JP3184614B2 - 鋼材の防食塗装方法 - Google Patents

鋼材の防食塗装方法

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JP3184614B2 JP18851292A JP18851292A JP3184614B2 JP 3184614 B2 JP3184614 B2 JP 3184614B2 JP 18851292 A JP18851292 A JP 18851292A JP 18851292 A JP18851292 A JP 18851292A JP 3184614 B2 JP3184614 B2 JP 3184614B2
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    • B05D2518/10Silicon-containing polymers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、船舶、プラ
ント、橋梁等の大型鋼構造物建造時に使用される鋼材の
防食塗装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶、プラント、橋梁等で使用される厚
板の鋼材は、ミルスケール(錆)で覆われているために
これをショットブラスト等の物理的手段やあるいは化学
的手段で除去した後、一次防錆塗料としてジンク系ショ
ッププライマーを5〜30μ程度の乾燥膜厚で塗装し、
表面に再び錆が生じないように防錆塗装をした状態で溶
断や溶接等の加工がおこなわれる。そしてこのような加
工をおこなった後に、ショッププライマーの上にさらに
溶剤型塗料を100〜500μ程度の乾燥膜厚で塗装を
おこなうようにしている。
【0003】ショッププライマーの塗装は平板状の鋼材
におこなうために、工場内の塗装設備で自動塗装によっ
ておこなうことができ、溶剤型であっても特に問題はな
い。しかし上に塗り重ねられる塗料は工程に応じて適時
人手によって塗装されるために、溶剤型であると塗料中
の溶剤による作業者の健康障害や、火災の危険などに留
意しなければならない。また溶剤の大気への揮散という
大気汚染の問題もある。特に、近年の環境保全や労働安
全衛生面から塗料の無溶剤化の動きが大勢化しており、
エポキシ樹脂系粉体塗料など粉体塗料が溶剤を含まない
無溶剤塗料として改めて注目されている。特にエポキシ
樹脂系粉体塗料は高耐久性を有するために、船舶向けの
粉体塗料として有力なものである。
【0004】一方、ジンク系ショッププライマーは含有
する亜鉛末のアノード効果によって、薄膜でも防食性を
有するために、船舶、プラント、橋梁等の大型鋼構造物
用の鋼材の溶断溶接が可能な一次防食塗料として必要欠
くべからざるものである。従って、粉体塗料を用いる場
合、鋼材の表面にこのショッププライマーを塗装して溶
断溶接等の加工をおこなった後に、この上に粉体塗料を
塗布して焼き付けることによって、塗装をおこなうこと
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉体塗料は焼
き付けて溶融・硬化させることによって塗膜を形成させ
るために、粉体塗料の塗膜を放冷する際に熱収縮応力が
発生し、この粉体塗料塗膜の熱収縮応力によってショッ
ププライマーの塗膜を鋼材の表面から引き起こす方向の
力が作用し、鋼材への塗膜の付着性が低下するおそれが
あるという問題があった。また粉体塗料を焼き付けする
際の150〜250℃程度の高温の作用でショッププラ
イマーの塗膜が劣化し、この点でも鋼材への塗膜の付着
性が低下するおそれがあるという問題もあった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、重ね塗りの塗料として粉体塗料を用い、プライマ
ーの塗膜が劣化することなくまた優れた防食性能で、鋼
材に対する付着性を高めた塗装をおこなうことができる
ようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鋼材の塗装
方法は、亜鉛末を含み、ビヒクル樹脂成分として一般式
Si(R 1 x (OR 2 4-x (式中R 1 は炭素数5までのアルキル基またはアルケニ
ル基、R 2 は炭素数5までのアルキル基、xは0又は1
を意味する)の少なくとも一種のアルコキシシラン(該
アルコキシシランの部分縮合物を含む)を加水分解して
得られる 初期縮合物もしくは、該初期縮合物とコロイダ
ルシリカの混合物を主成分とするアノード活性を有する
耐熱系防食塗料をプライマーとして鋼材の表面に塗装
し、上記プライマーの乾燥後、熱収縮応力が40kg/
cm2 以下の粉体塗料を塗装して焼き付けることを特徴
とするものである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明は
ショッププライマーとして、アノード活性を有する耐熱
系防食塗料を用いるものであり、アノード活性顔料とし
て亜鉛末が配合してある。亜鉛末は乾燥塗膜の少なくと
も30重量%となるように配合されるものである。亜鉛
末の配合量が30重量%未満であると十分な防食性をプ
ライマーに付与することができない。またこのプライマ
ーのビヒクル樹脂成分は耐熱性を具備させるために、
ルコキシシランの加水分解初期縮合物もしくは、該初期
縮合物とコロイダルシリカの混合物を主成分とするもの
である。
【0009】中でもこのビヒクル樹脂成分としては、一
般式が Si(R1 x (OR2 4-x (式中R1 は炭素数5までのアルキル基またはアルケニ
ル基、R2 は炭素数5までのアルキル基、xは0又は1
を意味する)の少なくとも一種のアルコキシシランを加
水分解して得られる初期縮合物と溶剤型コロイダルシリ
カとを含むものであることが好ましい。アルコキシシラ
ンの加水分解はイソプロピルアルコールのような低級ア
ルカノール中、希塩酸のような適当な酸水溶液を使用す
ることによっておこなうことができる。またアルコキシ
シランの加水分解初期縮合物と溶剤型コロイダルシリカ
の配合割合は、SiO2分比で10/90〜85/15
の比が好ましい。アルコキシシランの加水分解初期縮合
物と溶剤型コロイダルシリカのSiO2 分比が10/9
0未満であれば、塗膜の造膜状態が不良となる傾向があ
り、また逆に85/15を超えると塗膜の耐熱性が不良
になる傾向がある。
【0010】そして、このビヒクル樹脂成分を塗料液成
分とし、また亜鉛末及び着色顔料や体質顔料、防錆顔
料、その他の添加剤を、アルコール系もしくはエーテル
系等の溶剤に分散して得られるペーストを塗料ペースト
成分とし、塗装に際してはこの塗装直前に、塗料液成分
と塗料ペースト成分とを混合して十分に攪拌して、耐熱
系防食塗料として使用するものである。
【0011】また本発明において粉体塗料としては、焼
き付け硬化時の熱収縮応力が40kg/cm2 以下のも
のを用いるものである。熱収縮応力が40kg/cm2
以下の粉体塗料を用いることによって、後述のように、
この粉体塗料の下地塗膜である耐熱系防食塗料の塗膜を
引き起こして付着不良が発生することを防ぐことができ
るものであり、より好ましくは熱収縮応力が30kg/
cm2 以下で、腐食物質の非透過性が高いエポキシ樹脂
系のものがよい。
【0012】熱収縮応力が40kg/cm2 以下の低熱
収縮応力のエポキシ樹脂系粉体塗料としては、ポリサル
ファイド変性エポキシ樹脂、一級水酸基含有グリコール
変性エポキシ樹脂、ダイマー酸変性エポキシ樹脂、CT
BN(Carboxyl reactivityterminal position Butadie
ne Acrylonitrile)変性エポキシ樹脂、ATBN(Amine
reactivity terminal position Butadiene Acrylonitr
ile) 変性エポキシ樹脂、シリル基含有エポキシ樹脂等
の可撓性エポキシ樹脂の少なくとも一種もしくは、これ
らの可撓性エポキシ樹脂とビスフェノールA、ビスフェ
ノールFのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂との付加
反応によって得られる変性エポキシ樹脂、又はこれらの
可撓性エポキシ樹脂や変性エポキシ樹脂とビスフェノー
ルA、ビスフェノールFのグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂との混合物をビヒクル樹脂成分とし、エポキシ樹
脂粉体塗料の硬化成分として知られる成分、すなわちフ
ェノール樹脂、アミド系樹脂、アミン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ヒドラジド系樹脂、酸無水物等の硬化成分
や、着色顔料や体質顔料、防錆顔料など塗膜中体積比率
で3〜30重量%の顔料や、レベリング効果、ピンホー
ル防止効果、分散向上効果を付与し得る成分として塗膜
中10重量%以下のアクリル系樹脂、ウレア系樹脂、シ
リコン系樹脂などの添加剤を配合して調製したものを例
示することができる。
【0013】そしてこれらのビヒクル樹脂成分と、硬化
成分と、顔料と、さらに添加剤とを混合用ホッパーに入
れ、ハイスピードミキサー等で予備混練し、次に加熱ニ
ーダー等を用いて加熱混練した後に、加熱・混練物をシ
ート状などの形状に放冷して固化させ、固化物を粗粉砕
すると共にさらに微粉砕して静電塗装等の塗装に適した
粒度に調整し、最後に分級処理を実施することによって
粉体塗料を調製することができるものである。
【0014】ここで、本発明において熱収縮応力とは、
粉体塗料を150〜250℃で焼き付け(溶融・硬化)
た後に、放冷時に造膜塗膜の塗膜収縮作用に伴って発生
する応力であり、熱収縮応力値は「工業化学雑誌」19
43年第46編第148頁井上幸彦「繊維素誘導體塗料
の研究(第5〜6報)」によって提供されている下記の
式により算出することができる(参考資料:佐藤弘三著
「概説塗料物性工学」理工学出版社、昭和48年出
版)。
【0015】すなわち、リン青銅等ヤング率が既知の薄
板に粉体塗料を塗布し、粉体塗料の焼き付け条件で乾燥
炉で焼き付けた後、20℃、65%RHの恒温槽にて放
冷する。この際に、塗膜収縮が基材であるリン青銅等の
薄板の収縮率より大きいために塗装板には湾曲が生じ
る。そして焼き付けて放冷してから1時間後に図1のよ
うに塗装した金属薄板1をナイフエッジ2にセットし、
顕微鏡で長さや撓み等を読み取り、次の式で熱収縮応力
の値を算出することができる。
【0016】
【数1】
【0017】P;熱収縮応力(kg/cm2 ) h1 ;塗膜の厚さ h2 ;金属薄板の厚さ ν1 ;塗膜のポアソン比 ν2 ;金属薄板のポアソン比 E1 ;塗膜のヤング率 E2 ;金属薄板のヤング率 ρ;曲率半径(ρ=l2 /8δ+δ/2) l;ナイフエッジ間の距離 δ;撓み幅 尚、上記耐熱系防食塗料や粉体塗料には本発明を逸脱し
ない範囲でレベリング剤、揺変剤、発泡防止剤など一般
塗料に使用される任意の添加剤を配合することができる
ものであり、また耐熱系防食塗料や粉体塗料に配合した
体質顔料としてはクレー、タルク、沈降性硫酸バリウム
等を、着色顔料としては酸化鉄、酸化チタン、シアニン
ブルー等を、防錆顔料としてはリン酸亜鉛、ジンククロ
メート、クロム酸ストロンチウム等をそれぞれ用いるこ
とができ、さらにアルミニウム粉、雲母粉、ガラスフレ
ーク等粉状物やフレーク状物、繊維状物等を配合するこ
ともできる。
【0018】しかして、物理的手段や化学的手段で鋼板
や鋼パイプ等の鋼材の表面のミルスケールを除去した
後、まず上記耐熱系防食塗料をショッププライマーとし
て鋼材の表面に塗装する。塗装は、例えばエアレス自動
塗装機など汎用される手法で乾燥膜厚が5〜30μにな
るように塗布することによっておこなうことができる。
この耐熱系防食塗料の乾燥硬化は、自然放置によってお
こなうことができるが、工程上の理由等で粉体塗料の塗
り重ねを急ぐ場合は加温蒸気曝露や酸・塩基含有水噴霧
等の手法で硬化させるようにしてもよい。
【0019】このように耐熱系防食塗料をショッププラ
イマーとして鋼材の表面に塗装して防錆処理をした状態
で溶断や溶接等の加工がおこなわれる。そしてこのよう
な加工をおこなった後に、プライマー塗膜の上から上記
粉体塗料を塗装する。粉体塗料の塗布は静電塗装機等を
用いておこなうことができるものであり、塗布量は乾燥
膜厚が70〜500μになるように設定するのが好まし
い。粉体塗料を塗布した後、焼き付け乾燥(溶融・硬
化)することによって粉体塗料の塗膜を形成することが
できるが、焼き付けはガス炉、電気炉、遠赤外線炉、高
周波加熱炉等の乾燥炉を用いておこなうことができる。
焼き付け温度や焼き付け時間は、粉体塗料の樹脂の種類
や乾燥炉の熱源方式等に応じて異なるが、一般的には1
50〜250℃の温度で焼き付けるのが好ましく、時間
は炉条件や鋼材厚等を考慮して適宜設定するものであ
る。
【0020】上記のようにして、鋼材の表面に耐熱系防
食塗料と粉体塗料を塗装することによって、鋼材の防食
塗装をおこなうことができるものである。そしてこのも
のにあって、耐熱系防食塗料は耐熱性に優れているため
に、粉体塗料を焼き付ける際の焼き付け温度の影響を受
けることなく、亜鉛末によるアノード活性を有するプラ
イマーとして高い防食効果を発揮するものであり、また
耐熱系防食塗料をプライマー(下地塗膜)としてこの上
に塗装される粉体塗料は熱収縮応力が40kg/cm2
以下と低いために、粉体塗料を塗布・焼き付けした後に
粉体塗料の塗膜が収縮する際に、粉体塗料の塗膜によっ
て耐熱系防食塗料の塗膜を鋼材の表面から引き起こすよ
うに作用する力は小さく、鋼材の表面への耐熱系防食塗
料の塗膜の付着性を低下させるようなおそれはなく、十
分な密着性を保つことができるものである。従って本発
明にあっては、防食性に優れると共に耐塩水性や耐水性
に優れた鋼材の塗装表面を得ることができるものであ
り、本発明は腐食環境の激しい海岸を航行する船舶、河
川・海沿にかかる橋梁、原油等の塗膜浸透性の高い物質
に曝されるプラントや船舶の船倉等に最適の塗装方法を
提供することができるものである。
【0021】
【実施例】次に、本発明を実施例によって詳述する。 (耐熱系防食塗料の製造例A) ・テトラエトキシシラン 100 ・ビニルトリメトキシシラン 20 ・イソプロピルアルコール 122.3 ・0.01N塩酸 21 (合計 263.3重量部) 上記配合において、塩酸を除いた残りの成分を反応容器
に入れ、40℃に保って攪拌しながら塩酸を1時間に亘
って滴下し、滴下終了後1時間攪拌を継続してアルコキ
シシラン加水分解初期縮合物を得た。
【0022】次に、この初期縮合物を次の配合量で配合
することによって、初期縮合物とコロイダルシリカから
成る耐熱系防食塗料Aを調製した。この耐熱系防食塗料
Aのバインダー成分灼熱減量は24重量%であった。 ・初期縮合物 25 ・溶剤型コロイダルシリカ(15重量%) 25 ・亜鉛末 35 ・灼熱クレー 14.5 ・ダレ止め剤 0.5 (合計 100重量部) 尚、溶剤型コロイダルシリカはメタノールシリカゾル
(日産化学社製)をイソプロピルアルコールで希釈し
て、SiO2 分を15重量%に調整したものである。
【0023】 (耐熱系防食塗料の製造例B) ・テトラエトキシシラン 100 ・イソブチルアルコール 50 ・イソプロピルアルコール 24.7 ・水 16.6 ・0.1N塩酸 0.7 (合計 192重量部) 上記配合において、塩酸と水を除いた残りの成分を反応
容器に入れ、40℃に保って攪拌しながら塩酸と水を1
時間に亘って滴下し、滴下終了後1時間攪拌を継続して
アルコキシシラン加水分解初期縮合物を得た。
【0024】次に、この初期縮合物を次の配合量で配合
することによって、初期縮合物とコロイダルシリカから
成る耐熱系防食塗料Bを調製した。この耐熱系防食塗料
Bのバインダー成分灼熱減量は24重量%であった。 ・初期縮合物 40 ・溶剤型コロイダルシリカ(15重量%) 10 ・亜鉛末 30 ・灼熱クレー 24.5 ・ダレ止め剤 0.5 (合計 105重量部) (エポキシ樹脂粉体塗料の製造例C) ・エポミックSR35 *1 61.0 ・エピキュア171 *2 14.8 ・酸化チタン 11.8 ・クレー 11.9 ・レベリング剤 0.5 (合計 100重量部) 上記配合をハイスピードミキサーで予備混練し、さらに
ブスコニーダーで加熱混練してベルトクーラーで放冷・
粗粉砕した後、アトマイザーで微粉砕し、さらにシーバ
ーによる分級の各工程を経て、エポキシ樹脂粉体塗料C
を調製した。
【0025】 (エポキシ樹脂粉体塗料の製造例D) ・エピコートDX355 *3 62.7 ・N−12 *4 13.1 ・酸化チタン 11.8 ・クレー 11.9 ・レベリング剤 0.5 (合計 100重量部) 上記配合によって、製造例Cと同様にしてエポキシ樹脂
粉体塗料Dを調製した。
【0026】 (エポキシ樹脂粉体塗料の製造例E) ・エピコートDX355 *3 63.1 ・エピキュア171 *2 12.7 ・酸化チタン 11.8 ・クレー 11.9 ・レベリング剤 0.5 (合計 100重量部) 上記配合によって、製造例Cと同様にしてエポキシ樹脂
粉体塗料Eを調製した。
【0027】 (エポキシ樹脂粉体塗料の製造例F) ・エピコート1004 *5 57.1 ・エピキュア171 *2 14.5 ・酸化チタン 11.2 ・クレー 16.7 ・レベリング剤 0.5 (合計 100重量部) 上記配合によって、製造例Cと同様にしてエポキシ樹脂
粉体塗料Fを調製した。
【0028】尚、上記エポキシ樹脂粉体塗料の製造例に
おいて、*1〜*5は次の通りである。 *1「エポミックSR35」;三井石油化学工業株式会
社製、ゴム変性エポキシ樹脂、エポキシ当量1000 *2「エピキュア171」;油化シェルエポキシ株式会
社製、フェノール樹脂系硬化剤、活性水素当量250 *3「エピコートDX355」;油化シェルエポキシ株
式会社製、ダイマー酸変性エポキシ樹脂、エポキシ当量
1200 *4「N−12」;日本ヒドラジド工業株式会社製、ド
デカン酸ジヒドラジド、活性水素当量130 *5「エピコート1004」;油化シェルエポキシ株式
会社製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当
量950 上記のようにして調製したエポキシ樹脂粉体塗料C〜F
について、既述した方法で熱収縮応力を測定した。結果
を表1に示す。表1にみられるように、エポキシ樹脂粉
体塗料C,D,Eはそれぞれ熱収縮応力が40kg/c
2 以下と小さく、本発明において規定する粉体塗料と
して使用できるが、エポキシ樹脂粉体塗料Fは熱収縮応
力が40kg/cm2 を超えるために本発明において規
定する粉体塗料として使用することはできない。
【0029】
【表1】
【0030】(実施例1)製造例Aで得た耐熱系防食塗
料Aを、ショットブラスト鋼板(鋼板;SS−41、表
面処理;JIS G 3101、サイズ3.2mm×7
5mm×150mm)の表面にショッププライマーとし
てエアレス塗装機で乾燥膜厚が15μになるように塗装
した。これを10日間屋外自然放置した後、製造例Cで
得たエポキシ樹脂粉体塗料Cを静電塗装機を用いて乾燥
膜厚が300μになるように塗装し、熱風電気炉内に2
00℃で25分間放置して焼き付け乾燥をおこない、鋼
板を防食塗装した。
【0031】(実施例2〜6)表2に示すように、耐熱
系防食塗料A,Bとエポキシ樹脂粉体塗料C,D,Eを
組み合わせて用い、これらを表2に示す乾燥塗膜厚にな
るように実施例1と同様にして鋼板を防食塗装した。
【0032】
【表2】
【0033】(比較例1〜4)表3に示すように、ショ
ッププライマーとエポキシ樹脂粉体塗料を組み合わせて
用い、これらを表3に示す乾燥塗膜厚になるように実施
例1と同様にして鋼板を防食塗装した。尚、比較例2及
び比較例3ではショッププライマーとして市販のエポキ
シ系ジンクプライマー(日本ペイント株式会社製「ニッ
ペジンキー8000」;エポキシ樹脂をビヒクル成分と
するジンクリッチペイント)を用いた。また比較例4で
はショッププライマーを使用せずショットブラスト鋼板
の表面にエポキシ樹脂粉体塗料Cを直接塗装した。
【0034】
【表3】
【0035】上記実施例1〜6及び比較例1〜4で得た
塗装鋼板について、次の各試験をおこなった。 (試験1;初期付着性)粉体塗料の焼き付け(200℃
×25分)乾燥後、常温で1時間放冷し、「JIS K
5400 8.5.1」碁盤目付着試験評価法に準じ
て、カッターナイフにて2mm間隔で塗膜に切れ目を縦
横各6本づつ鋼板面に達するまで入れて25個のます目
を作り、粘着テープによる付着試験をおこなった。鋼板
から剥離して欠損した塗膜のます目の数を計測し、「J
IS K 5400 8.5.1(5)」に準じて10
点〜0点の評価点を与えた。
【0036】また同時に、エルコメーター社製アドヒー
ジョンテスターを用いて塗膜の付着力を測定した。 (試験2;塩水浸漬後の付着性)塩水中での塗膜耐久性
を調査するために、塗装鋼板を常時40℃に保った恒温
水槽にて3%NaCl水溶液中に浸漬し、3ヵ月後に浸
漬液から塗装鋼板を取り出し、試験1と同様に碁盤目付
着試験をおこない、また塗膜面の錆発生程度評価をAS
TM D610−68に準じておこなった。
【0037】(試験3;塩水噴霧試験後の付着性)塩水
噴霧中での塗膜耐久性を調査するために、塗装鋼板を
「JIS K 5400 9.1」に規定される条件に
設定した塩水噴霧試験装置に700時間供した。700
時間経過後、試験1と同様に碁盤目付着試験をおこな
い、また塗膜面の錆発生程度評価をASTM D610
−68に準じておこなった。
【0038】上記各試験の結果を表4及び表5に示し
た。
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】表4にみられるように、各実施例のもの
は、初期付着性、塩水浸漬後の付着性、塩水噴霧試験後
の付着性のいずれにおいても、碁盤目付着性評価で8点
以上、アドヒージョンテスト評価値で20kg/cm2
以上を示し、塗膜付着性が良好であることが確認され
る。また塩水浸漬後、塩水噴霧試験後のいずれにおいて
も塗装鋼板に錆の発生がなく、良好な防錆性を有してい
ることが確認される。このように、各実施例のものは塩
水環境での付着耐久性を有しつつ防錆性も良好であるの
で、船舶等の鋼構造物の防食材料塗装系として最適のも
のであると評価することできる。
【0042】一方、表5にみられるように、熱収縮応力
が62kg/cm2 と大きいエポキシ樹脂粉体塗料を用
いた比較例1のものでは、初期付着性において碁盤目付
着性評価で2点、アドヒージョンテスト評価値で5kg
/cm2 以下と低く、実用に供せないものであった。ま
たショッププライマーとして耐熱系でないエポキシ系ジ
ンクプライマーを用いた比較例2,3では、粉体塗料の
焼き付け時の温度の影響でプライマー塗膜が劣化し、耐
久性のある塗装系となっていないものであった。さらに
ショッププライマーを用いずに鋼板の表面に直接粉体塗
料を塗装した比較例4では、錆の発生試験で塗装鋼板に
錆が発生して防錆性が不良であり、付着力や耐久性も劣
るものであった。
【0043】
【発明の効果】上記のように本発明は、亜鉛末を含み、
ビヒクル樹脂成分として一般式が Si(R 1 x (OR 2 4-x (式中R 1 は炭素数5までのアルキル基またはアルケニ
ル基、R 2 は炭素数5までのアルキル基、xは0又は1
を意味する)の少なくとも一種のアルコキシシランを加
水分解して得られる 初期縮合物もしくは、該初期縮合物
とコロイダルシリカの混合物を主成分とするアノード活
性を有する耐熱系防食塗料をプライマーとして鋼材の表
面に塗装し、上記プライマーの乾燥後、熱収縮応力が4
0kg/cm2 以下の粉体塗料を塗装して焼き付けるよ
うにしたので、耐熱系防食塗料は耐熱性に優れていて粉
体塗料を焼き付ける際の焼き付け温度の影響を受けるこ
となく、亜鉛末によるアノード活性を有するプライマー
として高い防食効果を得ることができるものであり、し
かも粉体塗料は熱収縮応力が低く、粉体塗料を塗布・焼
き付けした後に粉体塗料の塗膜が収縮する際に、粉体塗
料の塗膜によって耐熱系防食塗料の塗膜を鋼材の表面か
ら引き起こすように作用する力は小さいものであって、
鋼材の表面への耐熱系防食塗料の塗膜の付着性を低下さ
せることなく十分な密着性を保つことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱収縮応力の測定法を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 金属薄板 2 ナイフエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 183/00 C09D 183/00 (72)発明者 植田 彰裕 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本 ペイント株式会社内 (72)発明者 石原 慎一 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本 ペイント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−130170(JP,A) 特開 昭59−212256(JP,A) 特開 昭52−144035(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 7/14 B05D 1/36 B05D 7/24 C09D 183/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛末を含み、ビヒクル樹脂成分として
    一般式が Si(R 1 x (OR 2 4-x (式中R 1 は炭素数5までのアルキル基またはアルケニ
    ル基、R 2 は炭素数5までのアルキル基、xは0又は1
    を意味する)の少なくとも一種のアルコキシシランを加
    水分解して得られる 初期縮合物もしくは、該初期縮合物
    とコロイダルシリカの混合物を主成分とするアノード活
    性を有する耐熱系防食塗料をプライマーとして鋼材の表
    面に塗装し、上記プライマーの乾燥後、熱収縮応力が4
    0kg/cm2 以下の粉体塗料を塗装して焼き付けるこ
    とを特徴とする鋼材の防食塗装方法。
  2. 【請求項2】 耐熱系防食塗料は、アノード活性顔料と
    して亜鉛末を少なくとも乾燥塗膜の30重量%含み、ビ
    ヒクル樹脂成分として前記初期縮合物と溶剤型コロイダ
    ルシリカとをSiO2 分比で10/90〜85/15の
    比で含むものであることを特徴とする請求項1に記載の
    鋼材の防食塗装方法。
  3. 【請求項3】 粉体塗料はエポキシ樹脂系粉体塗料であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼材の防食
    塗装方法。
  4. 【請求項4】 プライマー及び粉体塗料の塗布量は、乾
    燥膜厚でそれぞれ5〜30μ及び70〜500μである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の鋼
    材の防食塗装方法。
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