ
エタノール、メチルオクチルフェノキシポリエトキシエ
タノール、ノニルフェノキシポリエトキシエタノールお
よびドデシルフェノキシポリエトキシエタノールのよう
な約7〜18個の炭素原子のアルキル基および10〜6
0以上のオキシエチレン単位を有するアルキルフェノキ
シポリエトキシエタノール:また1つの分子当り10〜
60オギシ工チレン単位を含むラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、オレイン酸およびステアリン酸のよ
うな長鎖カルボン酸の酸化エチレン誘導体;またオクチ
ルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール
、ステアリルアルコールおよびセチルアルコールのよう
な長鎖アルコールの同族酸化エチレン縮合物;1つの分
子当り10〜600オキシ工チレン単位を含むラウリン
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、オレイン酸およびス
テアリン酸のような疎水性成分を有するエーテル化また
はエステル化した多価化合物の酸化エチレン誘導体;ま
たオクチルアルコール、デシルアルコール、ラウリルア
ルコール、ステアリルアルコールおよびセチルアルコー
ルのような長鎖アルコールの同族酸化エチレン縮合物:
10〜60のAレフイン単位を含むソルビタンモノステ
アレートのような疎水性炭化水素鎖を有するエーテル化
またはエステル化した多価化合物の酸化エチレン誘導体
;また1つ以上の親水性酸化エチレン部分と結合した疎
水性酸化プロピレン部分から成る酸化エチレンおよび酸
化プロピレンのブロック共重合体がある。望ましいアニ
オン乳化剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムのような
高級脂肪族アルコールの硫酸エステル、硫酸t−オクヂ
ルフェニルのナトリウム塩、スルホコハク酸ジオクチル
ナ1ヘリウム、脂肪族アルキルアルカノールアミドスル
ホコハク酸二す1−リウムおよびアルキルフェノキシポ
リ(エチレンオキシ)エタノールの硫酸エステルまたは
リン酸エステルのアンモニウム塩があり、上記エタノー
ルの場合、オキシエチレンの含有組がアルキルフェノー
ル1分子当り3〜30モルである。望ましいカチオン乳
化剤としてはN−ドデシルトリメチル塩化アンモニウム
、N−ビニルベンジルトリメチル塩化アンモニウム等が
ある。一般に、本発明の共重合体エマルジョンはモノマ
ー(固体)の重量に対して3〜10%、好ましくは4.
5〜6%の乳化剤を含んでいる。
本発明の共重合体エマルジョンを製造する場合に、重合
工程を使用することは好ましい。まず、水、少量の非イ
オン乳化剤、時にはさらにアニオン乳化剤およびノニオ
ン乳化剤の混合物、および共重合体エマルジョン用の仕
上げ触媒系中におけるレドックス成分である極く少量の
TaM第一鉄を含む水性相を調製する。この水性相は窒
素で充分にパージし、60〜70℃に加熱する。次に少
量のモノマー1しばしば2つのモノマーの混合物が加え
られ、ざらに適量の、殆んどの場合、初期上ツマー添加
mの重量に対して約1〜3%の初期触媒を加える。触媒
として過IMカリウムを使用することは、しばしば有益
である。なぜならば得られた共重合体は熱変色に対して
優れた抵抗力を有するからである。しかし過硫酸ナトリ
ウムまたは過硫酸アンモニウムを使用することもできる
。エマルジョンの重合が開始すると、残りのモノマーが
徐々に反応混合物に加えられ、しばしば潜架橋モノマー
および活性架橋モノマーと共に水中において乳化される
。一般的に、モノマーは2.5〜5時間かけて徐々に添
加される。70〜80℃の温度で重合反応を保持するた
めに、さらに触媒溶液がまた徐々に加えられる。反応容
器が水浴によってしばしば冷却され、重合の過剰の熱を
除去する。通常、モノマーの重量に対して触媒の0.2
〜1%の仝♀がエマルジョンの重合中に渡って加えられ
る。すべてのモノマーを加えた後、t−ブチルヒドロペ
ルオキシド、クメンヒドロペルオキシドのような少量の
有機過酸化物が、メタ重@酸ナトリウム、ホルムアルデ
ヒドスルホキシル酸ナトリウムおよびホルムアルデヒド
スルホキシル酸亜鉛のような少量の還元剤と共に仕上げ
段階に加えられる。有機過酸化物の代わりに、過酸化水
素または過硫酸カリウム、過1iQ Mす1ヘリウムま
たは過W hnアンモニウムのような過硫酸塩も使用す
ることができる。
反応を終結させるのに必要な終結触媒は、通常反応中に
消費される触媒の全ωの約10〜30重間%である。還
元剤は通常必要な当吊加えられる。pl+を3〜5の間
に保持するために、通常緩衝液は要求されない。必要な
らば、1)lIを上記範囲内に調節するために、希薄ア
ンモニウムを時々加えることができる。ざらにll52
泡剤、殺生物剤等のような他の助剤・b仕上げ共重合体
エマルジョンに;」えることができる。
本発明のエマルジョン共重合体は35〜55%、好まし
くは40〜50%の固体含有ωを有する。本発明の共重
合体エマルジョンの粘度は一般的に低い。
この粘度は50RPHにおいてB型粘度計で1ll11
定する時、150cps以下であることが好ましい。本
発明の共重合体の分子量は非常に高い。共重合体中に活
性架橋モノマーが存在覆るので、高分子がわずかに架橋
し、多量に枝分れするため、分子量を正確に測定するこ
とは大変困難である。しかしながら、共重合体の極限粘
度数を測定することは望ましいことである。この極限粘
度数は分子量の間接的に知る手段であるが、比較のため
に有意義である。
この極限粘度数は従来の技術、即ちポール・フローリー
(Paul Flory)著、[プリンシブルズ・オブ
・ポリマー・ケミストリー(Pr1nciples o
rPolymer Chemistry)j  ((コ
ーネル会ユニバージティープレス(Cornell U
niversity Press)、1953)の30
9〜314頁に述べられている方法に従って測定される
本発明の共重合体エマルジョンは、この形で持続性サイ
ジング組成として使用することができるが、特定の反応
体およびナイジング浴添加剤を最初に共重合体エマルジ
ョンと混合することが好ましい。例えば、早期架橋を避
けるために、かつバジング浴中における塗布を容易にす
るために、水酸化アンモニウムまたは他の望ましいアル
カリ物質をエマルジョンに加えることが好ましく、これ
により組成物のpHはその初期酸状態から約5〜10の
pHに、好ましくは約6.5〜7のpHに調節される。
さらに、少量、即ち約1〜3重ヱ%のヒドロキシル含有
水溶性重合体、例えばポリビニルアルコール、ヒドロキ
シエチルセルロースまたはデンプンを水性サイジング組
成物中に含ませることも好ましい。糸に塗布された水溶
性ヒドロキシ含有ポリマーの持続性を高めるために、少
量、即ち0.1〜3重間%の反応性樹脂を持続性サイジ
ング組成物中に任意に含めることができる。望ましい反
応性樹脂としては、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、
グリオキサール樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂等の
ようなアミノブラスト;また単届体および重合体エポキ
シ樹脂、ジアルデヒドおよびエチレン尿素グリオキサー
ル縮合物があり、アジリデンは水溶性ヒドロキシ重合体
の持続性を増加するために用いられる。共重合体中に含
まれる潜架橋モノマーおよびアミノブラスト等の両者の
反応性を高める触媒もまた任意にサイジング組成物に加
えることができる。このような触媒の望ましい例として
は、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、硝酸亜鉛等
のような金属塩:またはjn化アンモニウム、硝酸アン
モニウムまたは硫酸アンモニウムのにうな強酸のアンモ
ニウム塩がある。
アミノプラスト用触媒として特に有用なものは、パラト
ルエンスルホン酸おにびメタンスルホン酸のようなスル
ホン酸である。触媒はサイジング組成物のけに対して0
.01〜10%、好ましくは0.1〜3%の範囲内の濃
度で好適に使用することができる。潤滑剤、脱泡剤、帯
電防止剤等のような糊付機浴添加剤もまたしばしば用い
られる。これら添加剤を含むサイジング配合物はこの業
界において公知である。
本発明の共重合体エマルジョンは紡織糊付機のような従
来の装置を用いて糸に塗布することができる。紡織たて
糸サイジングは周知の技術である。サイジング配合物お
よび糊付機のような装置については、例えば英国、マン
チェスター、コロンピン・ブL/ス(Columbin
e Press)発行、「ザ・テクノロジー・オブ・ワ
ーブ・サイジング(TheTechnology of
 warp Sizing)Jの文献に詳細に述べられ
ている。サイジング組成物の流動性が良好であることは
特に重要である。液状サイジング組成物はバジング殿に
よって糸に塗布される。サイジング組成物はパッドロー
ル上において部分的に乾燥することがしばしばあり、ロ
ール上に重合体をM1積させる。このことは大変望まし
くない。なぜならば部分的に乾燥した重合体が糸に付着
し、後の製織工程中に問題を引起こすからである。しか
しながら、本発明の共重合体エマルジョンは糊付機上を
特に良好に流れる。なぜならばこのエマルジョンは依然
として容易に再分散し、従ってパッドロール上に重合体
が堆積することがないからである。パッドロール上にお
ける堆積を防止するためには、仙のモノマーの重量に対
して0.5〜5%、好ましくは1〜2.5%の牛油のモ
ノ−またはジカルボン酸を共重合体エマルジョンに含有
させることが必要であることがわかった。
本発明を説明する次の実施例において、部およびバーセ
ン1−は重量に基づき、かつ温度はセラ氏で表すものと
する。
このyAsi+sにおいては次の略語が用いられる。
B八 ・・・・・・・・・アクリル酸ブチル)4HA・
・・・・・・・・メタクリル酸メチルEへ ・・・・・
・・・・アクリル酸エチルSTY・・・・・・・・・ス
チレン AN  ・・・・・・・・・アクリロニトリルVへC・
・・・・・・・・酢酸ビニル BHA・・・・・・・・・ブチルメタアクリレート2−
 EHA・・・2−(エチルヘキシル)アクリレート VCR・・・・・・・・・クロトン酸ビニルTAC・・
・・・・・・・シアヌル酸トリアリルへへ ・・・・・
・・・・アクリル酸 I^ ・・・・・・・・・イタコン酸 実施例 1 可変撹拌礪、温度制御装置、供給ポンプ、反応器を窒素
でパージする手段および加熱冷却用ジャケットを備えた
379リツトル(100ガロン)のステンレススチール
製パイロツ1〜式反応器に、下記原料を導入した。
水           106.14 Kg (23
4ホント)トlJ トンX305”     2.27
 K’J <5ホント”)エン]−/L/に8300 
(2)227  g<8tン、1硫酸第一鉄     
 1,3g 反応器の内容物を68℃に加熱し、その後反応器を窒素
でパージした。昇温およびパージ後、次のモノマーを反
応器に加えた。
アクリル酸ブチル  13.15 Kg (29ポンド
)メタクリル酸メチル  3.18Ng(7ボンド)そ
の後、初期触媒溶液を次の量で加えた。
水            5.44 Ky (12ボ
ンド)過硫酸カリウム    340g(12ボンド)
反応器の温度を2℃上昇させることにより、所定通り重
合が5分以内に開始した。その後、あらかじめ混合して
おいた次の七ツマーエマルジョンを3時間にわたって 
1.15Kg/分(2,54ボンド/分〉の速度で補助
ポンプにより徐々に添加した。
水            36.29 Kg (80
ホンt’ )エンコールに8300 (2)4.99 
Kl (11ポンド)ト’) トンX305(1)  
   4.08 Kg(9ホント)N−メチロールアク
リルアミド(49%)11.798’J (26ボンド
) アクリルアミド(50%1  1.36Kg(3ボンド
)メタクリル酸メチル  37.65 Kg(83ポン
ド)アクリル酸ブチル   109.32 Ky(24
1ポンド)イタコンg       1.93KIC4
ポンド4オンス) シアヌル酸トリアリル 170  g(6オンス)反応
器内容物の温度を74〜15℃まで上昇させ、3時間に
わたって1779 /分(0,39ボンド/分)の速度
で次の触媒溶液を徐々に加えて、上記温度を保持した。
水            31.75 Ky (70
ボンド)過硫酸カリウム    454!7(1ボンド
)3時間後、すべての七ツマーエマルジョンを反応器に
加え、さらに次の仕上げ触媒溶液を加えた。
水           2.27 Kg (5ボンド
)1−ブチルヒドロペルオキシド 511!J(1ボンド 2オンス) ト1月−ンχ305(1)85  ’;i (3オンス
)その後、次の還元溶液を加えた。
水           2.27 Ky (5ボンド
)ハイドロサルファイドIC(3) 312g(11オンス) 浴の温度をさらに30分間70℃に保持し、その後重合
体エマルジョンを室温まで冷却した。その後、次の原料
を加えた。
水           1.36 Kfl (3ボン
ド)プロ’) tルGXL ”     431(g(
1,5オン’;1. )ホルムアルデヒド(37%) 
  43 Ng(1,5,iンス)デフォ−マー831
     43 Kg(1,5オンス)トリトンX30
5       85 g(3オンス)121リツトル
(32ガロン)のすすぎ水金部をエマルジョンに加え、
ポンプおよびラインを清浄した。
注:(1)トリトン×305はオクチルフェノールの1
モル当りオキシエタノールの30モルを含むオクチルフ
ェノキシポリエトキシエタノールの70%水溶液である
。これはローム・アンド・ハス・カンパニーから市販さ
れている。
(2)エムコールに8300はライトコ・ケミカル・カ
ンパニー(Witco Chemical C0m1)
anV)により市販されている脂肪族アルキルアルカノ
ールアミドスルホコハク ムの40%水溶液である。
(3)ハイドロサルファイドAHCはダイアモンド・ジ
ャムロック・カンパニー( DiamondShamr
ock Company)から市販されているホルムア
ルデヒドスルホキシル酸ナトリウムの商品名である。
(4)極限粘度数を測定する場合、重合体エマルジョン
の1−の試料を100dのN−メチルピロリドンに加え
、混合物を撹拌し、ろ過する。次に、このようにして調
製された溶液の流れ時間について、ウッペローデ粘度(
キIPノン・インストルメント・カンパニー(Cann
on Instrullent Company)から
市販されている)を用いて30℃でN−メチルピロリド
ン溶媒の流れ時間と比較する。相対粘度は溶液の流れ時
間を溶媒の流れ時間で割ることにより得られる分数であ
る。次にハッギンズ(Huggins)方程式を用いて
、相対粘度測定値および溶液100 d当りの共重合体
のダラム単位の固体含有量から極限粘度を算出する。極
限粘度を算出するために用いられるハッギンズ方程式に
ついては、「エンサイクロペディア・フォー・ポリマー
・サイエンス・アンド・テクノロジー(Encyclo
pedia for Polymer Science
and Technology) J、〔ワイレイ( 
Wi Iey)、ニューヨーク、1971年〕15巻、
634頁に詳しく述べられている。
(5)粒度はベックマン分光光度計〔スペク]〜ロニツ
ク( Spectronic) 20)を用いて光の透
過率によって測定した。この方法は「オフィシャル・ダ
イジェスト・オブ・ザ・ペイン1〜・アンド・ワニス・
インダストリー(Official Digest o
f the Paint andVarnish In
dustry) J 、195’1年2月、200〜2
13頁に詳細に述べられている。
(6)ガラス転移温度はプリテン・アメリカン・フィツ
クス・ソサイエティ、1,3巻、1956年、123頁
に述べられているフォックス方程式を用いて算出した。
(7)ブロクセルGXLはIC+カンパニーから市販の
殺生物剤である。
(8)デフォ−マー831はヂ・ハークレス・カンパニ
ー (the 1lcrcules Company)
から市販の脱泡剤である。
このように1qられた共重合体エマルジョンは次の性質
を有していた。
固体(130℃で30分間乾燥)  44.5%DI+
              3.6粘度(50RPH
においてβ型粘度計使用〉0cps 極限粘度数(30℃でN−メチル ピロリドン中で測定)     0.696Ω/g粒度
(光の透過率により測定)(5) 022ミクロン ガラス転移温度(Tg)(6)−30℃実施例 2 実施例1の共重合体エマルジョンの76リツi〜ル(2
0ガロン)を309リツトル(80ガロン)の水と28
.8Kg([33,5ポンド)のポリビニルアルコール
(1)との溶液に配合して、勺イジング組成物を調製し
た。これに、6.6リツi〜ル(1,75ガロン)の8
0%固形分のメラミンホルムアルデヒド樹脂(2)、4
.5リツトル(12ガロン)のパラトルエンスルホン酸
(3)の40%活性成分、3.8リツトル(1ガロン)
のエトキシル化ヒマシ油(4)、5.7リツi〜ル(1
,5ガロン)のシリコーン潤滑剤(5)および全部で5
68リツトル(150ガロン)の混合物にするのに充分
な水を加えた。
ポリニスデル−綿混紡(65/ 35 )の糸を上記組
−成物でサイジングし、かつ132℃の温度に加熱した
色土で乾燥した。この糸を製織した掛、織物を204℃
で20秒間ヒートセットし、次に通常通りデサイジング
、精練および漂白した。糸上におけるサイズ剤の保持率
は78%であった(6)。
注:(1)エルパノールT−66・・・E、 1.デュ
ポン・アンド・カンパニー (DuPont and 
Co、)から市販のポリビニルアルコールの商品。
(2)アメリカン・シアナミド・カンパニー(^mar
ican Cyanamid Company)から市
販のレジン(Resin)MWo (3)アメリカン・シアナミド・カンパニーから市販の
カタリスト(catalyst)4040 。
(4)バルメット・ケミカル・カンパニー(Palme
tto Chemical Company)から市販
のテックスワックス(Texwax)11゜(5)セネ
ラル・エレクl〜リンク・カンパニー(General
 [1ectric Company)から市販のシリ
コーン(Si l 1cone)2162゜(6)Jx
記保持率は次の通り測定された。サイジング処理した糸
の20片を105℃で1時間一定ff!吊になるまで乾
燥した。次に、含浸量を重量差からよ11定した。即ち
、サイジング処理した糸およびサイジング処理しなかっ
た糸を¥11して作られた織物を、次に一般的な方法で
処理し、ff1fjiを比較した。
実施例 3 撹拌礪、温度計、供給ポンプ、窒素導入管および加熱冷
却用水浴を備えた2リツi〜ルのガラス製重合反応鼎に
、下記原料を導入した。
水                        
8509トリトンX305           + 
8 g硫酸第一鉄(1%水溶液)19 ガラス反応器の内容物を窒素蒸気でパージしながら、加
熱浴により反応器の内容物を68℃に加熱した。昇温後
、次のモノマーを反応器に加えた。
アクリル酸ブチル       103g酢酸ビニル 
          2.6Jその後、初期触媒溶液を
次の子で加えた。
水                        
   129g過硫酸カリウム         2.
6g反応器の温度を2℃上昇させることにJ:す、所定
通り重合が5分以内に開始した。その後、次のエマルジ
ョンを3時間にわたって徐々に加えl〔。
水                        
 248gエンコールに8300 (2)      
 40gトリトンX305(1)          
30gN−メチロールアクリル アミド(49%)93g アクリルアミド(59%)10g 酢酸ビニル           293gアクリル酸
ブチル       855gイタコン酸      
     15gシアヌル酸トリアリル      1
.23反応鼎内容物の温度を74〜75℃まで上昇させ
、3時間にわたって次の触媒溶液を徐々に加えて、上記
温度を保持した。
水                        
 129g過硫酸カリウム         2g3時
間後、すべての七ツマーエマルジョンを反応器に加え、
さらに次の仕上げ触媒溶液を加えた。
水                        
  209t−ブチルヒドロペルオキシド  1gトリ
トンX305(1)1 g その復、次の還元溶液を加えた。
水                        
 20gハイドロサルファイド^wCO,5Lj浴の温
度をさらに30分間70℃に保持し、その後、重合体エ
マルジョンを室温まで冷却した。
このようにして得られた共重合体は次の性質を有してい
た。
固体(130℃で30分間乾燥)   45.8%1)
)l               3.3粘度(50
RPMにおいてβ型粘度計使用)2cps 極限粘度数(30℃でN−メチル ピロリドン中で測定)    0,666N / 9粒
度(光の透過率により測定)(5) 0.18ミクロン ガラス転移温度(Tg) (6)−39℃注(1)〜(
6)については、実施例1を参照。
実施例 4〜15 第1表は実施例4〜15の組成を示してA%る。それぞ
れの場合における重合方法および配合は、硬化モノマー
および軟化モノマーの比を変化させたことを除いて実施
例1に従った。表示されているように、いくつかの例の
場合、カルボン酸および活性架橋モノマーもまた変化さ
せた。第2表は共重合体エマルジョン特性および糸また
は織物に塗布した後のそれぞれの保持率の値を示してい
る。
4   BA   HHA    85 15  −4
1   0.845     BA     )(HA
       70  30    −24     
 0.726    BA    HHA     6
0  40   −11    0.819     
  BA       八N           8
0    20      −35         
1.312  8A   VAC5050−200,7
7132−[11A    HHA         
50    50      −3         
1.014       BA       STY 
         75    25      −3
0         1.315      EA  
     −100−−−220,64注:(1)ここ
には硬化および軟化モノマーのみが提示されている。す
べての他のモノマーおよび是は、下記の例外を除いて実
施例1と同じである。
(2)上記「比率」は軟化および硬化モノマーの相対的
重量比を表している。実施例1の硬化および軟化モノマ
ー両者の合計量は、実施例4〜15においても保持され
た。
(3)実施例8の活性架橋モノマーはクロトン酸ビニル
であり、これはシアヌル酸トリアリルの代わりに用いら
れた。実施例1および実施例3〜7および実施例9〜1
5はシアヌル酸トリアリルを含んでいた。
(4)実施例11のカルボン酸はアクリル酸であり、こ
れはイタコン酸の代わりに用いられた。実施例1および
実施例3〜10および実施例12〜15はイタコン酸を
含んでいた。
第   2   表 実施例 固形分  粘 度   pl+    粒 度
   保持率5  476   62   3.2  
 0.20    896  46.8   50  
 3.3   0.21    877  43.7 
   Go    3.6         828 
 47.6   47   3.5   0.21  
  789  46.1    56   3.6  
 0.21    8410  44.4   44 
  6.0   1.19    8911  47.
5   1040   3.3   0.25    
8912  45.5   101   3.4   
0.17    9813  4G、8   43  
 3.6   0.18    8514  42.7
   40   3.4   0.15    821
.5  45.2   32   3.6   0.2
4    100次の実施例は綿−ポリエステル混紡か
ら作られサイジングされていない織物を処理するサイジ
ング組成物を使用する保持率の実験について述べる。
実施例 16 実施例7の共重合体エマルジョンの111.6gをパラ
トルエンスルホン酸の40%溶液の3gと配合し、次に
水を加えて250−のサイジング組成物を生成した。サ
イジングされていないポリエステル−綿の布地の一片を
この溶液で処理し、次に121°Cで60秒間乾燥し、
205°Cで30秒間硬化した。この処理njI後にお
いて、織物の上吊を1tlll定した。次に、処理した
織物を63°Cで1分間水でデサイジングし、82℃で
1分間3%苛性アルカリ溶液で精練し、実験室用Jボッ
クス中に93℃で1時間保持し、62℃の水中で1分洗
浄し、次の成分から成る溶液により32°Cで1分間漂
白した: 1.5%ケイ酸ナトリウム 1%苛性アルカリ オクチルフェノール(ローム・アンド・ハス・カンパニ
ーから市販のトリトンX100)の1モル当りAキシエ
チレンの10モルを含む0.1%オクチルフェノキシポ
リエトキシエタノール3%過酸化水素(50%活性)お
よび100%までの水。
この後、織物を再びJボックス内において93℃で1時
間保持し、63℃で1分間洗浄し、乾燥した。
この処理の前後において織物のΦaを比較し、保持率を
算出した。保持率は82%であった。重合体のT9は0
℃未満のために、織物は柔かく、0℃以上のT(lを有
する重合体を含むサイジング組成物にみられるようなざ
らざらした感触を有していなかった。
実施例 17〜24 実施例16の方法に従って、実施例4〜15の共重合体
エマルジョンの保持率を評価した。結果は第2表の最右
欄に表されている。
理解されるように、各実施例において保持率は優れてい
た。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エネルギーを加えると、不溶性架橋網状構造を形
    成すると共に苛性溶液中において、加水分解に抵抗する
    コロイド状に懸濁している共重合体を含む水性共重合体
    エマルジョンにおいて、固体重量に基づいて50〜95
    %の軟化モノマーと、0.5〜10%の潜架橋モノマー
    と、0.01〜0.5%の活性架橋モノマーと、0.5
    〜5%のエチレン性不飽和カルボン酸と、0〜35%の
    硬化モノマーとを含む水性媒体からなり、共重合体エマ
    ルジョンを生成するのに有効な量の上記硬化モノマーが
    0℃または、0℃以下のTg温度を有する共重合体を含
    むことを特徴とする共重合体エマルジョン。
  2. (2)共重合体エマルジョン中の共重合体のTg温度が
    −60〜0℃であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の共重合体エマルジョン。
  3. (3)共重合体エマルジョンが35〜55%の固体含有
    量を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の共重合体エマルジョン。
  4. (4)軟化モノマーが−20〜−80℃のTg温度を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重
    合体エマルジョン。
  5. (5)上記軟化モノマーがアクリル酸アルキル、メタク
    リル酸アルキル、アルファオレフィン、C_1〜C_8
    のアルコールのマレイン酸エステル、フマル酸エステル
    およびイタコン酸エステル、3〜18個の炭素を有する
    アルカン酸のビニルエステルからなる群より選ばれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重合体エ
    マルジョン。
  6. (6)上記潜架橋モノマーが3〜10個の炭素原子を有
    するアルファ、ベーターエチレン性不飽和カルボン酸の
    アルキロールアミドからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の共重合体エマルジョン。
  7. (7)上記活性架橋モノマーがエステル基またはエーテ
    ル基により、若しくは、芳香環構造または窒素環構造に
    より分離された一つの分子内に2〜5個のエチレン性不
    飽和基を含む化合物からなり、この場合、不飽和基は、
    遊離基手段により付加重合を受けることができるもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重
    合体エマルジョン。
  8. (8)上記エチレン性不飽和カルボン酸がモノカルボン
    酸およびジカルボン酸からなる群より選ばれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重合体エマルジ
    ョン。
  9. (9)上記硬化モノマーが芳香族ビニルモノマー、1〜
    2個の炭素原子を有するアルキル基を含むメタクリル酸
    アルキル、芳香族酸のビニルエステル、ハロゲン化ビニ
    ル、および1〜2個の炭素原子を有するアルカン酸のビ
    ニルエステルからなる群より選ばれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の共重合体エマルジョン。
  10. (10)上記軟化モノマーがアクリル酸エチル、アクリ
    ル酸n−ブチルおよび2−(エチルヘキシル)アクリレ
    ートからなる群より選ばれることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の共重合体エマルジョン。
  11. (11)2〜6%の潜架橋モノマーを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載の共重合体エマルジョン
  12. (12)上記潜架橋モノマーがN−メチロールアクリル
    アミド、N−メチロールメタクリルアミドおよびN−メ
    チロールアリルカルバメートからなる群より選ばれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の共重合体
    エマルジョン。
  13. (13)上記潜架橋モノマーがアクリルアミド、メタク
    リルアミドおよびアリルカルバメートからなる群より選
    ばれることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の
    共重合体エマルジョン。
  14. (14)上記潜架橋モノマーがN−(アルコキシメチル
    )アクリルアミド、N−(アルコキシメチル)メタクリ
    ルアミドおよびN−(アルコキシメチル)アリルカルバ
    メートからなる群より選ばれ、この場合、アルキル基は
    、1〜8個の炭素原子を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載の共重合体エマルジョン。
  15. (15)0.05〜0.25%の活性架橋モノマーを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の共重合
    体エマルジョン。
  16. (16)上記活性架橋モノマーがシアヌル酸トリアリル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の
    共重合体エマルジョン。
  17. (17)1〜25%のエチレン性不飽和カルボン酸を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の共重合
    体エマルジョン。
  18. (18)上記エチレン性不飽和カルボン酸がイタコン酸
    であることを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の
    共重合体エマルジョン。
  19. (19)上記硬化モノマーがメタクリル酸メチル、スチ
    レン、アクリロニトリルおよび酢酸ビニルからなる群よ
    り選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の共重合体エマルジョン。
  20. (20)上記水性エマルジョンが40〜50%の固形分
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    共重合体エマルジョン。
  21. (21)上記重合体が−40〜0℃のガラス転移温度を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共
    重合体エマルジョン。
  22. (22)乳化剤をさらに含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の共重合体エマルジョン。
  23. (23)レドックス成分をさらに含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第22項記載の共重合体エマルジョン。
  24. (24)エマルジョン中における共重合体を重合させる
    触媒をさらに含むことを特徴とする特許請求の範囲第2
    2項記載の共重合体エマルジョン。
JP15260186A 1985-06-28 1986-06-28 共重合体エマルジヨン Pending JPS6230156A (ja)

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NL278787A (ja) * 1961-05-24 1900-01-01
FR2270372B1 (ja) * 1974-03-11 1976-10-08 Ugine Kuhlmann

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