JPS62294744A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置

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JPS62294744A
JPS62294744A JP13880486A JP13880486A JPS62294744A JP S62294744 A JPS62294744 A JP S62294744A JP 13880486 A JP13880486 A JP 13880486A JP 13880486 A JP13880486 A JP 13880486A JP S62294744 A JPS62294744 A JP S62294744A
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豊田 恭大
Noritaka Ibuki
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、詳しく
は燃料圧送ポンプ内の加圧された燃料を電磁スピル弁に
よって溢流させることにより燃料噴射を制1aai−る
内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
[従来の技術] 近年、電子制御技術、特にディジタル制御技術の発達に
伴って、ディーピルエンジンを含む内燃)幾関の燃:I
l rQ O:J制i3++を電子的に行なうものが捉
案・実用化されている。このひとつに、燃料圧送ポンプ
の溢流時期を電磁弁(以下、電磁スピル弁と呼ぶ)によ
り制御する燃料噴躬制御菰71がおる。
これらの燃料噴射制御装置に用いられる燃料噴射ポンプ
は、基本的には、内燃機関のクランク軸の回転に同期し
て回転されるポンプ軸を備え、このポンプ軸の回転によ
り、燃料圧送ポンプの圧送プランジャを往復動ざぜて燃
料噴射を実現している。
従って、燃料噴tA量は、燃料圧送ポンプの圧送プラン
ジャのストローク、換言すればクランク軸の回転角度に
ほぼ比例しており、電磁スピル弁の開弁動作による燃料
の溢流をプランジャストロークのどのタイミングで、即
ちどのクランク角度で開始するかによって、燃料噴射量
を制御することができるのである。
こうした溢流開始のタイミングは、燃料噴射が行なわれ
る気筒に対し基準として予め定められた所定の角度から
のクランク角度(以下、これを溢流クランク角度A N
 G 5t)Vと呼ぶ)として定められる。尚、内燃機
関クランク軸の回転角度は、通常クランク軸に同期して
回転するロータとこれに対向して配設されたパルサとに
よって一定クランク角度、例えば11.25 [°CA
]毎に出力されるパルス信号として検出され、ロータに
は燃料噴射を行なう気筒に対応した上記の基準のクラン
ク角度を定める基準歯が備えられている。
従って、電磁スピル弁を溢流クランク角度ANG 3+
)Vで正確に駆動するためには、溢流クランク角度A 
N G spvをクランク角度信号のパルス数で規定し
、残り角度を内燃機関の回転数に基づいて一旦時間に変
換し、クランク角度信号のパルス入力間において、時間
換綽されたタイミングで電磁スピル弁の開弁制御を行な
っている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、内燃機関の回転数は一定ではなく、1回
転の中での回転角速度も変動することから、猶以下の問
題が残されていた。
(1) 溢流クランク角度A N G spvの上記残
り角度を時間換算する際、内燃機関の回転数の平均値を
用いるが、内燃機関の回転角速度はその1回転中でも変
動することから、平均値を用いたのでは正確に燃料噴射
量を制御することができず、却で回転変動を招致すると
いう問題があった。こうした問題は、内燃機関の回転数
が低いアイドル状態等では、回転変動の割合が大きいの
で、特に顕著に現われることがあった。
(2) また、時間換算において回転数の変動分を補正
する提案−しなされてはいるが(例えば特開昭60−1
7252号公報の「エンジンの制御方法」)、溢流クラ
ンク角度A N G spvの直前のクランク角度信号
からの残存時間TSPonに補正しているに過ぎないた
め、燃料圧送ポンプからの洩れ等のように回転角速度に
よって変動する分の補正等が十分に行なえない場合があ
るという問題があった。
本発明は、こうした問題を解決することを目的としてな
され、内燃機関の燃料噴射♀を正確に制御しえる内燃機
関の燃料噴射制御装置を提供するものである。
発明の開成 [問題点を解決するための手段1 かかる目的を達成すべく、本発明は問題点を解決するた
めの手段として次の開成をとった。叩ら、第1図に例示
するように、 内燃機関M1のクランク軸M2に同期して駆動される燃
料噴射ポンプM3にω^えられ、その燃11圧送ポンプ
内の加圧された燃料を溢流させて燃fil噴射を終了さ
せる電磁スピル弁M4と、前記内燃機関M1に要求され
る燃料噴射■を求める燃料噴射量決定手段M5と、 前記クランク軸M2の回転に応じて、一定角度毎に回転
角度信号を出力する回転角度出力手段M6と、 前記求められた燃料噴射量に基づいて、前記電磁スピル
弁M4を開弁動作させる溢流クランク角度を算出する溢
流クランク角度算出手段M7と、前記回転角度出力手段
M6の出力する回転角度信号に基づいて、前記溢流クラ
ンク角度に至った時、前記電磁スピル弁M4を開弁・駆
動する70滋スピル弁駆動手段M8と を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記溢
流クランク角度に至るまでの前記圧送ポンプの加圧期間
に対応したクランク角度を、前記内燃機関M1の回転変
動に応じて補正し、溢流クランク角度を定める溢流角度
補正手段M9を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料
噴射fii制御装置の構成がそれである。
ここで、燃料噴射ポンプM3とは、燃料圧送ポンプによ
り燃料を加圧し、この燃料を溢流させる電磁スピル弁M
4を備えたものであればどんなも□のでもよく、分配型
のみならず朝型であっても適用することができる。
溢流角度算出手段M7.電磁スピル弁駆動手段M8.溢
流角度補正手段M9は、各々ディスクリートな回路構成
により個々に実現してもよいし、マイクロコンピュータ
を用いた論理演算回路として構成することも好適である
[作用] 上記+M成を有する本発明の内燃機関の燃料噴射制御装
置は、 燃料噴射量決定手段M5によって求められた内燃機関M
1の燃料噴射開から、溢流角度締出手段M7により、燃
料噴射ポンプM3の燃料圧送ポンプにおける溢流開始の
タイミング、即ら溢流クランク角度を算出し、 内燃機関M1のクランク軸M2の回転角度を検出する回
転角度出力手段M6の出力する回転角度信号に基づいて
、溢流クランク角度に至った時、燃料噴射ポンプM3に
備えられた電磁スピル弁M4を、電磁スピル弁駆動手段
M8により駆動・開弁じ、加圧された燃料の溢流のタイ
ミングを制御して燃わ1噴射を制御する。
しかも、本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、溢
流角度補正手段M9により、溢流クランク角度に至るま
での燃料圧送ポンプの加圧期間に対応したクランク角度
を、内燃機関M1の回転変動に応じて補正して溢流クラ
ンク角度を定め、燃料噴射伝を正確に制御する。
[実施例] 以上説明した本発明の構成を一層明らかにする為に、次
に本発明の好適な実施例としての内燃機関の燃料噴射制
御装置について説明する。第2図は、この内燃機関の燃
料噴射制御装置を構成する電磁スピル弁調整方式の分配
型燃料噴射ポンプ1を中心に示す概略構成図である。
図示するように、4気筒のエンジン(図示せず)により
駆動される駆動軸1aはベーン式フィードポンプ2を回
し、このベーン式フィードポンプ2は吸入口3から燃料
を導入して加圧し、この燃料を燃料調圧弁4を通じて所
定の圧力に調圧した後ポンプハウジング5内に成形した
燃料室6へ供給する。駆動軸1aはカップリング7を介
して圧送プランジャ8を駆動する。カップリング7は圧
送プランジャ8を回転方向には一体的に回転させるが、
軸方向には圧送プランジxy 8の往復運動を自由に許
す。圧送プランジV8にはフェイスカム9が一体にB、
Qりられでいる。フェイスカム9はスプリング10に押
されてカムローラ11に押圧されている。カムローラ1
1とフェイスカム9は駆動軸1aの回転を圧送プランジ
ャ8の往復に変換する公知の構成であり、これらの固接
によりフェイスカム9のカム山がカムローラ11を乗り
上げ′ることによって圧送プランジャ8は1回転中に気
筒数に応じた回数だけ往復動される。圧送プランジ1?
8はハウジング5に固定されたヘッド12に嵌合されて
ポンプ室13を構成している。圧送プランジャ8には吸
入溝14が形成されており、圧送プランジャ8の吸入工
程中にこの吸入溝の1つが吸入ポート15と連通ずると
、燃料室6からポンプ室13に燃料を導入する。圧送プ
ランジV8の圧縮行程中にポンプ室13の燃料が圧縮さ
れると分配ボート16から、圧送弁17を通じて燃料が
各気筒の図示しない燃料噴射弁へ送られ、エンジンの燃
焼室に噴Q寸される。
ポンプ室13には燃料調量は’r:l 20か接続され
ている。この燃料調量機構20は、電磁スピル弁21の
コイル22に電流を通じるとニードル弁23がリフ1−
され、高圧のポンプ室13内の燃料が溢流路24.25
を通じて燃料室6へ還流されるように構成しておる。し
たかって、圧送プランジャ8の圧縮行程中に電磁スピル
弁21を作動させると燃卜1の噴射が終了する。ここで
電磁スピル弁21への通電聞知時)IJJは、エンジン
のクランク軸の回転角度に基づいて復述する電子制御装
置26により制御される。
クランク軸の回転角度は、クランク軸に結合された燃料
噴射ポンプ1の駆動軸1aの回転を用い、角度センサ3
0によって検出される。角度センサ30は、第3′図に
第2図のa−a端面図を示す如く、ポンプ駆動軸に一体
的に取付けられた複数の突起を有する円盤状バルー’J
 31と、公知の電磁ピックアップ等の近接センサ32
とから成り、噴射ポンプ駆動軸の所定角度、即ちエンジ
ンの所定クランク角回転ごとにパルス信号を出力する。
本実施例の場合、この円盤状パルサ31の突起は64個
のものが等間隔に配列しである状態から、90°C毎に
2歯ずつ欠歯部31aを設けている。このため、エンジ
ンが回転すると、720ピCA]÷64=11.25°
 [℃A]ごとに各歯によるパルス信号が発生されると
ともに、該パルス信号の13個目には欠歯部31aによ
る長いパルス信号1fliilを発生する。従って、こ
のパルス信号によって、電子制御装置26は、クランク
角度を11゜25°を単位として読み取ることができる
そこで次に、電子制御装置26の構成を共に、角度セン
サ30の出力するパルス信号(以下、クランク角度信号
と呼ぶ)等に基づいて、電子制御装置26が行なう処理
について説明する。
電子制御回路26は周知のCPU51.ROM52、R
AM53.データバス55を主要部として構成されてお
り、外部との入出力を行なう為に、入力ポート57.パ
ルス入力ポート58.出力ポートロ0を備え、データバ
ス55によっぞ各素子は相互に接続されている。入力ポ
ート57はA/D変換の機能を有し、エンジンの運転状
態を検出する為に種々のセンυ、例えばアクセルペダル
68の位置(踏み込み量)を検出するアクセルペダルセ
ンサ70やエンジンの冷却水温1’−hwを検出する冷
却本場センサ71あるいは吸気温セン1ノア2等からの
信号が入力されている。パルス入力ポート58には前述
の角度センサ30とエンジンの平均的な回転数を検出す
る回転数センサ74とが接続されている。尚、回転数セ
ンサ74は角度セン’J−30で代用することも可能で
ある。出カポ−1−60は燃料噴射時間をセットするカ
ウンタを備えており、CPU51によって該カウンタに
セットされた時間の経過後に、接続された前記電磁スピ
ル弁21の電子コイル22を励磁する電力信号を出力し
て、その開閉を行なう。
次に、この電子制御装置26が行なう処理について、特
に溢流角度補正手段に対応した処理を中心に、第4図(
A>、(B)のフローチャート、第5図のタイミングチ
ャートに依拠して説明する。
電子制御装置26は、角度センサ30からパル→ノ31
の欠歯に対応した信号Gが入力されると、第4図(A>
に承り燃料噴射量制御ルーチンを起動する。
燃料噴射量制御ルーチンでは、回転数センサ74からエ
ンジンの回転B’l N Eを、アクセルペダルセンリ
フ0からアクセルの踏み込み■(アクセル開度と呼、S
”、 ) A C’CPを、冷却水温センリフ1からエ
ンジンの冷却水温−1’−hwを、吸気量センサ72か
らエンジンの吸気温1−amを、各々読み込み(ステッ
プ100)、これらのパラメータに基づいて燃料噴射量
を算出し、この噴射量から溢流クランク角度A N G
 spvを算出する処理待なう(ステップ110)。こ
こで溢流クランク角度A N G spvは、上述した
信gGの次のクランク角度信号の立ち上がりを起点(i
 =O)とするクランク角度として算出される。続いて
、この溢流クランク角度A N G spvを補正係数
TK /TK’を用いて補正しくステップ120)、r
NEXTJへ扱けて水制御ルーチンを終了する。この結
果、燃料の加圧に先立って、加圧期間の終了タイミング
に相当する溢流クランク角度A N G 5t)Vが、
エンジンの平均回転数NEをもとに、更にこれに係vl
Tに/Tに。
の補正を行なった値として定められる。ここで補正係数
Tに/Tに°とは、直前の気筒において燃料噴射を行な
った時に学習された係数であり、エンジンの平均回転数
NFと、燃料口n射を現実に行なっている時の回転数と
の差による誤差を補正するものである。
第4図(B)は、この補正係数Tに/−rK’を学習す
る処理を示しているが、この処理は角度センサ30から
のクランク角度信号が入力される毎に割込処理として起
動される。クランク角度信号が入力して本ルーチンが起
動されると、まず加圧開始に対応したタイミングである
か否かの判断が行なわれる(ステップ200>。第5図
に示すように、圧送ポンププランジャ8による加圧は、
欠歯31aから3番目のクランク角度信号の立ち上がり
(i =2>の近傍から開始される。そこでこのタイミ
ングに至った時には、CPU51に内蔵されたタイマの
タイムカウンタTを開始しくステップ210>、そのま
まrRTNJへ扱けて本割込ルーチンを一旦終了する。
次に、本割込ルーチンが起動されると、すてに燃料の加
圧は開始されていることから、更に燃料噴射終了直前か
否かの判断を行なう(ステップ220)。これは、クラ
ンク角度信号のパルス間隔が本実施例では1’1.25
 [℃A]であることから、容易に知ることができる。
直前でなく、更に直後でもなければ(ステップ230>
 、そのまま何の処理も行なわず本ルーチンを終了する
一方、燃料噴射終了直前であると判断されると溢流クラ
ンク角度A N G SpVまでに残されたクランク角
度θrem  (第5図参照)求め(ステップ240)
、更にこれを時間TSPonに換算する(ステップ25
0)。即ち、クランク角度信号のパルス間隔が11.2
5ビCA]であることから、これにより小さな角度は時
間検線することにより検出するのである。
こうして換算した時間TSPonを出力ポートロ0のカ
ウンタにセットしくステップ260)、rRTN’Jへ
扱けて本ルーチンを一旦終了する。
この結果、時間TSPOnが経過すると、出力ポートロ
0は電磁スピル弁21を開弁し、加圧された燃11を溢
流させて、燃料噴射を終了させる。
次に、本割込ルーチンが起動された時点では、燃料噴躬
終了直後にあたることからステップ230での判断はr
YEsJとなり、まずステップ210で開始したCPU
51内のタイマのタイムカウントTを終了し、タイマの
タイムカウント1直Tを補正係数TKとしてRAM53
の所定のエリヤに格納する(ステップ280)。続いて
、エンジンの平均回転数NEを読み込んで(ステップ2
90、尚、既に読み込んでおいた回転数NEを用いても
よい)、これを時間換算する処理、TK°←h/NEを
行なう(ステップ300)。本実施例ではタイマが作動
していた時間がクランク角度信号の3パルス分でおった
ことから、 TK’←64 x 60/ 3 N E [sec]と
して換算は行なわれる(h=−1280、回転数NEの
単位は[rpml )。
以上の演締後、タイマをリセッ1〜しくステップ310
)、rRTNJへ後りて本ルーチンを終了する。尚、電
磁スピル弁21は加圧の終了後、即ら圧送プランジャ8
が後退を開始した1変の所定のタイミング(本実施例で
は1−9)で閉弁され、次の燃わ1噴躬に備えるよう駆
Φ;ノされろ。
こうして燃料nrj躬の加圧期間とにLぼΔ−バラツブ
した時間において学習された補正係3XTK/TK°が
、次の気筒での燃料噴則最の補正に用いられる(第4図
(A〉、ステップ120)。即ち、A N G spv ←(ANGspv −Do )・TK /TK’+θO
として溢流クランク角度A N G spvは求められ
、エンジンの回転数の変動による燃料噴躬吊のバラつき
が正確に補正される。尚、エンジンの回転数は、圧縮行
程後の一ト死点に近づくことから、加圧開始の直前でほ
ぼ最低となる(第5図参照)。
以上のように構成された本実施例の内燃殿関の燃料哨I
’1制御菰首によれば、極めて簡易な構成により、エン
ジンの回転数NEの変動による燃料噴ql量の誤差を補
正することができ、エンジンの回転数を安定化すること
かできる。特に、アイドル状態のように、エンジンの回
転数の変動のυj合が大きい場合には、こうした効果は
顕著なものとなる。また、ハードウェアの構成等の変更
は一切必要なく、従来から知られている電磁スピル弁調
整方式の燃:1(」噴射ポンプに直ちに適用することか
できる。
次に、本発明の他の実施例について簡単に説明する。第
1実施例では、前気筒への燃料噴射において字消された
補正係数Tに/Tに”を用いて補正を行なったが、 (a )  エンジンの回転数は、第5図に示したよう
に、圧縮行程後上死点付近で最も小さくなること、 (b )  更に、エンジンにおける回転変動は、冷間
時、即ち冷却水温が低い程、かつエンジン回転数NEが
低いほど大きくなること、 の2点に基づいて、補正係数を予めマツプ等で与える構
成を考えることができる。第6図は、こうしたマツプの
一例を示すグラフであるが、これにより冷却水温Thw
をパラメータとし、エンジンの回転数NFに応じて補正
係数Kを求めることができる。従って、第1実施例の燃
料噴射量制御ルーチン(第4図(A))のステップ12
0における補正を、 ANGspv (−(ANGspv−θO)・K+θO
とすることによっても、第1実施例と同様、エンジンの
回転数の変動による燃料噴射量の誤差を低減することが
できる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態
様で実施しえることは勿論である。
発明の効果 以上前述したように、本発明の内燃機関の燃料噴射制御
装置は、簡易な構成のまま、内燃機関の回転数の変動に
よる燃料噴対量の誤差を補正することができるという極
めて優れた効果を奏する。
従って、内燃機関の回転数の変動を抑制することができ
、特にその回転数の低いアイドル状態等における回転変
動低減の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的偶成を例示するブロック図、第
2図は本発明一実施例としての内燃機関の燃料噴射制御
装置を分配型燃料噴射ポンプを中心に示す概略構成図、
第3図は同じく第2図a−a断面において角度センサ3
0の構造を示す端面図、第4図(A)、(B)は各々実
施例における制御の要部を示すフローチャート、第5図
はクランク角度と電磁スピル弁21の開閉弁制御との関
係を示すタイミングチャート、第6図は本発明の他の実
施例において補正係aKを求めるグラフ、である。 1・・・燃料噴射ポンプ 1a・・・駆動軸 8・・・圧送プランジャ 13・・・ポンプ室 20・・・燃料調量)幾構 21・・・電磁スピル弁 26・・・電子制御装置 30・・・角度センサ 70・・・アクセルペダルセンサ 74・・・回転数センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関のクランク軸の回転に同期して駆動される燃料
    噴射ポンプに備えられ、その燃料圧送ポンプ内の加圧さ
    れた燃料を溢流させて燃料噴射を終了させる電磁スピル
    弁と、 前記内燃機関に要求される燃料噴射量を求める燃料噴射
    量決定手段と、 前記クランク軸の回転に応じて、一定角度毎に回転角度
    信号を出力する回転角度出力手段と、前記求められた燃
    料噴射量に基づいて、前記電磁スピル弁を開弁動作させ
    る溢流クランク角度を算出する溢流クランク角度算出手
    段と、 前記回転角度出力手段の出力する回転角度信号に基づい
    て、前記溢流クランク角度に至つた時、前記電磁スピル
    弁を開弁・駆動する電磁スピル弁駆動手段と を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記溢
    流クランク角度に至るまでの前記圧送ポンプの加圧期間
    に対応したクランク角度を、前記内燃機関の回転変動に
    応じて補正し、溢流クランク角度を定める溢流角度補正
    手段を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御
    装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5918247A (ja) * 1982-07-21 1984-01-30 Nippon Denso Co Ltd 燃料噴射量制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5918247A (ja) * 1982-07-21 1984-01-30 Nippon Denso Co Ltd 燃料噴射量制御装置

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