JPS62299247A - Ｍｒｉ装置用サ−フエイスコイルユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＭＲイメージング装置に係り、特に局部撮影
の為、患者の患部に設置の容易なサーフェイスコイルユ
ニットに関する。

〔従来の技術〕

従来のＭＲイメージング装置に用いられるサーフェイス
コイルは、Ｍａｇｎｅｔｉｃ　Ｒｅ５ｏｒａｃｅ　Ｉｍ
ａｇｉｎｇｏｆ　ｔｈｅ　０ＲＢＩＴに示す如く局部撮
影のため、患者に直接押しつけ接着固定したり、ベルト
で縛りつけたり、ベットと患者との間にはさみ込んだり
して固定していた。また照射コイルが固定の為、サーフ
ェイスコイルの方向も一定となり、患者自身をサーフェ
イスコイルの方向に合せる必要があり、患者に対して長
時間無理な状態をとらすなど患者サイドには考慮されて
いなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、局部撮影をする場合、サーフェイスコ
イルを患者の撮影部位に、押しっけ接着固定したり、あ
るいは、サーフェイスコイルをベルトで縛りつけたり、
又は患者ベットと患者との間にはさみ込んだりして、直
接患者に苦痛を与える等の問題があった。また、照射コ
イルと受信コイルは相互のコイル間の干渉を取り除く為
、クロスコイル方式をとっており、当然、サーフェイス
コイルも受信コイルとしてその方向を限定されるので、
患者はサーフェイスコイルの向きに合わせ。

無理な姿勢を長時間強いられるなど、その取扱いや、安
全性９作業性も悪く、回置を呈していた。

本発明の目的は、上記した問題を解決すると共に、直接
患者に苦痛を与えることなく、任意の部位を効率よく撮
影でき、又、コイル間の干渉のない取扱いの容易なＭＲ
イメージング装置用サーフェイスコイルユニットを提供
するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ＭＲイメージング装置のサーフェイスコイ
ルを、患者に対して、接触、あるいは非接触に測定部の
表面状態に合せて任意に！２置できようにホルダーに組
みっけ、ヒンジを介して移動可能な保持器に固定するこ
と、および、照射コイルをサーフェイスコイルの回転に
合せて回転できるようにすることで達成される。

すなわち、本発明は、核磁気共鳴信号を用いて物体から
の像情報を導出するＭＲイメージング装置のうち、物体
の共鳴子からの共鳴励起を受信器に結合させる手段を有
する検出コイルにおいて、平巻、あるいは縦巻の任意の
形状を有するコイルを内蔵する非金属非磁性のケースと
、該ケースを回転自在に保持固定できるホルダーと、該
ホルダーをヒンジとする少なくとも２つ以上のヒンジと
、該ヒンジを左右に任意に移動固定できる保持器と、該
保持器に設けられており、上記物体のテーブル上の所定
位置を該テーブルに沿って移動できるガイド部とを備え
たことを特徴とするものである。

〔作用〕

このように１本発明に係るサーフェイスコイルは、サー
フェイスコイルを患者に対して、接触。

非接触に測定部位の表面状態に合せて任意に設置できる
ようにするため、サーフェイスコイルを非金属非磁性体
でできているケースに収納し、そのケースを回転自在に
保持固定できる１つのヒンジを兼ねたホルダーに固定し
、更にそのホルダーをもう一つのヒンジを介して保持器
に可動に固定して、該保持器を患者テーブルに沿って移
動できるような機構としたもので、更にサーフェイスコ
イルの回転に合せて、常に直交するように照射コイルを
回転できるようにしたものである。これにより患者ベッ
トに普通にあお向けに寝た患者の測定部位の表面状態に
合せ、２以上のヒンジに回転可能にサーフェイスコイル
が取りつけられているので、容易に設置することができ
、かつコイルの回転に合せて容易に照射コイルを回転す
ることができコイル間の干渉もなく効率の良い撮影が可
能になる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について説明する。

第１図には、本発明の一実施例に係るＭ　ＲＩ装置用サ
ーフェイスコイルユニットの構成を示す断面図が示され
ている。

図において、平巻、あるいは縦巻の任意の形状を有する
サーフェイスコイル１を内蔵する非金属非磁性体のケー
ス２は、該ケース２を回転自在に保持できるホルダー３
に固定され、かつホルダー３に組付けられたつまみＡ４
によって位置を固定されている。又ケース２にはホルダ
ー３に対し回転角度がわかるような目盛がつけられてい
る。ホルダー３はその一方をヒンジＡ５とつまみＢ６に
よって可動に組付けられ、つまみＢ６を更に縛めっける
ことにより固定可能になっている。またヒンジＡ５は保
持器７の軸部８に回転、移動可能に組付けられ、つまみ
Ｃ９を締めつけることにより固定可能になっている。更
に保持器７は患者ペットのテーブル１ｏに組付けられた
、ガイドレール１１に移動可能に取りつけられている。

−右傾斜磁場コイルのボビン１２には照射コイルのボビ
ン１３が、ガイドローラ１４を介して回転自在に組付け
られ、更に該照射コイルのボビン１３の両端面には、ボ
ビン１３の位置を規制するためのガイド板１５がボビン
１２に取りつけられている。そしてガイド板１５には、
ボビン１３の回転を固定するための固定ねじ１６が取り
つけられ、ボビン１３の位置を任意に固定できるように
なっている。

また照射コイルのボビン１３の中には全身用の受信コイ
ルのボビン１７が、固定用軸１８と固定リング１９によ
って位置を決められ、前記ガイド板１４に組みつけられ
一定の位置に固定されている。

これにより照射コイルのボビン１３は固定ねじ１６を緩
めることにより独立して回転が可能になっている。

第２図には、ＭＨＩ装置用サーフェイスコイルユニット
の頭部側から見た正面図が示されている。

照射コイルのボビン１３には垂直方向下面をＯとして左
右９０１ずつ目盛がつけられている。又ガイド板１４に
はボビン１３の０に対応する位置に基線がつけられボビ
ン１３の回転角度が簡単にわかるようになっており、サ
ーフェイスコイル１の傾斜角度に対応して簡単に回転固
定することができるようになっている。

第３図にはＭＨＩ装置用サーフェイスコイルユニットの
側面図が示されている。

サーフェイスコイル１を内蔵するケース２を患者に対し
９０”回転させた状態で頭部側面の局部撮影をする場合
を示している。もちろんこの時、照射コイルのボビン１
３はサーフェイスコイル１との干渉を防ぐため９０”回
転することはいうまでもない。

第４図はＭＨＩ装置用サーフェイスコイルユニットの機
能を示す図である。

図で示すようにヒンジを２個以上有するので任意の方向
に対して、つまり測定部位の表面状態に合せて任意に設
置できることがわかる。

第５図、第６図はサーフェイスコイルを内蔵するケース
の外観図及び正面図である。

図で示すようにケース２の支持部２０には、つまみＡ４
を締めつけた時に対応する位置に任意の角度に溝２１が
構成されており、つまみＡ４をわずかに緩めた場合には
、第６図で示すようにケー′ス２は任意の角度しか回転
できないようになっている。この角度は、サーフェイス
コイル１と照射コイルとが干渉を起さない、あるいは起
しても影響のない範囲の角度で、つまり照射コイルのボ
ビン１３を動かすことなく、サーフェイスコイル１を測
定部位の傾斜に合すことのできることを意味している０
以上により、サーフェイスコイルを患者に対し接触、あ
るいは非接触に、測定部位の表面状態に合せ任意に設置
でき、また照射コイルの干渉による影響もなくすことが
でき、患者に無理な姿勢や苦痛を長時間与えることなく
局部撮影が可能である。

第７図、第８図は、平巻、縦巻コイルの外観図である。

同図ではどちらも３ターンのコイルで、サーフェイスコ
イルとして使用される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、患者にサーフェ
イスコイルを直接押しつけ接着固定したり、あるいはベ
ルトで測定部位に縛りっけたり、又は患者ベットと患者
との間にむりやりはさみ込んだりすることなく、軽く接
触、又は非接触に設置できるので患者に長時間苦痛を与
えることがなく撮影可能である。

また本発明によれば測定部位の表面状態に合せて任意に
設置が可能で取扱いが容易である。

さらに本発明によればつまみ類を操作するだけでサーフ
ェイスコイルの脱着９位置方向の調整が容易で作業性が
良い。

また、さらに本発明によれば、照射コイルを回転可能に
したため、全身コイルとの干渉による影響除去の調整が
容易であると共に、任意の角度のサーフェイスコイルと
の干渉もなく取扱いも容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図はＭＨＩ装置用サーフェイスコイルユニットの構
成を示す断面図、第２図はサーフェイスコイルユニット
の頭部側から見た正面図、第３図はサーフェイスコイル
ユニットの側面図、第４図はサーフェイスコイルユニッ
トの機能図、第５図はサーフェイスコイルのケースの外
観図、第６図はサーフェイスコイルのケースの正面図、
第７図は平巻コイルの外観図、第８図は縦巻コイルの外
観図である。 １・・・サーフェイスコイル、２・・・ケース、３・・
・ホルダー、４・・・つまみＡ、５・・・ヒンジＡ、６
・・・つまみＢ、７・・・保持器、８・・・軸部、９・
・・つまみＣ１１０・・・テーブル、１１・・・ガイド
レール、１２・・・傾斜磁場コイルのボビン、１３・・
・照射コイルのボビン、１４・・・ガイドローラ、１５
・・・ガイド板、１６・・・固定ねじ、１７・・・受信
コイルのボビン、１８・・・固定用軸、１９・・・固定
リング、２０・・・支持部、２１・・・溝。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、核磁気共鳴信号を用いて物体からの像情報を導出す
   るＭＲＩ装置のうち物体の共鳴子からの共鳴励起を受信
   器に結合させる手段を有する検出コイルにおいて、平巻
   あるいは継巻の任意の形状を有するコイルを内蔵する非
   金属、非磁性体のケースと、該ケースを回転自在に保持
   固定できるホルダーと、該ホルダーをヒンジとする少な
   くとも２つ以上のヒンジと、該ヒンジを左右に任意に移
   動固定できる保持器と、該保持器に設けられており上記
   物体のテーブル上の所定位置を該テーブルに沿って移動
   できるガイド部とを備えたことを特徴とするＭＲＩ装置
   用サーフェイスコイルユニット。