JPS62298293A - カメラ一体型記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録用カメラと記録再生装置とを一体化した
装置の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のカメラ一体型記録再生装置では、カメラ部には高
輝度時の偽色信号発生を防止するために、輝度信号に色
信号を混合するのを抑制する高「度抑圧回路が設けられ
ている。又、ＶＴＲの再生系には再生された再生映像信
号中のカラーバースト信号がドロップアウトやノイズ等
の影響により欠落あるいは誤った信号として再生され、
このカラーバースト信号に基づき復元された映像信号は
見苦しいものになってしまう為再生カラーバースト信号
のレベルに応じて再生色信号をカットする所謂カラーキ
ラー回路が設けられている。又、現在でも白黒撮影（Ｂ
／Ｗモード）にした方が輝度信号の帯域が広がり高解像
度が得られるので、意図的にＢ／Ｗモードでの録画が行
われることから、ＶＴＲ再生系には、Ｂ／Ｗとカラーの
どちらのモードで映像が磁気テープに記録されているか
を判別して、Ｂ／Ｗの場合には色信号をカットする回路
が設けられているものもある。これはＢ／Ｗモードの場
合には、色信号帯域の信号成分は無意味ないしは有害で
あり、輝度信号への混入を防ぐべきだからである。

従来のカメラ一体型ＶＴＲ装置の構成を第２図及び第３
図に示す。第２図は、ビデオ・カメラ部の一般的構成を
示す。第２図において、１０は被写体、１２は撮影レン
ズ、１４はＣＣＤ等の撮像素子、１６は撮像素子１４か
らの電気信号から昼度信号（Ｙ信号）及び２つの色差信
号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙを形成する映像信号変換回路である。

第３図において、映像信号変換回路１６からの輝度信号
（Ｙ信号）は、ライン２０を介して加算器２２に入力す
る。映像信号変換回路１６からの２つの色差信号Ｒ−Ｙ
、Ｂ−Ｙは、直角二相変調回路２４に入力する。この変
調回路２４は、発振回路２６からの３．５８Ｍ１ｌｚの
サブキャリアを、２つの色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙで直角
二相変調して搬送色信号（Ｃ信号）を形成し、ライン２
８上に出力する。

ライン２８上のＣ信号は、高輝度抑圧回路３０を介して
加算器２２に接続する。この高輝度抑圧回路３０にはラ
イン２０上のＹ信号と色信号抑圧の閾値Ｔｈ、とが入力
されており、Ｙ信号レベルが閾値Ｔｈ、より大きいとき
には、高輝度抑圧回路３０はＣ信号の通過を禁止する。

即ち、Ｙ信号レベルが成る程度以上大きいときには偽色
信号の発生の可能性が高いので、画面を「白」とするた
めにＣ信号のＹ信号への加算混合を禁止する。

加算器２２は、ライン２０上のＹ信号と、高輝度抑圧回
路３０からのＣ信号とを加算合成して、出力ライン３２
上にＮＴＳＣコンポジットビデオ信号を出力する。この
Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃコンポジットビデオ信号は、ＶＴＲ記録
回路系５０に人力するとともに、切換スイッチ３４を介
して外部モニター用のビデオ出力端子■。Ｕ７に接続す
る。尚、切換スイッチ３４のＲ側が記録モードであり、
ＰＢ側が再生モードであるが、インピーダンス整合がと
れれば、このスイッチ３４は無くてもよい。

このＶＴＲ記録回路系５０は、ＮＴＳＣ映像信号を輝度
信号ＦＭ変調・色信号低域変換多重記録方式により磁気
記録する公知の一般的回路である。

従って、図面には、基本的回路構成のみを図示した。具
体的に説明すると、ライン３２上のＮＴＳＣコンポジッ
トビデオ信号をｆｃ−２，５〜３　Ｍ　ｌｌｚ程度の低
域フィルタ（ＬＰＦ）５２に通して同量信号と共にＹ信
号成分を取り出し、自動利得調整回路（ＡＧＣ）５４に
供給する。ＡＧＣ５４は、Ｙ信号成分の振幅のｐｐ値を
基準値に一致させるように自動調整する。ＦＭ変調回路
５６は、ＡＧＣ５４からのＹ信号成分を規定のＦＭ信号
に変換する。ＦＭ変調に際して、通常はプリエンファシ
スが行われる。

帯域フィルタ（ＢＰＦ）５８は、３．５８±０．５ＭＨ
ｚを通過させ、３．５８ＭＨｚのＣ信号成分を出力する
。

色信号振幅自動調整回路（ＡＣＣ）６０は、常に一定で
あるべきカラーバースト信号の振幅を基準信号と比較す
ることにより、ＢＰＦ５８からのＣ信号成分のｐｐ値を
基準値に制御（ｌする。周波数変換回路６２は、ローカ
ル発振器（図示せず）を使って、Ａ　ＣＣ６０からの３
．５８ＭＨｚのＣ信号成分を規定の低域周波数（例えば
、β方式では６８８ＫＨｚ、ＶＨ３方式では６２９ＫＨ
ｚ、８ミリ・ビデオ方式では７４３　ＫＨｚ）に変換す
る。

加算器６４は、ＦＭ変調回路５６からのＦＭ信号と周波
数変換回路６２からの低域政送色信号とを所定の割合で
加算混合し、その多重信号は、記録ヘッド６６により磁
気テープ６８に磁気記録される。

７０はＶＴＲ記録回路系５０に対応するＶＴＲ再生回路
系である。この再生回路系７０も、ＮＴＳＣ映像信号の
輝度信号ＦＭ変調・色信号低域変換多重記録方式におけ
る再生回路として公知であるので、図面には基本的回路
要素のみを図示した。

高域フィルタ（ＨＰＦ）７４は、再生ヘッド７２（記録
へ・ノド６６と兼用してもよい。）を使って磁気テープ
６８から再生された信号からＹ信号対応のＦＭ信号成分
を抽出する。ＨＰＦ７４の出力は、ＦＭ復調回路７６で
Ｙ信号に復調され、ライン７８上に出力される。

低域フィルタ（ＬＰＦ）８０は、再生ヘッド７２からの
再生信号から低域搬送色信号成分を抽出する。ＬＰＦ８
０の出力は周波数変換回路８２に印加され、この変換回
路８２は、ローカル発振回路８４並びにＡＰＣ及びＡＦ
Ｃ回路８６の制御下にＬＰＦ８０からの低域搬送色信号
を３．５８ＭＨｚの殿送色信号に周波数変換し、ライン
８８上に逆出する。ＡＰＣ及びＡＦＣ回路８６は、色信
号の位相及び周波数を自動詞’＋ＩＩする公知回路であ
り、周波数変換回路８２の出力（具体的には、カラーバ
ースト信号）を受けるとともに、Ｆ　Ｍ復調回路７６の
出力（Ｙ信号）から再生映像信号の水平同期信号を抽出
・利用する。

再生回路系７０では、この他に、ドロップアウト補正、
ノイズキャンセル、エツジ強調、時間軸補正等が行われ
るが、説明は省略する。

再生回路系７０のライン８８上のＣ信号は、カラーキラ
ー回路９０を介して加算器９２に人力する。この回路９
０は、Ｃ信号のカラー・バースト信号のレベルを監視し
て、それが所定ａ　値Ｔ　ｈ　ｚ以下である場合に、Ｂ
／Ｗモードと判定して、Ｃ信号の通過を禁止する。

加算器９２は、ライン７８のＹ信号とカラーキラー回路
９０からのＣ信号とを加算してＮＴＳＣコンポジットビ
デオ信号を形成し、切換スイッチ３４を介してビデオ出
力端子■。ＬＩＴに供給する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

高輝度抑圧回路とカラーキラー回路は共に、色信号の輝
度信号への加算を抑止するものであるが、高輝度抑圧回
路は撮影時に使用し、他方、カラーキラー回路は再生時
に使用する。

小型・軽量化が強く望まれているカメラ一体型ＶＴＲ装
置にとって、類似した機能の回路が重複して装備されて
いるのは無駄である。

そこで本発明は、従来のカメラ一体型記録再生装置と同
様の機能を奏しつつも、より一層の小型化及び軽量化を
図ったカメラ一体型記録再生装置を堤供する事を目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係るカメラ一体型記録再生装置は、輝度信号と
色信号とより映像信号を形成する映像信号形成回路と、
当該映像信号形成回路への輝度信号を、前記記録用カメ
ラより得られる撮影映像信号からの輝度信号と前記記録
再生装置より得られる再生映像信号からの再生輝度信号
とで切り換える第１の切換回路と、前記撮影映像信号か
らの色信号と前記再生映像信号からの再生色信号とで切
り換える第２の切換回路と、前記撮影映像信号の輝度信
号のレベルを所定の閾値と比較し、比較信号を出力する
比較回路と、前記再生映像信号がカラーの映像信号か白
黒の映像信号かを判別し、判別信号を出力する判別回路
と、当該第２の切換回路の出力と当該映像信号形成回路
の色信号入力との間に接続し、当該比較信号及び当該判
別信号の何れか一方に従って色信号の通過を抑制するゲ
ート回路とを具備するものである。

〔作　　用］ 本発明の上記構成により、映像信号形成回路への色信号
の供給を抑制する回路として従前は重複して設けられて
いたものが、１つで済み、その結果、回路の簡素化、従
って、装置の小型化・軽量化、回路部品数の削減を達成
しろる。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

なおここで説明するビデオ信号はＮＴＳＣ方式によるが
、本発明は、他の方式、例えば、フランス・ソ連等のＳ
　Ｅ　ＣＡ　Ｍ方式、ドイツ・イギリス等のＰＡＬ方弐
に対しても、原理的に適用可能である。

第１図は、第３図に対応する本発明の一実施例の構成ブ
ロック図を示す。第３図と同じ部材には同じ符号を付し
た。第３図とは異なる部分を説明すると、Ｙ信号のライ
ン２０は、流路切換スイッチ１００の第１端子（Ｒ）１
００ａに接続し、その第２端子（ＰＢ）１００ｂはライ
ン７８に接続し、その共通極１００ｃが加算器２２の入
力に接続する。変調回路２４からのＣ信号出力ライン２
８は、流路切換スイッチ１０２の第１端子（Ｒ）１０２
ａに接読し、その第２端子（ＰＢ）１０２ｂはライン８
８に接続し、その共通極１０２ｃはクロマ・ゲートとし
ての流路切換スイッチ１０４の第１端子１０４ａに接続
する。スイッチ１０４の共通極１０４Ｃが加算器２２の
加算入力に接続する。スイッチ１０４の第２端子１０４
ｂはアースに接続する。スイッチ１０４は、外部からそ
の接続すべき端子を制御″ｉ■することができる。

ライン２０上のＹ信号は比較回路１０６の一方の入力に
接続し、比較回路１０６の他方の人力には、高輝度抑圧
の閾値Ｔｈ、が接続する。比較回路１０６の出力は、ラ
イン１０８を介してスイッチ１０４の制御入力に接続し
、ライン２０上のＹ信号レベルが閾値Ｔｈ、より大きい
ときにスイッチ１０４の共通極１０４Ｃを第２端子１０
４ｂの側に接続させる。

他方、ライン８８上の再生Ｃ信号は、モード判別回路と
しての比較回路１）０の一方の入力に接続し、比較回路
１）０の他方の入力には、色信号カットの閾値Ｔｈ２が
接続する。比較回路１）０の出力は、ライン１）２を介
してスイッチ１０４の制御入力に接続し、ライン８８上
の再生Ｃ信号レベル（より具体的には、例えばカラー・
バースト信号のレベル）が閾値Ｔｈ２より小さいときに
スイッチ１０４の共通極ｔｏ４ｃを第２端子１０４ｂの
側に接続させる。

ライン１０８とライン１）２の結合点は、○Ｒゲートと
して機能するが、記録モード時にはライン１０８のみが
スイッチ１０４の制御入力に接続し、再生モード時には
ライン１）２のみがスイッチ１０４の制御入力に接続す
るように流路切換スイッチを介在させてもよい。

次に、第１図に図示した実施例の動作を説明する。

先ず、記録モードの場合、スイッチ１００，１０２の共
通極１００ｃ、１０２ｃはそれぞれ、第１端子１００ａ
、１０２ａに接続する。この動作モードでは、映像信号
変換回路１６から被写体の映像信号が送られてきており
、そのＹ信号は、ライン２０及びスイッチ１００を介し
て加算器２２に入力するとともに、比較回路１０６にも
入力する。比較回路１０６は、Ｙ信号レベルが高輝度抑
圧の閾値Ｔｈ、より大きいときには、クロマゲート１０
４の開放信号を出力する。

他方、直角二相変調回路２４は、映像信号変換回路１６
からの色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙで発振回路２６からのサ
ブキャリアを直角二相変調し、搬送色信号をスイッチ１
０４の第１端子１０４ａに供給する。スイッチ（クロマ
・ゲート）１０４は、比較回路１０６からの開放信号に
より、共ａｆｆｉ１０４ｃが第２端子１０４ｂ側に接続
し、Ｃ信号の通過を抑制する。

加算器２２は、高輝度抑圧のときはＹ信号のみをライン
３２上に送出し、それ以外のときは、Ｙ信号とＣ信号を
加算してライン３２上に送出する。

ライン３２上のコンポジットビデオ信号はＶＴＲ記録回
路系５０に供給され、公知の方法でＦＭ変調および低域
変換された後、記録ヘッド６６により磁気テープ６８に
磁気記録される。また、ライン３２上のこのコンポジッ
トビデオ信号は、ＶＯＬＩ□から外部のモニターに出力
される。

再生動作モードの場合、スイッチ１００．　　ｌ。

２の共通極１００ｃ、１０２ｃはそれぞれ、第２端子１
００ｂ、１０２ｂに接続する。この状態で磁気チー１６
８を再生すると、再生回路系７０は、再生ヘッド７２か
らの再生信号から輝度信号（Ｙ信号）と搬送色信号（Ｃ
信号）を復元し、それぞれライン７８とライン８８上に
送出する。

ライン７８上の再生Ｙ信号は、スイッチ１００を介して
加算器２２に供給される。また、ライン８８上の再生Ｃ
信号は、スイッチ１０２を介してスイッチ１０４の第１
端子１０４ｂに供給されるとともに、比較回路１）０に
も入力する。比較回路１）０は、Ｃ信号に含まれるカラ
ー・バースト信号のレヘルが成る一定の閾値Ｔ　ｈ　ｚ
より小さいときにはＢ／Ｗモードであると判断して、ス
イッチ１０４に開放信号を出力する。スイッチ（クロマ
・ゲー））１０４は、比較回路１）０からの開放信号に
より共通極１０４Ｃが第２端子１０４ｂ側に接続し、再
生Ｃ信号の通過を抑制する。

加算器２２は、Ｂ／Ｗモードのときは再生Ｙ信号のみを
ライン３２上に送出し、それ以外（つまりカラー・モー
ド）のときは、再生Ｙ信号と再生Ｃ信号を加算してライ
ン３２上に送出する。ライン３２上のコンポジットビデ
オ信号は■。ＬＩＴから外部のモニターに出力される。

尚、盪影映像信号及び再生映像信号を輝度信号と色信号
に一旦分離し、所定の信号処理の後に再結合する場合、
輝度信号と色信号の位相関係が一定に保たれていなけれ
ばならないが、そのような調和のための遅延回路が、図
示はされていないが、必要により適宜の箇所に設けられ
ている事は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上の説明から容易に理解出来るように、大発明によれ
ば、カメラ一体型記録再生装置において、回路数を減ら
して回路全体を簡単化することができ、従って、カメラ
一体型記録再生装置の低価格化及び小型化に寄与しうる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例のブロック図であり、第２
図は、カメラ一体型ＶＴＲ装置のカメラ部の光学系及び
光電変換系の一般的構成を示す図である。第３図は、従
来のカメラ一体型ＶＴＲ装置のブロック図である。 １０−−−−−−一被写体　　１２−−−−−−−↑最
影レンズ１４−・−一一一撮像素子　１６−−−−−−
−−映像信号変換回路２０−−−一−・−ライン　　２
２−−−−−−一加算器２４−−−−一周波数変換回路
　２６−−−−−−−発振回路２８−−−−ライン　３
０−・−高輝度抑圧回路３２−−−−−ライン　３４−
　・−スイッチ５０−〜−−−・ＶＴＲ記録回路系　５
２・−−−−−−Ｌ　Ｐ　Ｆ５４−−−−〜ＡＧＣ５６
−・−ＦＭ変調回路５８−−−〜−−ＢＰＦ　　　　６
（１−−−・ＡＣＣ６２’−−−−−−−周波数変換回
路　　６４−−−−−一加算器６６−−−−記録ヘッド
　　６８−一一−−−磁気テープ７０−−〜−ＶＴＲ再
生回路系　７２−−−−−一再生ヘソド７４−−−−−
−ＨＰＦ　　７ロ一−−−ＦＭ復調回路７８−−−ライ
ン　８０−−−−　Ｌ　Ｐ　Ｆ８２−−−−−−一周波
数変換回路　　８４−−−−−−一ローカル発振回路　
　８６−−−−−Ａ　Ｐ　Ｃ及びＡＦＣ回路８８−−〜
−−ライン　９０−−−一カラーキラー回路１００　、
　１０２−−−−−スイッチ１０４−−−−スイッチ（
クロマ・ゲート）（１♀

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録用カメラと記録再生装置とを一体化した装置
   であって、 輝度信号と色信号とより映像信号を形成す る映像信号形成回路と、 当該映像信号形成回路への輝度信号を、前 記記録用カメラより得られる撮影映像信号からの輝度信
   号と前記記録再生装置より得られる再生映像信号からの
   再生輝度信号とで切り換える第１の切換回路と、 前記撮影映像信号からの色信号と前記再生 映像信号からの再生色信号とで切り換える第２の切換回
   路と、 前記撮影映像信号の輝度信号のレベルを所 定の閾値と比較し、比較信号を出力する比較回路と、 前記再生映像信号がカラーの映像信号か白 黒の映像信号かを判別し、判別信号を出力する判別回路
   と、 当該第２の切換回路の出力と当該映像信号 形成回路の色信号入力との間に接続し、当該比較信号及
   び当該判別信号の何れか一方に従って色信号の通過を抑
   制するゲート回路 とを具備することを特徴とするカメラ一体型記録再生装
   置。
2. （２）前記判別回路が、再生映像信号の再生色信号のカ
   ラー・バースト信号レベルを所定の第２の閾値と比較す
   る比較回路である特許請求の範囲第（１）項に記載のカ
   メラ一体型記録再生装置。