JPS62299538A - 糸処理ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 本発明は、公告第１８４６２５号として１９８６年６月
１８日付で公告されたヨーロッパ特許出願第８５１１２
２６５・５号に記述されてクレームされ、且つウエルナ
ーナプロン（Ｗｅｒｎｅｒ　Ｎａｂｕｌｏｎ）の名で１
９８４年１２月３日出願された対応米国特許比１１ｓ−
Ｎ第０６／６７７５９１号に記述されクレームされてい
る糸処理ノズルに於ける改変及び改善に係るものである
。

これら特許出願は以降１先行出願”として言及する。

英国は先のヨーロッパ出願中に“国の指定”として明記
されている。

先行出願は、便宜上簡単に“弾性的に支持された”糸処
理ノズルとして言及されている装置を記述し、クレーム
している。

該ノズルは複数の部材からなり、該部材は、その間で糸
処理用通路を定め、且つ糸を挿通するためにノズルを開
け、続いて糸を通路内においてノズルを閉塞することを
可能にするために、お互いに関係的に移動可能になって
いる。

先行出願に従かえば、通路を取囲む部材間でシール接触
が形成されるのを確実にするために、少（とも１つの部
材が使用中に付与される閉塞力で。

たわむように形成されている。

しかしながら、この概念は英国特許明細書第１３１０２
２７（ドイツ公告明細書第２０４９７４０号に該当）、
特にそのクレーム２に大まかに開示されている。

この既に公告された明細書は、ノズルの弾性部材がポリ
ウレタンラバーで作られるべきことを提案している。更
にまた、閉塞力は２つのノズル部材を接続しているヒン
ジ付近で作用するレバーによってノズルに加えられる０
図面の記述をとおして更に詳述されて行く理由のために
、そのような装置が、特に重要な閉塞力（ノズル通路内
での高い操作圧力）及び／又は高い温度を伴う広い範囲
の作業環境下で、適当である見込みはない。

本発明が適用されている基本的ノズル構造は上に引用さ
れた先行出願に開示されている。この構造はノズルを通
してその間に糸通路を限定する第１及び第２の部材から
成っており、該部材は、糸を通路内に挿入出来るように
ノズルを開き、糸をノズルで閉じるために、お互いに関
して移動出来る。

該構造は、更に処理流体を通路に供給して通路を貫通し
て流し、且つ通路に沿って糸を引っ張るための給送手段
を含んでいる。

ノズルの第１部材は、それぞれ通路の向かい側に配置さ
れた第１及び第２のシール面を有し、そして対応する第
１及び第２シール面が第２部材上で規定されている。

閉塞力付与手段が、第１部材上の第１及び第２シール面
をそれぞれ第２部材上の第１及び第２シール面と結合し
て押しつける閉塞力を付与するために用意されている。

これら部材の少くとも１つは付与される閉塞力の作用下
で可撓である。閉塞力付与手段は、該通路、と実質上直
線に揃えられた可視部材の背面と係合する。

結果は、該１部材に対して閉塞力付与手段によって付与
される作用線（ベクトル）が該第１及び第２シール面に
実質上直角方向に及ぶことである。

この事実は、閉塞力がヒンジピンのまわりで弾性部材を
回転する曲げモーメントの適用によって創出される英国
明細書第１３１０２２７号に示された装置と著しい対照
をなしている。

装置はまた通路に直接隣接するシール領域内の通路の両
側に於て向かい合ったシール接触の形成が可能である。

この事は、部材が使用時に閉塞力の適用の下ですら維持
される予じめ設定された通路断面を提供するために形成
出来る事を意味する。

この事は１部材の可撓性に関して広い限界を定め、該可
撓性は、必要なら閉塞力によって部材の変形することを
可能にし、通路の両側に形成されるそのような向かい合
ったシール接触を可能にするに十分な高さでなければな
らなく、他方、可撓性（変形可能性）は、該閉塞力又は
通路内の流体圧によって使用時に通路断面の変更を生ず
るような部材の変形を防ぐに十分な低さでなければなら
ない。

通路断面は、勿論その長さに沿って同型である必要はな
く、該断面は通路長に沿って予じめ設定された形態での
変化が可能であるが、しかし作業力に応じて制御されて
ない形態に変化してはならない。

閉塞力は、閉塞力付与手段によって、部材上の第１及び
第２シール面に関して集中される部材上の領域、即ち該
面のそれより小さい領域で１つの部材に付与される。

先行出願に示されるように、しかしながら、閉塞力付与
手段は、閉止圧力が通路の両側で効果的に発生されるよ
うに、通路のそれぞれ異なった両側上の位置で１つの部
材に接触される。

例として、本発明のいくつかの実施例を次に添付図面を
用いて開示する。

〔実施例〕

第１図に示されたノズルアッセンブリー２００は、比較
的剛性のブロック２１０と比較的弾性を有するプレート
２１２とで構成された１つの糸処理ノズルを含んでいる
。先行出願に示された該当要素（ブロック１０）の場合
同様に、ブロック２１０は、その端から端まで延び、且
つノズルを貫通する糸通路を形成している１つの溝２１
４を有している。

好適実施例では、糸通路はブロック２１０内に於て単に
この溝２１４で規定されている。しかしながら点線で示
す如く、糸通路の少くとも一部が溝２１４と２１６の併
用で構成されるように、対応する溝２１６がプレート２
１２内に備えられても良い、このタイプの実施例は第２
図に示されており、そしてこの実施例では、糸通路は溝
２１４と２１６とで構成され、２１８で指摘されている
。

ブロック２１０は広＜２２０で指摘された給送手段を備
えており、該給送手段によって処理流体がその両端間で
糸通路内に供給される。この目的のための適切な装置が
先行出願及び我々のヨーロッパ特許第１２３８２９号中
に示されている。

従って、この詳細はここでは繰返さない。

処理流体は第１図でわかる如く、その入口から糸通路内
へ下方に流れ、それによって糸をこの図のノズル上端及
び下端で示された矢印で指摘されたと同方向に通路内で
引っ張る。

糸通路の上流部分Ｊ即ち処理流体入口から上流の通路部
分が少くともプレート２１２内での対応溝のないブロッ
ク２１０内の溝でのみ規定されていることが注目される
だろう。

先行出願に示されたノズルと対照して、第１図に示され
たノズルは一体となった処理室を包んでいない０図示の
ノズルは主として糸に前進作用を働かせるために設計さ
れている。給送流体（空気あるいは薫気）を加熱するこ
とにより、流体が糸を加熱するように出来、又は少くと
も糸を前加熱で以前に付与された温度に維持することが
出来る。

第１図でボッゲス２２２はノズルで進められた糸を受入
れるための受入れ装置を表わしている。第６図を引用し
て後で記述される如く、装置２２２は糸を加工するため
に設計されても良いが、先行出願で描かれたそれとは或
意味では根本的に異なっている。

勿論、第１図に示されたノズルは、その先行出願に示さ
れた加工室と共に同様に使用可能である。

しかしながら、受入れ装置２２２はまた他の形態を選ぶ
ことも出来る。

先行出願の場合同様に、ノズルは、糸の例えば第２図の
通路２１８の如き糸通路への挿通を容易にするために、
開閉自在のタイプである。その図に示された装置では、
ブロック２１０は、広＜２２６で指摘された適切なキャ
リヤに固定されたハウジング部分２２４に据付けられて
いる。キャリヤ２２６とハウジング２２４とは、処理流
体の適切な供給を可能にするために、第１図での給送手
段２２０と一列に揃えられた適切な開口を有している。

プレート２１２は、ピストンシリンダーユニット２３０
によって作用される第２ハウジング部分２２８に据付け
られている。後者が適切に圧力をかけられた時、ハウジ
ング部分２２８は第１図及び２図に示された右方向に、
ハウジング部分２２４と接触面２３２で係合するように
、押しつけられる。ノズルは同時に閉じられるが、閉止
力はピストンシリンダーユニット２３０から直接付与さ
れることなく、第２図に２３４で指摘されている弾性手
段によって付与される。この弾性手段は第１図に２３４
Ａで示された如きカップスプリングのパケット（ベレビ
ルワッシャ（Ｂｅｌｌｅｖｉｌｌｅ　ｗａｓｈｅｒ））
が、又は第１図に２３４Ｂで示された如き螺旋圧縮スプ
リングで構成することが出来る。

プレート２１２を弾性手段２３４により適用される閉塞
作用の邪魔なしにハウジング部分２２８に据付ける手段
が第４図に図解的に示されている。そこで示される如く
、ベレビルワッシャ（Ｂｅｌｌｅｖｉｌｌｅ・ｗａｓｈ
ｅｒ）　２３４Ａのパケット（Ｐａｃｋｅｔ）は、一端
で例えばネジによりプレート２１２に固定された据付は
ピン２３６を取囲んでいる。ピン２３６はハウジング部
分２２８に取付けられた（例えばネジで）スリーブ２３
７内の穴２３８内に延びており、後述される制限手段で
限定された範囲内で、該大向で移動可能である。

プレート２１２に隣接する端部で、スリーブ２３７は、
ハウジング部分に関して右に（第４図で）プレート２１
２の移動を制限するために、ピン２３６上のフランジ２
４１と係合可能な内方に突出しているフランジ２４０を
有している。プレート２１２は、しかしながら、スプリ
ング２３４Ａで付与された偏向に抗してハウジング部分
２２８に関して左方に（第４図で）、プレート２１２が
スリーブ２３７に着座するまで、押しつけ可能である。

このプレート２１２の前後動はミスリープ２３７の大向
でそれ自体で案内され且つスプリング２３４Ａによって
ハウジング２２８に向かって押圧されるガイドリング２
４３の大向で、ピン２３６の自由端の制限によって横方
向で制限される。ピン２３６は、プレート２１２が使用
中に曲がるような干渉を避けるために、全案内及び制限
表面に関して十分な働きを有している。

第２図で単純な線図で示される如く、プレート２１２と
ブロック２１０とは、通路２１８と交差し、且つ第２図
に見られる如く通路２１８上方にある１対の第１シール
面２４２及び線図で通路下方にある１対の第２シール面
２４４で限定されると見なされるシール面上の全箇所で
理想的にシール接触を形成する。各対の面はブロック２
１０上の一面とプレート２１２上の一面とから成ってい
る。

実際問題として、シール面２４２　、２４４の要求され
る接触を得ることは簡単な事項ではなく、そしてこの点
での幾つかの困難は次に第５Ａ、５Ｂ。

５Ｃ及び５Ｄ図の図解を参照して説明される。

図解の目的のために、第２図の通路２１８に該当する糸
通路がブロック２１０内の溝２１４Ａのみによって備え
られた実施例が選ばれている。溝２１４Ａは三角形断面
と仮定されているが、しかしまた一方、これは図解の目
的のためだけであり、溝の断面形状は作業状況に適合さ
れるものである。プレート２１２は、ブロック２１０に
対し平担表面を呈するために設計されており、ブロック
２１０内の溝２１４Ａによって正確に設計された糸通路
を生ずる。

プレート２１２と閉塞力付与手段（弾性手段２３４）と
の間の接触領域は略示的に描かれた閉塞力付与手段の要
素２４６によって示されている。この要素は、例えばベ
レビルワッシャ２３４Ａの１つ、圧縮スプリング２３４
Ｂの一部、又は第４図に係る好適実施例での如く、弾性
手段２３４とプレート２１２間に挿入された圧力板であ
る。

第５Ａ図で見られる如く、要素２４６で限定された接触
領域は溝２１４Ａと直線状に揃えられており、それによ
って直接に隣りの溝２１ｄＡｊＩ域で接触面の対２４２
　、２４４のシールを確実にする。

第５Ｂ図はドイツ公告特許明細書第２０４９７４０号に
示された原理に基いた変形配置を示している。

この配置に於て、閉塞力は溝２１４Ａと揃えては通用さ
れてないが、隣接の図示されてないヒンジが、プレート
２１２とブロック２１０を第５Ｂ図の左にあるその１つ
の長手方向線で結合している。

プレート２１２が弾性を有する点で、図示されてないヒ
ンジの反対側の溝２１４Ａ側でシール面２４２間に間隙
２４８が生ずる危険がある。

若し、第５Ｂ図での欠陥を矯正するために、ヒンジから
遠く離れたプレート２１２端縁領域をブロック２１０へ
の接触に押しつけることによって更に閉塞力が付与され
れば、次には第５０僅に示された結果が認められる。こ
の場合、シール接触は表面封２４２　、２４４で形成さ
れるが、しかしこのシール接触は溝２１４Ａから間隔を
置いた領域で生ずる。

糸通路内の高い作業圧力のために、弾性板２１２は、溝
２１４Ａの領域内で２５０で示される如くわずかに曲が
り、そして糸通路の効果的な断面はもはや三角断面溝の
形態によって決められていない。

この結果は、勿論第５Ｂ及び５０図で描く目的のために
誇張されている。しかしながら、少くとも合繊フィラメ
ント糸の加工に於て、第５Ａ図に描かれた必要条件から
のほんの少しの逸脱ですら、糸特性に於て１つの加工ノ
ズルから他のものまで重大な変異を生ずる。

先行出願に於て既に述べた如く、しかしながら提供され
たシール接触は直接隣接する溝２１４Ａと表面対２４２
　、２４４間で形成されるので、シール接触が溝から離
れたこれら表面対の縁領域内に形成されるか否かは重要
でなく、ノズルが閉塞されている時に、この縁領域が溝
２１４Ａからシール接触の図示領域のそばで該溝のおの
おのの側にともかく分離される。

プレート２１２のたわみ性は、プレートの材料、及びそ
の形状と寸法とで決定される。プレートのたわみ性は、
また通用される閉塞力に関して考慮されねばならない。

例えば第５Ｄ図に描かれた配置を考察する。

この場合、接触は溝２１４Ａに隣接する必要領域でのシ
ール面対２４２　、２４４間で形成される。

しかしながら、プレート２１２に於ける高い集中閉塞力
Ｆと高順応性材料のせいで、プレートは第５Ｄ図で背２
５２で誇張形態で示される如く溝２１４Ａ内に変形され
る。

プレー１−２１２に於ける高変形（ゴム類似）材料で、
第５Ｄ図に描かれた結果が、縞図に示された閉塞力Ｆの
“点接触”適用がなくても得られる。このプレート２１
２の変形は、溝２１４Ａで決められた断面から糸通路の
断面を明らかに変え、そしてまたプレート２１２の塑性
変形（プレートの材料の永久セット）の危険を溝で支承
する。

材料に関する限りでは、金属が既に先行出願で述べられ
た熱伝導性の理由のために好ましい。しかしながら、よ
り熱伝導性の高い材料（青銅又は真ちゅうの如き）は、
しばしば処理流体中の存在物質（例えば、製造工程の加
工段階に入る前に、合繊フィラメント糸に適用されるス
ピン加工に対する）に対して抵抗性がない。

化学的相互作用は、糸通路内でノズル表面を損傷し、そ
して／又は処理される糸に好ましがらざる効果を与える
。

この事実は特に高い加工温度に於て当てはまる。

ノズル温度は、１５０℃から４０θ℃の範囲内で合繊フ
ィラメント糸の処理に用いられるが、しかし１６０℃か
ら２８０℃までの範囲での温度が最も普通である。

金属は保護コーティングを備えることが出来るが、しか
しこれは磨耗し、早暁下にある金属をさらす。従って、
好ましい解決は通路自体を本質的に耐薬品性の硬質金属
製部材で形成し、そしてこの部材を比較的に熱良導体の
ハウジングで取囲むことである。

ステンレススチール（耐さび金属）は慣用の耐薬品性材
料であるが、他の堅い化学的及び腐蝕耐性金属も使用可
能であり、その提供されたプレートは所望寸法（適切な
可撓性を備えた）に製造可能である。

形状に関する限りでは、単純な方形の形状（糸通路を限
定する溝を備えるが備えないが）が第２図に図示の如く
好ましい。このプレートの形状は製造にとって比較的単
純である。

しかしながら、本発明にとっては、例えば、ノズルが閉
塞された時のシール面２４２　、２４４が横断面に於て
曲げることが出来るのは必須でない。

プレート２１２のシール面に対する直角方向での厚みは
、プレートの可撓性に大きな影響を及ぼす。

更にプレートの関連可撓性によって重要な影響を及ぼす
寸法はその輻（上述の厚み及び糸通路の長さに対する直
角の寸法）である。処理流体としての高温空気を用いる
糸処理システムの部分を構成しているノズルに於て、第
２図に示された形状でステンレススチールプレートトは
、２〜８麿層範囲の厚みと１２〜２５龍範囲の幅に出来
る。プレート厚の下限は、そのようなプレートを所望形
状に製作するための都合良く利用出来る手段によって決
定されるが、しかるに該厚み範囲の上限は厚みの増大で
生起する可撓性の損失によって決定される。好ましい厚
み範囲は３〜６鰭である。

対照して、該当ステンレススチールブロック２１０の厚
みが８〜１５ｍの範囲内で良い、この厚みは、可撓性／
剛性の構造に関する限りは、とにかくブロックが対応す
る熱伝導性ハウジング部分２２４によって広範囲で支承
されているので、比較的に重要ではない。スチールブロ
ックの厚みは、しかしながら伝導性の観点から、低く保
たれるのが好ましい。

プレート２１２の長さがノズル設計の詳細（ディテール
）に依存することは明白である０例えば、一体になった
処理室を含んでいるノズル（先行出願に描かれた如き）
で用いられるプレートと、広く第１図に示された如き、
基本的に、分離して形成された処理部分に糸を押進める
ための前進作用を提供するノズルで用いられるプレート
との間には根本的な相違がある。

とに角、プレートの長さは、可撓性の点では、その幅よ
りも意義が小さい、若しプレートが横方向で（その幅を
横切って）十分にたわみ易いと、それは縦方向（その長
さに沿った）で十分な可撓性を有することを間違いなく
立証するだろう。第１図に示される如く、複数の閉塞力
付与装置（弾性手段２３４）がノズルの長さに沿って、
帯状シール接触域がその全長に沿って通路２１８の両側
に創出されるのを確実にするために、一定間隔で配置さ
れている。該装置は、糸通路の長さ方向に沿って１５〜
３０＋ｕの距Ｎ（中心から中心）で縦方向に間隔を置い
て配置されている。

第１図に示されたノズルの全長（プレート２１２の全長
に相当）は、６０〜１５０ｍｊＪｌ域にわたっている。

一般にノズルが短かければ短かい程関連して運転温度は
高くなる。

各閉塞装置（螺旋圧縮スプリング、又はベルビレワッシ
ャのパケットの形状での弾性手段２３４）が４００〜８
０ＯＮの範囲での力を付与するために適用される。糸通
路２１８と直線状に揃えられた閉塞装置の全部でプレー
ト２１２に付与される全閉塞力は１　、０００〜３，５
０ＯＮ　にュートン）になり、そして第１図に示された
形状の１つのノズルにつき通常４〜６個のこのような装
置が配置される。ピストンとシリンダーのユニット２３
０は、好ましくはハウジング部分２２８により大きな力
、例えばプレート２１２に付与される全閉塞力を約５０
％超越する力、を付与するために適用される。

プレート２１２は、上述の如く形成されてシール接触を
可能にするためにたわまねばならないが、プレートの材
料は糸通路の領域で集中される変形に抵抗出来ねばなら
ない、この事実は、プレートが他のノズル部材に穿設さ
れた溝に橋をかける設計にされた場合についての第５Ｃ
，５Ｄ図を参照して説明されている。以上のことは、勿
論通路が両側の部材の２つの溝で構成される場合でも同
様である。

合繊フィラメント糸の処理に於て、通路断面は、糸と処
理流体とが最初に一緒になる合流点域で２．５〜１０ｉ
の範囲内にあり、そして第１図に示された如きノズルの
下流端で６〜２０％の範囲内の値に増加する０合流点域
での高い圧力は多分最大変形の問題に導くこととなる。

第３図に示される如く、弾性プレート（及び対応ブロッ
ク）は糸通路を１つより多く定めるために配置出来る。

この場合、プレート２１２Ａとブロック２１０Ａとは２
つの糸通路２１８Ａと２１８Ｂとを定めている。閉塞力
付与装置の、別のセットが各糸通路に備えてあり、１つ
のセットが２３４Ｘで他のセントが２３４Ｙで指摘され
ている。更にまた、若し各糸通路２１８Ａ及び２１８Ｂ
が第２図に示された通路２１８の如き、同じ処理条件σ
下で同じ糸タイプを処理するために設計されれば、その
時はプレート２１２Ａの幅はプレー）２１２の幅の約２
倍であり、従って、ステンレススチールプレート２１２
Ａは好ましくは２４〜３０龍の範囲の幅を有する。プレ
ー）　２１２Ａの厚みは、しかしながらやはり２〜８＋
ｎの範囲である。ピストンとシリンダーのユニット２３
０Ａは、共に作用する閉塞装置２３４Ｘ　、　２３４Ｙ
の両セットでプレー）　２１２Ａに付与される全部の力
を超越する力をハウジング部分２２８Ａに付与するため
に、適用されねばならない。

第５Ａ図に略示的に示される如く、プレート２１２上に
作用する力付与手段の作用線（ベクトル）は、好ましく
はシール面２４２　、２４４に直角に及ぼしている。

第４図に示される据付けに規定されたガタ（遊び）は、
プレート２１２が、ノズル構造に於けるわずかな引揃え
ミス、即ちプレートの曲がった範囲内でスリーブ２３７
に関してビン２３６に相応する傾きがある、に適応する
ために曲がる場合ですら維持されるべきこの効果を可能
にする。

シール面自体は製造過程で研削作業によって好適に仕上
げられている。ラフピング仕上げやつや出しや超仕上げ
のような精密仕上げ作業は必要ない。

第６図は先行出願に示されたシステムとは異なった糸処
理システムで第１図に示した形状のノズルの使用態様を
線図的に示している。ノズル構造は再び広＜２００で指
摘されている。ハウジング部分２２８とその中に備えら
れた弾性プレート２１２とは大体第１図に示されたよう
になっているが、しかしハウジング部分２２４は、進行
させるノズル２００から糸を受入れる回転ドラム２６０
の表面と一端で合わせるために形成されている。ドラム
２６０は第６図に見られる如（反時計方向に回転する。

糸２６２がドラム２６０でその回転の約半分を通じてト
ラバースした時、糸は第６図に示されていない冷却手段
に移される。

ケーシング部分２６４がドラム２６０を、ノズル２００
からの出口と、冷却手段への移転位置との間で取囲んで
いる。ドラム２６０とケーシング部分２６４とは加熱さ
れており、糸を進めるノズル２００から受入れる実際の
処理室を形成している。

この処理システムの形態は公知のタイプであり、例えば
米国特許明細書第４０２４６１１号、第４０７４４０５
号及び第４０１９２２８号に記述されている。従って、
この装置の詳細は本件明細書では提供されない。

明細書中で用語“可撓”及び“弾性”が幾らがの範囲で
交換可能に用いられている。明らかに、プレート（又は
変形ノズルでの均等な可視性部分）が塑性変形に従属さ
れるべきでない、“完全な弾性゛はしかしながら明らか
に重要でない。

本明細書中で、用語“処理”又は“処理する”は、適用
の目的が何であろうと糸に対する加圧された流体のどの
ような適用をも取扱うことを予定されている。従って、
例え単純な引抜き又は前方□ に進める効果の創作ですら、この前後関係において“処
理”と見なされている。しかしながらそれはほとんどの
場合に、糸を加熱したり冷却したりするような補助的な
目的である。

双方のノズル部分は可撓性に形成されるが、逆にこの事
は、耐消耗、耐腐蝕性金属で通路を定める部材の作成を
好ましいと心に留めて、全体としてノズルに講じた熱伝
導特性に影響を及ぼすのが明白である。

比較的良熱伝轟性の本体と少くとも１つのノズル部分の
接触が熱を良く伝導するのに有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る糸処理ノズルの縦断面図。 第２図は、第１図に示された図に係るノズルの一形態の
横断面図。 第３図は、第ｔｔｇに示された図に係るノズルの他の形
態の横断面図。 第４図は、第２図及び第３図、の実施例に於て使用に関
して適切に据付けているプレートの断面図。 第５Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤ図は、それぞれ種々の情況の下で
のシール領域の細部を示す図。 第６図は、第１図のノズルを用いている糸加工装置の略
示側面図。 ２１０、２１ＯＡ・・・ブロック、　２１２．２１２Ａ
・・・プレート、２１４．２１６・・・溝、　　　　２
１８，２１８Ａ、２１８Ｂ・・・通路、２２０・・・給
送手段、　　　２２４，２２４Ａ・・・ハウジング、２
２６・・・キャリヤ、 ２２８、２２８Ａ・・・第２ハウジング、２３０、２３
ＯＡ・・・ピストンシリンダーユニット、２３４Ａ・・
・ベルビレワッシャ、 ２３４Ｂ・・・螺旋圧縮スプリング、 ２３６・・・ピン、 ２３７・・・スリーブ、　　　２３８・・・穴、２４０
．２４１・・・フランジ、　２４２，２４４・・・シー
ル面、２４３・・・ガイドリング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ノズルを貫通する予じめ定められた断面の糸通路を
   それらの間に定める第１及び第２の部材、但し該部材は
   通路内への糸の挿入を可能にするためにノズルを開き、
   且つ通路内の糸のまわりにノズルを閉塞するために、お
   互に関して移動可能である第１及び第２の部材と、 処理流体を通路に供給して通路を貫通して流し、且つ通
   路に沿って糸を引っ張るための給送手段と、通路のそれ
   ぞれ対向側に配置された、第１部材上の第１及び第２シ
   ール面、及び対応している第２部材上の第１及び第２シ
   ール面と、 第１部材上の第１及び第２シール面を第２部材上の第１
   及び第２シール面とそれぞれ係合状態に押し付ける閉塞
   力を付与するために適用される閉塞力付与手段とを含み
   、 少くとも該部材の１つが付与された閉塞力の作用の下に
   可撓であり、そして、該１部材の可撓性は、該部材が通
   路の両側の該第１及び第２シール面間でシール接触を形
   成するために必要なら該閉塞力によって変形するが、し
   かし閉塞力又は流体圧力の下では閉塞力又は流体圧に依
   存して通路断面の変化を引起こす変形はしない可撓性で
   ある開閉出来る糸処理ノズル。 ２、各部材が耐腐蝕性金属製である特許請求の範囲第１
   項に記載のノズル。 ３、部材が耐腐蝕性金属に対して相対的に熱良導特性を
   有する材料から成るハウジング内に嵌合された特許請求
   の範囲第２項に記載のノズル。 ４、閉塞力付与手段は、１つの部材に付与された閉塞力
   がシール面に実質上直角に当てられたベクトル上に作用
   するものである特許請求の範囲第１項から第３項までの
   いずれか１項に記載のノズル。 ５、他のノズル部材が比較的に剛性であり、通路断面が
   該比較的剛性部材に形成された溝によって限定されてい
   る特許請求の範囲第１項に記載のノズル。