JPS6229703Y2 - - Google Patents

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JPS6229703Y2
JPS6229703Y2 JP1980074416U JP7441680U JPS6229703Y2 JP S6229703 Y2 JPS6229703 Y2 JP S6229703Y2 JP 1980074416 U JP1980074416 U JP 1980074416U JP 7441680 U JP7441680 U JP 7441680U JP S6229703 Y2 JPS6229703 Y2 JP S6229703Y2
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JP
Japan
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brake
torque member
slide pin
caliper
disc
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JP1980074416U
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JPS56174732U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はデイスクブレーキに関する。
従来のデイスクブレーキとしては例えば1,2
図に示すようなものがある(実開昭54−81079号
公報参照)。このデイスクブレーキの構成を説明
すると、1は図示していないサスペンシヨンメン
バーに固定されたトルクメンバーであり、このト
ルクメンバー1にはブレーキデイスク2の一端面
に対向する凹部3が形成されている。凹部3両側
端はマウンテイングサポート部4,5になつてお
り、このマウンテイングサポート部4,5には孔
6,7が形成されている。孔6,7にはボルト
8,9がそれぞれ挿入されており、ボルト8,9
の先端はスライドピン10,11にねじ込まれて
いる。スライドピン10,11はキヤリパ12の
両端部に形成されたガイド穴13,14に摺動自
在に収納されているためキヤリパ12はキヤリパ
12に内蔵されたシリンダの図示していないピス
トンの作用によりトルクメンバー1に対しブレー
キデイスク2の厚み方向へ相対的に移動可能であ
る。前述の凹部3内にはブレーキパツド15,1
6がブレーキデイスク2を挟んで対設されてお
り、これらブレーキパツド15,16のブレーキ
デイスク2に対向する面の裏面は裏金17,18
に連結されている。これら裏金17,18の両端
上部には側方に突出する突起19,20が形成さ
れており、これら突起19,20はトルクメンバ
ー1の両端部に形成されたトルク受け部22,2
1にそれぞれ係合している。裏金18はキヤリパ
12に、裏金17はキヤリパ12内に設けられた
前述のシリンダ内のピストンにそれぞれ当接する
ように配されているため液圧をシリンダに供給す
るとピストンが裏金17を圧接し、その反作用で
キヤリパ12がピストンと反対側に移動し、裏金
18を圧接してブレーキデイスク2を挟持する。
前述の裏金17,18の両端上面には第3図に詳
示するように上方に突出する突起23が形成され
ており、これらの突起23にはステンレス製のバ
ネ部材24,25の係合部26が圧接している。
すなわち、バネ部材24,25の上部はヘアピン
状に折り返された係合部26になつている。バネ
部材24,25の下部はトルクメンバー1と裏金
17,18との錆付きを防止する為、これらの間
に介在される端部24a,25aと折り曲げられ
てトルクメンバー1に係合する端部24b,25
bとからなりブレーキパツド15,16は第2図
中下方に押圧され遊動を抑制されている。
しかしながら、このような従来のデイスクブレ
ーキにあつてはバネ部材24,25を弾性力で所
定の位置に取り付けていたため使用中にバネ部材
が外れる恐れがあるうえ、取り付け作業性が悪い
という問題点があつた。
この考案は、このような従来の門題点に着目し
てなされたものであり、裏金の上端に当接する突
出部を一端側に備え他端側がトルクメンバーと裏
金との間に介在しこの他端側の両側に一対の取付
部を備えた防錆板を設け、この防錆板の取付部の
一方をトルクメンバーとスライドピンの間に介装
した状態で防錆板を既設のボルトによりトルクメ
ンバーに固定させることにより上記問題点を解決
することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第4図は、この考案の一実施例を示す図であ
り、まず、構成を説明する。30は図示していな
いサスペンシヨンメンバーに固定されたトルクメ
ンバーであり、このトルクメンバー30にはブレ
ーキデイスク31の一端面に対向する凹部32が
形成されている。凹部32両側端はマウンテイン
グサポート部33,34になつており、このマウ
ンテイングサポート部33,34には孔35,3
6が形成されている。孔35,36にはボルト3
7,38がそれぞれ挿入されており、ボルト3
7,38の先端はスライドピン39,40にねじ
込まれている。スライドピン39,40はキヤリ
パ41の両端部に形成されたガイド穴42,43
に摺動自在に収納されているためキヤリパ41は
キヤリパ41内に設けられたシリンダ41a内の
図示していないピストンの作用によりトルクメン
バー30に対しブレーキデイスク31の厚み方向
へ相対的に移動可能である。前述の凹部32内に
はブレーキパツド44,45がブレーキデイスク
31を挟んで対設されており、これらブレーキパ
ツド44,45のブレーキデイスク31に対向す
る面の裏面は裏金46,47が固定されている。
これら裏金46,47の両端上部には突起48,
49が形成されており、これら突起48,49は
トルクメンバー30の両端部に形成されたトルク
受け部50,51にそれぞれ係合している。裏金
47はキヤリパ41に、裏金46はキヤリパ41
内に設けられた前述のピストンに、それぞれ当接
するように配置されている。トルクメンバー30
と、裏金46,47と、の間にはステンレス製の
防錆板52,53が介在されており、これらの防
錆板52,53は第5図に示すようにボルト3
7,38によりトルクメンバー30に締付け固定
されている。トルクメンバー30のサポート部3
3に固定される防錆板52と、サポート部34に
固定される防錆板53のうち、片方の防錆板52
について説明すると、この防錆板52は、第6図
に詳示するように、ステンレス製の板状部材54
の両端側を折曲げて形成された一対の取付部55
と56を備えている。一方の取付部55は、第5
図に示すように、サポート部33の外側面、すな
わち、ブレーキデイスク31に対して外側となる
端面に面接可能に形成され、他方の取付部56は
サポート部33の内側面、すなわち、ブレーキデ
イスク31に対して内側となる端面に面接可能に
形成されている。これらの取付部55と56には
スライドピン39固定用のボルト37の貫通孔5
7,58が設けられており、ボルト37によりサ
ポート部33の両側面に固定される。したがつ
て、他方の取付部56はサポート部33とスライ
ドピン39の間に介装されることになる。さら
に、板状部材54の一端側(第6図中の上端)に
は裏金の突起49の上端にそれぞれ当接する突出
部59と60が設けられており、これによりパツ
ド44,45は第5図中上下方向の遊動が抑制さ
れる。また、板状部材54の他端側(第6図中の
下端側)にはトルクメンバー30と裏金46,4
7間に挟まれる挟持部56a,55aが延在して
いる。また、上記他方の取付部56には、第4図
および第6図に示すように、その端部がスライド
ピン39の外周部の平面部39aに係合するよう
に、その端部を折り曲げて形成された折り曲げ部
61を備えている。したがつて、ボルト37でス
ライドピン39を固定する時には、折り曲げ部6
1の係合によりスライドピン39の回り止めが行
なわれる。なお、防錆板53は防錆板52と左右
対称になつているためその構成部分には防錆板5
2と同一符号に′を付して説明は省略する。
次に作用を説明する。防錆板52,53をデイ
スクブレーキに取り付けるには、まず、ガイド穴
42,43に挿入されたスライドピン39,40
を孔35,36に対向させ、孔57,57′,5
8,58′が孔35,36に一致するよう防錆板
52,53をトルクメンバー30に係合させる。
この後、ボルト37,38を孔57,35,58
および57′,36,58′にそれぞれ挿入し、ボ
ルト37,38の先端をスライドピン39,40
にねじ込むことにより防錆板52,53をデイス
クブレーキに取り付ける。又、ボルト37,38
のスライドピン39,40螺合時、スライドピン
39,40の平面部39a,40aが夫々防錆板
52,53の折り曲げ部61,61′に当接して
いるのでスライドピン39,40は回転せず、ボ
ルト37,38がから回わりすることはない。こ
のように、従来に比べ防錆板52,53の取り付
けが容易になる。次に、車輌に制動力を付与する
ためキヤリパ41の液圧入口ポート41aからシ
リンダ41bに液圧を供給するとピストンが裏金
46に圧接し、その反作用でキヤリパ41がピス
トンと逆方向に移動する。その結果、裏金46,
47はそれぞれトルク受け部50,51に沿つて
ブレーキデイスク31に接近してブレーキデイス
ク31を挟圧し、車輌に制動力を付与する。この
とき、防錆板52,53はトルクメンバー30に
ボルト37,38で取り付けられているため脱落
する恐れはないうえ、トルクメンバー30と裏金
46,47との間にはこれらが直接接触しないよ
うに防錆板52,53の挟持部56a,56a′,
55a,55a′が介在しているためトルクメンバ
ー30と裏金46,47とが錆付くのを防止する
こともできる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
裏金の上端に当接する突出部を一端側に備え他端
側がトルクメンバーと裏金との間に介在しこの他
端側の両側に一対の取付部を備えた防錆板を設
け、この防錆板の取付部の一方をトルクメンバー
とスライドピンの間に介装した状態で防錆板を既
設のボルトによりトルクメンバーに固定させたた
め、防錆板の脱落を防止できるとともに取り付け
作業を容易にできるという効果が得られる。ま
た、防錆板の一部を折り曲げてスライドピンの平
面部に係合させたためスライドピンの回り止めと
することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイスクブレーキを示す一部断
面平面図、第2図は第1図の−矢視断面図、
第3図は第1図のトルク受け部付近の矢視A拡大
図、第4図はこの考案によるデイスクブレーキの
一実施例を示す一部断面平面図、第5図は第4図
の−矢視拡大図、第6図は第4図に示した防
錆板の斜視図である。 30……トルクメンバー、31……ブレーキデ
イスク、37,38……ボルト、39,40……
スライドピン、41……キヤリパ、41b……シ
リンダ、44,45……ブレーキパツド、46,
47……裏金、50,51……トルク受け部、5
2,53……防錆板、61,61′……折り曲げ
部、39a,40a……平面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体に固定されたトルクメンバーと、このト
    ルクメンバーにスライドピンを介してブレーキ
    デイスクの厚み方向に摺動可能に支持されたキ
    ヤリパと、このトルクメンバーにスライドピン
    を固定するボルトと、ブレーキデイスクの両側
    に配されたブレーキパツドと、トルクメンバー
    のトルク受け部にブレーキデイスクの厚み方向
    に摺動可能に支持されたブレーキパツドの裏金
    とを備え、キヤリパに内蔵されたシリンダに液
    圧を供給することによりブレーキパツドがブレ
    ーキデイスクを挟持して車両を制動するデイス
    クブレーキにおいて、前記裏金の上端に当接す
    る突出部を一端側に備え他端側が前記トルクメ
    ンバーと裏金との間に介在しこの他端側の両側
    端に一対の取付部を備えた防錆板を設け、この
    防錆板の取付部の一方をトルクメンバーとスラ
    イドピンの間に介装した状態で防錆板を前記既
    設のボルトによりトルクメンバーに固定したこ
    とを特徴とするデイスクブレーキ。 (2) 前記防錆板は取付部の一部を折り曲げてスラ
    イドピンの平面部に当接し、スライドピンの回
    り止めとしたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のデイスクブレーキ。
JP1980074416U 1980-05-29 1980-05-29 Expired JPS6229703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980074416U JPS6229703Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JP1980074416U JPS6229703Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JPS56174732U JPS56174732U (ja) 1981-12-23
JPS6229703Y2 true JPS6229703Y2 (ja) 1987-07-30

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ID=29437128

Family Applications (1)

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JP1980074416U Expired JPS6229703Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JP (1) JPS6229703Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348175A (en) * 1976-10-14 1978-05-01 Akebono Brake Ind Co Ltd Friction pad supporting instrument of disc brake
JPS5565732A (en) * 1978-11-14 1980-05-17 Hosei Brake Kogyo Kk Disk brake

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348175A (en) * 1976-10-14 1978-05-01 Akebono Brake Ind Co Ltd Friction pad supporting instrument of disc brake
JPS5565732A (en) * 1978-11-14 1980-05-17 Hosei Brake Kogyo Kk Disk brake

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JPS56174732U (ja) 1981-12-23

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