JPS62296146A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JPS62296146A
JPS62296146A JP13984086A JP13984086A JPS62296146A JP S62296146 A JPS62296146 A JP S62296146A JP 13984086 A JP13984086 A JP 13984086A JP 13984086 A JP13984086 A JP 13984086A JP S62296146 A JPS62296146 A JP S62296146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
charge
substrate
photoreceptor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13984086A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Takei
武居 良明
Hideo Yoshizawa
英男 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP13984086A priority Critical patent/JPS62296146A/ja
Publication of JPS62296146A publication Critical patent/JPS62296146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/10Bases for charge-receiving or other layers
    • G03G5/102Bases for charge-receiving or other layers consisting of or comprising metals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は電子写真感光体に関し、詳しくは反転現像系に
用いる場合にも帯電前露光のみて除電か完了し、濃度ム
ラのない美しい画像を形成できる電子写真感光体に関す
る。
[発明の背景] 従来電子写真感光体を構成する感光層には。
Se、 CdS、2nO等の無機系の光導電性物質か広
く用いられている。しかし、これらの無機化合物を電子
写真感光体の感光層として使用した場合、その耐熱性、
耐久性や毒性の点から必ずしも満足されるものではない
。近年これらの無機系の光導電性物質のかわりに有機系
の光導電性物質を電子写真感光体の感光層として利用す
る研究か盛んに行われている。特に有機系の光導電性物
質を電子写真感光体の感光層として利用した場合、電子
写真感光体は柔軟性に富み、製造が容易てあり、より安
価な電子写真感光体か得られる利点かある。
従来一般に、有機光導電性物質を用いる感光体は、負帯
電用として用いられている。
かかる負帯電用の感光体において、支持体と感光層の間
にカーボンブラックやチタンブックを含有する層を設け
、レーザー光の干渉編状の濃度ムラをなくす技衛が知ら
れている(特開[5(1−184258号)。
しかし上記のような層構成てはカーボンブラック等の含
有率か高かったり1分散状態によっては感光層に電荷注
入か起こり、安定に帯電せず導電性粉末を効果的に利用
することがてきないという問題かあった。
また従来の負帯電用の感光体を反転現像系に用いる場合
には、転写において帯電と逆極性の電位をかける必要か
ある。従って、その転写によって感光体表面か帯電と逆
極性に帯電してしまうため、除電露光だけを行っても除
電てきなくなってしまう、そのため実際に画像出しを行
うと画像上に濃度ムラを生じてしまうという欠点があり
、また画像形成のくり返しが不可悌となるという欠点か
あった。
更に負帯電使用では、?IP電塁による負帯電吟に雰囲
気中にオゾンが発生し易くなり、垣境条件を悪くしたり
、そのオゾンにより感光体が、劣化したりという問題が
あった。
f発明の目的] そこて本発明は、安定に帯電可能であり、また反転現像
系に用いる場合にも帯電前露光のみで除電が可能であり
、更に帯電時のオゾンの発生による感光体の劣化を引き
起すことのない電子写真感光体を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果
、本発明を完成するに至ったものである。
即ち本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に有機
感光層を有する電子写真感光体において、導電性支持体
と感光層表面にA又電極を設け。
導電性支持体を基準として感光層表面に+100vを印
加したときの電流値■、と電圧−1o(IVを印加した
ときの電流値■2との比12/ I rが10以上であ
ることを特徴とする。
以下1本発明について説明する。
本発明において好ましい層構成としては、下記のものか
挙げられる。
(1)第1図に示すように基体l上に導電性粉末を含有
する層(以下、導電性粉末層という)2を設けてなる導
電性支持体S、Ti、荷輸送層3.電荷発生層4が順次
積層されたもの。
(2)第2図に示すように基体を設けず、導電性粉末層
2のみの導電性支持体S上に電荷輸送層3、電荷発生層
4が順次積層されたもの。
(3)m3図に示すように基体l上に導電性粉末層2を
設けてなる導電性支持体S上に、電荷発生物質が電荷輸
送相中に分散含有されている層5か蹟居されたもの。
(4)第4図に示すように基体を設けず、導電性粉末層
2のみの導電性支持体S上に、電荷発生物質か電荷輸送
相中に分散含有されている層5が積層されたもの。
(5)第5図に示すように絶縁性基体6、導電層7かう
なる基体上に導電性粉末層2を設けてなる導電性支持体
S上に電荷輸送層3.電荷発生層4か順次積層されたも
の。
(6)第6図に示すように絶縁性基体6.導電層7から
なる基体上に導電性粉末層2を設けてなる導電性支持体
S上に、電荷発生物質か電荷輸送相中に分散含有されて
いる層5がQ層されたもの。
また上記の層構成において4基体lと導電性粉末層2と
の間に接着層を設けてもよく、又各層の間に中間層を設
けてもよく、更に最上層に表面保護層を形成したちのて
あってもよい。
基体は絶縁性でも、導電性てもよい。絶縁性材料として
は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアリ
−レート、ポリイミド、ポリカーボネート等の高分子材
料、硬質紙等が挙げられ、導電性材料としては、アルミ
ニウム、黄銅、ステンレス等の金属をドラム状に成型す
るか、シート状のフィルムや箔にして用いられ、さらに
絶縁性材料を導電処理したものでもよい。
導電性粉末層に用いられる導電性粉末は電流を規制でき
る物質てあれば特に限定されず、例えばカーボンブラッ
ク、チタンブラック、チタンホワイトに酸化インジウム
をコーティングした非金属物質やアルミニウム、ニッケ
ル、銅等の金属物質か挙げられ、好ましい導電性粉末と
しては、カーボンブラックとチタンブラックか挙げられ
る。導電性粉末の添加量は添加する物質によって異るが
、通常樹脂100重量部に対し、導電性粉末1〜400
重量部が好ましい、抵抗上昇を防止し電荷注入を容易に
するためには1重量部以上が好ましく、また分散性、接
若性を良好に保つには400重量部以下か好ましいから
である。カーボンブラックの場合、樹脂100重量部に
対して1〜400重量部が好ましく、より好ましくは5
〜300重量部であり、更に好ましくは10〜250重
量部である。チタンブラックの場合樹脂100ffin
部に対し30〜400重量部か好ましく、より好ましく
は50〜300重量部である。
本発明に用いられるカーボンブラックの粒径は5〜1o
Or+m、好ましくは10〜loOnmである。
本発明に用いられるチタンブラックの粒径は10nm〜
lpm 、好ましくは50nm 〜0.87haである
導電性粉末層は樹脂等、導電性粉末、溶媒を分散して得
た分散液を基体上に塗布することにより所定の膜厚に形
成される。
導電性粉末層に用いられる樹脂等としては、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、フ
ェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
シリコン樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルホルマール樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、塩化ビニリデン
−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジェン共
重合体等の高分子材料、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース等のセルロース類等が挙げられ、それ
ぞれ単独あるいは二種以上組合わせて用いることができ
る。
塗布法としては、基体かドラム状である場合には、浸漬
(ディップ)法、スプレー法、押出又はスライドホッパ
ー法等か好ましく、また基体がシート状である場合には
、ロール法、押出又はスライドホッパー法等が好ましく
採用される。このようにして形成された導電性粉末層の
膜厚は、好ましくは[+、(+5.−以上であり、より
好ましくは0.1弘■以上である。
本発明に適用できる電荷輸送物質としては、トソアゾー
ル銹導体(例えば特公昭:]4455457号、オキサ
ゾール誦導体(例えば同35−1125号)、オキサジ
アゾール誘導体(例えば同34−5466号)、ピラゾ
リン誘導体(例えば同:14−10356号)、イミダ
ゾール誘導体(例えば同15−11215号、同:17
−16096号)、フルオレノン話導体(特開昭52−
128:173号、同54−1101137号)、カル
バゾール銹導体(例えば同54−59142号)更に同
58−■34642号、同511−65440号等に記
載の物質が挙げられる。
本発明において好ましい電荷輸送物質としては、下記一
般式(1)〜(7)に示されるような化合物が挙げられ
る。
一般式(1) 一般式(3) R,フ 一般式(5) 一般式(6) 上式中、R2−R4、R1〜R,□、La〜Rta、R
0〜R3+s L3〜Lsは、水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基
、ジアルキルアミノ基、ジアリールアミノ基、ジアラル
キルアミノ基、ニトロ基、またはメトキシ基を表わし、
R2はアルキル基、置換基を宵してもよいフェニル基、
または置換基を有してもよいナフチル基を表わし、R@
は水素原子、アルキル基、シアノ基、または置換基を有
してもよいフェニル基を表わり、Rlsは水素原子、置
換基を有してもよいフェニル基、シアノ基、またはアル
キル基を表わし、 Ar+は at L+ を表わしく式中R1、R□。、R□はアルキル基、ベン
ノル基、フェニル基またはナフチル基(これら:よ各々
置換基を有してもよい)を表わし、R42は水素原子、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基、ジアラルキルアミノ基またはニトロ基を表わす。)
、R□、l’lstは水素原子またはフェニル基を表i
っす。nはO又は正の整数を表わす。
以下余白 具体例には、次の化合物が挙げられる。
電荷輸送物質の含有量は、結着剤樹脂100重量部に対
し25〜200重量部が好ましく、より好ましくは50
〜100重量部である。
本発明に適する電荷発生物質としては、可視光を吸収し
て電荷を発生する次の代表例で示されるような有機顔料
がある。
(1)  モノアゾ顔料、ポリアゾ顔料、全屈錯塩アゾ
顔料、ピラゾロンアゾ顔料、スチルヘンアゾ顔料及びチ
アゾールアゾ顔料等のアゾ系顔料 (2)ヘリレン耐無水物及びペリレン酸イミド等のペリ
レン系顔料 (3)アントラキノン話導体、アントアントロン誘導体
、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン話導体、
ビオラントロン話導体及びインビオラントロン誘導体等
のアントラキノン系又は多環キノン系顔料 (4)  インジゴ話導体及びチオインジゴ話導体等の
インジゴイド系顔料 (5)全屈フタロシアニン及び無全屈フタロシアニン等
のフタロシアニン系顔料 (6)  ジフェニルメタン系顔料、トリフェニルメタ
ン顔料、キサンチン顔料及びアクリジン顔料等のカルボ
ニウム系顔料 (7)アジン顔料、オキサジン顔料及びチアジン顔料等
のキサンチン顔料 (8)  シアニン顔料及びアゾメチン顔料等のメチン
系顔料 (9)  キノリン系顔料 (lO)ニトロ系顔料 (11)ニトロン系顔料 (12)ベンゾキノン及びナフトキノン系顔料(13)
ナフタルイミド系顔料 (14)  ビスベンズイミダゾール話導体等のペリノ
ン系顔料 しかし好ましくは電子吸引性基を有するアゾ系又は多環
キノン系顔料で、平均粒径が2p、ra以下、特に1u
L11以下の粒状体として感光層中に分散含有させたも
のがよい。
この場合感光体の光感度、メモリー現象、残留電位等の
電子写真特性がよりすぐれたものとなる。
特に正帯電型感光体の表面層中に用いられると光感度の
点から極めて有利なものとなる。
前記本発明に適するアゾ顔料としては、例えば次の例示
化合物群CI]、 [111で示されるものがある。
以下余白 C1)  Cp−N−N−A−N=N−CpここでCp
はカプラー成分を示し、一般に知られているカプラー成
分はすべて用いることができる。
また、Aは、二価の結合基を示す。
cp及びAの具体例としては、下記のものが挙げられる
(Aの例) などがある。
(II)  CP−N=N−At−N=N−At−N=
N−CpここでAt、Atは、芳香族あるいは、ヘテロ
環基を表す。具体的には、 また本発明に用いられる多環キノン顔料は例えば以下に
示される。[[]、[IX]、[V]がある。
υ RI−R4は水素あるいは、塩素または臭素原子を示す
。またXlはヨウ素原子、NO,、CNまたは−CCH
3等を示す。nは2,3または4の整数である。
X、は塩素、臭素またはヨウ素原子あるいはニトロ基、
シアノ基、アセチル基等を示す。
より具体的には次の化合物が挙げられる。
(G−1) (G−2) (G−3) 1       Q (G−23) CG−24> υ (G−25) (G−26) (G−27) (G−28) (G−29) (C−30) n (G−31) (G−32) (G−33) (G−34) CG−35) 電荷発生物質の分散手段としては通出な溶媒あるいは結
着剤樹脂の溶鹸に前記電荷発生物質を加え、サンドミル
、ボールミル、a音波分散等の分散手段を用いることが
できる。
分散に用いられる適当な溶媒としては、1.2−ジクロ
ロエタン、クロロフォルム、 1,1.1−)リクロロ
エタン、ジクロロメタン、アセトン、ジオキサン、メチ
ルエチルケトン、テトラヒドロフラン。
ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル等が
挙げられる。?Ilc′fi発生物賀と結発生物面との
混合比率は、電荷発生物質100正量部に対し結着剤樹
脂が10〜400重量部が好ましく、より好ましくは2
0〜350工量部である。
電荷輸送居及び電荷発生層に用いられる結着剤樹脂とし
ては、例えばポリビニルホルマール樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂
1!化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポ
リビニルピロリドン樹脂、メチルセルロース樹脂、ヒド
ロキジプロピルメチルセルロース樹脂、ニトロセルロー
ス樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリケトン樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、フ
ェノキシ樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂等が
挙げられる。
前記電荷輸送層及び電荷発生層の塗布法は上記下引層と
同様の方法を採用でき、電荷輸送層の膜厚は5〜50井
■か好ましく、より好ましくはlO〜30ト蹟である。
また電荷発生層の膜厚は0.1〜20gtmが好ましく
、より好ましくは0.5〜lO鉢■である。
本発明の感光体は、導電性支持体と感光層表面にAl電
極を設け、導電性支持体を基準として感光層表面に電圧
100Vを印加したときの電流値11と電圧−100v
を印加したときの電流値I2との比I 2 / I r
が10以上て、好ましくは20以上であるという特性値
を有する。
本特性値の測定の電極はAlに規定する。TL極の作成
方法はAMの蒸若を用いる。また環境条件は温度20°
C1湿度50%、1気圧て行った。測定は電圧印加後2
時間後の値をとる。電源は川口電機社製、MODEL 
V−703を用いた。また電流測定は川口電機社製、 
 MMAll−17HEADを用い、  MMAll−
17UNIVER3A1. ELEtl:TROMET
ERテn定した。
第7図は導電性支持体を基準として感光層表面に+lO
口Vを印加した場合を示し、そのとき流れる電流が11
である。また第8図は導電性支持体側を基準として感光
層表面に電圧−100Vを印加した場合を示し、そのと
き流れる電流が■2である。
従って、本発明において電流I、と12は向きか反対で
ある。
本発明において、I2/Itが10以上であるのて、■
感光体表面を正に帯電したときに感光体表て、支持体側
からのニレクロンの注入も少なく、帯電電位が高い。
また■感光体表面を負に帯電したときに支持体から感光
体表面に流れる電流か大きく、従って、ホールの注入も
おおきい。このため帯電電位が低くなる。
従って、I2/Itが10以上である感光体は正帯電用
として好適に用いられ、負帯電された場合には帯電しに
くい、一方、I2/Ilが10未満の場合には正負両方
に帯電するため、正に帯電した時には正常に動作するが
、負に帯電された場合には、感度を持たないため、除電
ができず、残留電位が高い。
次に上記感光体を用いて画像を形成する方法について第
9図に基いて説明する0本発明の感光体は負に帯電しな
いため1反転現像の場合に有効である。
同図において、8は帯電器、9は像露光ランプ、10は
現像器、11は転写帯電器、12はクリーニング装置、
 13は除電霧光ランプである。
まず感光層を帯電器8で正に帯電し1次いで像露光ラン
プ9で像露光し、現像器lOで現像した後転写帯電器1
1で紙に転写し、クリーニング装置12でクリーニング
し、除電露光ランプ13で除電して一つの画像形成プロ
セスが完了する。
ここてlOの現像器は反転現像法を用い、正帯電したト
ナーを用いて現像を行う、転写帯電器11の極性は負で
ある。
従来の機能分#型の電子写真感光体は正負いずれかの感
度しか持たないものか多く、反転現像系の場合には転写
極でドラム表面に帯電された電荷が除電ができないで電
荷が残ってしまうが、本発明の正帯電型感光体の場合に
は転写において負に帯電させても感光体の支持体側から
多くのTL流が流れ込み感光体表面が負に帯電しないた
め、画像ムラの原因となる感光体表面の電位の不均一が
起こらない、従って除電露光ランプ13のみて除電が完
了する。
[発明の効果] 本発明によれば感光層へのエレクトロン注入をなくシ、
また反転現像系に用いる場合にも帯電前露光のみで除電
か可能であり、更に帯電時のオゾンの発生による感光体
の劣化を引き起こすことのない電子写真感光体を提供す
ることができる。
[実施例] 以下、具体的実施例に基き、更に本発明を詳説する。
感光体製造例1 4里性力末贋 アセトン52.Oii部、シクロへキサノン15.43
i量部にチタンブラック(チタンブラック12S、三菱
金属社製) 24.4重量部、塩化ビニル−酢酸ビニル
−無水マレイン酸共重合体(エスレックMF−10、積
木化学社製)8.1i量部を分散した液をアルミニウム
基体上にディップ塗布法により塗布し+10”Cで1時
間乾燥した。乾燥後の膜厚は2JL1であった。
亙R覆活贋 ポリカーボネート樹脂(パンライトL−1250.帝人
化成社製)8重量部、電荷輸送物質としてスチリルトリ
フェニルアミン系化合物(例示化合物j)11重量部を
1.2−ジクロロエタン81重量部に溶解し、ディップ
塗布法により、前記粉末層上に塗布し、90°Cで1時
間乾燥し、膜厚15uLmの電荷輸送層を形成した。
虱互又止が ポリカーボネート樹脂(パンライトL−1250)2.
4重量部、電荷発生物質として多環キノン系顔料(例示
化合物G−25)  1.21量部、電荷輸送物質(例
示化合物j) Il−8ffi部、■、2−ジクロロエ
タン69重量部、モノクロルベンゼン25.6ifi部
をボールミル中て粉砕分散し、分散液を得、この分散液
を電荷輸送層上にディップ法により塗布し、90°Cて
1時間乾燥して、膜厚約2ル10′)電荷発生層を形成
した。
このようにして得られた電子写真感光体をサンプルlと
する。
感光体製造例2 導電性粉末層 アセトン56.8i量部、シクロへキサノン16.8i
量部にチタンブラック17.6正量部、塩化ビニル−酢
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体8.8重量部を分散
した液をアルミニウム基体上にディップ塗布法により塗
布した。
電荷輸送層及び電荷発ツユ層 感光体製造例1と同様にして前記粉末層上に電荷輸送層
及び電荷発生層を形成した。
このようにして得られた電子写真感光体をサンプル2と
する。
比較感光体製造例1 虱重屋 厚さ100 JLIのポリエチレンテレフタレート上に
アルミニウムを蒸着して導電層を形成した。
電→輸送層及び電11゜ 感光体製造例1の電荷輸送層及び電荷発生層と同様に形
成した。
このようにして得られた電子写真感光体を比較サンプル
1とする。
[評価l] サンプル1〜2、比較サンプル1の感光体表面と基体側
に電極を取付け、第7図及び第8図に示すようにして電
圧をかけ、Il、12を求めた。
その結果を表−1に示す。
なお、印加電圧は± toov、電極面蹟は0.48c
m’である。
表1 [評価2コ ペーパーアナライザー5P−428(川口電機社製)を
用い、6kvの放電条件で5秒間帯電し、帯電直後の表
面電位[V、]、 5秒間暗中放訝した後の表面電位[
V、] 、表面電位が2ルツクスになるようにして露光
し、表面電位が局viになるまでの露光Pi [L/2
] (Lux−sec)を求め、さらにの式より暗減衰
率[0]を求めた。
これらの結果を表−2に示す。
表−2 以上の表−2より、サンプルl、サンプル2はプラスに
帯電するが、マイナスには帯電しない。
一方、比較サンプル1はプラス、マイナスとも帯電する
サンプルl、サンプル2、比較サンプルlはプラスのみ
の感度しか持たないため、比較サンプル1は、マイナス
には帯電された場合には除電できず、残置が大きい。
実施例1 サンプルlを用いて、第9図に示す装置を用い、正帯電
させて作像を行ったところ、e度ムラのない良好な画像
が得られた。
実施例2 実施例1においてサンプル1をサンプル2に代えた以外
は同様にして作像な行ったところ、濃度ムラのない良好
な画像が得られた。
参考例1 サンプル1及び2を用い、帯電器8て負帯電させて作像
を行おうとしたところ、基体側から電荷の注入か起こり
帯電しなかった。
比較例1 実施例1においてサンプルlを比較サンプルlに代えて
同様に作像したところ、除電がきれいにできず、2回転
目以降にベタ地に画像ムラがあられれた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の電子写真感光体の好ましい層
構成を示す要部断面図、第7図及び第8図は電流比を測
定する方法を示す説明図、第9図は同上の感光体を用い
て作像するための装置の一例を示す概略説明図である。 S: 導電性支持体 l二 基体 2: 導電性粉末層 3:  ?li荷輸送層 4: 電荷発生層。 6: 絶縁体基体 7: 導電層 8: 帯電器 9: 像露光ランプ lO:  現像器 11:  転写極 12;  クリーニング装置 13:  除電ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に有機感光層を有する電子写真感
    光体において、導電性支持体と感光層表面にAl電極を
    設け、導電性支持体を基準として感光層表面に+100
    Vを印加したときの電流値I_1と電圧−100Vを印
    加したときの電流値I_2との比I_2/I_1が10
    以上であることを特徴とする電子写真感光体。
  2. (2)有機感光層が電荷輸送層及び電荷発生層を有し、
    該電荷輸送層上に電荷発生層が積層されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子写真感光体。
  3. (3)有機感光層が、電荷発生物質が電荷輸送相中に分
    散されている2相構造であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電子写真感光体。
JP13984086A 1986-06-16 1986-06-16 電子写真感光体 Pending JPS62296146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13984086A JPS62296146A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 電子写真感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13984086A JPS62296146A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62296146A true JPS62296146A (ja) 1987-12-23

Family

ID=15254730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13984086A Pending JPS62296146A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62296146A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5139910A (en) Photoconductive imaging members with bisazo compositions
JP4020592B2 (ja) 電子写真装置
JPS62296146A (ja) 電子写真感光体
JPS63180957A (ja) 電子写真感光体
JPS62296163A (ja) 画像形成方法
JPS62296145A (ja) 電子写真感光体
JPS61182049A (ja) 電子写真感光体
JPH0333751A (ja) 電子写真感光体
JPH01172965A (ja) 電子写真用感光体
JPH0362057A (ja) 画像形成方法
JPS61129650A (ja) 積層型電子写真感光体
JPS60218660A (ja) 電子写真感光体
JPH0212257A (ja) 電子写真用感光体
JPH09244276A (ja) 潜像転写方式の電子写真方法およびその装置
JPH04353856A (ja) 電子写真感光体
JPS61173256A (ja) 電子写真感光体
JPS61292150A (ja) 電子写真感光体
JPH01152463A (ja) 電子写真用感光体
JPS63313163A (ja) 電子写真感光体
JPS61292148A (ja) 電子写真感光体
JPS63163366A (ja) 電子写真感光体
JPS6327852A (ja) 正帯電用電子写真感光体
JPS61174549A (ja) 電子写真感光体
JPS61182045A (ja) 電子写真感光体
JPH01164949A (ja) 電子写真用感光体