JPS6229823A - 回収ボイラの燃焼制御装置 - Google Patents

回収ボイラの燃焼制御装置

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JPS6229823A
JPS6229823A JP16899385A JP16899385A JPS6229823A JP S6229823 A JPS6229823 A JP S6229823A JP 16899385 A JP16899385 A JP 16899385A JP 16899385 A JP16899385 A JP 16899385A JP S6229823 A JPS6229823 A JP S6229823A
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福島 義和
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塩越 陽平
Takao Matsuda
松田 孝男
Yasumitsu Kurosaki
泰充 黒崎
Toshiyuki Idoko
井床 利之
Shiro Nakabayashi
中林 志郎
Kazuyuki Iizuka
和幸 飯塚
Ryuichi Kuwata
桑田 龍一
Tsugio Kumaki
熊木 亜夫
Itsuo Chikahisa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばバルブ蒸解工程から廃液として排出さ
れる黒液等を燃焼してパルプ蒸解用薬剤を回収するとと
もに、蒸気を発生させる回収ボイラの燃焼制御装置に係
わり、特に回収ボイラのCOa度制御手段を改良した回
収ボイラの燃焼制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の回収ボイラの燃焼制御は、負荷に応じて
オペレータがマニュアル設定器を操作して適正な燃焼用
空気流量となるように制御するのが一般的であった。し
かし、近年、オペレータの負担軽減、高効率化を目的と
して黒液流台に応じて適正な燃焼用空気流量設定値を演
算により設定する方法や排ガス中のCO濃度を検知して
CO濃度が一定となるように燃焼用空気流量を調節する
方法が行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、以上のように燃えにくい黒液を用いて回収ボイ
ラの燃焼制御を行う場合、回収ボイラ内に噴射づる噴射
黒液の液滴粒径が問題となる。例λば噴射黒液の液)^
粒径が適正な粒径よりも大きすぎる場合、回収ボイラ内
へ投入される可燃物に対する燃焼用空気流量が徐々に絞
るよう制御されこれに伴って02が下がるが、008度
がそれに伴って高くならない。その結果、C011度が
低いために回収ボイラに供給する燃焼用空気流量が減少
する方向に制御されるので燃焼不良を引き起す問題があ
一〕た。
そこで、本発明は以−トのような問題点を解決するため
になされたもので、例えば燃えにくい黒液等が回収ボイ
ラ炉内へ投入された場合でも、CO濃度を適正に制御し
て燃焼不良を引き起さないようにする回収ボイラの燃焼
制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は1−2目的を達成するために、O2濃度範囲決
定部および02!1度判断手段を設け、負荷状態等に応
じて適正な02濃度範囲をOz;11度範囲決定部によ
り決定するとともに、0211度判断手段により02 
alFi:測定値が前記適正02濃度範囲内に入ってい
るか否かを判断し、またCOa度測定値をCOW度設定
設定値節するCOW度調節手段の出力側に調節機能制限
手段を設け、前記0211度判断手段により021度測
定値が適正範囲に入っていないと判断したときに前記C
OW度調度調能を一時停止させるようにしたものである
〔作用〕
従って、本発明は以上のような手段とすることにより、
例えば燃えにくい黒液等が炉内に投入された場合でも、
燃焼不良の進行する前に通常運転において適正と判断さ
れないo2濃度範囲に陥った時点でCOW度調韻調節る
燃焼用空気流dの操作を制限させることができ、噴射黒
液の黒液粒径により燃焼不良となるようなことがなく、
また何らかの外乱例えば炉上部スートブローによる芒硝
の炉底部への落下などにより引き起こす燃焼不良を未然
に防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を説明するに先立ち、本発明を
実現するための基本的な原理について述べる。回収ボイ
ラは、例えばバルブ蒸解工程から排出される黒液をボイ
ラ炉内でaI射して浮遊乾燥させてチャーベッドを形成
するとともに、回収ボイラの下部および上部より燃焼用
空気を送り込んでチャーベッドを燃焼し、これにより蒸
解用薬剤を回収するとともに、種々の用途に使用する蒸
気を発生させるものである。ところで、回収ボイラにお
いては、ボイラ内に噴射して浮遊する黒液が過剰に乾燥
されるとチャーベッド上部の揮発成分の遊離が多くなる
ために炉内上部での揮発分の燃焼が多く、上部燃焼用空
気流口の増減に対してCO濃度は比較的状やかに変化す
る。
一方、浮遊黒液の乾燥が不足気味の場合にはチャーベッ
ド上部における連光成分の遊離が下部へ移行し、炉内上
部での揮発分の燃焼は少なくなり、上部燃焼用空気流口
の増減に対してCO濃度は急激に変化する傾向がある。
第1図は炉内黒液が過剰乾燥された場合(同図a)と不
足気味に乾燥された場合(同図b)についてCOx度と
空気過剰率の関係を示した図である。回収ボイラにおい
てCO濃度制御により燃焼制御を行うに際してボイラへ
の空気流」操作の応答性に限界が有ることを考えると、
浮遊黒液の乾燥は過剰気味の方が制御性の点で有利であ
る。しかし、効率の面から考えると、極力不足気味に乾
燥させた方が未燃損失と排ガス損失とのバランス点が低
い値でバランスすることになるので好ましい。一方、0
2m度は第3図に空気過剰率との関係で示すように、浮
遊黒液の過不足には関係なくほぼ一定の関係となる。
また、黒液の乾燥が不足気味のときにcOa度制開制御
うと、何らかの外乱例えば炉内上部をスートブローした
事による炉底部への芒硝落下が生じた場合に燃焼により
発生する熱量が炉底部で局所的に奪われて燃焼が悪化し
、COの発生そのものが減少し、それに応じてCO′a
度を調節することになるので空気流量は更に減少し、徐
々に燃焼不良の方向に進展していく状態に陥り易くなる
。このような燃焼不良を引き起し易い状態の運転【こお
いては、黒液の液滴粒径制御の調整が不完全な場合に生
じるが、この場合でも空気過剰率がある程度確保されて
いれば外乱に対して燃焼不良を引き起しにくい状態を保
つことができる。
本発明は以上のような原理を踏まえて実現したものであ
り、以下、その一実施例について第2図を参照して説明
する。同図において1は回収ボイラであって、これには
給水2を熱交換するための蒸発器3、ドラム4およびこ
のドラム4により熱交換される蒸気5を過熱して主蒸気
6として系外に取出す過熱器7等が設けられている。8
は炉内、9は排ガス、Llは排ガスラインである。さら
に、この回収ボイラ1には図示されていないがバルブ蒸
解工程より排出される噴射黒液11が噴射黒液ラインL
2を介して導入され、噴射ガン12により炉内8に噴射
されるようになっている。13は噴射黒液11が浮遊乾
燥して堆積するチャーベッド、14はチャーベッド上部
、15はチャーベッド13上の高温雰囲気で還元反応を
行って黒液中の芒硝(Na2S○4)などが硫化ナトリ
ウム(Na2S)となり、炭酸ナトリウム (N82C○3)等とともにスバウトロ16から回収さ
れるスメルト(薬剤)である。
そして、前記排ガスラインL1側には排ガス中の02濃
度S1、CO′a度S2を測定する0211度計21お
よびCOm度計2?が設けられ、また噴射黒液ラインL
2側には負荷を検知する手段として流量計23が設けら
れ、黒液流ff1s3を負荷の指標として検知する。2
4は負荷に応じて適正な02!11度範囲を決定して濃
度適正範囲を示す信号S4を出力する適正02 atf
範囲決定部であり、ここで決定された信号S4は判断部
25に送られる。この判断部25は02m度計2」の測
定値S1が適正なOz1度範囲に入っているか否かを判
断し、適正範囲外であれば例えばホールドされるための
信号S5を出力する。26はCOm度計2?の出力S2
が設定8I127のCOtii度設定値S6と等しくな
るように調部するCom度!1節部であっで、ここで出
力されるCO濃度調節出力S7はホールド回路等の調節
機能制限部28を介して加算部29に送られる。この調
節機能制限部28は判断部25から信号S5を受けると
信号S7をホールドして出力する機能をもっている。3
0は黒液流ff1s3を受けて下部および上部燃焼用空
気流の基準1ilIS8およびS9を求める燃焼用空気
演算部であって、上部燃焼用全空気流量基準gIis9
は前記加算部29に送られる。この加算部29は基準値
S9に調節機能制限部28の出力810を加えて上部燃
焼用全空気流myIv部31に供給する。
この調節部31は実空気流ff1s11が加算部29よ
り入力される上部燃焼用全空気流量設定値S12と等し
くなるように調整して回収ボイラ1の下部に導入するも
のである。下部燃焼用空気流ff1jJ節部32は実空
気流1813が基準値S8と等しくなるように調整する
機能をもっている。
次に、以上のように構成された装置の動作について説明
する。噴射黒液ラインL2から回収ボイラ1に供給され
る噴射黒液11は、噴射ガン12°により炉内8に投入
され、この炉内8で浮遊乾燥されて炉底部に看床しチャ
ーベッド13を形成する。このとき、噴射黒液中の打開
成分は一部揮発成分として浮遊乾燥中にチャーベッド上
部14で炉内8へ揮発し、また炉底部に供給される下部
燃焼用空気流ff1s15によりチャーベッド表面上が
還元燃焼し、さらに不完全燃焼ガスは揮発成分とともに
上部燃焼空気流ff1s16.817によりチャーベッ
ド上部14にて完全燃焼すると同時に高温雰囲気を形成
する。この高温雰囲気により、黒液の乾燥堆積物つまり
チャーベッド上が還元反応を行い、黒液中の芒硝なとは
その還元反応によって硫化す1−リウムとなり、炭酸ナ
トリウム等とともにスメルト15としてスバルトロ14
から回収される。一方、燃焼ガスは過熱器7及び蒸発器
3の伝熱管内作動流体と熱交換した後、系外へ排ガス9
として排出される。作動流体はドラム4へ給水として供
給され、さらに蒸発器3によって蒸発された蒸気5は過
熱器7で過熱されて主蒸気6として系外へ取り出される
このとき、排ガスラインL1において02i!i度計2
1およびCOm度計2?によりO2濃度測定値S1およ
びCOa度測定値S2が測定され、判断部25およびC
oIll度調節部26に供給され、また負荷検知手段と
して噴射黒液11の黒液流量S3が流m計23により検
知されて燃焼用空気流伝演算部30および02濃度範囲
決定部24にそれぞれ送られる。この燃焼用空気流囚演
算部30では例えば下式に基づいて下部燃焼用空気流m
基準値S8および上部燃焼用全空気流量調節部S9を求
めるものである。
58=S3・Ao ・λ・α ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)8
9−83・八α ・λ(1−α) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)但
し、上式においてAo :黒液流聞当たり理論空気量、
λ:空気過剰率、α:下部燃焼用空気配分である。ここ
で、下部燃焼用空気配分αは黒液流fils3の関数と
して与えてもよい。
一方、前記02濃度範囲決定部24は流量計23により
測定された負荷相当信号である黒液流岳S3を用いて負
荷に応じた適正な02 m’X適正範囲を決定し、適正
02i!1度範囲を表わす信号S4として出力するが、
例えば信号S4として上下限0211I度(84−1、
S4−2)を用いた場合、第3図(a)、(b)に示す
ような関数を演算により求める。
そして、以上のようにして02i1度範囲決定部24で
決定された適正O2濃度範囲を示す信号84が判断部2
5に送られると、この判断部25は適正o2濃度範囲を
示す信号S4の中に入っているか否かを判断する。例え
ば0211度範囲決定部24から上m028度84−1
おJ:び下111102i11度54−2が出力された
とすると、前記判断部25では例えば次のような論理演
算手法により判断する。
31>84−1 0R81<84−2 の時・・・85−(1)(適正範囲外)S4−2≦81
≦84−1 の時・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・55−(0)(適正範囲内)そして、判
断部25が適正範囲外と判断してその旨の信号S5を出
力すると、調節機能制限部28はCOsOs韻調節部2
6出力されるCOa度調節出力S7をホールドまたは解
除し、そのホールド値または解除信号810を加算部2
9へ送出する。ここで、加算部29は、燃焼用全空気流
産演算部30から送られてくる上部燃焼用前空気流量基
準値S9に信号S10を加えて上部燃焼用全空気流色設
定値812として前記上部燃焼用全空気流量調節部31
に供給する。そこで、このvi節部31は実空気流ff
1s11を受けると該空気流ωS11が設定値812と
等しくなるように調節し、その調部出力を上部燃焼用空
気流fils16、S17として回収ボイラ1に送込む
。一方、下部燃焼用空気流り調節部32は同じく実空気
流ff1s13が前記燃焼用空気部間演算部3oから送
られてくる下部燃焼用空気流量基準値S8と等しくなる
ように調節し、その調節出力を下部燃焼用空気配分S1
5として回収ボイラ1に送込む。
従って、以上のような実施例の構成によれば、負荷に応
じて適正な02濃度範囲を決定し、それに基づいて02
1度測定値S1が前記適正な02濃度範囲に入っている
か否かを判断するようにしたので、空気過剰率と相関の
強い02′a度を基準に燃焼不良を引き起し易い領域を
02yA度適正範囲外として規定することができる。ま
た、前記02111度適正範囲外のとき、COa度調節
出力S7をホールドまたは解除などして回収ボイラ1へ
の上部燃焼用空気流量を制御するので、02!度測定値
S1が適正範囲外にある場合には燃焼不良を助長する方
向のCO濃度制御による空気流値の操作を制限すること
ができ、よって燃焼不良を未然に防止することができる
。また、02濃度に対して上限の適正範囲を規定したこ
とにより、漏れ込み空気量の異常や急激かつ全面的な燃
焼不良を異常と判断し得、この場合にもCO濃度制御に
よる空気流歯の操作を制限することができることになる
。また、炉内8における全発生熱量は負荷により異なり
、外乱に対する頑強性は(ff負荷の場合に低くなり、
このため適正02濃度範囲は負荷Iこより変化するもの
であるが、本発明によれば適正02m度範囲を負荷の関
数として与えることができるので、外乱に対する頑強性
を負荷に対してほぼ一定に設定することができる。
なお、上記実施例は負荷に応じて適正な02濃度範囲を
決定するようにしたが、経験に基づいて予め適正な02
濃度範囲を決定しこれを固定設定するようにしてもよい
。また、調fli5m能停止手段28は判断手段25よ
り適正範囲外である旨の信号を受けるとそのときの調節
出力をホールド出力しているが、例えば上下限値により
ホールドする鏝面を持った一般の11節器の場合には0
211度が適正範囲内から外れた時にその外れた側の限
界値に変更して出力し、適正範囲内に回復した場合には
予め設定された出力限界値に戻すようにしてもよい。ま
た、流量計23に代えて密度計および体積流量計を用い
てそれらの積を求めて質1m流]として検知するような
構成のものでもよい。さらに、負荷として黒液の流量を
用いたが、それに限らないことは言うまでもない。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できるものである。
〔発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、燃えにくい黒液を
炉内に投入してCO濃度制御による燃焼制御を行うもの
でも、燃焼不良を引き起し易い領域に入る前に燃焼不良
と判断してCO′a度調節による燃焼用空気流台の操作
を制限するので、燃焼不良を未然に防止することができ
る。また、特殊な測定手段を必要とせず、簡単かつ安価
に実現できる。さらに、黒液の液滴粒径の調整によりC
OO度制御の調整を行うものでも燃焼不良を引起こすこ
となく回収ボイラを適切に燃焼制御し得る回収ボイラの
燃焼制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する空気過剰率とCO濃度
、02m度との関係を示す図、第2図は本発明に係わる
回収ボイラの一実施例を示す系統図、第3図は適正な0
2m度範囲を定める場合の  ゛説明図である。 Ll・・・排ガスライン、L2・・・噴射黒液ライン、
1・・・回収ボイラ、21・・・0211度計、2・・
・COm度計1?3・・・流量計、24・・・適正O2
濃度範囲決定部、25・・・判断部、26・・・CO濃
濃度面節部28・・・調節機能制限部、29・・・加算
部、30・・・燃焼用空気流ffi演算部、31・・・
上部燃焼用全空気流聞調節部、32・・・下部燃焼用空
気流量調節部。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦(a)   
             (b)第1図 (a)       (b) 第31!l 手続補正畠 1.事件の表示 特願昭60−168993号 2、発明の名称 回収ボイラの燃焼制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 十條製紙株式会社 (ほか2名) 4、代理人 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 第17森ビル7、
補正の内容 (1)明細書の[2、特許請求の範囲」を別紙のように
訂正する。 (2)図面企図を別紙のように訂正する。 (3)明$1111第2頁第5行目ないし同頁第6行目
の「例えばバルブ蒸解・・・・・・バルブ蒸解用薬剤」
とあるを「例えばチップ蒸解工程から廃液として排出さ
れる黒液等を燃焼してチップ蒸解用薬剤原料」と訂正す
る。 (4)明18山第2頁第20行目ないし第3頁第18行
目の「方法が行われている。・・・・・・提供すること
を目的とする。」とある記載を下記のように訂正する。 記 方法が行われている。 特に、後者の方法を用いた場合、 ■ 燃焼に寄与しない空気の影響を受けずに燃焼用空気
流量を制御することができること。 ■ ボイラ効率が高い領域での感度が高くボイラ効率は
最大となる燃焼用空気流量に正確に調節できること。 ■ COg度設定設定値イラ負荷に対する補正が特に必
要でないこと。 等の利点が得られる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、後者のようにCO濃度を用いて回収ボイラの燃
焼制御を行なうgA置においては、回収ボイラ内に噴射
する噴射黒液の液滴粒径が問題となってくる。第1図は
液滴粒径が点線で示す適正な状態から実線で示すように
乾燥不足により大きくなり燃えにくい状態となった場合
についてCO濃度と空気過剰率の関係を示したものであ
る。この図から明らかなように効率の面から考えると、
液滴粒径を適正な状態よりも大きくした方が炉内上部で
発生するCOを少なくでき、未燃損失および排ガス損失
を小さくすることができる。しかし、このようにボイラ
効率の向上を目指すあまり液滴粒径を適正な状態より大
きくした場合、何らかの外乱例えば炉内上部をスートブ
ローした事などによる炉底部への芒硝落下が生じた場合
には燃焼により発生する熱量が炉底部で局所的に奪われ
て燃焼が悪化し、COの発生そのものが減少しそれに応
じてCOx度を調節することになるので、更に空気流量
が絞られて徐々に燃焼不良が進展し燃焼不足を助長する
問題がある。 そこで、本発明は以上のような問題点を解決するために
なされたもので、例えば粒径の大きい黒液ヤ燃えにくい
黒液等が回収ボイラ炉内に投入された場合でも燃焼不良
を助長させないようにする回収ボイラの燃焼制御装置を
提供することを目的とする。 (5)明ms第4頁第10行目の「調部機能を一時停止
」とあるを[調節部の出力を一時ホールド」と訂正する
。 (6)明細書第4頁第13行目の「例えば燃えにくい」
とあるをr l!illえば黒液の粒径が大きい場合や
燃えにくい」と訂正する。 (7)明細書第5頁第5行目の「バルブ」とあるを「チ
ップ」と訂正する。 (8)明細書第5頁第9行目の「薬剤」とあるを「薬剤
原料」と訂正する。 (9)明細書第5頁第11行目ないし第7頁第6行目の
[ところで、回収・・・・・・保つことができる。」と
ある記載を下記のように訂正する。 記 回収ボイラにおいては、空気過剰率とボイラ出ロ排ガス
COa度との間には第1図に示すような関係が存在する
。一方、ボイラ出口排ガス0211度と空気過剰率との
間には第1図に示すように黒液液滴粒径が適正な状態よ
り多少変化してもほとんど変わらない一定の関係が存在
する。 従って、回収ボイラの各負荷における適正な空気過剰率
の運転領域は第3図に示すようなボイラ出口排ガス02
21度の適正範囲として表わすことができる。即ち、燃
焼用空気の浸透力を確保するために空気過剰率を特に低
負荷で高く維持する必要があるため適正02濃度範囲と
して下限値が存在し、低負荷で下限値は高くなる。一方
、過剰な燃焼空気の投入は炉内温度の低下、ボイラ効率
の低下を招くために正常な運転ではある0211度範囲
内で操業されているので正常な燃焼の範囲として上限値
が存在する。 以上のように回収ボイラが適正0211度範囲以下で運
転されていると、例えば粒径の大きい黒液や燃えにくい
黒液等が回収ボイラ炉内に投入された場合に燃焼不良が
起りC○そのものの発生が少なくなり、このとぎCO1
li(J 1mが行われていると燃焼不良を増長させる
方向即ち空気流量を絞る方向に操作され燃焼不良を悪化
させてしまう可能性が大きい。また、このような燃焼不
良に陥った場合には02111度は適正o2濃度範囲の
上限値を越える程高くなるため適正02!1度範囲によ
ってその現象そのものを捉えることができる。 本発明に従えば適正0211度範囲内に02m度が入っ
ていない場合にはCO副制御一時停止させ、燃焼不良に
陥りやすい状態での運転を未然に防止するとともに、た
とえ燃焼不良に陥ったとしてもそれ以上の悪化を速やか
に防止するものである。 (10)明1[1自7頁第15行目の「バルブ」とある
を「チップ」と訂正する。 (11)明細m第8頁第2行目および同頁第3行目の「
ナトリウム」とあるを「ナトリウム」と訂正する。 (12)明細m第8頁第21行目の「負荷に応じて適正
Jとあるを「第3図に示すように負荷相当信号である黒
液流量を用いて負荷に応じた適正」と訂正する。 (13)明411書第9頁第5行目の「機能をもってい
る。」とある記載の後に「このホールドによって燃焼不
良の助長を未然に防止することができる。 」なる文章を追加する。 (14)明細書第10頁第10行目ないし同頁筒14行
目の「この高温雰囲気・・・・・・スバルトロ14から
回収」とあるを[この高温雰囲気によりチャーベッド上
が還元反応を行い、黒液中の芒硝などはその還元反応に
よって硫化す1−リウムとなり、炭酸ナトリウム等とと
もにスメルト15としてスバウトロ16から回収」と訂
正する。 (15)明細書第12頁第6行目の「第3図(a)、(
b)」とあるを「第3図」と訂正する。 (16)明1書第16頁第11行目ないし同頁筒14行
目の1さらに、黒液の・・・・・・提供できる。」ある
記載を削除する。 2、特i′F請求の範囲 (1)黒液を燃焼してチップツ  ・   を回収する
回収ボイラの燃焼制御!ll装置において、前記回収ボ
イラから排出される排ガス中のCO濃度を測定するCO
W度測定部と、前記排ガス中のo2濃度を測定する02
11度測定部と、適正な0211度範囲を決定する02
a1度範囲決定部と、この02濃度範囲決定部により決
定された02濃度範囲内に前記02tl1度測定値が入
っているか否かを判断する判断手段と、前記COa度測
定部によって測定されたC011度が予め定められたC
OS度設定設定値るように調節するCOW度調度調と、
前記判断手段により02m度測定値が前記適正02i1
度範囲に入っていないと判断したときCO濃度調節 の
 力を一時ホール゛する調節機能制限手段とを備えたこ
とを特徴とする回収ボイラの燃焼制′i!ll′装置。 (2)0211度範囲決定部は、負荷検知手段によって
検知された負荷の関数として演算により決定するもので
ある特許請求の範囲第(1)項記載の回収ボイラの燃焼
制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)黒液を燃焼してパルプ蒸解用薬剤を回収する回収
    ボイラの燃焼制御装置において、前記回収ボイラから排
    出される排ガス中のCO濃度を測定するCO濃度測定部
    と、前記排ガス中のO_2濃度を測定するO_2濃度測
    定部と、適正なO_2濃度範囲を決定するO_2濃度範
    囲決定部と、このO_2濃度範囲決定部により決定され
    たO_2濃度範囲内に前記O_2濃度測定値が入ってい
    るか否かを判断する判断手段と、前記CO濃度測定部に
    よって測定されたCO濃度が予め定められたCO濃度設
    定値となるように調節するCO濃度調節部と、前記判断
    手段によりO_2濃度測定値が前記適正O_2濃度範囲
    に入っていないと判断したときCO濃度調節機能を一時
    停止させる調節機能制限手段とを備えたことを特徴とす
    る回収ボイラの燃焼制御装置。
  2. (2)O_2濃度範囲決定部は、負荷検知手段によって
    検知された負荷の関数として演算により決定するもので
    ある特許請求の範囲第(1)項記載の回収ボイラの燃焼
    制御装置。
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