JP3564058B2 - ストーカ式焼却炉の燃焼制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ごみ等の廃棄物を焼却処理する際に用いられるストーカ式焼却炉の燃焼制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のストーカ式焼却炉としては、例えば本出願人が先に提案した特願2000−81077号に記載されたものがある。
【0003】
当該ストーカ式焼却炉1は、図3に示す如く、炉壁から成る炉本体2と、廃棄物Wが投入される廃棄物ホッパ3と、廃棄物Wを燃焼させるストーカ4と、これに廃棄物Wを供給する給じん装置5と、ストーカ4の下方に配設されたストーカ下ホッパ6と、ストーカ4の上方に形成された一次燃焼室7及びこの上方に形成された二次燃焼室8から成る燃焼室と、焼却灰を排出する灰出し口9と、排ガスを排出する排ガス出口10と、ストーカ4下から一次燃焼室7内へ一次燃焼空気A1を供給する一次燃焼空気供給装置11と、ストーカ4の下流側で且つストーカ4よりも上方の燃焼ガスG′を炉外へ引き抜いて二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室内へ導く燃焼ガス循環路12と、これに介設された送風機13と、これよりも上流側の燃焼ガス循環路12内に配置された熱交換器(空気予熱器)14と、これに接続されてこれにより予熱された燃焼空気Aを二次燃焼空気A2及び一次燃焼空気A3として二次燃焼室8内及び下流側のストーカ4下へ夫々供給する二次燃焼空気供給装置15とから構成されている。
【0004】
ストーカ4は、乾燥ストーカ4a、燃焼ストーカ4b及び後燃焼ストーカ4cから成り、これらの下方にはストーカ下ホッパ6が夫々配設されている。各ストーカ4a,4b,4cは、図略しているが、従来公知のものと同様に可動火格子と固定火格子とを交互に配列して成り、各可動火格子を流体圧シリンダ等のストーカ駆動装置で前後方向へ一定のピッチで往復動させることによって、ストーカ4上の廃棄物Wを攪拌しながら上流側から下流側へ前進させると共に、廃棄物Wの送り量を調整できるようになっている。
【0005】
一次燃焼空気供給装置11は、各ストーカ下ホッパ6に分岐状に接続されて各ストーカ4a,4b,4cの下方へ一次燃焼空気A1を夫々供給する一次燃焼空気供給管16と、これに接続された押込み送風機17と、一次燃焼空気供給管16に介設されて各ストーカ4a,4b,4cの下方へ供給される一次燃焼空気A1の供給量を調整する複数の風量調整ダンパ18と、これらを開閉制御するダンパ駆動装置19(モータや流体圧シリンダ)等から構成されており、ダンパ駆動装置19により風量調整ダンパ18の開度を変えることによって、各ストーカ4a,4b,4cの下方へ供給される一次燃焼空気A1の供給量を調整できるようになっている。
【0006】
燃焼ガス循環路12は、ストーカ4の下流側上方(後燃焼ストーカ4c上方)の燃焼ガスG′を炉外へ引き抜いて二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室内へ導くものであり、後燃焼ストーカ4c上方の炉壁に一次燃焼室7に連通するように形成されて後燃焼ストーカ4c上方の燃焼ガスG′を引き抜く吸引室12aと、二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室の炉壁に形成した複数の燃焼ガス吹込み口12bと、吸引室12a及び燃焼ガス吹込み口12bを連通状に接続する燃焼ガス供給管12cとから成り、燃焼ガス供給管12cに介設した送風機13により後燃焼ストーカ4c上方の燃焼ガスG′を吸引室12aへ吸い込み、この吸い込んだ燃焼ガスG′を燃焼ガス供給管12cを通して燃焼ガス吹込み口12bから二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室内へ高速で吹き込めるようになっている。
【0007】
熱交換器14は、燃焼ガス供給管12cに介設した送風機13よりも上流側の燃焼ガス循環路12内(この例では吸引室12a内)に配置されており、後燃焼ストーカ4c上方から引き抜かれて二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室内へ吹き込まれる燃焼ガスG′を減温すると共に、二次燃焼空気供給装置15から二次燃焼室8内へ供給される二次燃焼空気A2及び後燃焼ストーカ4c下へ供給される一次燃焼空気A3を予熱するものである。
【0008】
二次燃焼空気供給装置15は、熱交換器14に接続された上流側二次燃焼空気供給管20aと、上流側二次燃焼空気供給管20aに接続された押込み送風機21と、二次燃焼室8の炉壁に形成した複数の二次燃焼空気供給口20bと、熱交換器14及び二次燃焼空気供給口20bに接続された下流側二次燃焼空気供給管20cと、二次燃焼空気供給管20c及び後燃焼ストーカ4c下のストーカ下ホッパ6に接続された分岐管20d等から構成されており、燃焼空気Aを熱交換器14により予熱し、この予熱された燃焼空気Aを二次燃焼空気A2及び一次燃焼空気A3として二次燃焼室8内及び後燃焼ストーカ4c下へ夫々供給できるようになっている。二次燃焼室8内に吹き込まれる二次燃焼空気A2の量は、押込み送風機21により調整される。後燃焼ストーカ4c下へ供給される一次燃焼空気A3の量は、分岐管20dに介設した風量調整ダンパ18及び風量調整ダンパ18を制御するダンパ駆動装置19により調整される。
【0009】
而して、この様なストーカ式焼却炉1は、ストーカ4下からストーカ4上方の一次燃焼室7に一次燃焼空気A1,A3を供給してストーカ4上の廃棄物Wを一次燃焼させると共に、一次燃焼室7上方の二次燃焼室8に二次燃焼空気A2を供給して一次燃焼室7で発生した未燃ガスや未燃物を二次燃焼させるようにし、ストーカ4下流側でストーカ4よりも上方の燃焼ガスG′を炉外へ引き抜いて一次燃焼室7を還元雰囲気にし、この引き抜いた燃焼ガスG′を熱交換器14により熱回収、減温した後に、二次燃焼空気A2の吹き込み位置より上流側の燃焼室内に吹き込んで燃焼ガスGを攪拌・混合し、その後に二次燃焼空気A2を吹き込んで未燃ガスや未燃物を完全燃焼させるようになっている。
【0010】
ところで、この様なストーカ式焼却炉1は、放射温度計・火炎の画像処理装置や後燃焼ストーカ上部温度計によって燃えきり点(燃焼位置)を検出し、この検出結果に基づいてストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、放射温度計・火炎の画像処理装置は、燃えきり点の検出が可能であるものの、検出位置の情報処理が複雑でコストが高く付く難点があった。
他方、後燃焼ストーカ上部温度計は、後燃焼ストーカへの空気供給が全吹空気量の制御による比例配分であることや後燃焼ストーカ上部温度の検出がポイントの情報であることにより炉幅方向全体の情報としては不充分であり、この種の制御に適用するには問題があった。
【0012】
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とするところは、コストの低減が図れて精度の高い燃焼制御を行なうことができる燃焼制御方法を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のストーカ式焼却炉の燃焼制御方法は、ストーカ下からストーカ上方の一次燃焼室に一次燃焼空気を供給してストーカ上の廃棄物を一次燃焼させると共に、一次燃焼室上方の二次燃焼室に二次燃焼空気を供給して一次燃焼室で発生した未燃ガスや未燃物を二次燃焼させるようにし、ストーカ下流側でストーカよりも上方の燃焼ガスを炉外へ引き抜いて一次燃焼室を還元雰囲気にし、この引き抜き燃焼ガスを熱交換器により熱回収、減温した後に、二次燃焼空気の吹き込み位置より上流側の燃焼室内に吹き込んで燃焼室内を攪拌・混合し、その後に二次燃焼空気を吹き込んで未燃ガスや未燃物を完全燃焼させるようにしたストーカ焼却炉において、前記熱交換器によって熱回収した引き抜き燃焼ガスの交換熱量を測定し、この交換熱量が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御することに特徴が存する。
【0014】
この様なものは、測定した交換熱量が設定値よりも小さい場合は、燃焼ガスの引き抜き位置よりも上流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを増やすように制御される。
逆に、測定した交換熱量が設定値よりも大きい場合は、燃焼ガスの引き抜き位置よりも下流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ4へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを減らすように制御される。
【0015】
又、本発明のストーカ式焼却炉の燃焼制御方法は、ストーカ下からストーカ上方の一次燃焼室に一次燃焼空気を供給してストーカ上の廃棄物を一次燃焼させると共に、一次燃焼室上方の二次燃焼室に二次燃焼空気を供給して一次燃焼室で発生した未燃ガスや未燃物を二次燃焼させるようにし、ストーカ下流側でストーカよりも上方の燃焼ガスを炉外へ引き抜いて一次燃焼室を還元雰囲気にし、この引き抜き燃焼ガスを熱交換器により熱回収、減温した後に、二次燃焼空気の吹き込み位置より上流側の燃焼室内に吹き込んで燃焼室内を攪拌・混合し、その後に二次燃焼空気を吹き込んで未燃ガスや未燃物を完全燃焼させるようにしたストーカ焼却炉において、前記熱交換器によって熱回収する前の引き抜き燃焼ガスの温度を測定し、この温度が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御することに特徴が存する。
【0016】
この様なものは、測定した温度が設定値よりも低い場合は、燃焼ガスの引き抜き位置よりも上流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを増やすように制御される。
逆に、測定した温度が設定値よりも高い場合は、燃焼ガスの引き抜き位置よりも下流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを減らすように制御される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一の方法を実施するに好適な燃焼制御装置を示す概要図である。
【0018】
当該燃焼制御装置30は、熱交換器(エコノマイザ)14のボイラ水Bの給水量F1を検出する流量計31と、熱交換器14の入口給水温度T1を検出する入口温度計32と、熱交換器14の出口給水温度T2を検出する出口温度計33と、これらに依り引き抜き燃焼ガスG′の保有熱量つまり熱交換器14による交換熱量(エコノマイザ吸収熱量)Qを演算してストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とを制御する制御器34とを備えている。
交換熱量Q(kcal/h)は、Q=F1×(T2−T1)×1により算出する。但し、F1:エコノマイザ給水量(これは攪拌混合を目的として一定)(kg/h)、T1:エコノマイザ入口給水温度(℃)、T2:エコノマイザ出口給水温度(℃)とする。
【0019】
而して、この様なものは、算出した交換熱量Qが一定になるように、ストーカ4下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とが制御される。
つまり、算出した交換熱量Qが設定値よりも小さい場合は、燃焼ガスG′の引き抜き位置よりも上流側に燃え切り点(燃焼位置)があると判断できる為に、ストーカ4下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とを増やすように、制御器34によりストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とが制御される。
逆に、算出した交換熱量Qが設定値よりも大きい場合は、燃焼ガスG′の引き抜き位置よりも下流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ4下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とを減らすように、制御器34によりストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とが制御される。
【0020】
次に、本発明の第二の方法を、図2に基づいて説明する。
図2は、本発明の第二の方法を実施するに好適な燃焼制御装置を示す概要図である。
当該燃焼制御装置40は、熱交換器14によって熱回収する前の引き抜き燃焼ガスG′の温度T3を検出する温度計41と、これからの温度T3に基づいてストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とを制御する制御器42とを備えている。
【0021】
而して、この様なものは、温度計41からの温度T3が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とが制御される。
つまり、温度計41からの温度T3が設定値よりも低い場合は、燃焼ガスG′の引き抜き位置よりも上流側に燃え切り点(燃焼位置)があると判断できる為に、ストーカ4下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とを増やすように、制御器42によりストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とが制御される。
逆に、温度計41からの温度T3が設定値よりも高い場合は、燃焼ガスG′の引き抜き位置よりも下流側に燃え切り点があると判断できる為に、ストーカ4下へ供給する一次燃焼空気A1,A3の供給量とストーカ4による廃棄物Wの送り量とを減らすように、制御器42によりストーカ駆動装置(図示せず)とダンパ駆動装置19とが制御される。
【0022】
【発明の効果】
以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 熱交換器によって熱回収した引き抜き燃焼ガスの交換熱量を測定し、この交換熱量が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御するようにしたので、コストの低減が図れて精度の高い燃焼制御を行なう事ができる。
(2) 熱交換器によって熱回収する前の引き抜き燃焼ガスの温度を測定し、この温度が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御するようにしたので、コストの低減が図れて精度の高い燃焼制御を行なう事ができると共に、より一層構成を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の方法を実施するに好適な燃焼制御装置を示す概要図。
【図2】本発明の第二の方法を実施するに好適な燃焼制御装置を示す概要図。
【図3】従来のストーカ式焼却炉を示す概要図。
【符号の説明】
1…ストーカ式焼却炉、2…炉本体、3…廃棄物ホッパ、4…ストーカ、4a…乾燥ストーカ、4b…燃焼ストーカ、4c…後燃焼ストーカ、5…給じん装置、6…ストーカ下ホッパ、7…一次燃焼室、8…二次燃焼室、9…灰出し口、10…排ガス出口、11…一次燃焼空気供給装置、12…燃焼ガス循環路、12a…吸引室、12b…燃焼ガス吹込み口、12c…燃焼ガス供給管、13…送風機、14…熱交換器、15…二次燃焼空気供給装置、16…一次燃焼空気供給管、17…押込み送風機、18…風量調整ダンパ、19…ダンパ駆動装置、20a…上流側二次燃焼空気供給管、20b…二次燃焼空気供給口、20c…下流側二次燃焼空気供給管、20d…分岐管、21…押込み送風機、30…燃焼制御装置、31…流量計、32…入口温度計、33…出口温度計、34…制御器、40…燃焼制御装置、41…温度計、42…制御器、A…燃焼空気、A1,A3…一次燃焼空気、A2…二次燃焼空気、B…ボイラ水、F1…給水量、G,G′…燃焼ガス、Q…交換熱量、T1…入口給水温度、T2…出口給水温度、T3…温度、W…廃棄物。

Claims (2)

  1. ストーカ下からストーカ上方の一次燃焼室に一次燃焼空気を供給してストーカ上の廃棄物を一次燃焼させると共に、一次燃焼室上方の二次燃焼室に二次燃焼空気を供給して一次燃焼室で発生した未燃ガスや未燃物を二次燃焼させるようにし、ストーカ下流側でストーカよりも上方の燃焼ガスを炉外へ引き抜いて一次燃焼室を還元雰囲気にし、この引き抜き燃焼ガスを熱交換器により熱回収、減温した後に、二次燃焼空気の吹き込み位置より上流側の燃焼室内に吹き込んで燃焼室内を攪拌・混合し、その後に二次燃焼空気を吹き込んで未燃ガスや未燃物を完全燃焼させるようにしたストーカ式焼却炉において、前記熱交換器によって熱回収した引き抜き燃焼ガスの交換熱量を測定し、この交換熱量が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御することを特徴とするストーカ式焼却炉の燃焼制御方法。
  2. ストーカ下からストーカ上方の一次燃焼室に一次燃焼空気を供給してストーカ上の廃棄物を一次燃焼させると共に、一次燃焼室上方の二次燃焼室に二次燃焼空気を供給して一次燃焼室で発生した未燃ガスや未燃物を二次燃焼させるようにし、ストーカ下流側でストーカよりも上方の燃焼ガスを炉外へ引き抜いて一次燃焼室を還元雰囲気にし、この引き抜き燃焼ガスを熱交換器により熱回収、減温した後に、二次燃焼空気の吹き込み位置より上流側の燃焼室内に吹き込んで燃焼室内を攪拌・混合し、その後に二次燃焼空気を吹き込んで未燃ガスや未燃物を完全燃焼させるようにしたストーカ式焼却炉において、前記熱交換器によって熱回収する前の引き抜き燃焼ガスの温度を測定し、この温度が一定になるように、ストーカ下へ供給する一次燃焼空気の供給量とストーカによる廃棄物の送り量とを制御することを特徴とするストーカ式焼却炉の燃焼制御方法。
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