JPS62295974A - 金属用印刷インキ組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ６、〔発明の詳細な説明〕 〈産業上の利用分野〉 不発明は、金属用印刷インキ組成物に関し、特に水性タ
イプのオーバープリント用フェスに対して優れた適性を
有する金属用印刷インキ組成物を提供しようとするもの
である。

〈従来の技術〉 従来、金属素材例えば、鉄板、亜鉛引きまたは錫引き鉄
板、アルミニウム板あるいは、それら素材からなる缶詰
用、飲料缶その他金属缶等の印刷には、アルキッド樹脂
、ポリエステル樹脂、エボキン樹脂等の樹脂と鉱物油あ
るいは高級アルコール等の溶剤とを主たるビヒクル酸物
とする印刷インキｂｔ使用されている。また、こｔｌら
印刷インキの表面には、被覆の密着性、耐折り曲げ性耐
衝撃性および！＠摩擦性、耐蝕性等を得るための嵌置塗
膜としてアルキッド樹脂、アクリル樹脂、エボキシ樹脂
等の樹脂、メラミン樹脂、ベレゾグラナミン多脂等の硬
化剤および鉱物油やセロソルブ系の溶剤からなる溶剤性
σ）オーバーブＩＪント用ワニスが使用されていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、最近、溶剤に関する大気汚染の問題、ｆ
′Ｆ−業環境における衛生面あるいは安全性の面から、
金属印刷の分野においても、溶剤性のオーバープリント
用フェスから水性タイプのものに移行する動きｂ″−顕
著になりつつある。この結果。

金属用Ｑ）印刷インキにおい℃も、水性オーバープリン
ト用フェスに対して十分な適性を有することが要求され
て来ている。

従来σ）印刷インキとともに水性オーバープリント用ワ
ニスｂ−使用さｊた場合、塗膜面にはじき、インキ膜中
へ０）フェスのもぐり込み等の現象ｂ（生じ、その結果
、光沢あるいは密着性等の耐性に欠け６など、塗膜品質
の著しい低下をきたすもσ）であった、このような問題
を改善する方法として、アルキッド樹脂からなる印刷イ
ンキのレジューサートシて、ジエチレングリコール、ト
リエチレンクリコールあるいは、それらのモノアルキル
エーテルを用いたものｂ″−提案されている。この改善
方法に従えば、上述した間趙の改善には有効であるｂ″
−１他方、これらの溶剤の使用によって、印刷機のブラ
ンケットもしくは、ゴムローラーｂ″−膨潤するもので
あり、長時間の印刷においては、パイリングの発生、転
移性の不良等、印刷適性上の問題が発生するものであっ
た。

本発明はＪ：記問題点を解決しようとするも０）であり
、水性オーバープリント用フェスに対して十分な適性を
有し、かつ印刷適性上の問題を生じない金属用印刷イン
キ組成物を提供しようとするもσ）である。

く問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、顔料、樹脂及び溶剤より主として構
成される金属用印刷インキ組成物において、溶剤成分と
して下記一般式で示めされる化合物から選らばれた一種
もしくは二種以上σ）混合物を印刷インキ組成物全量に
対して、５〜５５車骨％の範囲で含有せしめたことを特
徴とする金属用印刷インキ組成物を提供しようとするも
のである。

一般式　　ＨＯ−Ｒ−ＯＨ （ただし、一般式において、Ｒは炭素数４〜８Ｑ）アル
キレン基を示す。） 以下、本発明に係る金属用印刷インキ組成物について詳
しく説明する。

まず、本発明に係る金属用印刷インキ組成物を特徴づけ
ろ上記一般式で示めされる化合物は、炭素数４〜８のア
ルキレン基からなるアルキレングリコール類であり、ア
ルキレン基の炭素数が４未満である場合は、化合物の沸
点ｂ；低くなり、印刷機上での安定性に欠け、また炭素
数ｂ″−８を越えると、粘度が高くなり、インキの流動
性に問題が発生したり、印刷後の焼付工程において、多
（σ）熱エネルギーを必要とするｔ「どの問題が発生す
るものである。

一般式で示めされる化合物の具体例としては、１．３−
フタフジオール。１．５−ベンタンジオール、２−メチ
ル−２，４〜ベンタンジオール、２．４〜ベンタンジオ
ール、２．２．４〜トリメチル−１，３−ベンタンジオ
ール等す一挙けられる。

また１本発明に係る金属用印刷インキ組成物の樹脂成分
としては、従来より金属用インキの樹脂として使用され
ていた各種樹脂が使用出来るもグ）であり、特に制限は
ないＩり′−、上記溶剤とり）相溶性の点から、短油長
アルキッド拉１脂、オイルフリーアルキッド倹１１？ｉ
あるいはエポキシエステル樹脂等が主体的樹脂として特
に望ましいものである。

その他の併用できる俺脂としてはビニル変性アルキッド
樹脂−ロジンあるいは脂肪酸変性フェノール樹脂または
、マレイン酸栃脂等ｂζ、あげられる。

また顔料としては、通常の無機および有機部材り一使用
出来る。

なお、上記成分より主として構成さｔ′１ろ金属用印刷
インキ組成物において、本発明を特徴づける一般式で示
めさ４る化合物の添加量としては、印刷インキ全量に対
して５〜３５？ｉｒ量％の範囲にすることが必要である
。、５重量％未満では、目的とする効果が得られず、ま
た３５重量％を越えると、印刷インキσ）他の適性例え
ば流動性、安定性、塗膜性能等を低下するもσ）である
。なお、一般式で示される化合物と併用することｂ′−
出来る他の溶剤としては、炭素数１１〜１５の脂肪族高
級アルコール類、鉱物油あるいは、トリメチルベンタン
ジオールＱ）ジイソブチレートなどのエステル系溶剤も
使用することｂ・出来る。

そσ）他、必要に応じ、ドライヤー、硬化剤なども使用
すること０階出来る。

Ｊ：記した各材料から印刷インキｆｆ製造する場合は、
前記した檜脂２０〜６０λ量部に対し、浄料１０〜６０
重量部、溶剤１０−３５重量部σ）範囲で常法に基つぎ
製造することが出来るものである。

一般式で示めさｆる化合物の添加、混合については、ビ
ヒクル製造段階あるいはインキ製造又シま胴整段階σ）
いづれでも良いもθ）で、ある。

一方、印刷インキのト塗り用として用いられる水性オー
バープリントフェスとしては、水浴性アルキッド樹脂・
水溶性オイルフリーアルキッド樹脂、（メタ）アクリル
酸、マレイン２　等ＣＩ　）α、β−エチレン性不胞相
カルボン酸を含む水溶性のビニル共重合体樹脂あるいは
それらの水分散型樹脂等に必要に応じ硬化剤として水溶
性尿素樹脂、水溶性メラミン樹脂あるいは、水溶性ベン
ゾグアナミン樹脂等を加え、さらに希釈剤として水およ
びセロソルブ系その他の水混和性溶剤からなるものｂ′
−使用される。

前述の金属用印刷インキ組成物及び水性オーバープリン
ト用フェスを用いて、金属素材ＶＣ印刷される場合は、
通常ドライオフセット印刷又は、湿し水を使用するオフ
セット印刷機で行なわｒ、更に印刷機中あるいは、印刷
後、水性オーバープリント用フェスによるコーティング
ｂ−行なわねた後。

１００〜６００°Ｃで２〜６０分焼付は四れるものであ
る。

以下、実施例でもって、本発明をより具体的に説明する
。

〈実施例〉 合成例　１ 大豆油脂肪酸２００部、トリメチロールプロパン１００
部、ネオインチルグリコール１６０部、アンピン酸１５
０部、およびイソフタル酸１７５部を常法にてエステル
化し、酸価９０、油長２６％の液状Ｑ）アルキッド樹脂
を得た。（樹脂１という。） 合成例　２ ネオペンチルグリコール１７０部、トリメチロールプロ
パン１１０部、アジピン酸１７０部、およびイソフタル
酸２００部をＮＥ［てエステル化し、酸化１ＺＯＱ）オ
イルフリーアルキッドｍ＋　＆　’ｘ得た。（樹脂２と
いう） 合成例　３ エボキノエステル合成例 ビスフェノールＡ型エボキ７Ｔ”　ｆｌｙ　（Ｂ９品名
エピコート１００７．　油化７工ルエポキ７社製）５０
０部、大豆油脂肪酸２００部を常法によりエステル化し
、酸化８．Ｏｃ／１エホキンエステル征Ｂ’Ｄ　（多脂
６とｆる）？得た。

ビヒクル製造例１−８ 合成例１〜５で得たそｊぞねσ）樹脂を用い１表１に従
いビヒクルを製造した。

実施例１〜７　及び比較例１〜３ ビヒクル製造例で得たそれぞれのビヒクルを用い、ビヒ
クル４０軍量部、酸化チタン５０重量部を常法に従い練
肉分数せしめ、その後表−２に従い、それぞｔＩ／）溶
剤１０部を溶かし金、開用印刷インキを調整した。

ｉ　　１　　　−　”−’−”　”−’−”−Ｔ−”−
−’−”！印刷試論 実施例１〜７及び比較例１〜６で得たインキを使用し、
アルミ２ピース缶にドライオフセット方式で印刷をした
。また、印刷と同時：で水性オーバープリント用フェス
として、水溶性アクリル樹脂（アルマテックスＷＡ４１
．三井東圧化学製、ＮＶ＝５０％）６０部、水溶性ベン
ゾグアナミン樹脂（サイメル１１２５、三井東圧化学製
）１５部、脱イオン水１５部、ブチルセロソルブ１０部
からなるものを用いて、全面にオーバープリントし、潟
Ｕ２００℃２分間焼付を行い、塗膜性状、塗膜耐性等を
評価した。

なお、評価結果は表−５ＶＣ示す。

評価方法 ＋１１１膜状況・・・・・・印刷インキとに塗布したフ
ェスについて、はじき、もぐり込みの有無を目視で調べ
、全く問題のないものをＯｌはじき。

もぐり込み傾向のあるものを△として評価した。

（２）層間ハク離・・・・・・塗膜面に刃物で１ｕ間隔
の１００個のコバン目を作り、セロハンテープを貼り付
け、急速に引きはｂ″−したのちの塗膜のハク離状況（
ハク離しなかったマス目σ）数）を調べた。

（３）塗膜強度・・・・・・塗膜σ）硬度を鉛筆硬度試
験方法に準じて、２Ｈの鉛筆での塗膜のキズグ）有無を
調べる。

２Ｈの鉛筆で全（キズｂ′−生じないものは、○として
評価した。

の良否及びブランケットバイリングの有無及び転移性？
調べ、問題ないものを○、不良のもσ）をΔとして評価
した。

〈賢明の効果〉 以と、実施例等で示した通り、本発明で特定する溶剤を
所定鎚′含有した印刷インキは、水性オーバープリント
フェスに対して十分な適性を有するもσ）である。また
、従来の水性オーバープリントフェス対応の印刷インキ
の問題点であったゴムローラーの膨潤という現象も生じ
ないもので、長時間印刷を行っても転移性不良のような
印刷適性１σ）問題も発生しないもり）である。

従って１本発明に係る印槓］インキは、水性オーバープ
リント用フェスに対して非常に有効な印刷インキである
。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）顔料、樹脂及び溶剤より主として構成される金属
   用印刷インキ組成物において、該溶剤成分として、 一般式ＨＯ−Ｒ−ＯＨ （一般式において、Ｒは、炭素数４〜８のアルキレン基
   を示す。） で表わされる化合物から選ばれた１種もしくは２種以上
   の混合物を印刷インキ組成物の全量に対して５〜３５重
   量％の範囲で含有せしめたことを特徴とする金属用印刷
   インキ組成物。
2. （２）樹脂成分として油長７０％以下のアルキッド樹脂
   を用いる特許請求の範囲第１項記載の金属用印刷インキ
   組成物。
3. （３）樹脂成分としてオイルフリーアルキッド樹脂を用
   いる特許請求の範囲第１項記載の金属用印刷インキ組成
   物。
4. （４）樹脂成分としてエポキシエステル樹脂を用いる特
   許請求の範囲第１項記載の金属用印刷インキ組成物。